2021年7月27日、新番組「仮面ライダーリバイス」の制作発表会見が配信されました!
悪魔と契約した青年が、悪魔と共に仮面ライダーに変身、リバイとバイスの2人組ライダーで戦うというかなり斬新な設定で、早くも話題になっています。
今年も新たな仮面ライダーの情報が解禁される季節がやってまいりましたが、今回のライダーもシリーズ50周年の節目に相応しく、終始ワクワクしっぱなしで放送開始が楽しみでなりません。
この記事では、今回の会見で明らかになったメインキャスト、主題歌、そして変身ベルトやDX玩具についてまとめていこうと思います。
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キャスト
まずは主なメインキャストについて。
五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ
- 演:前田拳太郎さん
主人公の青年で、仮面ライダーリバイに変身する。
昭和の雰囲気が残る懐かしの銭湯「しあわせ湯」を経営する五十嵐一家の長男坊で、どんな無理難題でも「お兄ちゃんに任せとけ!」と何でも引き受けてしまうほど世話好きで正義感の強い青年。
悪魔を崇拝する組織「デッドマンズ」の襲撃を受けた時、以前から自身の心から聞こえていた「悪魔のささやき」を耳にし、悪魔バイスと契約、仮面ライダーリバイとなりデッドマンズの脅威から愛する家族を守るため戦うことを決意した。
実家がお風呂屋で、しかも家族全員で経営しているという令和ライダーらしく今までにない要素が盛りだくさんで、これがどうストーリーに影響していくのかが気になるところ。
仮面ライダーへの変身ポーズも、5本指を広げ、両腕を十字にクロスさせる(通称:五十嵐ポーズ)という「ライダー50周年」を前面に押し出したものになっています。
バイス/仮面ライダーバイス
- 演:木村昴さん(声)
一輝の心の中に潜んでいる悪魔。
悪魔ということで一輝以外の人間はその姿を見ることができないが、一輝がライダーに変身することで「仮面ライダーバイス」として実体化することができる。
実体を持たない存在ゆえ、一輝の身体から離れて自分の肉体を持つことを夢見ている。
世話好きな一輝とは対照的にバイスは暴れることが大好きで、某イマジンよろしく周りの被害を顧みることなくノリに合わせて戦う。
性格は真逆の一輝とバイスだが、2人の掛け合いは漫才のように息がぴったりで、時折ケンカしつつも力を合わせてデッドマンズと闘う。
モモタロスやデザストに続く、人間態を持たない怪人が仮面ライダーに変身するパターンですね。
また口の部分はよく見るとマスクになっており、感染対策もバッチリというわけですw
また、仮面ライダーバイスは単独でホバーバイクに変身し、リバイを乗せて飛行することができます。
バイク、電車、車、自転車(!?)と、様々なビークルが登場してきましたが、今回はホバーバイクという、まさに新時代の仮面ライダーに相応しい乗り物が登場しました。
ちなみにこのマシン、A.L.I.Technologies(エーエルアイテクノロジーズ)が開発したXTURISMOという実在するホバーバイクがベースになっています。
A.L.I.Technologiesが開発するホバーバイク #XTURISMO が、2021年9月5日(日)よりテレビ朝日系にて放送スタートの「#仮面ライダーリバイス」の乗用マシンとして作中に登場いたします。
— A.L.I.Technologies(エーエルアイテクノロジーズ) (@ALI_Tech_Inc) 2021年7月27日
▼A.L.I.Technologies 片野大輔 代表コメントhttps://t.co/55TJsCJ5q5
また会見では、バイスが他にもいろいろな乗り物に変身することが示唆されていたので、バイスの七変化にも注目です!
木村昴さんと言えば、ドラえもんのジャイアンやヒプノシスマイクの山田一郎、すばらしきこのせかいのビイトや呪術廻戦の東堂葵などの声でおなじみ。
また宇宙戦隊キュウレンジャーではナレーション及びセイザブラスター音声を担当、ジュウオウジャーやキラメイジャーではゲスト怪人役で出演したこともあります。
木村さんが仮面ライダー作品で、それも仮面ライダー役で出演するのは初。
映画を見た限りでは、常にハイテンションでノリのいい性格で、そのカラーリングも相まってディズニー映画「アラジン」に登場するランプの精ジーニーにそっくりという声も。
言われてみればその通りだと思いますし、一輝の肉体から解放されたい=自由になりたいというのもジーニーと共通していますね。
五十嵐大二
- 演:日向亘さん
五十嵐家の次男で一輝の弟。
シャイな性格でプライドが高く、頭脳明晰でスポーツ万能な一方、精神的な脆さも抱えている。
デッドマンズに対抗する政府直属の特務機関「フェニックス」に志願し、仮面ライダーとして戦う兄一輝をサポートしていく。
そして制作発表会見にて、大二が仮面ライダーに変身することを演じる日向さんが自ら発表しました!!
どういう経緯で変身するのか、そしてどんな姿のライダーになるのか、こちらも楽しみにしたいと思います。
五十嵐さくら
演:井本彩花さん
五十嵐家の長女で末っ子。
思春期真っただ中の女子高生で、本来は優しい性格だがクールなキャラを装っている。
心技体に優れた空手少女で、身体能力は兄妹たちの中で最も高い。
身体能力に優れたヒロインと言えばオーズの比奈ちゃんやドライブの霧子を思い出しますが、さくらもこんな感じで前線に降り立つかもしれません。 もしかすると仮面ライダーに変身する可能性も…?
五十嵐幸実
- 演:映美くららさん
五十嵐家の母親。
「人間、どんなことがあっても熱い風呂につかれば復活できるのよ」が口癖で、厳しくかつ優しいまなざしで3兄妹を見守っている。
最近のライダーシリーズでは珍しい主人公の母親ですが、どのように一輝たちと接していくのか、しっかり見守りたいと思います。
五十嵐元太
- 演:戸次重幸さん
五十嵐家の父親。
銭湯と家族を支える一家の大黒柱だが、動画投稿サイトで一攫千金を夢見るいわゆるユーチューバーのような一面も。
家族を想う気持ちは間違いなく本物だが、本人がこんな感じなので絵に描いたようなダメ父親扱いされてしまうことも…
主人公の両親が存命という仮面ライダーシリーズではかなり珍しいパターンですが、彼らが一輝たち三兄妹にどんな影響を与えるのでしょうか?
また、演じる戸次重幸さんは5歳になる息子を持つ本当のパパであり、仮面ライダー出演が決まった時はいの一番に家族に報告したとか。
しかし、如何せんこんな役なので戸次さんは仮面ライダーへの変身を夢見ているとか。 現実になりますように。
ジョージ・狩崎
- 演:濱尾ノリタカさん
デッドマンズに対抗する政府直属の特務機関「フェニックス」お抱えの天才科学者。
バイスタンプを使って変身するライダーシステムを開発し、一輝たちの戦いをサポートする。
また仮面ライダー(特に平成ライダー)の大ファンであり、ライダーのことになると興奮して前が見えなくなることも。
自身が開発した変身システムにも自分の趣味をこれでもかと詰め込んでいる。
仮面ライダーオタクという今までありそうでなかったキャラ付けで、今から一体どんなキャラになるのかものすっごく楽しみです。
演じる濱尾ノリタカさんもまた仮面ライダーの大ファンで、ガチファンである父親の影響ではまりまくったんだとか。
…ここまで聞いてると、ゴーカイジャーの伊狩鎧を思い出しますねw(鎧も戦隊が大好きで、演じる池田純矢さんも戦隊マニア)
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アギレラ
- 演:浅倉唯さん
悪夢を崇拝する者たちで構成された、本作の敵組織「デッドマンズ」を束ねる当主であり女王。
両親を人体実験により廃人にされ天涯孤独になった過去を持ち、その復讐からフェニックス壊滅を目論む。
家族愛を信じておらず、まやかしの幸せだと信じている。
デッドマンズ3幹部の1人であり首領ということですが、女性が組織のトップという(おそらく)シリーズ初の組織となっています。
またその壮絶すぎる過去から、フェニックスも完全なる正義の組織というわけではなさそう。 ソードオブロゴスに負けないくらい胡散臭さを感じますが果たして…?
オルテカ
- 演:関隼汰さん
デッドマンズの幹部の1人。
表向きは闇医者として活動しつつ、デッドマンズの最終目的である全ての悪魔の始祖「ギフ」を蘇らせるため生贄となる人間の心の闇に付け込み、バイスタンプで怪人を生み出すよう促す。
スーパーヒーロー戦記と同時上映された短編映画では一足先に怪人体を披露。
黒いフードを被った死神にも見える、まさに悪魔と呼ぶにふさわしい風貌でかっこいい。
フリオ
- 演:八条院蔵人さん
同じくデッドマンズの幹部で、アギレラのボディーガードを担当する。
骸骨があしらわれたソンブレロを被りメキシカンな衣装に身を包んだ、メキシコの祝日である死者の日を連想させる外見が特徴。
オルテカと同じくギフの復活に生贄としてささげる人間を探しており、クールでキザなオルテカとは対照的に、フリオはハイテンションで、考えるよりも先に体が動く好戦的な性格。
余談ですが、デッドマンズ3幹部の衣装デザインを担当したのは石川彩希さん。
仮面ライダー生誕50周年記念作
— 石川彩希 (@ishikawa_saki_) 2021年7月28日
『仮面ライダーリバイス』
悪役デッドマンズの衣装デザインを担当させていただきました。
オルテカ・関隼汰さん
アギレラ・浅倉唯さん
フリオ・八条院蔵人さん
制作発表会見では衣装についてもお話いただき感激大ゼンカイです!有難うございますhttps://t.co/wiycaAY9iu pic.twitter.com/EeNiNNfsjn
石川さんは過去に、機界戦隊ゼンカイジャーのステイシーの衣装デザインを担当したことがあり、確かに言われてみればステイシーと同じくおしゃれでかっこいいデザインに仕上がってますね。
その他にも、フェニックスの構成員として門田ヒロミ(演:小松準弥さん)、若林優次郎(演:田邊和也さん)、しあわせ湯の常連として牛島光(演:奥智哉さん)、牛島太助(演:矢柴俊博さん)、伊良部正造(演:西郷豊さん)といったキャラクターも登場します!
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主題歌
続いては主題歌情報。
毎年人気アーティストが手掛ける仮面ライダーの主題歌ですが、今回仮面ライダーリバイスの主題歌を担当するのは…
Da-iCEです!
Da-iCEといえば、2014年にメジャーデビューした5人組ボーカルグループで、最近ではアニメONE PIECEや極主夫道(実写ドラマ)の主題歌を歌ったことでも記憶に新しい。
さらに、今回の主題歌は、なんとバイス役の木村昴さんも参加、「Da-iCE feat.木村昴」として主題歌を歌います。
そんなDa-iCEと木村さんが熱唱する主題歌のタイトルは「liveDevil(リブデビル)」。 お披露目は第1話の放送とのことなので、今から楽しみに待とうと思います!
変身ベルト情報
最後は、変身ベルトとDX玩具についての情報です。
一輝とバイスの変身に使用されるベルト「リバイスドライバー」は、様々な動物の力を宿したスタンプ「バイスタンプ」をベルトのスタンプ台に押印し、ベルトにセットして倒すことで変身。
スタンプ台がぐるっと回転して正面を向き、ノリノリな変身音が流れて変身完了となります。
悪魔との契約ということで、契約書に押す印鑑がライダーの変身アイテムに選ばれたわけですね。
DX玩具版も劇中と同じギミックで変身遊びが楽しめます。
本物のスタンプと同様に、押印することで文様が浮かび上がるギミックも忠実に再現されています。
また変身に使用するバイスタンプですが、動物のほかにもう1つのモチーフとして仮面ライダーの意匠が取り入れられています。
バイスタンプを使ってフォームチェンジすることでモチーフとなったライダーそっくりの姿となり、よく見るとバイスタンプの上の方にライダーの顔が隠れています。
バイスタンプごとの変身音も、モチーフのライダーを連想させるものになっています。
それから、バイスタンプは以下の10種類が発売されることが発表されています。
- レックスバイスタンプ
- メガロドンバイスタンプ
- イーグルバイスタンプ
- マンモスバイスタンプ
- プテラバイスタンプ
- ライオンバイスタンプ
- ジャッカルバイスタンプ
- コングバイスタンプ
- カマキリバイスタンプ
- ブラキオバイスタンプ
もちろん、仮面ライダーは1年間かけて放送されるのでバイスタンプはこれ以上の数が発売されるのは間違いないですが、まずはとりあえず10個のバイスタンプをコンプリート出来るように頑張りたいと思いますw
それと、1年間かけて発売されるバイスタンプをまとめた記事も放送開始前後くらいに投稿・更新開始していく予定です。
更に! これらとは別に「DXリバイスドライバー 仮面ライダー50周年スペシャルセット」も発売されます!
これはリバイスドライバー本体とレックスバイスタンプに加え、ここでしか手に入らないバッタバイスタンプと歴代仮面ライダーの変身ベルトを網羅したブックレット「HENSHIN BELT HISTORY」が付属したまさにスペシャルなセット。
そしてそして、テレビ放送に先駆け8月7日(土)に、メガロドンバイスタンプが発売されることも判明。 恒例の先行発売ってやつですね。
上記の10種類のうち、スーパーヒーロー戦記と同時上映の映画にも登場するバイスタンプが、一足お先にゲットできます!
追記:そして気になるベルト音声ですが、なんとオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが担当することが発表されました!
【悪魔通信】
— 仮面ライダーリバイス (@toei_revice50) 2021年8月29日
👿ザツ魔👿#仮面ライダーセイバー 増刊号面白かったデビル!石田監督大好きデビル!
変身ベルト #リバイスドライバー の音声を担当される御方は、なななんと、#オリエンタルラジオ の #藤森慎吾 さまデビル!
藤森さま一年間しくよろデービル!#仮面ライダーリバイス#リバイス pic.twitter.com/dkGFsxElDl
映画で先行登場した時から、もしかしたら藤森さんなんじゃないかと予想する声が多く見られましたが、今回の発表でファンの予想は見事的中したというわけですね。
明るく楽しいリバイスの世界観にぴったり合った、思わず「あっちゃんかっこい~!!」と言いたくなるようなハイテンションな音声に期待したいと思います。
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おわりに
というわけで、セイバーの意思を継ぐ新たなヒーロー「仮面ライダーリバイス」の放送前の情報についてまとめました!
人間と悪魔が仮面ライダーに変身しタッグを組んで戦うという設定が斬新な一方、デザインのホラー要素やライダーも敵サイドも同じ悪魔のスタンプの力で戦う点が実に仮面ライダーらしく、正に50周年という節目に放送されるにふさわしい仮面ライダーだと感じました。
ストーリーの方も、ほのぼのとした家族ドラマや一輝とバイスの漫才のような掛け合いを中心としつつ、それとは真逆の「悪魔と悪魔の闘い」というオカルトチックな世界観がどんな化学反応を起こすのか気になるところ。
セイバーもいよいよクライマックスが迫りこちらももちろん楽しみですが、リバイスがテレビで暴れまわる姿を見るのも今首を長くして待っているところでございますw
仮面ライダーシリーズ生誕50周年記念作品「仮面ライダーリバイス」は、2021年9月5日(日)朝9時、テレビ朝日系列で放送開始!!
また、現在公開中の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」にもリバイやバイスが登場するほか、彼らが主役の短編映画も同時上映されています。 仮面ライダーリバイスの世界をテレビ放送に先駆け楽しみたい方は是非劇場まで足を運んでください!
映画の感想も書きました(ネタバレ注意!!)
ヒーローと悪魔が相棒(タッグ)…つまり最強!