先月、日本語吹き替え版が発売された「Skullgirls」(スカルガールズ)。
日本の「萌え」を意識したかのようなかわいらしい(?)カートゥーン美少女が縦横無尽に暴れ回る、北米生まれの格闘ゲームで、私もアーケード版限定ですが遊び始めました。
このゲームの評価を見てみると「格ゲー初心者におすすめ」とか逆に「初心者には難しい」とかいろんな評価を見かけます。
というわけで今回は、いま日本でもひそかに話題になっている…かもしれない萌え系2D格闘ゲーム「スカルガールズ」は初心者向けのゲームなのかどうか自分なりに評価を下してみたいと思います。
あくまでも個人的な意見なので当てはまらない部分も多々あるかと思いますが、「格ゲー初心者だけど、スカルガールズ初めてみようかな」と思っている方は是非参考にしてみてください。
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初心者向けな点
まずは私が個人的に見て、とても遊びやすいと思った点を挙げてみたいと思います。
第1に、コマンド入力が簡単なものが多い。
ボタン配置はストリートファイター(SF)シリーズと同じ6ボタン制(パンチとキックボタンがそれぞれ弱中強の3つずつで合計6つ)で、基本的な操作も同じなんですが、同シリーズと比べるとかなり簡単なコマンドがほとんどです。
必殺ワザや特殊技のコマンドは波動拳や昇竜拳などのシンプルなもので占められており、ブロックバスター(いわゆる超必殺ワザ)もこのコマンドにボタン同時押しするだけなので手軽に出せる点が魅力的。
キャラによっては覚えるコマンドの種類が多いんですが、コマンド入力さえ慣れてしまえば自由自在に必殺ワザが出せるのでそういう点ではとてもやりやすいと思います。
次に、家庭用ゲーム機やSteam限定ですがチュートリアルが充実している点が挙げられます。
このチュートリアル、必殺ワザの出し方や高度なテクニックはもちろんのこと、なんと「歩き方」や「ジャンプの仕方」といった格ゲーどころかゲームの初歩から上級者向けの技まで教えてくれる超丁寧な仕様となっています。
もうやりすぎじゃないかと言わんばかりの充実している内容となっていますので、格ゲーをやり始めたばっかりのあなたでも安心です。
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初心者にはきつい点
続いて、「ここは初心者にはきついのではないか?」と自分が感じた点を上げたいと思います。
何より「スカルガールズ」が初心者に敬遠される主な理由として、「コンボがきつい」ことが挙げられます。
スカルガールズはゲームスピードが結構速く、その上連続で技を出すことでコンボがどんどんつながるので一度相手のコンボにはまってしまうとなかなか抜け出せない。
上級者同士の戦いだとまともにコンボをつなげられないと一瞬でやられてしまいます。
一応、IPSという無限コンボを防止するシステムは搭載されているものの、条件を満たさないと発動しない上に発動確率が低いので個人的にあまりあてにならない。
オンライン戦など熟練した相手と戦う際には、攻略サイトなどを参考にしてコンボを構築しておかないと厳しいので、そこらへんが初心者にとっての山場になりそうですね。
また、チーム戦では覚えることが多い点も初心者にとっては高い壁になる気がしました。
スカルガールズでは「MARVEL vs CAPCOM」のように1~3人のキャラでチームを組むことが可能なのですが、2人以上でチームを組んだ場合、
「ブロックバスターシークェル」(メインのキャラの超必殺ワザ発動中に控えキャラの超必殺ワザコマンドを入力することで控えキャラが連続で超必殺ワザを放ちながら交代する)
「アウトテイク」(メインと控えのキャラを強制的に交代させる技)
「カスタムアシスト」(自分の好きな技を控えキャラのアシスト技に設定するシステム)
など覚えるべきシステムやテクニックが増え、こういった要素の多さゆえになかなか勝利を上げられずやめてしまうプレイヤーもいるかもしれませんね。
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総評
というわけで長くなったのでまとめると、
操作がシンプルで初心者でもド派手な必殺技が放てる
格ゲー初心者でもチュートリアルでとことん練習できる
コンボがある程度上達していないと対人戦では厳しいかも
覚えることが多く、ある程度システムを理解していると有利に立ち回れる
他の方の評価を見てみるとなかなか初見殺しな面も数多くありますが、操作自体は単純明快で格ゲーがあまり得意でない方でもとっつきやすい仕様になっていると思います。
総括すると、「簡単操作で必殺技や超必殺ワザを出せるし、コンボは複雑でもチュートリアルなどによる慣れや経験で十分カバーできると思います」ので、初心者でも十分遊びやすい仕様になっていると思います。
実際私もアーケード版のスカルガールズをプレイしましたが、簡単に超必殺ワザが出せてとても楽しかったので、もし興味のある方はぜひ手に取って遊んでみてはと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もギロットミロー!
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