どうも、(仮面ライダー)ドライブロスならぬズートピアロスに陥っているカメさんです。
「アナと雪の女王」を超えるディズニー史上最高傑作と評されているだけあって、何回も見たくなるくらい良い作品でした。
で、そのズートピアなんですが、遊び心に定評のあるディズニーらしくファンの後でも語り草になっている小ネタやトリビアがたくさん隠されています。
というわけで今回は、そんなズートピアの小ネタ・トリビアの一部を解説していきたいと思います。
※この先ネタバレあり注意
ナマケモノの免許センターは風刺ネタ!?
ジュディとニックが手掛かりとなるナンバーがある車を探すため免許センターを訪れるのだが、その職員は何とナマケモノ。
ここの職員たちはナマケモノらしく仕事がちょ~~~~~~~~~~~~~~スローペースなのです。
ジュディもナンバーの特定を終えたときにはもう日が暮れて夜になってしまいました。
ここがくすっと笑える名シーンの1つなのですが、実はこのシーン、「処理が遅いアメリカの免許センター」を皮肉ったのだそう。
実際に訪れたことが無いのでどのくらい遅いのか分かりませんが、自分の国の事情をこうやってネタにするくらいですからおそらく相当遅いのでしょうね。
ズートピア版ディズニー映画!?
劇中で、イタチのウィーゼルトン公爵が海賊版DVDを売るシーンがあるのですが、これが今までのディズニー映画タイトルのパロディー
例を挙げるとこんなかんじ
シュガー・ラッシュ(Wreck-It Ralph)→ツノー・ラッシュ(Wreck-It Rhino)
ベイマックス(Big Hero 6)→ブーマックス(Pig Hero 6)
塔の上のラプンツェル(Tangled)→塔の上のヒヒンツェル(Wangled)
アナと雪の女王(Frozen)→ラッコと海の女王(Floatzen)
モアナと伝説の海(Moana)→モアニャー(Meowana)
他にもいくつかあるので暇なら探してみてください。
しかし、分からないように隠してやるならまだしも、こんな堂々とセルフパロをやらかすなんて、さすがディズニーですねw
ちなみにウィーゼルトン公爵という名前もアナ雪のウェーゼルトン公爵が元ネタです。(英語声優と日本語版吹き替え声優も同じ)
今回もあります、隠れミッキー
そしてもはや恒例行事となっている隠れミッキー。 今回も見えにくいところに隠れています。
この先ちょっとしたネタバレ注意
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で、今回の隠れミッキーがどこに隠れているのかと申しますと、ZPDの受付係のぽっちゃりチーター、ベンジャミン・クロウハウザーのブチ模様がミッキーになっています。
しかし、種明かしされた私でも分からないくらい今回の隠れミッキーは見つけるのが難解(と思いますので)DVDとかで一時停止しないと見つけるのは難しいかもしれません。
ミスタービッグ=ゴッドファーザー!?
続いてはズートピアの裏社会のドン、ミスタービッグに関する小ネタ。
その外見やイタリア訛りのしゃべり方で気付いた方も多いかと思いますが、ミスタービッグはかの有名なゴッドファーザーが元ネタ。
衣装や座っている椅子、義理堅く子どもたちに愛情を注ぐその性格に至るまでゴッドファーザーそっくり。
ゴッドファーザーは70年代に公開されたマフィア映画。 直撃世代で知ってる人ならニヤリとくるネタでしょうが、これ今の子どもたちが見ても元ネタ分からないだろ…w
ローカライズもここまで来たか…
続いてはローカライズに関するネタ。
ローカライズとは、公開する国に合わせて言語などの一部内容を変更すること。
これまでディズニーにおけるローカライズは英語のメモとかを日本語に変更する程度でしたが、今回は大胆な変更がなされました。
ニュース番組で夜の遠吠え事件に関する報道のシーンがあるのですが、その時に登場するキャスターが国ごとに異なるのです。
詳しく説明すると、登場するキャスターのパターンはお国柄に合わせて5パターンあり、
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アメリカ、カナダ→ヘラジカ
日本→タヌキ
中国→パンダ
オーストラリア→コアラ
ブラジル→ジャガー
となっています。
何というか、その国のイメージから思いつく動物がストレートに登場していて、全くその通りといった感じですね。
ちなみに日本語吹き替え版に登場するタヌキキャスターは、キレのいい踊りで人気の芸人芋洗坂係長が声を当てています。
それにしても今のアメリカでも、日本と言えば頭にはっぱを乗せてどろんと何かに化けるタヌキのイメージがあるんでしょうか…? 現代日本でさえもそのイメージが風化しつつあるのに…w
ニックとジュディはただのバディかそれとも…?
そして最後に、ズートピアを見た人が一番気になっているネタを1つ。
ずばり、「ジュディ・ホップスとニック・ワイルドはただのバディか、それともカップルか?」ということです。
2匹のあまりの仲の良さにカップル、挙句には愛を育み結婚を想像してしまうファンがたくさんいて、「ニクジュディ」というカップリングまで誕生するなどネットで話題になっていますが、これに関して実に面白い記事を発見したのでまずはこちらをご覧ください。
この記事において、バイロン・ハワード&リッチ・ムーア監督は「必ずしも恋愛しているわけではないが、カップルとして二人が一緒にいるところを見たくなるコンビ」(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/11492236/)だと語っています。
私なりに解釈すると、劇中の描写を見る限りでは仕事仲間としては申し分なく、「友達以上恋人未満」という関係だが、「2人の絡みをもっと見たい!!」ってファンの思いが加速してデート→結婚って流れが脳内で出来上がっているってことですね。
とはいえ、「ニックがジュディの両親にボーイフレンドと勘違いされて、パニックになるエピソードもあったんだ」「彼らがお互いジェラシーを感じるのも好きだよ」(引用:同上)と語っていたあたり、ラブロマンスを作るつもりはなかったがファンの間ではそうなるのではと分かっていたのかもしれませんね。
ズートピア MovieNEX [ ジニファー・グッドウィン ]
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もちろんこの記事で紹介した以外にも、ズートピアには他にも様々な小ネタが隠されています。
是非何度も劇場へと足を運び、探してみてください!
次回もギロットミロー!
ズートピア感想記事【ネタバレ注意!!】