どうも、やりたいゲームが多すぎて時間が全然足りないカメさんです。
スマブラ、ポケモン、そしてあつ森と面白いゲームがスイッチで次々リリースされるので、本当に細々とゲームを進めております。
さて、今回のテーマは大乱闘スマッシュブラザーズSpecial(スマブラSP)のダウンロードファイターを使ってみた感想です。
今回はDLC第6弾、ARMSシリーズから参戦したミェンミェンを使った感想を自分なりに書いていこうと思います。
ミェンミェンでスマブラするときの参考になれば幸いです。
他のDLCファイターの感想・評価のリンクはこちらから
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2つのボタンでアームを伸ばせ!
前々から告知されていたように、ARMSのミェンミェンは両腕をバネのように伸ばして戦うかなり特殊なファイターになっています。
攻撃ボタンを長めに押すと、左のアームを伸ばして攻撃することができます。
そして必殺ワザボタンを長く押すことで、右のアームを伸ばします。
いずれも、スマッシュ入力することで飛距離が伸び、威力がアップします。 スマッシュホールドや上下のシフトもできます。
今までのファイターと違い、ミェンミェンに固有の通常・横必殺ワザがあるわけではなく、攻撃ボタンと必殺ワザボタンの両方で2本のアームを操って戦うというかなりユニークなファイターになっています。
ミェンミェンの場合は横必殺ワザというよりは、右のアームで放つ強攻撃・スマッシュ攻撃といった感じですね。
片方のアームで攻撃するだけでなく、2つのボタンを交互に押すことでワンツーパンチを繰り出したり、スティックを左右に倒すことで前後を交互に攻撃したり、前進・後退ながらアームを伸ばすこともできます。
ちなみに右スティックでスマッシュ攻撃が出るように設定している場合、左のアームでスマッシュ攻撃し、攻撃と必殺技ボタン同時押しでスマッシュ攻撃ONに設定している場合は右→左の順番で連続スマッシュ攻撃を放ちます。
前後の空中攻撃についても地上と同様にアームを伸ばし、何とスマッシュ攻撃も可能。
スマッシュホールドこそできないものの、空中(それも前後両方)でスマッシュ攻撃を放つことができるのは強みですね。
3種類のアームを使いこなせ!
ミェンミェンの下必殺ワザはアームチェンジで、右のアームを3種類に切り替えることができます。
本家ARMSでもバトル開始前に左右それぞれで3種類のアームの中から好きな組み合わせで選んで装備することができ、それが元ネタになっています。
ミェンミェンの場合はホットリング、メガボルト、ドラゴンの3種類を順番に切り替えることができます。 ミェンミェンが操作可能な状態であればいつでもアームの切り替えが可能。
ホットリング
ホットリングは、一言で言うとスピード系のアーム。
威力は控えめですが攻撃の発生が早く、相手の蓄積ダメージが低いうちの牽制に向いています。
また、アームが伸び切った後にリングを切り離し、ブーメランのように山なり飛んで手元に戻ってくるので広い範囲を攻撃することができます。
メガボルト
メガボルトは重たい一撃を繰り出すアームです。
攻撃が遅くリーチも短いが、当たれば大ダメージで相手を勢いよく吹っ飛ばします。
どちらかといえば1on1よりも多人数戦で漁夫の利を狙う使い方が効果的。 いずれにせよ、闇雲に撃ちまくると隙だらけになるのでここぞというタイミングを狙いましょう。
ドラゴン
ドラゴンは3つのアームの中では最も長いリーチを持ちます。
また、スマッシュ攻撃時にボタンを長押ししていると、ドラゴンの口が開きレーザーを発射します。
このレーザーを出すというのが個人的にちょっとした曲者で、素直にボタンを長押ししていると数秒間ホールドした場合は技が出るまで数秒かかってしまいます。
しかし、どうやら押し続けなくても、アームが伸び切った時点でボタンが押されていると認識されていればレーザーは出るようです。
そのため、一旦任意のタイミングでボタンを離した後、すぐにボタンを長押しすればレーザーを撃つことができます。
空中スマッシュや同時押しスマッシュの場合はホールドがないので、普通にボタンを押し続けるだけでレーザーが発射されます。
ちなみに、左腕に装備しているドラゴンもほぼ同じ仕様ですが、相手を投げると一定時間強化されるという違いがあります。
左腕のドラゴンでレーザーを撃つ場合、右スティックを倒して離し、すぐに攻撃ボタンを押すと成功しやすいです。
また、カービィがミェンミェンをコピーした場合はドラゴンで攻撃し、ボタン長押しでレーザーも撃てます。
3種類のアームはそれぞれ性能が大きく異なるため、時と場合に応じて使い分けることも、ミェンミェンで勝利するための必須テクニックと言えるでしょう。
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上必殺ワザは2種類
ミェンミェンの上必殺ワザはアームジャンプとアームフックの2種類があります。 地上ではアームジャンプ、空中ではアームフックになります。
アームジャンプは両腕を使って真上に跳び上がります。 ボタンを押す長さで飛距離が変化し、スティックを斜めに倒すとその方向にも跳ぶことができます。
攻撃には使えませんが、技の出始めは無敵になるので、相手と距離を取る場合や空中に逃げる場合に使います。
アームフックは空中での上必殺ワザで、斜め上に左のアームを伸ばします。
こちらはダメージ判定がありますが、範囲は狭いので攻撃にはあまり使えません。
どちらかと言うと復帰用の技で、ジョーカーやベレト/ベレスと同じく崖際に伸ばすことでワイヤー復帰することができます。
ただし、シモンやリヒターのように普通の空中攻撃でワイヤー復帰することはできないので注意。
アームが届く距離は長く崖にさえ届けば、たとえ真下からでも掴まることができますが、あまりにも離れすぎていると掴まることができず、他に復帰に使える技もないため復帰力が高いとは言えないでしょう。
足技も意外に重要
このようにのび~るアームを武器とするミェンミェンですが、この性能故接近戦はあまり得意ではありません。
しかしミェンミェンはカンフーのような足技を得意とし、スマブラでもキックによる接近戦で攻撃することができます。
まず、攻撃ボタンor必殺ワザボタンを短く押すことで弱攻撃や百裂攻撃を放つことができます。
他にも下強攻撃はスライディング、下空中攻撃は急降下キックといった具合に様々な蹴り技を使えます。
中でも上スマッシュのサマーソルトキックは個人的にかなり重宝しています。
リーチも比較的長めなので戦場のすり抜け床に立っている相手も追撃できるほか、なんとこの攻撃は相手の飛び道具を反射することができるというまさかのメリットが。
これは原作における、キックで相手のアームを撃ち落とすことができるというミェンミェン固有の能力が元ネタなのですが、この反射能力によりサムスやロックマン、巨塔やリベンジシューターなどに対しても強めに出ることができます。
長く伸びるアームで遠距離に強いミェンミェンが飛び道具反射能力まで持っていたら、まさに鬼に金棒ですね。
逆に接近戦は大の苦手なので、これらのキック技やアームジャンプを駆使して相手の距離を離すのがコツです。
最後の切りふだ:ARMSラッシュ
そんなミェンミェンの最後の切りふだは「ARMSラッシュ」です。
ARMSラッシュ自体はアシストフィギュアのスプリングマンが使っているものと同じものです。
しかしファイターとして参戦したミェンミェンの場合、歴代ARMSファイター(スプリングマン、リボンガール、ニンジャラ、マスターマミー、メカニッカ、キッドコブラ、ツインテーラ)と共に怒涛の連続パンチを放ち、最後に銅鑼の音と共にビームをお見舞いしてフィニッシュという豪華なものに仕上がっています。
例の如く最初の一撃が外れれば失敗ですが、やはり腕が伸びるのでリーチは長め。
複数の相手を巻き込むことも可能ですが、最後の一撃を当てることができるのは最初にヒットした相手だけなので注意。
威力(1on1ならば65%)とふっとばし力は高く、軽~中量級なら20%ほどダメージを与えていれば十分に撃墜を狙えるほど強力です。
新ステージ:スプリングスタジアム
続いては、ミェンミェンのホームステージであるスプリングスタジアムについて。
スプリングスタジアムの特徴と言えば、なんといっても時折出現するジャンプ台。
ステージ両端と中央のすり抜け床が緑色に光るとジャンプ台に変化した合図で、その上(ファイターが乗ると足元に青いリングが出現します)に乗ってジャンプボタンを押すと勢いよくジャンプすることができます。
また、ステージ下に出現することもあり、復帰の補助に役立ちます。
このジャンプには攻撃判定があり、当たった相手を勢いよく吹っ飛ばすことができます。 相手が隣にいる時や、空中で無防備になった瞬間を狙うと当てやすいです。
さらに天井のアーチには相手をぶつけることができ、ジャンプで体当たりしてアーチにぶつけ、そのまま真下に叩き落とすことができます。 もし自分がやられたら受け身を取って撃墜されないようにしましょう。
また、アイテムが出る設定にしていると、原作と同様にアイテムヘリがアイテムを持って飛んできます。
アイテムヘリを攻撃することでポトリと落とすことができます。 落ちるまでは拾うことができないのでアイテムヘリを攻撃することをお忘れなく。
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リーチと火力はピカイチ
最後に、ミェンミェンの長所と短所を大まかですが解説していきます。
ここまで読んでみてわかるように、ミェンミェンはアームを伸ばして攻撃するため、横方向のリーチがとてつもなく長いです。
その上歩きながら攻撃できますし、空中で腕を伸ばすことだってできます。 空中に飛び出すことなく復帰妨害をすることも可能です。
さらに下必殺ワザで性能の異なる3種類のアームを自在に切り替えることができます。
離れた相手にも攻撃できるためカウンターで反撃されにくく、ハンマーを振っている相手やアシストフィギュアにも、近づくことなく楽々攻撃を当てることができます。
接近戦・上方向の攻めは不利
長く伸び~るアームのおかげで遠距離戦は得意なミェンミェンですが、逆に相手に接近されると一転して不利になります。
ミェンミェンの腕を伸ばす攻撃は隙が大きく、更に上下のリーチは極端に短いため技の出が早いファイターや空中戦が得意なファイターを苦手としています。
そのため相手に接近された場合には、アームジャンプで距離を取ったり、キックで応戦するなどして対応する必要があります。
このようにミェンミェンは相手ファイターとの相性が強く現れるファイターであり、他のファイター以上にお互いの攻撃が届く間合いを意識しなければなりません。
総評
というわけで、ファイターパスシーズン2の記念すべきトップバッターであるミェンミェンを使ってみた感想をいろいろ書いてみたわけですが、総評としてまずひとこと言わせてください。
このミェンミェン、今までのダウンロードファイターの中で、慣れるのに一番時間がかかりました。
これまで個性的なファイターが数多く参戦してきたわけですが、ミェンミェンはその中でも突出した個性の持ち主で、レベル5のCPU相手にも結構負けるくらい使いこなすのに苦労しました。
そもそもミェンミェンには通常・横必殺ワザを持たず、攻撃ボタンと必殺ワザボタンで両方のアームを伸ばして攻撃するとこれまでのファイターと操作性が大きく異なっており、今までのスマブラと同じ感覚で操作しようとするとうまく操作できません。
相手との間合いが離れている時はガンガン攻めることができ楽しいですが、逆に間合いを詰められるとアームでの攻撃を当てにくくなり苦戦を強いられ、他のファイターより間合い管理能力を求められます。
またミェンミェンは良くも悪くもステージとの相性がはっきりするファイターで、地続きのステージや広いステージだと容易に距離を取って攻撃することができますが、狭いステージや地形が複雑なステージだと距離を取りにくく相手に袋叩きに遭いやすい。
今までのファイターとは、操作性も性能も特殊過ぎて慣れるまではめちゃくちゃ苦労しますが、シモンやリヒターを超える超絶リーチの攻撃を使いこなすことができれば、距離が離れた相手も圧倒することができます。
ARMSをプレイしたことがある方、そして何よりミェンミェンが好きな方は是非ともダウンロードして遊んでみてください!!
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