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ONE PIECE(ワンピース) 好きな伏線まとめ

 

 

 

 

 

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みなさん、週刊少年ジャンプで連載中のONE PIECEの世界、楽しんでますか?

 

連載1,000回を突破してもその勢いは衰えることを知らず、クライマックスに向けて突っ走り続けています。

 

 

 

さて、そんなワンピースの魅力の1つに、「伏線回収のうまさ」があります。

 

 

ワンピースは、物語の中に今後の展開に関わる伏線をいくつも散りばめており、それを意外な形で回収していくストーリー展開のうまさも面白いところ。

 

この伏線はいつ回収されるのか、これも後の伏線になるのかと、ファンの考察は留まることを知りません。

 

 

連載開始から20年以上経過し、多くの伏線が回収されたわけですが、今回はその中でも特に私が好きなものを紹介したいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アーロンパーク

 

 

まず第一に、かつて東の海ココヤシ村でアーロン一味が拠点にしていたアーロンパークについて。

 

アーロンたちがココヤシ村を支配下に置いたその証としてアーロンパークという拠点を築いたわけなのですが、城なのに「パーク」と付くことに少なからず違和感を感じていました。

 

 

 

そして時が流れシャボンディ諸島。 ナミは遊園地シャボンディパークをみて、それがアーロンの建てたアーロンパークにそっくりであることに気づきます。

 

 

つまり、常に海中に住む魚人たちにとって地上の遊園地は憧れのスポットであり、その憧れを込めてアーロンパークという名前をつけたということだったのです。

 

 

いつからこの構想を考えていたのかは分かりませんが、ちょっと変わった名前から後の展開につなげるストーリーはさすがだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

記録指針(ログポース)が丸い理由(ワケ)

 

 

続いては、偉大なる航路を航海する者の必需品である記録指針(ログポース)について。

 

 

記録指針はガラスの球体の中に指針が吊り下げられているという、通常の羅針盤とは異なる形状をしています。

 

私がワンピースを読み始めてすぐの頃は、まあワンピースは現実とは違うファンタジーの世界だからあんな形なのかなと思っていました。

 

 

しかし、アラバスタ王国を出航してロビンが麦わらの一味に加わった直後、記録指針の針が空を指すという普通の羅針盤ではあり得ない挙動を取り始めたのです。

 

 

そう、記録指針が球形なのは単なるおしゃれではなく、普通の羅針盤ではできない上や下を指すためだったんです。

 

 

 

しかも、この回のサブタイトルもズバリ「記録指針が丸い理由(ワケ)」。 空の上や海底を指し示すことをあらかじめ想定して、記録指針のデザインも球形にした尾田先生のセンスは素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

ジャヤとドクロの右目

 

 

空島関連でもう1つ、ジャヤに関する伏線です。

 

麦わらの一味が初めてモンブランクリケットに出会った家はハリボテの城が立ててあり、本物の家も半分切れているというなんともシュールな光景でした。

 

 

しかし、空島スカイピアに存在する神の島(アッパーヤード)に上陸した麦わらの一味が目にしたのは、家の残り半分だった。

 

 

そう、ジャヤはかつて、突き上げる海流によってその一部が空島に打ち上げられ、それが後に神の島となったのだ。

 

 

さらに、空島と青海の両方の島の地形をつなげるとドクロの形になり、黄金の手掛かりとなる「ドクロの右目」も、ドクロの形のジャヤの右目の部分を指していました。

 

 

ギャグシーンかと思わせておいて、実は空島編のストーリーに深くかかわる重大な伏線を抱えていたんですね。 油断も隙もありゃしない。

 

 

 

 

 

 

サンジはジェルマの王子だった

 

 

続いては、麦わらの一味のコックサンジ君が、ジェルマの王子だったという話。

 

 

今となってはものすごく有名な話ですが、サンジがヴィンスモーク家の三男であったという伏線は初期の頃からずっと張られてきました。

 

 

 

以下、その一例

 

 

  • 客船オービッド号に乗っていた時、客の食べ残しを食べず捨てる
  • クロコダイルに対して名乗った偽名が「Mr.プリンス」
  • 空島編で生まれが北の海で、そこから東の海へ渡ってきたことが判明
  • 幼少期に悪魔の実図鑑を読んだことがある
  • ドレスローザ編後、ドフラミンゴファミリーと本格的に戦ったわけでもないのに懸賞金が大幅に上昇&「ONLY ALIVE(生け捕りのみ)」となる

etc.

 

 

中でも私が一番好きなのが1番目で、少し前に東の海編を読み返した時、サンジが食べ残しをためらいもなく捨てているところを見て、「これニジが食事残したシーンと同じじゃん! 序盤から伏線あったのか!」って気づいて、こんなところからサンジの過去につなげるのかとおどきました。

 

 

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バギーはロジャー海賊団の元クルー

 

 

続いては我らが千両道化のバギーについて。

 

 

頂上戦争編にて、彼が元ロジャー海賊団のクルーであることが明かされました。(見習いだが)

 

これについても、それを示唆する伏線もいくつか張られていました。

 

 

以下、その一例

 

  • 「なつかしき偉大なる航路!」→過去に偉大なる航路を航海したことがある
  • 空島編で白ひげについて語るバギー→白ひげと一戦交えたことがある
  • 回想でシャンクとバギーを叱りつけた人物はレイリー(髭の形が同じ)

 

 

 

この記事で紹介している伏線と比べるとちょっとインパクトが弱いかもしれませんが、ここらへんもちゃんと考えられて描かれているんだなと感じました。

 

 

 

 

 

 

ASCE

 

 

続いては、ルフィ・エース・サボの三兄弟についての伏線。

 

 

最近の話でヤマトと会ったことがあることが明かされたエースの左肩には、「ASCE(Sの上に×印)」のタトゥーが彫られています。

 

エースのスペルは「ACE」なので最初はスペルミスかと思っていましたが、後にこれはサボを意味していることが判明しました。

 

 

サボのイニシャルはSで、×印は海賊旗を模したものと思われ、サボの思いを忘れないように文字通り体に刻み込んだというわけです。

 

 

サボが影も形もないころは普通にスペルミスだと思っちゃいますし、この仕掛けもなかなか良く出来てますし私もまんまと尾田先生の術中にはまってしまいましたw

 

 

 

 

 

兄弟の盃

 

 

サボ関連の伏線でもう1つ、兄弟の盃についても語りたいと思います。

 

 

ルフィ、エース、サボの3人は盃を交わし、義兄弟の契りを交わしたのは皆さんご存知の通り。

 

頂上戦争での回想でルフィとエースの盃が映るコマがあるのですが、その左端をよーく見てみると3つ目のサボの盃の端がちらっと映っています。

 

このときから、もう1人の兄弟であるサボの存在が示唆されていたということですね。

 

 

 

もう1つ、盃絡みでの伏線を紹介します。

 

エースと白ひげの死後、新世界のとある島に2人の墓が建てられました。

 

その後の扉絵でも2人の墓が登場するのですが、その傍らには3つの盃が。

 

 

かつてエースと結んだ義兄弟の契りを知っているのはルフィとサボのみ。 そしてルフィがこの島を訪れた描写は無い。

 

 

 

そう、この扉絵はサボが生存していることを示す伏線だったのです!

 

 

ドレスローザ編でサボが実は生きていて革命軍の一員になったことが明かされるという盛大なサプライズが行われたわけですが、まさかその前に伏線を貼っていたとは。 これは驚き。

 

 

 

 

 

求婚のローラ

 

 

続いての伏線は、求婚のローラです。

 

スリラーバーク編で初めてルフィたちと出会ったローラは、何かと誰かに求婚したり友達思いで義理堅い一面もある女性。

 

 

そんなローラですが、なんとホールケーキアイランド編にて四皇ビッグマムの娘の1人であることが判明しました。

 

 

ローラがナミに自分のビブルカードを渡す際、リスキー兄弟が「ローラのママは新世界で海賊やってる」と言っており、ビッグマムが初登場した時からローラは彼女の娘なのではないかという仮説が読者の間で飛び交い始めました。

ビッグマムが多くの息子と娘を持つ子だくさんであることが判明した時はこの仮説も更に濃厚になっていき、ついに見事的中したというわけですね。

 

 

またビッグマムは、自身と同盟を結ぶ際は息子や娘と婚姻関係を結ばせる形をとっており、ローラがやたらと理想の男性を追うのも母親に臨んでもいない結婚を強要されたため。 4,000回以上プロポーズして破談になったのもローラとビッグマムが親子だと気づかせるための伏線だったというわけですね。

 

 

余談ですが、ホールケーキアイランド編では、ベッジの嫁としてローラの双子の姉シフォンが登場。 見た目だけでなく義理人情にあふれた性格までそっくりで驚きました。

 

 

 

 

 

 

人造悪魔の実SMILE

 

 

続いては、人造悪魔の実SMILEについて。 これは結構有名な話かと思います。

 

 

動物系の能力者を無尽蔵に生み出すことができる人造悪魔の実なのですが、なぜSMILEという不釣り合いな名前が付いているのか、気になっていた読者は多いかと思います。

 

 

そしてその真相が明かされたのはワノ国編。

 

SMILEは食べた者に動物の能力を与えるのですが、必ずゲットできるわけではなく、その確率はわずか10%。

 

能力を得られなかった者はカナヅチになるだけではなく、副作用として笑うことしかできなくなってしまいます。

 

 

この恐ろしい副作用こそ、人造悪魔の実がSMILEと呼ばれる所以なのです。

 

 

SMILEの存在自体はパンクハザード編から示されていましたが、この伏線回収の巧みさは見事としか言いようがないでしょう。

 

 

 

ちなみにシャボンディ諸島編にて、人間屋(ヒューマンショップ)のディスコに対しドフラミンゴが「時代は“スマイル”さ」と言っていましたが、後々読み返してみるとこのセリフも「これからは人身売買ではなく人造悪魔の実で儲ける時代さ」ということを意味しており、今思えばこれもSMILEの存在を示す伏線だったのかもと思い、驚きのあまり鳥肌が立ちました。

 

 

また百獣海賊団には笑う者を意味する「プレジャーズ」という集団がいますが、彼らはSMILEの失敗作を食べ笑うことしかできなくなった者たちであり、これも伏線だったと言えるでしょう。

 

 

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トキトキの実

 

 

続いてはワノ国の侍についての伏線です。

 

 

ワノ国編において、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、お菊、そしてモモの助は光月トキの能力で20年前のワノ国から時を超えて現代へとやってきたという衝撃の事実が明かされました。

 

 

ワンピースでついにタイムトラベルが描かれるという驚きの展開でしたが、これも実はさり気なく伏線が貼られていました。

 

麦わらの一味がゾウでロジャーについて会話するシーンにて、モモの助が「せっしゃもロジャー達に会っておるが記おくはあいまいでござる」と語っています。

 

 

時を超えたモモの助の年齢は現在8歳で、ロジャーが処刑されたのは今から24年前。 台詞を一言一句かみしめて読んでいる方なら、明らかに矛盾が生じていることに気づくはず。

 

 

そう、モモの助は白ひげの船の上でおでんとトキの間に生まれ、そのままロジャーの船に乗り共に航海したのちワノ国に帰り、何人かの家臣と共に現代に飛んだのです。

 

 

台詞でさり気なく今後の展開の伏線を貼るなんて、よく読まないと分からないし、キャラクターの台詞にも目が離せなくなりますね。

 

 

 

 

 

 

カン十郎の裏切り

 

 

ワノ国編で明かされた衝撃の真実といえば、仲間だったはずのカン十郎がじつは黒炭家で、敵のスパイだったことも忘れてはいけません。

 

 

こちらも、何の前触れもなく明かされたわけではなく、約7年間の連載の間にさり気なくいくつかの伏線が貼られていました。

 

 

以下、その一例

 

  • 食事のときなど普段は右利きだが、絵を描く時は左手で筆を持ち、絵が下手な振りをしていた
  • ビブルカードが無ければ上陸できないゾウにジャックがやってきた(カン十郎が密告したため)
  • ゾウを登る際、錦えもんが親の仇同然に嫌っている竜を描く
  • 過去に迫害を受けていた

etc.

 

 

カン十郎は初登場から正体判明まで現実でかなりの時間を要しましたが、その間にも多くの伏線が貼られていました。 実はカン十郎が怪しいと勘付いた読者も意外と多いのでは?

 

 

 

 

 

将軍の犬ゆえ

 

 

しかし、裏切り者が潜んでいたのは錦えもんサイドだけではありませんでした。

 

 

なんと、オロチのお膝元であるヤクザ居眠り狂死郎の正体が、赤鞘九人男の1人傳ジローだったのです。

 

 

ワノ国編で初めて姿を見せたので、初登場から正体発覚までの期間は短いですが、おでんの過去編で狂死郎と傳ジローが同一人物であることが判明するまでの間でも伏線は綿密に貼られていました。

 

 

以下、その一例

 

  • 傳ジローは金をちょろまかし、金勘定に詳しい→狂死郎は両替商を営む
  • 将軍に粗相をした小紫(光月日和)を切り捨てたが、小紫本人は傷1つ失くピンピンしている
  • 狂死郎が小紫を切り捨てた(ふりをした)直後、集合場所を現わす判じ絵を見つめる
  • 普段はオロチを様付けで呼んでいるが、時折「将軍」という言葉を使う
  • 討ち入りの際敵を沈めるよう命じられ、迷わず百獣海賊団の船を斬る

 

 

そしてこれらの伏線の中でも、私の中で秀逸と思ったのが「拙者将軍の犬ゆえ」というセリフ。

 

トの康こと霜月康イエを処刑したオロチに斬りかかろうとしたゾロと刀を交えた際に放った台詞なのですが、これも実は伏線だったんです。

 

 

というのも、3番目の伏線のように狂死郎は普段オロチのことは様付けで呼んでいるため、わざわざ将軍という単語を口にするのは何か意味があると考えることができます。

 

つまり、彼にとってワノ国の将軍はオロチではなく光月家であり、「将軍の犬ゆえ」というセリフも自分が仕えているのは光月家であることを仄めかす台詞だったというわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

今回紹介した以外にも、ワンピースには作中に数多くの伏線が隠されていますし、未回収の伏線もまだまだたくさん存在します。

 

ただいまワノ国編では海賊王の座を巡る熱い戦いが展開されていますが、そんなアップテンポな物語の中でも伏線になりそうなものを見逃さずに楽しもうと思います!

 

 

 

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