本能覚醒! 野性解放!
ついに始まったスーパー戦隊シリーズ最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』。
記念すべき40作品目ということでキャストもスタッフも気合が入っており、見終わった後もしばらくテンション上がりっぱなしでしたw
というわけでこの記念すべき年に誕生したジュウオウジャー第1話の感想を書いていきたいと思います。
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とにかく戦闘シーンを押しまくってます
冒頭で書いたようにジュウオウジャー第1話を見た率直な感想は「すごく面白かった、テンション上がって興奮した」です。
第1話でこんなにも熱くなってしまったのはキョウリュウジャー以来なのですが、なぜここまで熱くなったのかしばらく考えたところ、「アクションシーンがふんだんに盛り込まれている」という結論に至りました。
第1話は決まって世界観の説明という立ち位置なのですが、ジュウオウジャー1話はジューマンの住まうジューランド、デスガリアン侵略の目的、ヤマトが王者の印を手に入れた経緯などはシンプルかつテンポ良く描き、大部分を戦闘などのアクションシーンに当てていたように感じました。
また、戦隊ものの定番である「バンクシーン付きの変身・名乗り」もレッド以外の4人だけですが、近年の作品と比べて時間をかけてじっくりと見せており、スタッフの気合と本気を垣間見ることができたと思います。
まるでアバレンジャーのアバレモードのような強化能力「野性解放」により、それぞれ異なるパワーアップを果たしモチーフの動物らしいワイルドな戦いを見せてくれたところも魅力的でした。
しかし、まだ5人そろっての名乗りシーンは第2話までお預けということなので早く観たいですね。
巨大戦もCG少なめです
これまた戦隊シリーズの定番である「巨大戦」でも私のテンションを挙げまくる要素が盛りだくさんでした。
やはり今話が初お披露目だからか、CGはできる限り多用せず、ジュウオウキューブの変形・合体もミニチュアによる撮影(表現が間違ってたらすみません)を行いました。
ミニチュアを有効活用することでリアリティが出て、思わず見入ってしまいました。
ジュウオウキングの合体も、3つのキューブがトーテムポールのように重なって変形するという方法を取っていて、ファンによって賛否両論あるようですが私はこういう独特な合体は好きな方です。
ちなみに私カメさんは、キューブイーグルがトライアングラー(デスガリアンの戦闘機)を撃ち落とすシーンや(一瞬破片が舞っているのがウルトラシリーズみたいで好きです)キューブ形態のジュウオウキューブでジャグドに体当たりしているシーンがお気に入りです。
デスガリアンもいい感じです
今回の敵組織であるデスガリアンもいい味出してました。
拠点である宇宙船「サジタリアーク」(おそらくサジタリウス[射手座]+アーク[方舟]を合わせたのだと思います)の内部がまるで大怪獣ラッシュのギャラクシーギルドのような、悪人とかならず者がたむろするバーあるいは近未来のギャンブル場みたいな印象を受けました。
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またテレビ朝日の公式サイトから察するに、チームリーダーを筆頭とする複数の集団があり、その集団から選抜されたプレイヤーが地球に赴くという方式になるようです。
幹部がそれぞれ特有の軍団を率いるリーダーであるという組織は、宇宙の無法者つながりということでギンガマンの「宇宙海賊バルバン」を思い出しますね。
担当声優の演技も素晴らしく、各々のキャラの個性がうまい具合に出ていました。
特にオーナー・ジニスを演じる井上和彦さんのダークな低音ボイスは「まさに悪役」という感じでとてもしびれましたww
今作の謎なんです
そして第1話を見ていて気になった人物(?)が1人。
その名も「鳥男」。
ジューランドと人間世界との世界を行き来するのに必要な「王者の印」のうちの1つを盗み、大和にお守りとして与えた(おそらく)鷲のジューマン。
そしてデスガリアンとの戦いの中で、散らばった王者の印の1つを持ち去ったのもおそらく彼。(手元が同じなのが確認できます)
その素性については現時点では語られておらず、何のために人間界にやって来たのか、ヤマトとはどういう関係だったのかは不明。おそらく物語を追うにつれて明かされていくのでしょう。
王者の印は立方体の面と同じく6つあるので彼に6人目の戦士フラグを立てている視聴者もいるようですが、果たしてどうなるのでしょうか?
そしてこの鳥男の声ですが、ニチアサにゆかりのある声優さんが声を当てているのですが、誰だと思いますが?
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なんと、村上幸平さんです!
仮面ライダー555にて草加雅人/仮面ライダーカイザを演じ、「バトライドウォー創生」では同役での出演が決まった村上さんがまさかのスーパー戦隊に登場。
555をご覧になったことのある方ならわかるあの陰湿でいやらしい性格が脳裏に焼き付いている方も多いのではと思います。
これからストーリーに深く関わってくるであろうこの鳥男(仮称)、一体どんな演技を見せてくれるのか、そして6人目に変身してしまうのか?こちらも楽しみです。
以上、ジュウオウジャー1話を見てみて感じたことを徒然なるままに書いてみました。
戦隊シリーズの第1話でここまでテンションが上がったのは数年ぶりなので、今年がスーパーヒーローイヤーであることも相まってこの作品も最後の最後まで楽しめそうです。
次回第2話は親切心で世話を焼こうとする風切大和を信用できないタスクがメインの話のようです。
2人が見事和解し、本当の意味でジュウオウジャー結成となるのでしょうか?
次回も本能覚醒でバッチリミナー!
第2話感想
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