前回は今月16日(金)から発売されたポケモンカードの新拡張パック「闘う虹を見たか」の収録カードのうち、個人的におすすめだと思ったものを紹介しました。
今回は同日に発売された拡張パック「光を喰らう闇」のおすすめカードを紹介します。 デッキ編成の参考になれば幸いです。
バタフリー
種類:2進化ポケモン
レアリティ:U
カードNo.:003/051
このバタフリー、「バイバイヒーリング」というアニメの名シーンを思い出させる名前のワザを持っています。
この技は、バタフリーとついているカードをすべて山札に戻してシャッフルする代わりに、全てのポケモンの体力を回復するという強力な技。
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2進化ポケモンである上にもう1度使うには、キャタピーをベンチに出して進化させてエネルギーを付けてと同じ段階を踏まなければならないのがデメリット。
その分ほかのポケモンの体力を完全回復できるので、デメリットを差し引いても便利ですね。
グソクムシャGX
種類:GX1進化ポケモン
レアリティ:RR
カードNo.:007/051
ゲームのポケモンサンムーンで、あまりの強さにトラウマになっている人も数多くいらっしゃると思われるグソクムシャも、GXポケモンで登場です。
このグソクムシャGX、ゲームのグソクムシャを忠実に再現しています。
まず通常わざの「であいがしら」ですが、ベンチからバトル場に出たターンに使うと威力が大幅にアップします。
GXワザのザンクロスGXも、ダメージを与えた後に自分のベンチポケモンと入れ替えるという、とくせい「ききかいひ」を再現した技になっています。
原作と同じように、ザンクロスGXや、ベンチに戻る効果を利用すれば、バトル場に出た時にもう1度であいがしらで大ダメージを狙えますね。
トレーナーズのグズマ(効果は後述)と相性がいいところも原作と同じです。
ゲームの方でグソクムシャをよく使っていたという人は、だいたい同じような感じで使いこなせるのではと思います。
ヨマワル
種類:たねポケモン
レアリティ:C
カードNo.:019/051
私が大好きなゴーストタイプのヨマワルは、トラッシュにいるたねポケモン1匹をベンチに出すワザ「やみあんない」を持っています。
たねポケモンであれば何でもいいので、進化ポケモンでないEX・GXポケモンも呼び出すこともでき、場合によっては形勢逆転も可能な技。
一度自分のポケモンを倒されても、たねポケモンであれば復活させて再び強力な技を叩きこむことも工夫次第では可能です。
ヨノワール
種類: 2進化ポケモン
レアリティ:R
カードNo.:021/051
ヨノワールはとくせい「やみのしょうたいじょう」を持ち、相手の手札を見て、その中からたねポケモンを1匹選びベンチに出し、ダメカンを3個乗せることができます。
出したくないポケモンを無理やり出させた上にダメカンを乗せるという、相手からしてみればかなりいやらしい特性ですね。
ワザ「マインドジャック」は相手のベンチポケモンの数だけダメージが増加します。
ベンチポケモンの数を増やすスタジアム「スカイフィールド」を使えば、さらにダメージが増えるかも?
ネクロズマGX
種類:GX1進化ポケモン
レアリティ:RR
カードNo.:026/051
サンムーンに登場する幻のポケモンで、11月発売予定のウルトラサンムーンに登場するソルガレオとルナアーラの新たな姿との関連性に注目が集まるネクロズマ。
ネクロズマGXは、ワザを使うのに必要なエネルギーがすべて無色なのが特徴。
そのため、どのタイプのデッキに入れても一通り活躍してくれるのが強みです。
ですが、超エネルギーがないとプリズムバーストのダメージの基本ダメージが10と低すぎるためネクロズマを最大限生かすのであれば超エネルギーを使った方がいいでしょう。 (ワザを使うときにトラッシュに送られますが)
そしてGXワザ「ブラックレイGX」は相手のGX・EXポケモン全員に100ダメージを与えるという超強力な技。
1回限りとはいえデッキの要であるEXとGX全員に大ダメージを与える強力な技です。
しかしたいていの場合一撃で倒すのは困難かと思われますので、ある程度ダメージを与えてから使うか、使った後に追加ダメージを与えてとどめを刺すのがいいかと思われます。
一撃で倒せないにしても、強力なポケモンに大ダメージを与えるのは相手とっては大きなプレッシャーになると思います。 いずれにせよ強力な技であることは変わりありませんね。
マーシャドーGX
種類:GXたねポケモン
レアリティ:RR
カードNo.:033/051
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今年のポケモン映画「キミに決めた!」に登場するマーシャドーが、映画公開に先駆けポケモンカードに登場します。
マーシャドーのとくせい「シャドーハント」は、トラッシュにあるポケモンのワザを使うことができるというユニークな効果を持ちます。
ミュウの「はじまりのきおく」と似たような効果を持っていますが、こちらは自分の場のポケモンの技をすべて使えるとくせいです。
気絶したポケモンの持つ強力な技を引き継ぐような形で使えるほか、わざと強いポケモンを捨てて特性を使うという戦法もありかもしれません。
GXワザ「ひゃくれつむそうGX」は、マーシャドーについている基本エネルギーの数が多いほどダメージが増えるワザ。
基本エネルギーをつければつけるほど威力が上がるわざで、4~5つくらい付ければほとんどのポケモンを一撃で倒すことができます。
しかし5つのエネルギーをつけるのはかなりのターン数を要するので、トレーナーズやとくせいなどで効率よくつけていきましょう。
あと特殊エネルギーは対象外なので気を付けましょう。
サーナイトGX
種類:GX2進化ポケモン
レアリティ:RR
カードNo.:038/051
続いてはこちらも私の大好きなフェアリータイプより、サーナイトGXの紹介です。
サーナイトは、自分の手札のフェアリーエネルギー1枚を自分のポケモンに付けられるとくせい「ひみつのいずみ」を使えます。
この特性を使えば1ターンに2度エネルギーを付けることができ、相手よりも早くワザを使うことができるようになります。
GXワザ「トワイライトGX」は、自分のトラッシュにあるカードを10枚選び、山札に戻すことができます。
一度倒されたポケモンやエネルギー、もう1度使いたいトレーナーズなどを再利用できる技。 カードの組み合わせ次第では形勢逆転できるかもしれませんね。
フェアリーエネルギー1個だけで技が使える燃費の良さも評価ポイント。
ポリゴン、ポリゴン2、ポリゴンZ
レアリティ:C、R(ポリゴンZ)
カードNo.:042(ポリゴン)、043(ポリゴン2)、044(ポリゴンZ)/051
続いてはポリゴンとその進化系ポケモンの3匹をまとめて紹介します。
ポリゴンの技「コードチェック」は、裏向きになっている相手のサイドを1枚見るというちょっとユニークな技。
私は素人なのでどんなメリットがあるのかわかりませんが、相手のデッキを予想したり対策を立てるという使い方ができるのかな?と思いました。
ポリゴン2のわざ「けいさん」は、自分の山札の上から6枚を見て、それらを好きな順番で戻すことができます。
自分にとってベストな順番でカードを引くことができる便利な技ですね。
そして最終進化形のポリゴンZは、とくせい「しょきか」を持っています。
ポリゴンZに進化した時に1回使えるとくせいで、相手の進化ポケモン全員のカードを1枚はがして退化させる効果があります。
相手の場に出ているポケモンの進化形がGXかEXならば一気に弱体化させることで圧倒的に不利な状況に追い込むことができます。
当然ながらたねポケモンばかりのデッキだと全く効果がありません。
ポリゴンとポリゴン2の技で準備を整えつつZで弱体化させ、この状態で一気に攻め込む戦法が効果的かもしれません。
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いちゃもんスプレー
種類:トレーナーズ グッズ
レアリティ:U
カードNo.:047/051
いちゃもんスプレーは、相手の手札からカードを1枚選んでみることができ、それがサポートならトラッシュに送ることができます。(サポートでないなら手札に戻す)
強力な効果を持つサポートを使えなくするという、地味にいやらしい効果ですね。
デメリットはサポートを選べるかどうかは運次第というところ。
グズマ
種類:トレーナーズ サポート
レアリティ:U
カードNo.:049/051
壊しても壊しても手を緩められず嫌われるグズマがポケモンカードの世界にいるぜ。
その効果は「相手のベンチポケモンとバトルポケモンを入れ替え、その後自分のバトルポケモンとベンチポケモンを入れ替える」というもの。
XYに登場したフラダリの上位互換とも言えるカードで、相手のベンチにいるポケモンをバトル場に出すことができるだけでなく、エネルギー消費なしで自分のポケモンを入れ替えることができます。
先述のように、同パックに収録されている「グソクムシャGX」とは特に相性がよく、「相手の弱いポケモンやHP残り僅かのポケモンをバトル場に引きずり出す→自分のベンチにいるグソクムシャGXとバトルポケモンを入れ替える→であいがしらで大ダメージ」と言ったコンボを繰り出すことができます。
くれぐれも使うタイミングを間違えて「なにやってんだああああああああ!!」って絶叫しないようにw
ビッケ
種類:トレーナーズ サポート
レアリティ:U
カードNo.:050/051
エーテル財団の唯一の(?)良心であるビッケも、ポケモンカードとして登場します。
このカードの効果は「お互いの手札をすべて山札に戻してシャッフルし、戻した枚数分引き直す」というもの。
手札の枚数自体は変化しないので、枚数を変えることなくカードを引き直したいときに使えるサポートですね。
N(手札をすべて山札に戻してシャッフルし、お互いのサイドの枚数分引き直す)と似たような効果ですが、単純な上位互換というわけではなく、一長一短でうまく使い分ける必要がありそうです。
あくまでも個人的な見解ですが、「光を喰らう闇」のほうが魅力的と言うか、使ってみたいと思ったカードが多いように感じました。
みなさんもお目当てのカードをゲットして、自分だけの最強デッキを作ってみては?
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「闘う虹を見たか」おすすめカード