昨日11月24日、映画「仮面ライダー ビヨンドジェネレーションズ」の本予告動画が公開されました。
リバイスとセイバーの共演、歴代ライダー集結、過去と未来をつなぐ物語と、仮面ライダー生誕50周年に相応しい壮大な物語となっています。
今回は、この予告編を見て気になったことやら自分なりのストーリー予想や考察やらについていろいろと語っていこうと思います。
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未来のライダー いったい誰だ?
まずは今回の物語のカギを握るであろう謎の戦士、仮面ライダーセンチュリーについて。
仮面ライダーセンチュリーは今から50年後、すなわち仮面ライダーが誕生して100年後の2071年からやってきたライダー。
彼が活躍する2071年では、悪魔が世界を支配する世紀末のような時代。 そんなセンチュリーがなぜリバイスが活躍する2021年にやって来たのか?
予告動画では、現役ライダーであるリバイスやセイバーたちに襲い掛かっていました。 リバイスもまた悪魔の力で悪魔と戦うライダーですが、センチュリーの時代はリバイスの敗北などでデッドマンズが繁栄した未来ともとれそうです。
そして肝心のセンチュリーの変身者ですが、予告の時点では一切不明。 台詞もないので声で判別することも不可能。
予告で明かさないということは、センチュリーの正体自体が物語の根幹にかかわる重大なネタバレとなっていることが推測できます。
センチュリーは悪魔か英雄か? その真の目的とは?
過去と現在、父子の再会
続いては、本作のゲストキャラについて。
本作の重要キャラクターとして、過去からやって来た青年「百瀬龍之介」と現代で生きる彼の息子「百瀬秀夫」が登場。
センチュリーは未来からやって来たライダーでしたが、龍之介は今から50年前、すなわち仮面ライダーが誕生した1971年からやって来た謎の科学者。
50年の時を超え、すっかり大人になった愛息子との再会を喜ぶ龍之介だったが、当の秀夫本人は「家族を捨てた自分勝手な父親とは違う」と龍之介を拒絶。
家族をテーマにしたリバイスらしく、何らかの確執を抱えた親子が登場したというわけですね。
さらに、フェニックスの資料には龍之介についての情報が残されており、それによるとなんと彼はかつてかの悪名高きショッカーの研究員だったという過去が明かされます。
ライダー50周年ということで、ライダーの敵組織の原点ショッカーについてここで登場するというわけですね。
それから50年前と言えば忘れちゃいけないのが、バイスタンプの起源となった「悪魔と契約できるスタンプ」が発見された年でもある点。
50年後の未来が悪魔に支配されていることを鑑みると、50年前に発見されたスタンプが、同じ年に誕生したライダーと、その敵対組織であるショッカーと何か関係していそうです。 センチュリーもどこか初代1号を近未来化させたようなデザインだし…
百瀬親子とショッカー、そしてセンチュリーの関係とは一体?
そんな百瀬親子を演じるのは、中尾明慶さん(龍之介役)と古田新太さん(秀夫役)。
中尾さんと言えば、「ROOKIES」、「H2」、「ドラゴン桜」(2005年)、「時を駆ける少女」(2010年)などの数多くのドラマや映画に出演。 ROOKIESのイメージが一番強いかと思います。
一方の古田さんは、「夢をかなえるゾウ」、「逃げるは恥だが役に立つ」、「僕が地球を救う」、「木更津キャッツアイ」、「ヤンキー君とメガネちゃん」、「シン・ゴジラ」などに出演。
私の中では、夢をかなえるゾウや逃げ恥のイメージが強いですね。
また、古田さんは過去に、「燃えろ!!ロボコン」19話や忍風戦隊ハリケンジャーの劇場版に敵役で出演した経験もあります。 つまり今回の映画で、3度目の東映特撮への出演を果たしたわけです。
テレビや劇場で一度はその姿を見たことがあるであろう中尾さんと古田さんが親子役、それも若手の中尾さんが父親でベテランの古田さんが息子という時空ものならではのシチュエーションで共演が実現!
なんだか訳ありなこの親子、いったいどんな秘密が隠されているのか?
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歴代ライダー大集会!
またこの映画では、ライダー50周年に相応しく様々な仮面ライダーが敵味方問わず登場しスクリーン狭しと暴れまわります。
まずはメインとなるリバイス組。 予告内ではリバイとバイス、それからライブとデモンズが戦う姿が描かれていました。
次回28日に登場予定の仮面ライダージャンヌはいませんでしたが、セイバー組と横一列で歩くシーンにさくらがいたので変身して戦うのは確実とみていいでしょう。
続いてはセイバー組。 こちらは終盤でカリバーに変身したソフィアを除く全ての剣士が登場していました。
セイバー・リバイス両番組のライダーたちが一堂に会し一列になって歩くシーンはファンならだれでもテンションが上がりますし、強い気迫さえ感じてしまいます。
そして彼らに加え、50年の歴史を駆け抜けてきた歴代ライダーたちも、敵味方問わず数多く登場。
私が確認できる限りでは、スーパー1、BLACK RX、ZO、アギト、ナイト、王蛇、ブレイド、アクセル、エターナル、フォーゼ、メテオ、なでしこ、ソーサリー、デューク、4号、エグゼイドムテキ、バールクス、バルキリーが登場しました。
ただでさえリバイス組+セイバー組で10人を超えるのに、これだけ多くのライダーが戦うシーンを大スクリーンで見れるとなるとテンション上がりますし、今からすごくワクワクしています。
特に仮面ライダー4号は、ドライブが放送された2015年に配信された「仮面ライダー4号」以来の客演で、かなり久しぶりな気がしました。
中の人ネタなのかエターナルの隣に並んでいるのもまた意味深。
また、横並びで走るアギト、ZO、スーパー1、フォーゼ、メテオ、なでしこはアニバーサリーライダーつながりでもあります。 こういう小ネタもうれしいです。
これくらいたくさんのライダーが一堂に会するのであれば、数人くらいはご本人出演を期待してもいいんじゃないでしょうか?
謎の老人現る
そして予告のラストでは、タブレット端末を操作する謎の老人の姿が…
タブレットには歴代仮面ライダーのマスクがずらっと並んでおり、上記のライダーたちは恐らくこれを使って呼び出されたものである可能性が高いです。
この老人の正体は、いったい何者なのか?
これは私の予想ですが、彼は歳を取った未来のジョージ・狩崎なのではないかと予想します。
ひげや長髪がありますがぱっと見似てますし、狩崎はフェニックスの科学者&私たちに負けず劣らずのライダーヲタクなので、ライダーを召喚する技術ぐらい簡単に開発できそうな気がします。 操作するときハイテンションで叫んでましたし…
狩崎の年齢は明らかにされていませんが、仮に演じる濱尾ノリタカさんと同い年(21歳)で彼もセンチュリーと同じく50年後の人物だとしても71歳で、別に何も不自然はありませんし十分あり得ると思います。
ということは、もしかしてセンチュリーのライダーシステムを開発したのも…?
果たしてこの狩崎似の謎のおじさんはライダーを呼び出して、いったい何をしようとしているのでしょうか?
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新ライダーは登場するのか?
そして、この時期のライダー映画といえば、新たに参戦するライダーの先行お披露目も忘れちゃいけません。
2年前に公開された「令和ザ・ファーストジェネレーションズ」のラストに仮面ライダーサウザーがテレビ本編に先駆け登場したように、年明けに登場する新たなライダーが劇場版で一足お先に登場するのはほぼお約束の流れとなっています。
昨年は公開形態が少し変則的だったので実現しませんでしたが、本作は単発で公開されるので新ライダーのチラ見せは実現するのではと期待しています。
これに関する情報はまだないのでどうなるのか分かりませんが、今年はどんな新ライダーが私たちの前に姿を現すのか、今から楽しみです。
以上、仮面ライダー ビヨンドジェネレーションズの予告編を見て気になったことやら自分なりの考察やらを語ってみました。
映画公開は半月先なので、まだまだ分からないことの方が多いですが、仮面ライダー生誕50周年を記念する超大作とのことで大いに期待しながら公開を待ちたいと思います。
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