いよいよタケルが消える日が近づく…。
彼がこの世から消えるその日、奇跡が起きた!?
第1クールの集大成
ということで仮面ライダー第12話の感想を書いていくわけですが、今回は年末にふさわしく「第1クールの締め」を象徴する回でした。
タケルが再び消滅するその日まで、蘇らせる方法を模索するアカリや御成、そして眼魂を探すシブヤやナリタ。
タケルはまるで余命宣告を受けた患者のように、自らが消える宿命を受け入れ、いつもの明るい調子で1日1日命を燃やしきり、最後まで生き抜きました。
タケルの死、ゴーストとしての復活から始まり、アイコン争奪戦やマコトとのの思いの擦れ違いを経て、ついにやって来たタケルの最期の時。
最後の22日間、そしてあの世へと昇る最後の瞬間まで命を燃やし切った天空寺タケルは一切何も悔いを残さなかったかのように、安らかな笑みを浮かべていました。
御成とアカリも、涙を流しながらもそれを受け入れ、タケルの最期を見届けました。
前回もそうでしたが、まるで最終回じゃないかと言わんばかりの感動の展開でしたね。
正直、私カメさんも泣きそうになりました。
新たなフォーム、新たな使命
そんなわけであの世へと旅立ってしまったタケル殿ですが、そこで出会ったのが父の天空寺龍。
龍は彼の息子に、「15人の英雄の心をつなぎ、未来へと導いてくれ」と告げ、タケルに力を与えました。
この「英雄の心をつなぐ」というのが、第2クールのメインテーマになりそうですが果たしてその意味とは?
龍から力を授かったタケルは、再びこの世に舞い戻ってきました。
そして龍の魂が込められた(と思われる)闘魂ブーストゴーストアイコンで強化フォーム「闘魂ブースト魂」に変身、ジャベルの変身する眼魔スペリオルを撃破しました。
ところで、MOVIE大戦でもこの闘魂ブースト魂が登場したわけですが、本編で登場したものとMOVIE大戦のものは別物なんでしょうか?映画を見てないので全然わかりません…。
そして、ジャベルがここでまさかの退場。
前回の西園寺と同様、退場が早すぎる…。(活躍したのはたったの4話)
ジャベルも個人的に好きなキャラクターだったので、早くも退場したのはあまりにも惜しい気がしました…もうちょっと活躍させても良かったのになあ…。
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なにはともあれ、タケルは再びこの世に舞い戻ってきたわけですが、まだ蘇ったわけではなく、仙人曰くイレギュラーな方法でゴーストとしてよみがえっただけで、99日後には今度こそ、今度こそ本当に消えてしまうとのこと。
果たしてタケルはこの期限内に、亡き父の思いを成し遂げることができるのか?
マコトのけじめ
一方の深海マコト、妹のカノンが戻ってきたことで戦う理由がなくなったため、タケルから仲間になるよう勧誘されるが、マコトは「けじめ」を付けなければならないことを理由に共闘を断る。
私が思うに、彼の言うけじめというのは、おそらくアランとの関係を断ち切ることを意味しているのではないでしょうか。
きっかけはいまだはっきりしていないものの、アランとマコトが出会い、親友になったわけですがタケルとの戦いを通じてマコトは変わってしまい、ついにはアランの元を離れてしまいました。
タケルとともに共闘できる一歩手前まで来た今こそ、アランと縁を切り、しがらみを解いた状態で不可思議現象研究所のメンバー入りを果たすというのがマコトの狙いなのでしょう。
アランもこの状況を好ましく思っていないようで、マコトを変えてしまった天空寺タケルの抹殺を目論んでいる様子。
タケルが15人の英雄の心をつなごうとするのと同時に、マコトとアランの友情の変化もこれからのストーリーの主軸として展開していきそうです。
本当の意味で、タケルとマコトが仲間になれる日が来てほしいものですね。
総括すると、タケルの死からの復活&新フォーム登場、そして新たな戦いの目的と、いろんなことが盛りだくさんでとても楽しめた回だと思いました!!
次回、いよいよゴエモン殿がそのベールを脱ぐ!
さらに、あの日本の革命児が現代に復活!?
来週はトッキュウジャーVSキョウリュウジャーを放送するためお休み!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もばっちり見るぜよ!!