どうも、ポケモンホームでカントーとアローラの御三家を引っ越しさせたカメさんです。
とりあえず引っ越せるポケモンは引っ越して、その後はDLCの内容とかを見ながら少しずつポケモンをシールドに入れていこうと思います。
さて、今回はそんなポケモンネタとして、ポケモン剣盾に登場するジムリーダーたちをまとめてみようと思います。
第7世代に当たる(ウルトラ)サンムーン以来久しぶりにジムリーダーが登場したわけですが、今回はそれぞれの個性が際立っていていい意味で印象に残りやすく現実のファンも多く生まれました。
一応分かる範囲でリーグカードやゲームの内容とか簡単なジム戦の攻略法をまとめています。 攻略に関しては役に立つかは分かりませんが、これからポケモン剣盾をプレイする!という人は参考になれば幸いです。
※注意※ この記事には、ポケモン剣盾のストーリー(鎧の孤島・冠の雪原含む)のネタバレが含まれます。
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ジムリーダー
ヤロー
- 専門タイプ:くさ
- スタジアム:ターフスタジアム
- キャッチコピー:ファイティングファーマー
- 背番号:831(野菜)
- CV:新垣樽助さん(薄明の翼)
ガラル地方のジムチャレンジャーが最初に戦うジムリーダーで、くさタイプの使い手。
名前の由来は野郎セイヨウノコギリソウの英名から。
農家の息子で、幼いころからポケモンと共に仕事をすることで体力・筋力そしてポケモンバトルの実力も磨かれた。
ジムチャレンジはウールーの群れを牧草ロールの山に誘導し、たいあたりで壊してもらうことで先に進むというもの。
途中ではワンパチが走り回っており、ウールーが近づくと逃げてしまうのでうまくかわしながら進もう。
ちなみにこの牧草ロール、1つ350キロも重量がありヤローはそれを軽々と転がす。
一緒にウールーも転がり、スタジアムから外に出たウールーを追いかけるヤローとワンパチをターフタウンのみんなが追いかける光景が名物になっている。
設定資料によれば弟がいるらしく、一緒に農作業を手伝ってくれている。
ジムリーダーを務めるだけあってその実力は本物だが、ヤロー本人はバトルを楽しむことをモットーにしており、初心者には手加減をしてしまうため最初のジムリーダーに任命されている。
ヤローとのバトルはジムバトルやダイマックスのチュートリアルといった感じなので、十分レベルを上げて弱点を突ければ問題なし。
ただ、最初にメッソンを選んだ場合は相性で不利になってしまうため、ワイルドエリアなどでココガラ(ひこうタイプ)やサッチムシ(むしタイプ)、ナゾノクサ(くさ・どくタイプ)、ロコン、ガーディ(共にほのおタイプ)など弱点を突けるタイプのポケモンをゲットしておくと戦いやすくなります。
ルリナ
- 専門タイプ:みず
- スタジアム:バウスタジアム
- キャッチコピー:レイジングウェイブ
- 背番号:049(泳ぐ)
- CV:雨宮天さん(薄明の翼)
バウスタジアムで戦う2人目のジムリーダー。 みずタイプの使い手で、名前の由来はスピルリナという藻の一種。
商店で働く母と漁師の父の間に生まれ、みずポケモンと遊んで育った。
マグノリア博士の孫であるソニアとは幼馴染であり、バウタウンでとれたものをよくプレゼントしている。
またモデルとしても活躍しており、雰囲気が大きく変わるためルリナとは別人だと勘違いしている人も多い。
常に冷静沈着で口調は穏やかだが、実は負けん気が強くチャレンジャーに負けたときは頭を抱えて悔しがった。
セミファイナルトーナメント1回戦でまさかの敗北を喫したときには、インタビューには笑顔で答えたもののその後スタジアムでは荒れに荒れたらしい…。
体は柔らかく、設定資料によれば美容のためのストレッチが日課になっている。
ジムチャレンジはスイッチを操作しながら流れ落ちる水を止めてゴールを進むというパズル。
ただやみくもに操作するだけではゴールにたどり着けず、きちんと道筋を立てて動かしていく必要がある。
ルリナの使用するみずタイプポケモンは、くさ・でんきタイプのわざが弱点。 確実に弱点を突いてダメージを与えましょう。
切札のカジリガメは、ジムチャレンジでは普通の個体だが、ファイナルトーナメントではキョダイマックスできる個体を使用します。 何気に性別も異なる。(ジムチャレンジはオス、トーナメントはメス)
カブ
- 専門タイプ:ほのお
- スタジアム:エンジンスタジアム
- キャッチコピー:いつまでも燃える男
- 背番号:187(火花)
- CV:
ほのおタイプの使い手である、3人目のジムリーダー。 名前の由来もそのまま野菜の株から。
ホウエン地方から招かれたトレーナーで、「人生死ぬまで修行 学び続けよう!」が口癖。
そんな自身の言葉を体現するかのように、チャンピオンに勝利するために敢えてほのおタイプが苦手なみずタイプのポケモンが多く生息する第二鉱山で修行するなど勝利のためなら何でもするスタイル。
しかしそれでも成果は出ず、負けが込んでマイナークラス落ちも経験したが、現チャンピオンのダンデとの勝負に手ごたえを感じたカブは自分の伸びしろを感じ取り、改めてポケモンの無限の可能性と向き合い、まるで燃え上がる炎のように上へと突き進むようになった。
その甲斐あってカブとのジムバトルはジムチャレンジャーにとって最初の関門と恐れられるようになり、半数ものチャレンジャーが彼とのバトルに敗北しリタイアした。
逆にカブに勝利したチャレンジャーは優秀なトレーナーである証であり、次のスタジアムに向かうチャレンジャーをヤロー、ルリナと共に見送る。
エンジンスタジアムのジムチャレンジは、フィールド内にいるほのおタイプのポケモンを撃破orゲットするというもの。
撃破すると1ポイント、ゲットすると2ポイント獲得でき、合計5ポイント獲得すればミッションクリアとなる。
またこのミッションにおけるジムトレーナーは、ターゲットとなるポケモンやプレイヤーのポケモンにわざを放ってくるため、ジムトレーナーの動きも見ながら次どうするかを考える必要がある。 ジムトレーナーが倒した場合はポイントが入らないので注意。
ちなみに、ゲットしたポケモンはチャレンジ終了後にそのまま手持ちに加えることもできる。
ほのおタイプの弱点はいわ、じめん、みずの3つで基本的にこれらのポケモンを使えば有利だが、相手はおにびで火傷状態にして物理攻撃力を下げたり、かみつくでひるませたりといった小技を使ってくるため厄介。 物理攻撃主体のポケモンで攻める場合は要注意。
タンドンの進化形であるトロッゴンは、ほのお・いわタイプで火傷にならない上にタイプ一致のいわタイプで弱点を突けるためおすすめ。
またステルスロックで交代のたびに体力を削ったり、チャレンジでゲットしたとくせいがもらいびのロコンやヒトモシで強化するという戦法もあり。
更に切りふだであるマルヤクデは、ジムバトルでは初のキョダイマックスできるポケモン。 キョダイヒャッカは食らうとほのおのうずと同じように少しずつダメージを受けてしまう上に逃げられないので注意。
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サイトウ
ラテラルスタジアムで戦うかくとうタイプ使いのジムリーダー。
ソードバージョン限定のジムリーダーで、シールドバージョンでは代わりにオニオンが登場する。
名前の由来は苗字の斎藤…ではなくインゲン豆の別名「菜豆」から。
キャッチコピーからもわかるように100年の歴史を持つガラル空手の申し子であり、親の英才教育によりポケモンと共に厳しい修行を積んできたためストイックな性格。
「勝ちたい」と思うその瞬間に心のスキが生まれるという信条を持ち、バトルは常に無心で挑み表情も変えることはない。
しかし実際は様々な技や作戦をバトルで試してみたいという欲に駆られ、真の意味で無心で勝つことはできないため、そのことに関しては修行が足りないと思っている。
無口無表情でストイックなサイトウだが、スイーツマニアという意外だが女の子らしい一面もある。 最近ではそれをメディアにすっぱ抜かれた結果ファンの好感度は爆上がりだが本人はスイーツ巡りがやりにくくなったと不満を漏らしていた。
またレアリーグカードでは、顔の見えない誰かに笑顔を見せている姿が映っている。 サイトウが笑顔を見せるこの人物は一体…?
2020年6月に配信された有料DLC第1弾「鎧の孤島」に登場したマスタードは、元かくとうタイプのジムリーダーであったため、現ガラル地方のジムの中には世襲制を採用しているジムもある&現役時代のマスタードは厳格な性格であったことから、サイトウの祖父ではないか?と私は推察しています。(あくまで仮説です)
これと関連があるかは不明だが、ヨロイ島でサイトウに話しかけると「マスター道場を訪れるには私にとっては恐れ多い」と語っている。
設定資料では「がくせいのすがた」が公開されており、普段は学校にも通っているようである。
ラテラルスタジアムのジムミッションは、コーヒーカップのような乗り物に乗り、ピンボールのようなコースを下りながらゴールを目指すというもの。
乗り物はRスティックをくるくる回すことで方向転換でき、壁に引っかかった時は反対方向に回転させまくれば脱出できる。
バトルの際は基本的にかくとうタイプ弱点を突けるわざ(エスパー・ひこう・フェアリー)を中心に使っていけばOK…なのだがゴロンダがあくタイプも持っているため弱点の1つであるエスパータイプの技が無効化される上に弱点もつかれる点に注意。
またキョダイマックスカイリキーもダイアークでエスパー、ゴーストタイプのポケモンの弱点を突いてくるうえに、キョダイシンゲキで急所率をアップしてくるため厄介。
アニポケでは、キバナに続く2人目のガラルジムリーダーとして登場。
過去に同じくかくとうタイプジムリーダーであるコルニに勝利しており、彼女を「甘い」と評している。
ヤマブキシティにあるかくとう道場でサトシと出会い、互いにポケモンワールドチャンピオンシップス(PWC)のトレーナーであったためバトル開始。
切り札であるオトスパスのたこがためを使ってサトシのリオルを翻弄し勝利、圧倒的な実力差でPWC登録以来バトルで負けなしだったサトシに初めて黒星をつけた。
その後、ジョウト地方のタンバジムにて再会。 ここで、ジムリーダのシジマが幼いころの彼女を見たことがあることが明かされた。
2度目のバトルでは、オトスパスのたこがためを、無駄に抵抗するのではなくチャンスをじっと待つ戦法で攻略するも、ここでは引き分けに終わり、ここでもガラルジムリーダーとしての実力の高さを見せつけた。
隠れスイーツマニアであるのもゲームと同じで、普段のサイトウからは想像できないほどの満面の笑みでスイーツに食いついていた。
オニオン
- 専門タイプ:ゴースト
- スタジアム:ラテラルスタジアム(シールド)
- キャッチコピー:サイレントボーイ
- 背番号:291(憎い)
- CV:広橋涼さん(薄明の翼)
ラテラルスタジアムのジムリーダーで、ゴーストタイプの使い手。 ソードバージョンはサイトウと戦えるのに対し、オニオンはシールドバージョンで戦える。
名前の由来は、そのままタマネギの英語名から。
若くしてジムリーダーを任される実力者だが、消極的な性格で常に某ゲームキャラのような仮面を顔につけており、人前では絶対に外さない。
いつどこで仮面が外れてもいいようにストックを100個も用意している。
4歳の頃に事故に遭い、それがきっかけでゴーストポケモンが見えるようになったと語っているが真相は不明。 普段は墓地や遺跡で1人で過ごしている。
頭のアホ毛はダウジングよろしくゴーストを探知する能力があり、仮面の穴から時折煙が出ることもある。
ジムチャレンジの内容はサイトウと同じくコーヒーカップ型の乗り物で進む内容で、こちらはゴースト風の怖いデザインになっている。
ゴーストタイプの弱点は少なく(ゴーストとあく)、その上(弱体化しているものの)ばけのかわでかつて猛威を振るったミミッキュを持っているため一筋縄ではいかない。 しかもこのミミッキュでさえ切りふだではないのだから恐ろしい。
キョダイマックスゲンガーの使うキョダイゲンエイを喰らったポケモンは、くろいまなざしやかげふみと同じく逃げられなくなるため、不利なポケモンだと逃げられずそのまま撃破されることも。
その上ダイアシッドによりとくこうがアップしゲンガーの攻撃は更に強力になるため、相性が有利でも油断は禁物。 かくいう私もあくタイプポケモン4タテされてジム戦で初めて負けました…。
殿堂入り後のストーリーでもらえるレアリーグカードでは、ついに素顔が判明。
ジムリーダーとして活躍するオニオンだが、不安そうに仮面を抱える姿はまだまだ普通の少年であることが分かる。
ちなみに、この写真を誰が撮影したのかは未だにわかっていない。 一部ではゴーストポケモンの仕業という噂だが…?
ポプラ
アラベスクスタジアムで戦う5人目のジムリーダーを務める、フェアリータイプつかいの老婆。
名前の由来は落葉広葉樹のポプラから。
あたかも相手の動きを予知しているかのように攻撃するため、「魔術師」の異名を持つ。
全ジムリーダーの中で最年長であり、何と母の跡を継いだ18歳の頃から70年間ジムリーダーの座を維持し続けている。
設定資料では若かりし頃の美しいポプラを見ることができる。
また、「鎧の孤島」に登場するマスタードは50年前に因縁のフェアリータイプジムリーダーに勝利しチャンピオンになったことがレアリーグカードで明かされており、当時マスタードと激突したジムリーダーはポプラであることはほぼ間違いないだろう。
だが自身の価値観だけでは限界を感じ始める現状を憂いたポプラは、自身のジムリーダーの座を継いでくれる後継者を探している。
ちなみにフェアリータイプらしく後継者にはピンクを求めており、誰に対しても「ピンクが足りない」とコメントしてくる。 ちなみにポプラの好きな色は紫である。
そのためポプラのジムチャレンジはジムリーダーのオーディションも兼ねており、その内容は2択クイズに答えながらジムトレーナーと連続でバトルするというもの。
クイズに正解すればポケモンの能力がアップするが、逆に不正解だと能力が下がる。
フェアリータイプの弱点ははがねとどくだが、最初に出すガラルマタドガス(どく・フェアリー)とクチート(はがね・フェアリー)は弱点を無効化されるため、馬鹿正直にフェアリータイプにこうかばつぐんの技を使うだけでは苦戦しやすい。
特にフェアリータイプとしての弱点が存在しないクチートに対しては、弱点を突けて且つフェアリータイプの技をいまひとつに抑えられるほのおタイプのポケモンを入れておくと攻略しやすくなるでしょう。(メガシンカしないだけまだましか)
また、ジムチャレンジのクイズがここでも出題されるので、確実に正解しよう…と言いたいところだが半ば意地悪な問題が多いため初見では勘で正解するしかないだろう。
余談だがホップがポプラに挑んだ際はクイズに全問正解したらしく、ポプラから「全問正解の坊や」と呼ばれた。 ホップすげえ…。
切り札であるキョダイマックスマホイップがつかうキョダイダイエンはダメージを与えつつHPを回復するというもの。 長期戦に持ち込まれやすいので弱点を突いてさっさと倒してしまおう。
こんな風に一風変わった問題を出してくるため一部の人は根っから意地悪なのではないかと指摘されているが、実際は茶目っ気があり面倒見のいいおばあちゃんとして描かれている。
バトルに勝利すると、正解数に関係なくオーディション不合格を言い渡されるが、ナックルシティにてついに自分の後継者を見つけた。 その人物は…!
後継者を見つけた後はジムリーダーを引退し、トーナメントにも参戦しないが、「冠の雪原」のガラルスタートーナメントにて彼女を招待することが可能となった。
マクワ
- 専門タイプ:いわ
- スタジアム:キルクススタジアム
- キャッチコピー:ハードロッククラッシャー
- 背番号:188(岩場)
- CV:
キルクススタジアムで激突する6人目のジムリーダー。 いわタイプの使い手で、ソードバージョンでのみ戦うことができる。(シールドバージョンは代わりに母親のメロンが登場)
ただしシールドでもメロンのレアリーグカードでその姿を見ることができる。 逆にソードではメロンの姿を見ることはできない。
名前の由来は甜瓜(まくわうり)から。
ぽっちゃりとした体形にサングラスというチャラい外見だが、常に敬語を使う礼儀正しい性格。
見かけによらずボールを投げる際もアクロバティックな動きを見せる。
いわタイプのジムリーダーらしく宝石を埋め込んだネックレスを付けており、モンスターボールの模様にカットしてある。
ちなみにこのような派手なファッションにしているのは、本人曰く「いわタイプの地味なイメージを払しょくしたいから」とのこと。
サービス精神旺盛で女性人気も高く、ファンクラブも設立し写真集も3冊出版している。
また、負けると控室にこもってしまうレポーター泣かせな一面も。
ジムチャレンジは落とし穴探知マシンを両手に持った状態で、フィールド内の落とし穴を避けながらゴールを目指すというもの。
落とし穴に近づくと振動エフェクトが速くなり、コントローラーのHD振動をオンに設定しているとそれに連動して振動する。
もし間違えて落とし穴に落ちてしまった場合は、途中のチェックポイントからやり直しになる。
3段階目では砂嵐が発生し、フィールドが見えづらくなる。
いわタイプは弱点が多く(くさ、みず、じめん、かくとう、はがね)、そういう意味では攻めやすいが、ガメノデス(いわ・みず)とツボツボ(いわ・むし)は、それぞれタイプ一致でじめんとくさの弱点を突くことができるため注意。
切り札のキョダイマックスセキタンザンが使うキョダイフンセキは、いわタイプ以外のポケモンに毎ターン追加ダメージを与えるという厄介な効果があります。 幸いセキタンザンはほのおタイプも持ちいわタイプが弱点であるので、あえていわタイプで攻めるという手もあり。
メロン
- 専門タイプ:こおり
- スタジアム:キルクススタジアム
- キャッチコピー:ジ・アイス
- 背番号:361(寒い)
- CV:
シールド版限定で戦うことができるキルクススタジアムのジムリーダーで、こおりタイプ使いの女性。(ソード版は代わりに息子のマクワが登場)
20代の頃からジムリーダーとして活動しており、ポケモンの登場人物にしては珍しい豊満な胸は誰もが心奪われる。
「あたしゃ~だねえ」といった中年女性のような喋り方をする。
名前の由来はそのまま果物のメロン。
設定資料によれば子だくさんのママであり、同じくジムリーダーのマクワを含めれば5人の子どもがいる。(マクワが長男で、その下にしっかり者の長女と3人の兄弟)
ちなみに、メロンの花言葉の1つに「多産」がある。
優秀なコーチとしても知られるが、こおりタイプ使いらしく指導方針はスパルタ。 マクワが常に礼儀正しいのもメロン母ちゃんの教育の賜物だろう。
また、最強のジムリーダーであるキバナに対し唯一無敗を誇っている。
ジムチャレンジの内容はマクワと同じく落とし穴を避けて進むというもので、こちらは砂嵐の代わりに霧が発生する。
余談だが、1度も落とし穴に落ちずにジムチャレンジをクリアするとメロンの台詞が変化する。
こおりタイプもいわタイプと同様弱点が多い(ほのお、かくとう、いわ、はがね)タイプなのだが、モスノウはとくこうが高く、ガラルヒヒダルマは隠れとくせいでダルマモードに変身でき、コオリッポは「アイスフェイス」で1回だけ物理攻撃を無効化できるなどこちらも強者ぞろい。
そして切り札のキョダイマックスラプラスは相も変わらずタフであるだけでなく、キョダイセンリツで天気に関係なくオーロラベールを発生させダメージを通りにくくするため厄介。
リーグカードにもあるように、メロンとの勝負はシビアでストイックなものになるのは間違いない。
また、ここまで勝負が激しいのは同じくジムリーダーで息子のマクワとの親子喧嘩が原因ではないかとまことしやかにささやかれている。
メロンは自身のキルクススタジアムをマクワに継がせようとしていたが、いわタイプを極めようと考えていたマクワはそれを拒否したため、街を巻き込んでの親子喧嘩に発展した。
それ以来メロンとマクワは基本顔を合わせていないが、敗北時の台詞が同じようになっており親子であることを感じさせる。
その上、マクワのファンクラブ会員番号1番を手に入れたのはよりにもよってメロンであった。
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ネズ
- 専門タイプ:あく
- スタジアム:スパイクスタジアム
- キャッチコピー:哀愁のネズ
- 背番号:061(悪い)
- CV:谷山紀章さん(薄明の翼、ポケマス)
スパイクタウンで戦うことになる7人目のジムリーダーで、シリーズ初のあくタイプ使い。 ライバルの1人マリィは彼の妹である。
名前の由来はヒノキ科の針葉樹「杜松」から。 それを意識したのかタチフサグマのように白黒でトゲトゲの髪型が特徴。
ガラル地方における公式戦が行われるスタジアムはダイマックスができるパワースポットに建てられているのだが、スパイクタウンはパワースポットがないためポケモンをダイマックスさせられない。
そのためスパイクタウンは寂れていき、それでも地元を盛り上げていきたいという思いも強い。
しかしそんなスパイクタウンの現状を憂いたジムトレーナーたちはエール団として変装しチャレンジャーたちを妨害し、マリィをチャンピオンにすることでスパイクタウンを注目させようとしていた。
つまるところエール団の正体はスパイクタウンジムのジムトレーナーであり、ネズは実質エール団のリーダーともいえる。
リーグ委員長のローズからパワースポットのあるスタジアムへの移転を勧められたこともあったが、ネズ自身は「ダイマックスを使わないバトルこそある意味ポケモン勝負本来の姿」という信条を持っていたため断った。
ジムチャレンジ開会式に姿を現さなかった唯一のジムリーダーであり、これもダイマックスを行うという一番の見せ場があるのが理由と思われる。
普段は気だるげだが、バトルになると豹変しハイテンションになり、口調も荒くなる。
テンションが上がりすぎてポケモンの技やとくせいをネタバラシしてしまうこともあるが、それでも勝つ強さを持つ。
ヤローの項でも解説したように本作のジムリーダーは強さによって戦う順番を決められており、ダイマックスなし&ポケモンのネタバレというハンデにもかかわらず7番目のジムリーダーに就任し、ファイナルトーナメントでは最強のジムリーダーキバナをあと一歩のところまで追い詰めたあたりその実力が窺える。
シンガーソングライターとしても活動しており、ひとたび駅のホームでゲリラライブを行おうものならあっという間に人とポケモンが集まりみんな夢中になるほどの人気ぶり。
見た目もタイプもあくっぽいが本人は面倒見のいい兄貴分といった感じで、終盤ローズタワーに乗り込む際や殿堂入り後のストーリーでは終始主人公やホップに協力し、時に一緒に戦ってくれる。 (その後当の本人は「もう面倒ごとに巻き込まれたくない」と絡むのを避けているが)
ジムトレーナーたちもそんなネズの人柄や実力に惹かれ、慕っている。
後にパートナーとなるモルペコをゲットしてプレゼントするなど妹マリィを幼少期から気にかけており、殿堂入り後にスタジアムでポケモンがダイマックスする事件が発生すると真っ先にスパイクタウンにいるマリィのことを心配するほど。(先述の通りパワースポットではないためその心配はないのだが)
ジムチャレンジはスパイクタウンにいるエール団のしたっぱ…もといジムトレーナーと戦いながらネズのもとにたどり着くというもの。
ネズのとのジム戦はダイマックスがなく、事実上エール団のボスのような存在なので専用BGMが用意されている。
7番目のジムリーダーということで難易度も高く、しっかり弱点対策もしているため気が抜けない。
カラマネロはあく・エスパータイプなのでかくとうタイプは返り討ちにされる危険があり、その上とくせいがあまのじゃくなので間違っても能力を下げようとしないように。
スカタンクはどく・あくタイプで、あくタイプとしての弱点は存在しない。 そのためあくタイプの弱点を突けるポケモンだけでパーティーを組んでいると苦戦を強いられることも。
タチフサグマはかくとうタイプが4倍弱点であるが、「ブロッキング」で直接攻撃してきた相手のぼうぎょを2段階下げる戦法を使うため、守りが脆くなったところでやられないよう慎重に攻める必要がある。
また、クリア後はストリンダーを使ってくる。 あくタイプではないがやはりバンドマンつながりということか。
キバナ
最後にして最強のジムリーダーであり、ドラゴンタイプの使い手。
名前の由来はキバナコスモス、あるいはキバナフジからと思われる。
他の地方に行けばチャンピオンになれると評される実力者だが、キバナ本人はチャンピオンにして最大のライバルであるダンデに勝利することのほうが重要だと考えている。
普段は気さくな好青年といった感じだが、バトルになるとそれこそドラゴンの如く気性が荒くなる。
事あるごとにスマホロトムで自撮りするのが好き(ジム戦でキョダイマックスを使うときも一瞬だけ撮影するシーンが見える)で彼の撮影する写真は人気だが、時折砂嵐が写っている時もあるのが玉にキズ。
自撮りを始めたきっかけは敗北の悔しさを忘れないためだそうだが、最近ではトレーニングやファッションを撮ってはアップしている。
ダンデに敗北するたびに厳しいコメントが増えるが、それでもダンデのポケモンを最も多く倒したトレーナーでもある。
如何なる環境でも勝利する戦法を模索した結果、天気を操る戦法を確立した。
ジムチャレンジは、ナックルシティにある宝物庫でジムトレーナーとダブルバトルをするというもの。
ジムチャレンジにおけるダブルバトルは、相手が必ず天気を変える特性を持つポケモンを出してくるため、天気に応じてポケモンや戦法を変えたり、こちらも天気を変えたりという風に天気を意識しながらバトルする必要がある。
キバナとのジム戦でもその戦法を無駄なく生かすためダブルバトルで行われる。 ジム戦がダブルバトルなのは第3世代(ルビー、サファイア、エメラルド)のフウとラン以来。
キバナの場合、片方がドラゴンタイプ(それも砂嵐のダメージを受けないじめん複合のフライゴンとはがね複合のジュラルドン)、もう片方が砂嵐を起こすことができるギガイアスとサダイジャを出してくる。
ジムチャレンジの時と同様、如何に天気を攻略するかがキバナを倒すカギとなる。
このように今までのジム戦とは一線を画すルールのため、ドラゴンタイプの弱点を突けるポケモン(ドラゴン、こおり、フェアリー)の他に天気を変えられるポケモンや砂嵐のダメージを受けないいわ・じめん・はがねタイプのポケモンを一緒に連れていると心強い。
特にじめんタイプは、砂嵐のダメージを無効化できるうえドラゴンタイプとしての弱点を持たないジュラルドンにタイプ一致で効果抜群を取れるため特におすすめ。
そのジュラルドンもキョダイマックスすると「キョダイゲンスイ」を使います。 このわざはPPを減らす追加効果があるためPPが少ない技をメインにしている場合は要注意。
また、ナックルシティにいるジェントルマンに話しかけると1日1回天気の効果について話した後に天気の効果を延長する岩(あついいわ、しめったいわ、さらさらいわ、つめたいいわ)をくれるほか、4つの天気の話全てを聞くと天気の効果を無効化する「ばんのうがさ」をくれるので是非とも活用してみよう。
ファイナルトーナメントで戦うときはさすがにシングルバトルだが、やはり天気を操る戦法は健在。
その甘いルックスとバトル時のギャップ、そしてカッコ良さと強さからゲーム内だけでなく現実の世界でも(主に女性の)ファンが数多く存在する。
事実アニポケのPVが公開されたり声優が発表された際は、キバナがtwitterでトレンド上位入りしており、その人気ぶりがうかがえる。
そんなアニポケでは、PWCにおいて最強のマスタークラスに属する「マスターズエイト」の1人として登場。
余談だが名前の元ネタの1つと思われるキバナコスモスの花言葉は「野性的な美しさ」。
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ビート
銀髪にピンクのコートがトレードマークのトレーナーで、主人公のライバルの1人。 エスパータイプのポケモンを使う。
名前の由来は甜菜(てんさい)の英名から。
ポケモンリーグ委員長のローズから直々に推薦状をもらっており、そのことを鼻にかけ他のライバルを見下している。
エスパータイプ使いであるため序盤であくタイプのわざを使えるポケモンが多くゲットできるため比較的簡単に攻略できるが、ホップが立ち直れなくなるほどの敗北に追い込み、殿堂入り後のストーリーではダイマックスして暴れるポケモンを1人で抑えるところを鑑みるとその実力は決して低くない。
ジムチャレンジを進む傍ら、ローズ委員長のとある目的のためにねがいぼしを集めていた。
幼少期はトラブルを起こしてばかりであったため、保護施設に入れられそこで過ごしていた。
ある日施設を訪問したローズからポケモンバトルの才能を見出され、彼から与えられたポケモンでバトルを繰り返す中でめきめきと力をつけていった。
ビートにとってローズは父親同然の存在であり、彼の期待に応えるためにバトルで勝ち続け、ローズの計画の為にねがいぼしを集め続けていた。
しかし認めてもらいたいという彼の思いが暴走するあまり、ねがいぼし目当てでラテラルタウンの遺跡をローズのダイオウドウで破壊したことでローズからジムチャレンジの権利をはく奪されてしまった。
自分にとっての親代わりであり恩人でもあったローズから失格を言い渡されたことでどうにかジムチャレンジの権利を再び得ようと奔走する中、今度は後継者を探していたポプラに目を付けられ、ジムリーダーを押し付けられる。
そんなのまっぴらだと隙を見て逃げ出そうとするも、ポプラの出すクイズに答えたり芝居の練習に勤しんだりとなんだかんだ言ってビートなりに努力していた。
そしてファイナルトーナメントにて、なんと唐突に主人公の前に乱入。 フェアリータイプのジムリーダーとして勝負を挑んできた。
主人公との勝負に敗北後は引退も考えていたが、観客からの歓声を受けアラベスクスタジアムの新たなジムリーダーとして活動していくことを決意した。
ちなみに男性でフェアリータイプ使いのジムリーダーはビートが初。
ポプラの厳しい修行の成果もあってか、上から目線の態度こそ変わらないものの性格は丸くなり、サインも断らなくなった。 しかし前述の乱入は観客にとってあまりにもインパクトのありすぎるサプライズであったらしく、パフォーマンスで乱入をして欲しいとリクエストされ辟易されているとのこと。
マリィ
- 専門タイプ:あく
- スタジアム:スパイクスタジアム
- キャッチコピー:不明
- 背番号:960(苦労?)
- CV:
ジムチャレンジャーとして参戦したもう1人のライバル。 主にあくタイプのポケモンを使う。
スパイクタウンのジムリーダーであるネズの妹であり、幼いころは泣き虫だったが兄からもらったモルペコと遊ぶうちに明るくなり、ポケモントレーナーとしての才能も開花した。
マリィ自身はどちらかと言うと都会のブティックに興味があるが、寂れつつある故郷スパイクタウンを盛り上げるためジムチャレンジに参加した。
地元ではアイドル的な存在であり、ジムトレーナーたちも彼女を「お嬢」と呼び慕っている。
その影響か彼らもエール団に変装しマリィをチャンピオンにするための応援&妨害工作を行っている。
マリィはエール団が応援してくれることは心強いと思ってくれていると同時に、妨害されて他のチャレンジャーが突破できないことを好ましく思っておらず、シャッターを閉められたせいでスパイクタウンのジムチャレンジができなくなったことを知ると「そんなの全然応援じゃないし」としたっぱを叱責した。
慇懃無礼なビートとは対照的な、いたって普通のいい子の常識人である。
ネズとのジムチャレンジを終えた後、ネズはジムリーダーの座を妹に継がせようと思っていることを明かし、マリィはチャンピオンになるつもりと断り、ネズへのジムチャレンジに挑んだ。
主人公がチャンピオンになった後は正式にスパイクタウンのジムリーダーとなり、チャンピオンカップに参戦するほか、それとは別にスパイクタウンで1日1回バトルすることができる。
表情はあまり変えないが、一度怒らせると止まらないタイプ。
まるで博多弁のようなパンチが強い方言を交えてしゃべることもあり、まねをするファンも多い。
最初から最後までいい子で、方言やかわいい仕草や台詞でキバナ同様ゲーム内にも現実にもファンが多い。 殿堂入り後のエンジンシティのスボミーインでのイベントはマリィファンなら必見。
余談だが、ローズマリーの花言葉の1つに「静かな力強さ」がある。
クララ
- 専門タイプ:どく
- スタジアム:不明
- キャッチコピー:不明
- 背番号:881(やばい)
- 声優:
ヨロイ島にあるマスター道場で、自分のジムを持つために修行する弟子の1人で、どくタイプの使い手。
ピンクの髪と白い蝶のような髪飾り、そして豊満な胸がトレードマーク。
ソードバージョン限定のキャラクターで、シールドバージョンでは代わりにセイボリーが登場する。
名前の由来はマメ亜科の多年草「眩草(くららぐさ)」から。 ちなみにこの植物も有毒である。
一見するとキャピキャピした感じの可愛い女性だが、本性は腹黒かつ計算高い。
可愛いの研究に余念がなく、つねにかわいい笑顔を振りまいているが時に危険な本性が見え隠れする。
腹黒な本性を見せたときはまるでヤンキーのように口が悪くなるほか、モンスターボールを投げる前には中心を指でぐりぐり押すような動作をする。
彼女のリーグカードも、なるべくかわいく見せるべく写真を加工しているが、そのせいで背後に写っているガラルヤドランがとんでもないことになっている。
元々はインディーのアイドルとして活動していたが、デビューシングル「クララでクラクラァ」のCDがたった8枚しか売れなかったため挫折。
次はポケモントレーナーになることを決意し、自分のイメージにピッタリかつライバルが少ないから楽に頂点に立てるだろうという不純すぎる理由でどくジムの門を叩く。 実際歴代のどくタイプ使いは4人(キョウ、アンズ、ホミカ、プルメリ)と他のタイプよりも少ないのだが。
しかし、修行があまりにも厳しすぎるため音を上げてしまい、2日で脱走、楽に修行できそうな場所としてマスター道場に弟子入りした。
主人公が勘違いでマスター道場へとやって来た際は、自分の立場が脅かされるのではと危機感を覚え、伝説の鎧ことダクマを巡るバトルではなんとあらかじめどくびしをまいて(それももうどくになる2回分)おくという不正をやらかしてしまう。
しかしそんなインチキしても主人公には勝てず、師匠マスタードから破門を言い渡されるかと思いきや、道場のポケモンの世話をする程度の罰で済ませ、心も一緒に強くなろうと諭された。
アイドルになって挫折したのちにマスター道場に転がり込み、その後紆余曲折を得て修行に励むようになったことから、おそらくこの可愛い面とズルい面の二面性のある性格もアイドル時代に培われたものだと思われ、根っこの部分は負けず嫌いでやればできる子なのかもしれない。
元アイドルで(一応表向きは)かわいいということもあって道場内にはファンもそれなりにいるようで、ある男門下生は「アイラブクララTシャツ」まで自作している。(当のクララ本人からはゴミを見るような目で見られたらしく、評価はお世辞にもよろしくないらしいが)
その後鍋底砂漠に行くと彼女からレアリーグカードをもらえ、道場で話しかけると1日1回バトルすることができる。
また、条件を満たすとマックスレイドバトルでも助っ人として参戦するようになる。 ソード限定だが、シールド版でもインターネットを通じて参戦することで一緒に戦うことが可能。
レアリーグカードには、すっぴんの彼女が鍛錬に励む姿が写っている。
そして冠の雪原では、血のにじむような(?)努力が実を結び、マイナークラスながらどくジムのジムリーダーに就任したことがガラルスタートーナメントで明かされた。
アイドル繋がりでマリィと組むと特殊な会話が聞ける。
セイボリー
- 専門タイプ:エスパー
- スタジアム:不明
- キャッチコピー:不明
- 背番号:026(おつむ)
- 声優:
ヨロイ島にあるマスター道場で、自分のジムを持つために修行する弟子の1人。
シールドバージョン限定のキャラクターで、ソードバージョンでは代わりにクララが登場する。
名前の由来はシソ科の植物「セイボリー」から。
エスパータイプの使い手で、それを体現するかのように被っているシルクハットの周囲にはモンスターボールがフワフワと浮いている。
バトルでボールを投げる際も浮いているボールを投げ、ダイマックスで巨大化したボールも超能力で軽々と投げ飛ばす。
容姿端麗な男性で言葉遣いは丁寧だが、プライドが高く勘違いで道場にやってきた主人公にライバル心を燃やしている。
ポケモンの名前や、エスパータイプのわざ・とくせいの名前を織り交ぜた珍妙な言い回しが特徴。
由緒正しきサイキッカー(超能力者)の一族の末裔で、彼の一族は先祖代々エスパータイプのジムリーダーを務めている。
彼もまた物心ついたころから物体を浮かせるテレキネシスを使うことができたが、瞬間移動するテレポーテーションや人の心を読むテレパシーなどの他の超能力は持ち合わせておらず、親族からは落ちこぼれのレッテルを貼られている。
このような経緯を持つため、何を言われてもまったく気にしないヤドンをリスペクトしている。 相棒もクララと同じくガラルヤドン→ガラルヤドランである。
その上彼のプライドの高さが災いし、バトルで敗北した時に相手を超能力で浮かせたことでポケモンリーグの世界から追放された。
途方に暮れていたところヤドンが拾ってきたチラシでマスター道場の存在を知り、マスタードの師事のもと強くなることを決心した。
しかし彼にとって兄弟子に当たる主人公がやって来てからは彼/彼女をライバル視し、ダクマを巡るバトルではあらかじめサイコフィールドを仕掛けるというインチキをしてでも勝利しようとする。
結果は敗北したものの、マスタードは彼を追い出すことはせず、道場のポケモンの世話をする程度の罰で済ませている。
その後は主人公を見返すためにヤドランと共に真面目に修行に取り組むようになった。
道場に入門した当初はプライドの高さで他の門下生との衝突が絶えなかったが、師匠マスタードや彼の妻ミツバの優しさに触れたことで態度が軟化し、周囲とも打ち解けていった。
その甲斐もあってか彼を慕う者も増えていき、「アイラブセイボリーTシャツ」なる服を自作する門下生も現れた。 同じく彼を慕う女門下生からの評価は散々だが…
クララの時と同様に、ダクマがウーラオスに進化した後に鍋底砂漠に行くとレアリーグカードがもらえ、道場にて1日1回バトルすることができる。
更に、条件を満たすことでマックスレイドバトルにもサポーターとして駆け付けてくれることもある(オンラインでソードバージョンでも一緒に戦える)のも同じ。
その後努力に努力を重ね、ガラルスタートーナメントではマイナークラスながらエスパージムのジムリーダーに就任したことが明かされた。
ちなみにライバルの1人であるビートとは共通点が多く、
- (元)エスパータイプ使い
- 家庭環境が原因で問題を起こす
- 不正を働いてリーグから追放される
- 自身の師となる老人と出会い再起し、ジムリーダーに就任した
ガラルスタートーナメントではそんな2人の特別な会話が聞ける。
余談だが、ビートを鍛えたポプラは現在まで70年もの間ジムリーダーの座についていたため、シールドにおけるセイボリーの師匠マスタードが50年前に因縁のバトルを繰り広げたフェアリータイプのジムリーダーは彼女とみてほぼ間違いないだろう。
元ジムリーダー
マスタード
- 専門タイプ:かくとう
- スタジアム:不明
- キャッチコピー:不明
- 背番号:0
- 声優:魚建さん(薄明の翼)
有料ダウンロードコンテンツ第1弾「鎧の孤島」にて登場した新キャラクター。
名前の由来は、香辛料でおなじみのカラシナの英語名+マスター(師匠)と思われる。
ヨロイ島にある「マスター道場」の師範を勤める老人で、チャンピオンのダンデをはじめとする数多くのトレーナーが彼の元で修業した。
同じく道場を切り盛りする妻のミツバと、息子ハイドがいる。
元かくとうタイプジムリーダーであり、最強のチャンピオン。
50年前に、因縁の相手であったフェアリータイプジムリーダーに勝利したことでチャンピオンとなり、実に18年もの間無敗記録を守り続けた。 この記録は今もなお破られていない。
相棒のポケモンが亡くなってからは徐々に負けが込み始め、チャンピオンの座を明け渡してもなおファンの人気は健在だった。
しかし、当時のリーグ委員長から八百長試合による優勝を持ちかけられ、これをきっかけに引退を決意した。
ちなみに引退後はゲームにどっぷりはまったようで、暇なときにはポケモンクエストをプレイしている。 現役時代はイメージを崩さないように我慢していたらしい。
1人称は「わしちゃん」、相手を「~ちん」と呼び、おおらかで気さくな性格の好々爺。
トレーナー時代は強くあることにこだわり自分にも他人にも厳しい性格であったが、引退した後に世界中を旅するうちに現在の性格に豹変。
さらにガラル地方の無人島を買い取り、「ヨロイ島」と名付けたことで周囲を驚かせた。
また、後に愛しの妻となるミツバも世界を巡る最中にガラル地方にて出会い、ひとめぼれされ電撃結婚を果たした。
「鎧の孤島」のストーリーでは、主人公が勘違いでマスター道場に入門したことで、彼を新たな弟子として迎え入れた。
普段こそひょうきんなノリのマスタードだが、主人公やダンデの素質を見抜く、バトルで不正を犯した弟子を諭し導くなど指導者としての器は確かなもの。
その後、マスター道場最強の鎧ことダクマを手に入れるための3つの試練を課し、見事それを突破した主人公にダクマを託し、彼を立派に育て上げるように命じる。
そしてヨロイ島にあるあくの塔とみずの塔のいずれかの最上階で、最後の試練としてバトルを仕掛けてくる。
本気のバトルの際は帽子とジャージを脱ぎ捨てて真の姿を見せ、言動も厳格なものに変化する。
見事最後の試練を突破すると、ダクマは晴れてウーラオスに進化を果たす。
以後は話しかけることで1日1回バトルすることができる。
ピオニー
- 専門タイプ:はがね
- スタジアム:不明
- キャッチコピー:はがねの大将
- 背番号:082(親父)
- 声優:
有料ダウンロードコンテンツ第2弾「冠の雪原」に登場するキャラクター。
カンムリ雪原に生息する伝説ポケモンの謎を探るため、娘のシャクヤと共に探検にやってきた。
しかし年頃のシャクヤはダイマックスアドベンチャーがしたいためあまり興味を持っておらず、たまたま出会った主人公を探検隊の隊長に任命した。
名前の由来は牡丹の英語名から。
豪快かつ大胆な性格で言葉の頭に「ド」を付けるのが癖だが、そのせいで人の話を聞かず勝手な解釈をしてしまうのが玉に瑕。
また、探検のしおりに使ったプロマイド写真を娘に捨てられる、カンムリ雪原に伝わる豊穣の王バドレックスが会話するために事あるごとに体を乗っ取られる(しかし本人はそのことを覚えていない)など、苦労人な一面も。 てょわわわわわ~ん
娘のシャクヤを目の中に入れても痛くないほど可愛がっておりとにかく娘の笑顔のためなら何でもするいいパパなのだが、当の本人は反抗期なのか煙たがっている。
レアリーグカードには彼の妻と思われる女性が写っている。
シャクヤの名前の由来は恐らく芍薬から。 余談だがピオニーとつなげると「立てば芍薬 座れば牡丹」となる。
それでも娘のために全力で頑張った甲斐あってか手先が器用にになり、特に裁縫が得意。
序盤で主人公にプレゼントする探検服も彼の手作りで、バドレックスが愛馬を手懐けるのに必要なキズナのタヅナを見よう見まねで完璧に作ってしまうというファインプレーも見せた。
3つのメモに記された伝説ポケモンをすべてゲットするとマックスダイ巣穴に移動し、1日1回バトルできるほか、手持ちの伝説ポケモンについて彼なりの独特過ぎる感想を聞かせてくれる。
ポケモンリーグ委員長兼マクロコスモス社長のローズとそっくりで、作中でも指摘されているが、それもそのはずピオニーはローズの実の弟。(ただしあまり公にはされていない) そのためシャクヤはローズの姪に当たる。
幼少期は優秀なローズと比較されて育てられ、次第に素行不良になり家を出て行ってしまった。
家を飛び出した後はポケモンバトルの素質を見出され、はがねタイプのジムリーダーに就任。 コートの整備が大変になるほどダイナミックかつパワフルなバトルスタイルで人気を博し、「はがねの大将」の愛称で親しまれ、今もなお根強い男性ファンが多い。
チャンピオンになった経験もあるが、兄ローズがポケモンリーグ委員長に就任してからは姿を消した。
そんな経緯もあってか1回目のバトルで出すポケモンはレベル70と強力。 ただし敗北してもストーリーは進行するのでご安心を。
ちなみに彼の愛用するダイオウドウは、幼いころローズと一緒にゲットしたゾウドウが進化した個体。
ローズも主人公とバトルした際ははがねタイプを使用(ダイオウドウを愛用しているところも共通)しており、ピオニーがはがねジムリーダーになったのも少なからず彼の影響もあったのかもしれない。
同じく冠の雪原で追加されたガラルスタートーナメントにも、他のジムリーダーたちと共に参戦。 同じく元チャンピオンであるダンデやマスタード、それから意外なところではカブと組むと特殊会話が発生する。
以上、今回はここまで!