どうも、ダイパリメイクは一旦見送ることにしたぼちカメさんです。
仮面ライダーリバイスのDXツーサイドライバーが欲しいし、あつ森とかマリパとか他にも遊びたいゲームは山ほどあるため、落ち着いてからじっくりとプレイしようと思います。
さて、本日2021年11月19日はダイパリメイク発売日ですが、実は今日は大乱闘スマッシュブラザーズSpecial(スマブラSP)にソラが参戦してちょうど1か月という記念日でもあるんです。
特別映像「ソラのつかいかた」を公開しました。
— 大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】 (@SmashBrosJP) 2021年10月5日
ディレクターの桜井政博さんが実際にゲームをプレイしながらソラの魅力をご紹介。
「つかいかた」シリーズの番組もこれが最後ですので、まだ見ていない方はぜひご覧ください。ソラの配信日は10月19日(火)です!#スマブラSP
スマブラSPの最後のダウンロードファイターとしてキングダムハーツよりソラが参戦し、その奇跡に世界中のゲーマーが歓喜の声を挙げました。
今までもそうだったように、ソラを一通り使ってみた感想記事を書いていて、実はもう少し後に投稿する予定だったのですが、カレンダーをさかのぼってみたら今日がソラ参戦から1か月と知って、記事完成間近だったのもあって今日投稿しようと相成ったわけでございます。
…てなわけで、今回はいよいよ最後となるスマブラSPのDLCファイター使ってみた感想記事、そのフィナーレとなるソラの感想評価を書いていこうと思います。
最後の最後までへたくそな文章ですが、少しでも参考になれば幸いです。
他のダウンロードファイター感想記事リンクはこちらから
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3連コンボで攻撃
まずソラは、一部の攻撃で3連続攻撃を当てることができます。
普通に攻撃ボタンを押すと単発攻撃ですが、攻撃が出るときにボタンを長押しor連打することで、3連続で攻撃を当てるコンボを出すことができます。
原作でも、ボタンを連打することで敵に連続攻撃を当てることができましたね。
3連コンボができるワザは、弱攻撃、横強攻撃、ニュートラル空中攻撃、前空中攻撃の4つ。
また、単発だと相手は普通に吹っ飛びますが、コンボの場合は1発目では吹っ飛ばず最後の3発目で吹っ飛びます。
単発かコンボかで相手の挙動が異なりますので、うまく使いこなして戦っていきましょう。
必殺ワザ
ここからは、ソラが使える必殺ワザについて解説していきます。
通常必殺ワザは、3種類の魔法を使います。
使える魔法はファイガ、サンダガ、ブリザガの3つで、使うたびに自動でこの順番で切り替わります。
勇者の下必殺ワザと違い、使える魔法とその順番は固定で、自分で選んで使うことはできません。
現在使える魔法は、ソラのアイコンの上に原作おなじみのコマンドで表示されています。
ファイガは、前方に火の玉を飛ばす魔法。
ファイガはそのまま前方向に一直線に飛び、射程距離も終点の半分ほどあるため、素直で扱いやすい魔法といえます。
また、ファイガを使うときに必殺ワザボタンを連打していると連続で火の玉を発射することができます。 連打をやめると次のサンダガに移行します。
サンダガは、前方に雷を3回落とす魔法。
落雷なので軌道は上から下とやや特殊で隙も大きく当てにくいですが、攻撃範囲は広く威力も高め。 すり抜け床の上に乗っている相手に当てたり、場外で復帰しようとしている相手への追撃にも使えます。
空中で使うと、地上よりも範囲が狭くなります。
ブリザガは、前方に冷気を放つ氷の魔法。
3つの魔法の中では最も射程距離が短いですが、直撃すれば確実に相手を凍らせることができます。
凍った相手には受けるダメージが減ってしまうため、近づいてきた相手に対する反撃や動きを封じる時向けのワザといえるでしょう。
いずれの魔法も近~中距離ほどのリーチがあり、相手を撃墜できるほどのふっとばし力こそはないが牽制や復帰妨害に向いているワザ。 戦況によって使う魔法を見極めつつ、どんどん発射していきましょう。
また、さりげなく空打ちして自分が次に使いたい魔法に合わせておくという戦法も有効。
ただし、いずれも飛び道具なので反射・吸収・しまわれされないように要注意。
サンダガは上に反射するためあまり意味はなく、とりだした場合は下に落ちるので、ジャンプして出さないと反撃できません。
ブリザガは無数の粒子を放つため一気にまとめて吸収できますが、しまった場合はその粒子のうちの1粒しか取らないためほとんど無意味といっていいでしょう。
余談ですが、上アピールでもストプガ、エアロガ、ケアルガの3つの魔法を使えます。 ただしあくまでもアピールなので何の効果もありません。
横必殺ワザは、ソニックレイブ。 キーブレードを構え、真横に向かって突進するワザです。
突進中にLスティックを倒すと、2回目以降はその方向に突進でき、最大2回まで方向転換できます。
突進中にボタンとスティックを入力しないとその場でワザが終了します。
また、必殺ワザボタンを長押しにしていると、2回目以降は近くにいる相手にロックオンし自動で突進してくれます。 この時ロックオンした相手に、原作おなじみの青いマーカーが表示されます。
ロックオンすると通常よりも威力が増し飛距離も伸びますが、それゆえに相手の位置によってはあらぬ方向に飛んで行ってしまい自滅してしまうことも。
場外に飛びそうになったらボタンを離して足場のある場所へ移動しましょう。
また、突進を繰り返すとそのたびに飛距離と速度が落ちていきます。
相手にヒットしたときやシールドで防がれた時も同様なので、隙ができると思ったら相手から距離をとったり、ボタンとスティックから離してキャンセルしましょう。
またこの横必殺ワザには、もう1つ便利な特徴があるのですが…それについては後述。
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上必殺ワザは、エリアルスイープ。 キーブレードを構えて回転しながら上昇し、周囲の相手を攻撃するワザです。
上昇するので復帰ワザとしても使用できるほか、威力も高いので相手の撃墜にも十分使えます。 上昇中はスティック左右で少しだけ移動できます。
リンクの回転切りと似たワザですが、こちらは地上で出しても必ず上昇します。
そして、ソラを使う上で絶対に覚えておきたいテクニックが1つあります。
それは、上必殺ワザの終わり際、上昇が頂点に達したタイミングで横必殺ワザコマンド入力でソニックレイブにつなげることができるというもの。
上必殺からの横必殺につなげることでかなりの広範囲を移動することができ、空中ジャンプの高さも相まってどの位置にいてもほぼ確実に復帰することができるという、まさにソラの名を冠するにふさわしい復帰性能の持ち主に変貌します。
この空中機動力のおかげで、下空中攻撃を使って急降下しても、バーストラインに近いところで復帰妨害した後でも、ステージのかなり下の方で相手を叩き落してからも上から横につなげて安全に復帰することが可能です。
ただし、上必殺ワザが終了してしりもち落下になると横必殺ワザに移行することができなくなります。 横必殺につなげる場合は回転が終わる直前くらいのタイミングで横必殺を入力することを意識しましょう。
逆に横必殺ワザから上必殺ワザにつなげることはできないので注意。
スティックで少しだけ左右移動できるとはいえ、エリアルスイープでただ上昇するだけでは復帰ワザとしては少々心許ないですが、高い空中ジャンプとソニックレイブとを組み合わせることで凶悪といっても過言ではないほどの復帰性能に化けます。 かわいい顔しておっそろしい奴だ…
下必殺ワザは、カウンター。
原作でおなじみのリフレクトガードの構えをとり、攻撃してきた相手に対し威力を増して反撃するというおなじみのワザです。
使い勝手は他のカウンター系の技と同じような感じですが、攻撃してきた相手の体勢を崩すという他のカウンターにはない特徴があります。
原作のリフレクトガードも、タイミングよく発動することで攻撃をはじきます。
また、飛び道具を受けた場合は後ろに受け流します。
1対1の場合はそのまま後ろに飛んで行って終わりですが、多人数戦の場合は背後の相手に飛び道具を当てることができます。 これで撃墜した場合はソラに得点が入ります。
ただし、キーブレードは前方に構えるため、後方への攻撃はほとんど防ぐことはできないので注意。 100%防げないというわけではないですが、前方で受けた方が確実に反撃できます。
細かいところでは違うのですが、基本的には他のカウンターと同じ感覚で使うことができます。
そして最後の切りふだは、鍵穴の封印というワザになります。
キーブレードの先端から光を放ちヒットしたファイターを鍵穴の中に引き寄せてスマブラマークの刻まれた扉の中に閉じ込め、封印して扉を破壊して攻撃します。
この切りふだは、初代KHの終盤、キングダムハーツにつながる扉をソラ、リク、王様の3人でキーブレードを使い封印するシーンが元ネタかと思われます。
一度に3人まで巻き込むことができ、扉が爆発してソラがポーズをとった時点で相手のダメージが100%以上だと即撃墜できます。
ワザの威力はフィニッシュ時点で48%、相手が吹っ飛んだ時は60%(いずれも1on1時)なので、60%以上たまっている時に当てれば確実に即撃墜できます。
また、ワザの威力自体も高いので、条件が揃えばそのまま普通に撃墜することも可能。
この類の切りふだらしく最初の鍵穴に誰も巻き込めなければ失敗です。
光が直接当たらなくても、鍵穴が出現したときに近くにいるファイターも引き寄せて巻き込むことができますが、直接当てた場合より威力は下がってしまいます。
ソラの必殺ワザはそれぞれ、ほかのファイターにはない個性が際立っていますが、癖が強くて使いにくいということはなくむしろどれも使い勝手がいい印象を受けました。
最後に余談ですが、体力制でソラがフィニッシュを決めると、スローモーションになり画面が白くなるという原作を忠実に再現した演出が楽しめます。
これは原作を遊んだ人にとっては嬉しいことこの上ないファンサービスなのではないでしょうか。
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新ステージ:ホロウバスティオン
続いては新ステージについて。 ソラと共に追加された新ステージは「ホロウバスティオン」です。
ホロウバスティオンは初代KHに初登場した、終盤にソラ一行が訪れるワールド。
かつては「レイディアントガーデン」(輝ける庭)というワールドだったのですが、ハートレスの侵攻を受けホロウバスティオン(虚ろなる城)となり、マレフィセント率いるヴィランズ軍団の居城となりました。
Ⅱではレイディアントガーデンとして復興が進む様子が描かれました。
ステージは終点のような平坦な足場と、その中央にすり抜け床が1枚あるだけというシンプルなもの。
ステージはホロウバスティオンの周りを周回しますが、特にこれといってギミックはありません。
しかし、最後の追加ステージがこんなシンプルなもので終わると思ったら大間違いです。
タイム制では制限時間が少なくなり、ストック制ではストックが少なくなるなどで試合終了が近づくと、なんと心の中の世界へと遷移するという粋な演出が始まるんです!
心の中の世界(通称「ダイブ・トゥ・ハート」)といえばステンドグラスのようなデザインが特徴的な、キングダムハーツを象徴する心象世界。
終盤に差し掛かるとこの心の世界で乱闘ができるという、ファンからしてみれば最高すぎる演出が楽しめるんです!
心の中の世界に移行すると、背景にランダムに選ばれたメインキャラクターのうちの1人が出現します。
登場するキャラクターは、ソラ、リク、ロクサス、シオン、テラ、ヴェントゥス、アクアの7人。 周囲にはさりげなく他のキャラクターも一緒に映ってます。
さすがにディズニーキャラを登場させることは叶わず、その部分は他の絵に差し替えられていますが、全く違和感なく仕上がっており、特にリクの背景の王様の部分がソラに変わっていたことはツイッター見るまで気づきませんでした。
他のステージと違って乱闘に影響を与えるギミックはないですが、この演出だけでもKHファンは感動の嵐なのではないでしょうか。
もちろん他のステージと同様に戦場化・終点化ができますが、このダイブ・トゥ・ハートは戦場化・終点化した時もちゃんと起こります。 これはさりげなく嬉しい仕様なのではないでしょうか。
続いては、新たに収録されるBGMについて。 以下の曲をホロウバスティオンで流すことができます。
- Night of Fate
- Destiny’s Force
- Shrouding Dark Cloud
- Hand in Hand
- Blast Away! -Gummi Ship Ⅱ-
- Hollow Bastion
- Scherzo Di Notte
- Fragment of Sorrow
- Destani
今回は楽曲のアレンジはなく、全てKH HD1.5Remixの原曲を使用しています。
ホロウバスティオンや心の中の世界で戦うことを想定して、初代の楽曲のみに絞って選曲した感じですね。
また、今回は上記の9曲に加え、条件を満たすことでもう1曲追加されます。
現状唯一のスイッチで遊べるシリーズの「キングダムハーツ メロディーオブメモリー」のプレイ履歴があると、新たに「Dearly Beloved -Swing Version-」が聞けるようになります。
そのため、ホロウバスティオンのステージで流れる楽曲はこれらの9+1曲ということになります。
以上、ソラの大まかな解説が終わりましたので、ここからは実際にソラを使ってみた感想やメリット・デメリットを書いていこうと思います。
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シンプルかつ使いやすい
まずソラを一通り使ってみた感想としては、モーションが軽快で動かしてみて楽しいといった感じです。
ソラはダッシュが速く、空中ジャンプもふわっとした挙動。 その機動力の高さを生かして移動しながらキーブレードの打撃や魔法を当てるだけでもすごく楽しいです。
ソラは全体的に隙がやや大きめですがキーブレードの当たり判定が長めなので打ち勝ちやすく、一度当ててしまえばどんどんダメージを与えることができます。
スマブラSPのダウンロードファイターは個性が際立っており、かつ癖が強く初心者では扱いにくい一面もあるため、良くも悪くもプレイヤーの好みが分かれやすいという印象があります。
しかし、ソラは他のファイターにはない個性こそありますが、癖が強く扱いにくいという風には感じず、初心者でも気軽に使えるファイターだと思いました。
空中戦に強い
ソラは、その名前の通り空中戦でその真価を発揮するファイターだと考えています。
さっきも言ったように空中ジャンプはふわっとして高いし、ニュートラル・前空中攻撃は3連攻撃のおかげでコンボ性能も高いし、上必殺→横必殺による強力通り越してもはや凶悪な復帰性能のおかげで、場外の相手への復帰妨害も気軽に行えます。
上必殺からの横必殺への移行はタイミングよく入力しないとできないので少し練習が必要ですが、慣れてしまえば文字通り縦横無尽に動き回ることができます。
ソラの名は伊達ではありませんね。
軽くて吹っ飛びやすい
空中機動力が高く、復帰力に至ってはもはや最強レベルといっても過言ではないソラ。
ここまで書くとソラは弱点のない無敵のファイターと思われがちですが、そんなソラにももちろん弱点はあります。
まず第一に、体重が軽く吹っ飛ばされやすいです。
ふわっとした空中ジャンプからも想像できるように、ソラは全ファイターの中では軽い部類に入り、ダメージがたまっている時に重い一撃を受けるとあっという間に場外行きに。
実際、CPU戦でもクッパやガノンドロフには勝率はあまり良くなかったです。
他のファイターと比較すると、しずえやネスより軽く、ピカチュウやセフィロスより重いといった感じです。
ダメージがたまっている時は特に、闇雲に突っ込むのではなく相手の出方を伺いながら攻撃を繰り出した方がベターでしょう。
長距離戦が苦手
次に、ソラは長距離戦だと不利な傾向にあります。
ソラの攻撃範囲は近~中距離で、単発で最も飛距離のあるファイガでも終点の半分くらいまでで、サムスのチャージショット(溜めなし)や勇者のイオナズン、ロックマンのメタルブレードよりも短いです。
そのため、飛び道具で攻めるのが得意なこれらのファイターと戦う際、距離が離れすぎていると一方的に攻撃を受けることになりがち。
一応カウンターで受け流したりソニックレイブで距離を詰めたりといった戦法もありますが、多用しすぎると動きが単調になり読まれてしまいがち。
攻撃をかわしつつ相手との間合いをいかに詰め、射程範囲内に入るかがソラを使いこなす上で重要な課題の1つとなりそうです。
総括
というわけで最後に、総括に移りたいと思います。
ソラは空中戦が得意な軽量級ファイターで、復帰性能も全ファイターの中でもトップクラスに高い。
DLCファイターと言えば、個性が際立っていて癖が強く使いにくいイメージがあるかと思いますが、ソラの場合はソラだけの個性こそありますが、初心者が使いにくいと思ったところはあまりありませんでした。
軽くて吹っ飛ばされやすく、ダメージがたまっている時に立ち回り方を間違えると返り討ちに遭いやすいがのが欠点ですが、それを差し引いてもかなり使いやすい部類に入るファイターだと思います。
私も含め、ソラの参戦は世界中のゲーマーの望むところではありましたが、諸事情により確率はかなり低いという意見も多かったのも事実。
しかし今こうして、ソラがスマブラの舞台に立ちゲームの歴史を彩ったキャラクターたちと夢の共演を果たし、見事有終の美を飾ったところを見ると、改めてスマブラSPという神作に出会えたことに心から感謝しています。
桜井さんはじめスマブラに関わったすべての人に、改めてお礼を言いたいと思います。 ありがとう。
そして、そんなソラが活躍するキングダムハーツシリーズが、クラウドゲーミング方式でスイッチでも遊べるようになるということで、こちらも楽しみです!
というわけで、今回を以ってスマブラDLCファイターを使ってみた感想・評価シリーズは無事完結を迎えます。 私の稚拙な文章を最後まで読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
シリーズは終わりますが、スマブラをはじめスイッチのゲームは暇を見つけてはこれからも楽しみたいと思います!!
すべてのファイターがそろった! 本当の闘いはこれからだ!
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