皆さん、大変長らくお待たせしました。
これまで細々と続けてきた仮面ライダーまとめシリーズ、いよいよ最終回です。
相変わらず下手な文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
仮面ライダーフォーゼ
青春スイッチオン!
仮面ライダー生誕40周年記念作品。
本作のモチーフは「学園ドラマ」と「宇宙」。
架空の高校「天ノ川学園高校」を舞台にし、まるでアメリカの学園ドラマのような生徒ごとの階級(ヒエラルキー)が存在するというこれまでにない試みがなされた。
仮面ライダーフォーゼは宇宙で活動するために生み出されたスーツという設定で、40種類のアストロスイッチをベルトのソケットに挿入、スイッチをオンにし、宇宙のコズミックエナジーを解放することで様々なモジュールを四肢に装備することで戦う。
シリーズ40周年ということで歴代ライダーたちが「都市伝説の存在」として登場するほか、「MOVIE大戦MEGAMAX」や「スーパーヒーロー大戦」で歴代ライダーと共演した。
主役である如月弦太朗を演じたのは、イケメン俳優の福士蒼汰さん、ヒロイン城島ユウキを演じたのは清水富美加さん。
敵怪人はゾディアーツ。
ゾディアーツスイッチを使って天高の生徒(スイッチャーと呼ばれる)が変身した星座の怪人。
賢吾曰く、「コズミックエナジーのチャネルを開き、そのエネルギーをマテリアライズしてニュークリーチャーになる」らしい。
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変身には回数制限があり、「ラストワン」と呼ばれる状態になるとゾディアーツの肉体に精神が宿った状態となり、抜け殻となったスイッチャーの肉体は排出される。
ラストワン状態で撃破しスイッチをオフにすればスイッチは消滅するが、体のコアの最輝星が輝いたときラストワンを超越した「十二使徒」へと進化する。
十二使徒はいわゆる星占いに使われる黄道十二宮モチーフの幹部怪人で、専用の赤いゾディアーツスイッチで変身する。
最終目的は、12個のホロスコープススイッチをそろえ、首領である「赤い目の男」こと我望光明が宇宙に存在する知的生命体「プレゼンター」に出会うこと。
仮面ライダーウィザード
さあ、ショータイムだ!
ライダーのモチーフは「魔法使い」で、魔宝石と呼ばれる宝石から作られた魔法の指輪「ウィザードリング」を使った様々な魔法を駆使し戦う。
下半身は魔法使いのローブを意識したスカートになっており、指輪をはめて戦う都合上パンチはほとんど使わない。(最終回で1度使っただけ)
変身ベルト「ウィザードライバー」はライダー史上屈指のやかましさを誇り、放送開始当初は某映画サイトにMAD動画がたくさん投稿された。 シャバドゥビタッチヘンシーン!
最終回後の特別編では平成ライダーが全員集結し(ディケイドに至ってはまさかのご本人)、ファンを歓喜させた。
敵怪人はファントム。
本編開始半年前の日食の日に行われた儀式「サバト」によって生まれた魔物。
神話やRPGによく登場する怪物や幻獣の名を持ち、「ゲート」と呼ばれる魔力の高い人間が絶望した時、宿主の肉体を食い破って誕生する。
「ワイズマン」という謎のファントムの指示の下、ゲートを絶望させファントムを増やすことを目的としているのだが…
仮面ライダー鎧武(ガイム)
この力、君はどう使う?
記念すべき平成ライダー15作目。
本作のモチーフは鎧武者+フルーツで、龍騎のように複数のライダーが登場することが明かされていた。
さらに、メインライターとしてまどマギやFateシリーズを手掛けた虚淵玄さんが起用されたことでも話題を呼び、殺伐とした暗い、しかし時として熱いストーリーが展開された。
変身アイテムはフルーツが描かれた錠前「ロックシード」。
これを戦極ドライバーにセットし、切ることでフルーツ型のアーマーを頭からかぶり、展開し鎧になるという奇抜な変身シークエンスをとっている。
結果として平成1期からのファンを中心に人気作品となり、放送終了後もスピンオフ「鎧武外伝」が二度制作された。
第30話は、同時期に公開される映画「キカイダーREBOOT」とのコラボエピソードになっている。
玩具の売り上げも好調で、劇中の変身を再現できる可動フィギュア「アームズチェンジシリーズ」は大人気商品となった。
敵怪人はインベス。
ビートライダーズによる「インベスゲーム」によって異世界「ヘルヘイムの森」から呼び出される謎の生命体。
インベスゲーム以外でも、クラックと呼ばれる空間の裂け目から現れ人を襲うこともある。
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その正体は、ヘルヘイムの果実を食べ変貌した異世界の住人達。
ヘルヘイムの果実は食べたものをインベスに変える力を持ち、昆虫や風によって花粉や種子が運ばれるようにインベスは本能的に人間を襲うことでヘルヘイムの種子を植え付ける。
要するにインベスに襲われた者もどんどんインベスになってしまい、まるでゾンビかヴァンパイアのように被害が拡大してしまう。
しかし先述のようにインベスはこれまでの怪人のように「世界を征服する」といった意思を持っておらず、あくまで本能で敵に襲い掛かっているため余計にたちが悪く、貴虎はこれを「理由なき悪意」と称している。
ストーリー中盤からは、知性を備えたまま進化した「オーバーロードインベス」が登場した。
仮面ライダードライブ
この男、刑事で仮面ライダー
まずこの仮面ライダーの最大の特徴として、ライダーでありながらバイクに乗らず車で移動することが挙げられます。
変身者の泊進之介(演:竹内涼真さん)は怪事件を扱う「特殊状況下事件捜査課」(通称「特状課」)に配属された刑事で、現場に向かう際にはスーパーマシン「トライドロン」を運転する。
変身ベルト「ドライブドライバー」にはドライブシステムの開発者「クリム・スタインベルト」(声:クリス・ペプラー)の意識がインストールされており、進之介と会話できる「しゃべるベルト」である。
また主人公が刑事であるため刑事ドラマのような作風になっており、怪人以上に下種で救いようのない極悪人が数多く登場するのも特徴の1つ。
中盤はシリアスなストーリーを数多く展開し、終盤からの熱い盛り上がりは一見の価値ありで、鎧武と並びファンからの評価が高い一作。
敵怪人はロイミュード。
天才科学者蛮野天十郎によって生み出された108体の増殖強化型アンドロイド。
周囲の生物や物体の動きを遅くする「重加速」を引き起こす能力を持ち、本編開始の半年前に人類に対する一斉蜂起「グローバルフリーズ」を決起した。
しかしプロトドライブとシフトカー軍団によってその企みは阻止され、一部の幹部を除き撤退を余儀なくされることとなった。
肉体が破壊されても数字の形をしたコアが無事ならば、肉体を形成する「バイラルコア」を与えられることで何度でも復活できる。
目を付けた人間をコピーし、その人間の欲望や感情を吸収し、学習することで進化する特性を持つ。
身に付けた感情が極限まで達した時、金色の体の「超進化態」に進化できる。
超進化態を「約束の数」揃え、再びグローバルフリーズを起こすことが彼らロイミュードの最終目的である。
仮面ライダーゴースト
英雄(ヒーロー)は、一度死んで甦る
怪人に倒され命を落とした天空寺タケル(演:西銘駿さん)が、再び甦るために15個の英雄の眼魂を集めるという物語。
ライダーのモチーフは「幽霊」と「偉人」。
宮本武蔵やトーマス・エジソンなど、様々な歴史上の英雄の魂が宿った目玉型の「眼魂」(アイコン)を使い、パーカーのような形の英雄ゴーストを文字通り身にまとうことで変身する。
歴史上の偉人がモチーフで眼魂が作りやすいためか、通常の玩具展開のほかにガンバライジングやイベント限定販売、他企業とのコラボなど他に例を見ないくらい幅広く眼魂の玩具展開がなされた。
敵怪人は眼魔。
眼魔世界と呼ばれる異世界からやって来る異形の存在。
ゴーストと同様に物体に宿った思念をまとうことで眼魔怪人に変身でき、眼魂を持っていない者は姿を見ることができない。
グレートアイに選ばれ力の根源とつながった大帝アドニスが「誰も死なない完璧な世界」として生み出したのが眼魔世界で、肉体はカプセルに保存され魂が眼魂に封入され活動している状態。
グレートアイは侵略者に悪用されないよう、15体の守り神「ガンマイザー」が守護している。
組織の仕組みとかドラマが幽霊よろしく不明瞭で放送終了した今でもよく分からない部分が結構ある。
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仮面ライダーエグゼイド
ゲームスタート! ノーコンティニューで運命を変えろ!
仮面ライダー生誕45周年記念作品。
モチーフは「ゲーム」と「医療」で、未知のウイルスに侵された患者を救うためにゲームの力を使って戦う仮面ライダーである。
龍騎や鎧武と同様に様々なゲームジャンルをモチーフにした複数のライダーが登場し、各々のドクターの信念がぶつかり合うストーリーとなっている。
ゲームライダーというだけあってバトルはボックスから出るアイテムやレベルアップなど、ゲームを意識している。
その他にも随所にちりばめられたゲームネタだけでも楽しむことができ、例えば第1話でバンダイつながりでワンダースワンが登場しました。
敵怪人はバグスター。
人間に感染できるまで進化したゲームウイルス。
感染した人間のストレスにより増殖し、「ゲーム病」を発症させる。
ゲーム病を発症すると、まず巨大な「バグスターユニオン」と呼ばれる形態に変貌し暴れまわる。
ライダーにより患者から切り離されることでようやく姿を現すが、この状態でも病状はどんどん進行し、放っておけば患者の存在そのものが消滅しバグスターは完全に実体化する。
バグスターの目的は、人間にとって代わって世界の支配者になることである。
5年前、多数のバグスター感染者を出した「ゼロ・デイ」はゲーム会社「幻夢コーポレーション」の開発した10個のプロトガシャットのバグによって引き起こされたとされているが、現時点で彼らの詳細については謎が多い。
以上、現在放送中のエグゼイドまでの仮面ライダーをまとめました。
仮面ライダーは45年の歴史を誇るだけあって、どのライダーも強烈な個性を持っていますね。(特に平成)
気が早すぎですが、次のライダーがどんな感じになるのか楽しみです!
ライダーまとめ
その1(栄光の7人ライダー)
その2(スカイ~J)
その3(クウガ~剣)
その4(響鬼~オーズ)