先週の土曜日にフジテレビで放送された「ワンピース エピソードオブサボ~3兄弟の絆 奇跡の再会と受け継がれる意志~」。
ワンピース大好きの私カメさんも、24時間テレビそっちのけで録画して見ました。
今回はその感想を書いてみたいと思います。
後半で否定的な意見や評価も少なからずあると思いますが、まあそこまで熱くならずにお楽しみくださいw
この先若干ネタバレあり!?注意
原作にあるシーンもないシーンも描かれました
まず今回のスペシャルの特色は何と言っても、「ドレスローザ編がサボの視点で描かれる」という点にあります。
原作ではワンピースの主役がルフィで、しかもサボの登場は秘密にされていたこともあって、今回のスペシャルではサボサイドのドレスローザ編が描かれています。
原作ではほとんど描かれていなかった、サボがエースと白ひげの墓を訪れるシーンも細かく描かれているほか、
革命軍のサボ、コアラ、ハックが武器密売のルートを探るためドレスローザに潜入
→コロシアム闘技大会の商品が今は亡きエースの食べたメラメラの実だと知りハックとともにコロシアムに潜入
→ハックは試合に出場、その間サボはコロシアムを調査
→Cブロックの試合で弟ルフィが出場していることを知る
→ローを助けるためコロシアムを出ようとするルフィと感動の再会
→彼に代わり決勝戦に出場、優勝し騒動に乗じてメラメラの実をゲット
…という風にサボがドレスローザでの潜入捜査を開始してからメラメラの実の能力を得るまでの経緯が事細かに描かれていました。
またサボの過去を描く回想シーンへの場面転換タイミングも絶妙で、(個人的には「表面だけ取り繕って、ここは俺の育った国に似てるな」→サボが父親に連れ戻されるシーンに変わるのが特にお気に入りです)サボが抱く自由への強いあこがれとか世界を変えたいという思いがひしひしと伝わったような気がしました。
満足だけど…
好きなワンピースのアニメなので基本的には満足しています。
が、敢えて不満点を言わせてもらいますと「展開がちょっとざっくりし過ぎている」と感じたところが不満でした。
今回のスペシャルはサボがメインで、時間も限られているので不要な部分は省略するのは仕方ないのかもしれませんが、サボ以外が登場するシーンはざっくりし過ぎているような印象を受けました。
ワンピース新世界編のストーリーを熟知しているなら何となく理解できるかもしれませんが、そうでない人にとってはかなり難解なのではないかな?と思いました。
まとめ
…というわけで、今回のエピソードオブサボの個人的かつ主観的な感想を述べてきました。
総括すると、「ドレスローザ編をより深く楽しみたいファン向けの番外編エピソード」だと私は解釈しています。
ストーリーやキャラクターを理解していないと隅々まで楽しむのは難しいかもしれませんが、ワンピースを心の底から愛しているファンなら満足している方も多いのではないかと思います。
まあ今回の記事はあくまでも私個人の評価・感想なので、自分なりの評価を持つのが一番かと思います。
そしてエンディングの最後で、ワンピース映画最新作の告知がありました。
まだ大まかな公開時期(2016年の夏)が発表されただけで詳細はまだ一切わかりませんが、こちらも続報を楽しみに待ちたいと思います。
ではでは(^_^)/