今回は特にネタがないエグゼイドの放送が近づいているということで、仮面ライダーまとめを急ぎ完成させていきたいと思います。
今回はいよいよ平成ライダー1期編その1です。 どうぞごゆっくり!
仮面ライダークウガ
A New Hero. A New Legend.
Black RXから10年以上のブランクを経て復活したテレビシリーズで、「平成仮面ライダーシリーズ」記念すべき1作目。
フォームチェンジや前後編方式、イケメンヒーロー俳優、そして改造人間ではない仮面ライダーなど後に続くシリーズの基礎を作った。
見応えのある濃厚な人間ドラマやリアリティを徹底的に追求したシーンが特徴だが、殺害シーンをリアルに描きすぎてPTAから苦情が殺到した。
それでもファンの間でいまだに根強い人気を誇り、月刊ヒーローズ(小学館)にてコミカライズ版が連載されている。
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敵怪人はグロンギ族。
はるか昔、リントの戦士「クウガ」によって長野県九郎ヶ岳遺跡に封印されていた戦闘種族。
西暦2000年に調査団によって封印が解け現代に蘇った。
人間に極めて近い血液や身体構造を持ち、体内に封じ込められた「魔石ゲブロン」の力で動植物の力を持つ怪人体に変身できる。
人間に近いとは言うものの、「グロンギ語」や「9進法」など独特の文化を持つ。
ライダー史上初の世界征服を目的としていない怪人で、ルールに従い人を殺す殺人ゲーム「ゲゲル」を行う凶悪かつ残忍なものたち。
警視庁ではクウガも含めて「未確認生命体」と呼ばれている。
仮面ライダーアギト
目覚めろ、その魂!
仮面ライダーシリーズ生誕30周年記念作品。
すでに仮面ライダーである男「津上翔一(演:賀集利樹さん)/仮面ライダーアギト」のほかに、仮面ライダーになろうとしている男「氷川誠(演:要潤さん)/仮面ライダーG3」、仮面ライダーになってしまった男「葦原涼/仮面ライダーギルス」と複数の仮面ライダーが登場。
ライダーが増えたことでストーリーに厚みが増し、難解かつ謎解き要素の多いストーリーが大好評で平成ライダー史上最高視聴率を記録した。
また、夏の劇場版が始まったのも本作から。
敵怪人はアンノウン。
アンノウンは警視庁がつけた名で、正式にはロード怪人と呼ばれる。
「闇の青年」ことオーヴァーロード/テオスが創造した使徒で、地球上に存在する生物に似た姿をしている超越生命体。 というのも、テオスがロード怪人を模して地球上の生物を創造したためである。
人間を木の洞に埋め込む、陸上で水を発生させ溺死させる、生きたまま無機物と融合させる、高層ビルのない空中から転落死させるなど人間の手で実行できない「不可能犯罪」を起こす。
彼らの目的は、アギトの力に覚醒する可能性のある超能力者たちの抹殺。
しかしテオスは自身を模して生み出した人間を愛しているため、人間を殺してはならない。 禁忌を犯した場合は、彼の手で制裁される。
仮面ライダー龍騎
戦わなければ、生き残れない!
本作の魅力は何といっても、複数の仮面ライダーたちが自らの願いをかなえるために殺し合いのバトルロワイヤルを繰り広げるという点。
しかも登場するライダーは劇場版、TVスペシャルを含めると13人登場するうえ、そのほとんどが悪徳刑事、悪徳弁護士、殺人鬼、異常な英雄信者などおおよそ正義の味方とは言い難いものばかり。
ライダーバトルの起源ともいえる作品で、後に続く平成ライダーに最も大きな影響を与えたといっても過言ではないだろう。
またバトルシステムとして、シリーズ初のカードを使ったバトルを取り入れた。
カードを召喚機で読み込むことで武器を召喚したり技を発動したりできる。
2009年には「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」として北米でリメイク放送された。
世界観や設定こそ異なるものの、ライダーバトルする点は変わりない。
敵怪人はミラーモンスター。
鏡の中の世界「ミラーワールド」に存在する怪物で、時々現実世界に現れては人間を捕食する。
監禁されていた幼き頃の神崎優衣(ライダーバトル主催者「神崎士郎」の妹)が描いた絵から生み出されたもの。
コントラクトのカードを使うことでミラーモンスターと契約し、仮面ライダーとして戦うことができる。
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しかし契約したとしても仲間になるわけではなく、定期的に人間やモンスターのエネルギーを摂取させなければ契約破棄とみなされライダーが捕食されてしまう。
シリーズ史上初のデザインにCGが使用された怪人で、フルCGで描かれた非人間型のモンスターが縦横無尽に動き回る姿は圧巻。
仮面ライダー555(ファイズ)
疾走する本能
これまであまり注目されていなかった怪人にスポットを当て、怪人になってしまった者たちの苦悩と闘いを描く。
私個人の印象ですが、『仮面ライダー』の名は冠しているものの本作の場合は怪人「オルフェノク」の物語でライダーはおまけのように感じました。
ストーリー、キャラクター、玩具共に完成度が高いが、同時に子供番組らしからぬ陰惨かつ暗い内容に賛否両論だった。
ここ数年で主人公乾巧(演:半田健人さん)が別作品に登場する機会が増え、『仮面ライダー4号』では主役級の活躍を見せた。
劇場版「パラダイス・ロスト」では前代未聞の1万人エキストラを導入し、「出演者数が最も多い劇場作品」として当時のギネス世界記録にも認定された。
敵怪人はオルフェノク。
人類の進化形態で、様々な動植物に似た姿をしている。 骨や灰を連想させる白い体が特徴。
「使徒再生」により人間にオルフェノクの因子を埋め込むことでオルフェノクとして覚醒させることができる(ただし素質がなければ灰化して死亡する)
人間離れした力を発揮するが、急激な進化を遂げた姿であるため非常に短命。
そのため、巨大企業「スマートブレイン」はオルフェノクを支援し、永遠の命を与えるオルフェノクの王を探し求めている。
ちなみに、本作のライダーはオルフェノクの王をもとにして開発したという設定。
仮面ライダー剣(ブレイド)
運命の切り札を、つかみ取れ!
本作の仮面ライダーはBOARDと呼ばれる生物の進化を研究する組織に雇われた職業ライダーという立ち位置になっている。
しかしそのBOARDも第1話で壊滅しているため、職業という意味合いは薄い。
また中盤以降こそ見応えたっぷりのクオリティの高いストーリーが楽しめるが、特に序盤は演者の滑舌の悪さのせいもあって何かとネタにされやすい。
橘朔也/仮面ライダーギャレンを演じた天野浩成さんは本作でブレイクし、後の作品でも顔を出すようになったほかその天然っぷりで周りの人を今日も和ませている。
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本作のライダーのモチーフはトランプ。 龍騎のカードを使ったバトルをさらに発展させ、ポーカーのようにカードを組み合わせることでコンボが発動できるようになった。
敵怪人はアンデッド。
ライダーたちの使うラウズカードに封印された不死の生命体で、それぞれの生物の始祖となっている。
1万年前、地球の覇権をかけて53体のアンデッドたちが争う「バトルファイト」が開催され、人間の祖であるヒューマンアンデットが勝利したことで人類が繁栄したとされている。
時は流れ現代、何者かによってアンデットが封印から解き放たれ、再びバトルファイトが開始された。
ラウズカードに封印されたアンデッドは、ライダーの武器にラウズすることでその力を引き出し戦うことができる。
以上、今日はここまで!
長くなったのでいったんここで切りたいと思います。
次回は響鬼以降の平成1期ライダーを解説します。
次回もノーコンティニューで書いてやるぜ!
いままでのまとめ
昭和編その1
昭和編その2