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仮面ライダービルド映画 Be The Oneネタバレ感想!

 

 

 

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今日は今月より公開された仮面ライダービルドの映画「Be The One」の感想を書きたいと思います。

 

テレビ本編の45話と46話の間の物語なのですが、1回見ただけなので記憶が曖昧で、所々抜け落ちているところもありますが、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

※この記事には映画「Be The One」と「ルパンレンジャーVSパトレンジャー en film」のネタバレが含まれますので、閲覧の際はご注意ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ビルド殲滅作戦、始動

 

全ては45話での新政府設立に伴い選出された3人の知事による演説から始まった。

 

10年前に起きたスカイウォールの惨劇により日本は3つに分断され、さらに強大な力を秘めたパンドラボックスを巡り戦争が勃発した。

 

そしてライダーウォーズが終結したこの日に3つの首都が1つになった新政府が誕生しました。

 

この新政府のマークは3つの政府が1つになるということで毛利元就の「3本の矢」から3つの矢が描かれており、毛利元就は中国地方の武将ということで新政府を提案した西都首相の御堂(に化けたエボルト)つながりになっています。

 

どことなくJリーグサンフレッチェ広島のマークに似てる気がするのは私だけ?

 

 

 

西都知事郷原光臣都知事才賀涼香、そして都知事伊能賢剛兵器として利用された仮面ライダーこそ市民の平和を脅かした全ての元凶だと宣言し、ビルド殲滅計画を始動させる。

 

スマッシュに襲われていたとある姉弟を助けたビルドは、突然市民全員が敵として襲い掛かる事態に混乱する。

 

仮面ライダーに変身できる4人を除くすべての市民たちは伊能の謎の力で洗脳されており、美空や紗羽でさえもビルドに襲い掛かる。

 

 

全ての国民がビルドの敵になってしまったこの絶望的な状況を作り出した3人、実は…

 

 

 

暗躍するブラッド族

 

この3人の正体はブラッド族。 エボルトと共に星を滅ぼしそのエネルギーを吸収する星狩りの一族だ。

 

 

彼らはぽっと出の新キャラではなく、エボルトと同じく10年前から自身の目的のために陰で暗躍していました。

 

3人の首相に戦争を起こすよう焚き付けたり、万丈のハザードレベルを上げるために恋人の香澄をスマッシュの実験体にすることを提案したり…

 

そして何より、3人のリーダー格である伊能は第1話で戦兎にスマッシュ情報を送って万丈と接触させ、葛城巧の記憶を奪って「桐生戦兎」という偽りのヒーローを生み出したきっかけを作った、エボルトとは別の意味で「全ての元凶」となった男であった。

 

ちなみにこの3人も石動惣一と共に有人探査機に乗って火星に行った元宇宙飛行士であり、彼と同じくブラッド族に体を乗っ取られたのだった。

 

 

そんな伊能は万丈に宿るエボルトの遺伝子と戦兎の持つハザードトリガーを利用し、彼らなりの方法で地球を滅ぼそうとする。

 

伊能の力で万丈すら手駒にし、彼が変身するグレートクローズは相棒と戦うことを躊躇するビルドを圧倒しハザードトリガーを奪い取る

 

市民を操り、精神的に追い詰めて戦兎を孤立させたのも、ハザードトリガーの出力を上げるため

 

 

そして万丈の使っていたビルドドライバー、グレートクローズドラゴン、コブラロストボトル、そしてハザードトリガーを使い、3人のブラッド族の力を吸収した伊能は最悪の仮面ライダー仮面ライダーブラッド」に変身したのだった。

 

ハザードトリガーとグレートクローズドラゴンを使ったせいか、グレートクローズとハザードフォームを合体させたような禍々しい外見が特徴。

 

その実力でビルドは圧倒され、敗北してしまった。 だがその戦闘の最中に戦兎の持つラビットボトルが金色に変色し…?

 

 

そして用済みのビルドを始末しようととどめを刺そうとするが、そこで待ったをかけるがごとく乱入したのはエボル

 

ここでなぜエボルが乱入したのかその理由ははっきりしませんが、彼の計画に必要な存在なのか、裏切った3人に憤っていたのか、それとも地球と同様に戦兎に愛着がわいたのではないかと私は推測しています。

 

 

その後エボルトに介抱された戦兎は、雨の降りしきる夜の街を彷徨う

 

その中で伊能から「万丈を返してほしければパンドラボックスを指定の場所まで持ってこい」と連絡が入ったが、戦兎は放心状態。

 

 

 

彼の脳裏に思い浮かんだのは、10年前のスカイウォールの惨劇が起こったあの日。

 

 

 

まだ葛城巧だった頃の彼は、父忍からパンドラボックスの力を狙って地球外生命体が攻めてくるかもしれないこと、そして万丈龍我という男がきっと希望になることを最愛の息子に告げました。

 

しかし戦兎の脳内の巧はエボルトの遺伝子を宿した万丈は危険な存在だと否定する。

 

 

なるほど、巧がたびたび忍に対してつっかかっていたのも万丈の一件があったからっていう可能性もありそうですね。

 

忍は万丈は世界を救う最後の希望ととらえてましたが、巧にとってはブラッド族の遺伝子を宿す危険因子で、実際その存在を知った巧が始末しようとしてましたからね。

 

 

巧にどれだけ否定されようと、戦兎にとってのベストマッチ、愛すべき筋肉バカの相棒の万丈龍我を助け、ブラッド族から地球の平和を取り戻すために戦うことを決意した。

 

 

 

 

兎と龍のベストマッチ

 

 

そして翌日。 パンドラボックスを持って決戦の場へとやってきた戦兎は、大衆が見守る中伊能と対峙。

 

たとえ姿かたちが偽りでも、自身が無力でも人々を守りたいと思う気持ち、そして万丈との絆は本物。 それを証明するためにビルドに変身し、ブラッドに挑む。

 

ジーニアスフォームの力でも苦戦するほどの実力を持つブラッドだが、激戦の末(ここら辺うろ覚えです、すみません)万丈の救出に成功する。

 

しかしブラッドは一瞬の隙を突いてハザードトリガーをパンドラボックスの中に入れ、地底深くに眠る地球のコアへと続く道を開く。

 

 

強敵ブラッドを倒すため、2人はこの戦いで変色したゴールドラビットボトルシルバードラゴンボトルを組み合わせて変身しようとする。

 

忍の研究データによれば、仮面ライダーに変身する2人がハザードレベルが7を超えるとフルボトルが変色し、共に変身することでこれまでにないほどのパワーを得ることができるとのこと。

 

忍がビルドドライバーにボトルを2本挿せるよう設計したのもこのパワーアップのためで、万丈の力と組み合わせることを前提としていたようですね。

 

 

ゴールドラビットボトル、シルバードラゴンボトル、ジーニアスボトルに正気に戻ったベルナージュの力を組み合わせることで新たな変身アイテム「クローズビルド缶」が誕生した。

 

このクローズビルド缶で新たなるビルドのフォームに変身できる、のだが…

 

 

 

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クローズビルド缶で戦兎が変身するのは勝手だ。 だがその場合、巻き添えを喰らったのは誰だと思う?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万丈だ。

 

 

 

 

そう、戦兎がビルドに変身する時に出現するあのレールみたいなやつに巻き込まれる形で、万丈も一緒に「仮面ライダービルドクローズビルドフォーム」に変身してしまったのだったw

 

 

ビルドドライバーから「Are You Ready?」と聞かれた時も万丈は「まだです!!」と思わず叫んでおり、私も含め劇場で見に行った人たちは一斉に笑っていましたww

 

 

ちなみに、この前に上映された「ルパンレンジャーVSパトレンジャー en film」でも、ジャックポットストライカーの力でルパンレンジャーの3人が合体するという展開があり、まさかの戦隊とライダーで主役が合体する展開が続くという前代未聞の大事件(?)が起こりましたw

 

 

ともあれ、ベストマッチな奴らが1つとなったクローズビルドフォームが、仮面ライダーブラッドと最後の決戦に臨みます!

 

 

一方、残った2人もエボルトから与えられたロストボトルでロストスマッシュに変身し、じゃがいもグリスとヒゲローグとそれぞれ激突する。

 

 

 

 

全てはラブアンドピースのために

 

地球のコアに近い地底で激闘を繰り広げるブラッドとクローズビルド

 

突然の合体に戸惑いながらも、すぐに意気投合した戦兎と万丈。 その戦いの中ブラッドはなぜここまで愚かな人間を守るために戦うのかと戦兎に問う

 

これに対し戦兎はいつもと変わらず「愛と平和のためだ」と答える。

 

 

そしてこの愛と平和、ラブアンドピースという言葉は実は葛城忍も使っていた言葉だった。

 

戦兎の誰かを守りたいという思いは「自分がそうありたい」という人物像を演じていたものですが、「愛と平和のため」という信念は根っこの部分は記憶を消されても残っていたのかもしれませんね。

 

 

天才物理学者の桐生戦兎と筋肉バカの万丈龍我の力が1つになり、「負ける気がしない」「勝利の法則」で3人のブラッド族の野望を阻止したのだった。

 

 

 

 

だがしかし、軍事兵器として利用され、多くの命が奪われるきっかけを作った仮面ライダーを非難する声は未だに多くあった。

 

世界を救った英雄になったのに風当たりが強く、未だに人々に受け入れられないというハードな情勢なままエンディングを迎えるのは、デジモンアドベンチャーtri.を思い出しますね。

 

そんな悲しい現状の中でも、戦兎たち仮面ライダーは愛と平和のために戦い続けることを誓うのだった。

 

 

 

さあ、次はエボルトとの最終決戦! 果たしてどうなる?

 

 

 

 

映画の感想としては「Be The One」のタイトルの通り、運命の絆に導かれた桐生戦兎と万丈龍我が世界の平和を守るために力を1つにするために戦い、まさに2人の友情を改めて感じることができました。

 

また現実的でハードな展開やラスト、随所に挿入されるギャグシーン(特にヒゲとポテト)などテレビでのビルドらしさを存分に引き出した映画と言えるでしょう。

 

ビルドが好きなファンなら、テレビの延長線上という感覚で楽しめたんじゃないかと思います。

 

 

テレビ放送の方もあと3回。 テレビ本編ではどのような結末を迎えるのか、最後まで見届けたいと思います!

 

そしてそのビルドの次に登場するライダーは確か…

 

 

 

この先更なるネタバレ注意!!

 

 

 

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未来のキングが動き出す

 

戦兎が打倒エボルトの鍵となる白いパンドラパネルの研究を進める中、突如パネルの力で並行世界の扉が開かれた。

 

その世界では、仮面ライダーと歴代幹部怪人が乱闘している戦場であった。

 

このシーン、ディケイド冒頭のライダー大戦を彷彿とさせますね。

 

 

そんな中、謎のマシンが戦兎のもとに飛来、そこから現れたのは…

 

 

 

仮面ライダー! ジオーウ!

 

 

 

20人目の平成ライダー仮面ライダージオウであった!

 

ジオウはビルドを見るなり「キミの力はもう持ってるよ」と一言告げ、ビルドライドウォッチをセットしビルドアーマーに変身

 

フォームチェンジのシーンは初めて見たんですが、複眼には「ビルド」って書いてあって思わず吹き出しそうになりましたw

 

その後は本家ビルドと同じく第1話のグラフキックを繰り出し怪人軍団を撃破した。

 

 

ジオウは様々なライダーのアーマーをまとって変身するのですが、こういう元になったライダーのエフェクトとか技を披露してくれそうなので、こちらも放送開始が楽しみですね。

 

そしてこのシーンがビルドの今後の展開、そして平成ジェネレーションズFOREVERにどう影響するのか? ビルドだけでなくジオウの活躍にも目が離せない!

 

 

 

 

 

 

 

時代が終わる。 すべてが始まる。

 

 

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