本日をもって最終回を迎えた『手裏剣戦隊ニンニンジャー』。
牙鬼軍団との戦いを終えた後は6人がそれぞれの道を歩むというラストを迎え、Vシネマの発売も決まりました。
そんな彼らの跡を継ぎ記念すべき40番目のスーパー戦隊となったのが『動物戦隊ジュウオウジャー』。
これまで私カメさんのブログでは『動物戦隊ジュウオウジャー』の最新情報やら個人的な予想やらいろいろ書いてきましたが、今回東映公式サイトにて敵組織「デスガリアン」についての新たな情報が入ったので今回はそれについて解説していきたいと思います。
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デスガリアンとは何者なのか?
ジュウオウジャーに登場する「デスガリアン」は宇宙をまたにかける無法者の集団。
「ブラッドゲーム」と称しあらゆる惑星の生き物をゲーム感覚でいたぶり、これまで99の惑星を滅ぼしてきたとんでもない奴ら。
そして100個目の惑星として地球をターゲットとして選び、暴れ回る。
ザンギャック(ゴーカイジャー)のように地球を侵略するわけでもなく、オルグ(ガオレンジャー)のように人間社会を混乱に陥れるわけでもなく、ただ自分たちの楽しみのためだけに命を破壊しまくる様は、仮面ライダークウガ(2000)のグロンギに通じる部分がありそうですね。
私利私欲で悪事を働く悪の組織は他にも「ロンダーズファミリー」(タイムレンジャー)や「不可思議犯罪者アリエナイザー」(デカレンジャー)がいますが、後者は宇宙人犯罪者の総称で組織名ではないのですが、デスガリアンはアリエナイザーを組織化したイメージが私の中にはあります。
幹部と声優
続いては、そんなデスガリアンを構成する幹部と彼らに声を当てる豪華声優陣を紹介します。
オーナー・ジニス
まずは現時点でこの組織の頂点に立つデスガリアンのオーナーであるジニス。
白銀のボディに、まるで十面鬼ゴルゴム(仮面ライダーアマゾン)のように下半身が巨大な装置のようなものに埋まった異形の姿をしています。
キャラ設定は現時点で不明ですが、宇宙の無法者ということでおそらくとても冷酷かつ残忍な性格をしてるのでしょう。
そんなジニスの声を演じるのは井上和彦さん。
井上和彦さんといえば、ディープミラー(ハピネスチャージプリキュア!)、島村ジョー(1979年版サイボーグ009)、ニャンコ先生(夏目友人帳)、シェゾ・ウィグィィ(ぷよぷよシリーズ)などでおなじみ。
特撮では人造人間ハカイダー(1995)にてミカエル役で出演していますが、スーパー戦隊に出演するのは今回が初。
クールで年季の入った大人な男性を演じることの多い井上さんですが、ジュウオウジャーではどんな名演技を見せてくれるのでしょうか?
チームリーダー アザルド
デスガリアンの一員として、地球でのブラッドゲームを進めるチームリーダーの1人であるアザルド。
まるで無数のキューブが集まったかのようなゴツゴツした外見通りのパワータイプで、力で生物を肉体的に痛めつけるのを好む武闘派。
パワーファイター・アザルドに声を当てるのは何と中田譲治さん。
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特撮で中田さんといえば、まず真っ先にエイリアンハンターのサー・カウラー(フラッシュマン)や武装頭脳軍ボルトの大教授ビアス(超獣戦隊ライブマン)役で顔出し出演したことを思い浮かべる方がほとんどかと思います。
直撃世代の方は特に、中田さん特有の激渋ボイスがスーパー戦隊シリーズでまた聞けるということで、すでにノックアウト寸前の方も多いのではないでしょうかw
中田さんは他にもギロロ伍長(ケロロ軍曹)、メガトロン(トランスフォーマーギャラクシーフォース)、アーカード(HELLSING)、モリー(3DS版ドラゴンクエストⅧ)などの役で出演していました。
チームリーダー クバル
アザルドと並びデスガリアンのチームリーダーを務めるクバル。
武闘派のアザルドとは対照的に策を練り相手を精神的に追い詰める戦法を得意とする陰湿な頭脳派。
頭脳派らしく頭でっかちで、無機的なボディにまるでLEDのコアのようなパーツを持ちその姿はロボットあるいはサイボーグのよう。
知的な敵幹部ということで、性格は傲慢あるいは傲岸不遜で他のメンバーを見下すところが多い気がしますが果たして?
特撮の敵組織になくてはならない頭脳派幹部、クバルの声を当てる声優さんは岩田光央さん。
岩田さんと言えば、あの超ハイテンションな演技が特徴で、シルバーボルト(ビーストウォーズメタルス)、エンポリオ・イワンコフ(ONE PIECE、2代目)、サニー(トリコ)、プリンプリン(コロッケ!)、ドロドロン(ふたりはプリキュア Splash Star)の声の人と言ったら分かりやすいでしょうか。
戦隊シリーズでもゲスト怪人の声を何度か当てていましたが、今回は晴れてレギュラーの敵幹部役に抜擢されました。
中の人の演技がああなので、某ブレンのようにそのうちヘタレになってしまう可能性もある…かもしれませんねw
秘書 ナリア
デスガリアンの幹部紹介、最後を飾るのはジニスの秘書を務める紅一点、ナリア。
植物あるいは単細胞生物をモチーフとしたかのような姿をしており、幹部4人の中では一番宇宙人らしい外見をしているように感じました。
本作の巨大化担当で、ゲームに敗れた怪人にコンティニューメダルを与え巨大化させる役目を担っています。
「コンティニュー」と「メダル」という、ゲームでよく耳にするワードを使うあたり、命を滅ぼすゲームを好むデスガリアンらしさが出ていますね。
巨大化を担当する緑色の異星人女性ということで、ザンギャックの開発技官インサーンを思い出した方も多いのでは?
デスガリアンの紅一点、ナリアの声を担当するのは寿美菜子さん。
ムギちゃんこと琴吹紬(けいおん!)、高崎奈津(ベイビーステップ)、神崎美月(アイカツ!)、鍋島猫美(めだかボックス)といった、様々な人気キャラを演じている美菜子さんがついに特撮に登場というわけですね。
そして美菜子さんを語るうえで外してはいけない役柄が、菱川六花/キュアダイアモンド(ドキドキ!プリキュア)です。
ニチアサファンの間ではプリキュア声優が特撮に登場するたびにざわつくのが恒例となっていますが、次はまさかのダイアモンド。これは予想だにしていませんでしたね。
『仮面ライダーゴースト』でも同じくドキプリに出演していた生天目仁美さんがゲスト出演(インセクト眼魔役)したことも話題になりましたが、まさか彼女のパートナーが戦隊怪人として登場するとは…もうびっくりしたのなんの。
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以前映画『仮面ライダー1号』のキャスト陣の本気の入れようが尋常じゃないことを書きましたが、さすがスーパーヒーローイヤー。こちらも記念戦隊らしく人気声優を集めたというわけですね。
ヒーローの活躍だけでなく敵組織にも注目が集まる日本の特撮。
やはり敵キャラのファンもたくさんいますので彼らはシリーズの歴史に残る愛すべき悪役になってほしいと思います。
シリーズ最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』の放送開始まであと1週間。
記念戦隊はどれもはずれが無いので、ジュウオウジャーもスーパーヒーローイヤーにふさわしい超大作であることを期待したいと思います。
次回も本能覚醒で見てくださると幸いです。
『仮面ライダー1号』でも豪華キャストが集結!?