どうも、明日のゼンカイジャーよりもアニメワンピースの方が楽しみなぼちカメさんです。
次回982話は、いよいよあの飛び六胞がアニメデビューということで、今から凄く楽しみにしています!
さて、ワンピースの一番最初のページには、サブタイトルと扉絵が掲載されています。
サブタイトルはその甲斐の内容を的確に表した秀逸なものが多く、扉絵も和むものから今後の伏線に関わる短期集中連載まで色々楽しめます。
そのサブタイトルと扉絵は基本的に無関係なんですが、稀にその両方が奇妙なシンクロを起こしたことがあるのをご存知でしょうか?
今回は、ある意味奇跡の一致と言えるかもしれないサブタイトルと扉絵のリンクを紹介していこうと思います!
一部私のこじつけっぽいものも含まれていますが、共感していただけると幸いです。
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- 46話「招かれざる客」
- 67話「soup」
- 109話「責任問題」
- 225話「人の夢」
- 358話「復活」
- 412話「好機(チャンス)は終わった」
- 544話「地獄の釜の蓋も開く」
- 545話「陽のあたるシャバへ」
- 677話「COUNTER HAZARD!!」
- 798話「ハート」
- 810話「ぐるわらの一味、上陸」
- 830話「賭けられる男」
- 839話「くそお世話になりました」
46話「招かれざる客」
まずはこちらのサブタイトルから。
ルフィたちが海上レストランバラティエを訪れてすぐのころ、東の海の覇者クリーク海賊団総隊長ギンが餓死寸前のところでやってきたときの話です。
サブタイトルの「招かれざる客」はこのギンのことを指すのですが、扉絵は珍獣の島までぶっ飛ばされたバギーがガイモンと激しい(?)戦いを繰り広げているところです。
珍獣島の住人たちにとっては、バギーは招かれざる客だったってことですね。(後に和解し宴会をしていますが)
67話「soup」
この話は、サンジがルフィの仲間になる決意を固めるきっかけとなるスープにフィーチャーされたストーリーになっています。
サブタイトルもそれに倣ったものなのですが、扉絵ではつい先ほど次代船長にになったばかりのリッチーや乗組員が島の先住民クマテ族によって赤ワイン煮込みにされている真っただ中であった・・・
109話「責任問題」
ここから、ストーリーは偉大なる航路へと入っていきます。
サブタイトルの責任問題は、ウィスキーピークにてバロックワークスの社員がゾロによって斬り伏せられ、フロンティアエージェントの面々が我々の責任問題だとつぶやいているところから来ています。
一方の扉絵では、ガープ中将率いる護送船から斧手のモーガンを逃してしまい、雑用係のコビーとヘルメッポが涙ながらに土下座し謝罪していた。 まさに彼ら海兵の「責任問題」が問われているシーンです。
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225話「人の夢」
続いてはこちら。 黒ひげティーチの名言「人の夢は!!終わらねェ!!」が生まれた回ですね。
サブタイトルは人の夢ですが、扉絵の方では元アーロン一味幹部のはっちゃんが、子どもの頃に憧れていたタコ焼き屋の屋台を引く夢を見ていました。
はっちゃんは魚人ですが、種族に関係なく人の夢は止めることのできないものだ。
358話「復活」
続いてはこちら。 これはファンの間でもけっこう有名なシンクロだと思います。
サブタイトルの復活は、海列車に轢かれ満身創痍になったカティ・フラムが自分を改造し、鉄人(サイボーグ)フランキーとして復活を遂げたことを意味しています。
そしてこの扉絵に描かれていたのは、ルフィたちと別れを告げたゴーイングメリー号。
これはエニエスロビー編にて復活し、ルフィたちのピンチに駆けつけることを示唆していたのでしょうか…?
412話「好機(チャンス)は終わった」
続いてはそのエニエスロビー編から。
このサブタイトルは、ゾロとそげキングが手錠から解放され、ゾロが「もう二度と来ねェぞ 今みてェなおれを討ち取る好機(チャンス)はよ」というところが由来となっています。
そして扉絵は、海軍に捕まった元バロックワークスのクロコダイル、ダズ・ボーネス(Mr.1)、ベンサム(Mr.2ボン・クレー)、ギャルディーノ(Mr.3)の4人が海軍留置所にて再会を果たすシーン。
そしてこの次の回の扉絵で、海底監獄インペルダウン行きが決定したため、彼らにとっては前回の時点で留置所から脱走する「好機(チャンス)は終わった」といえるでしょう。
544話「地獄の釜の蓋も開く」
続いてはこちら。
インペルダウン編で、囚人たちが一世一代の大脱獄を果たそうとしていることを示しているサブタイトル。
一方の扉絵の方はというと、カマバッカ王国に飛ばされたサンジがフリフリのドレスを身に着けハイヒール片手におかまになり海を駆けるという、いろんな意味で印象に残る絵面に。
これはサブタイトルの「釜」とおかまをかけたシャレ…なのか?
545話「陽のあたるシャバへ」
その次の回は同じく、シャバの光を浴びることを夢見るインペルダウンの囚人たちによる脱走劇が繰り広げられます。
一方長い年月をかけ橋の建設が続く労働者の国テキーラウルフでも、ロビンが陽の当たるシャバへと脱走を企てていました。
短期集中表紙連載シリーズは、基本的に本編と同時にストーリーが進行しています。 まさかルフィとロビンが同時に脱走劇を繰り広げているとは…
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677話「COUNTER HAZARD!!」
ここからは新世界編に突入します。
この「COUNTER HAZARD!!」というサブタイトルは、麦わらの一味とローの海賊同盟と海軍G-5がパンクハザードの面々に対し反撃を開始することを表しています。
そして扉絵の方はというと、性懲りもなく魚人島で人魚姫を誘拐しようとしていたカリブーをジンベエが返り討ちにしていました。
ちょっと解釈が強引かもしれませんが、なんとなーくリンクしていると感じたので載せました。
798話「ハート」
続いてはこのサブタイトル。
ドレスローザでのルフィとドフラミンゴの激闘が終わったのち、ローとセンゴクがコラソンことロシナンテの思い出について語り合うストーリーになっています。
この話の扉絵は、読者リクエストよりルフィに手紙を書くハンコック。
サブタイトルの「ハート」はコラソンやハートの海賊団などロシナンテに関するものだが、ルフィに恋心を抱くハンコックの手紙は愛(ハート)が溢れて止まらないのかも?
810話「ぐるわらの一味、上陸」
続いてはこちらのサブタイトルです。
ドレスローザでいったん別行動をとった、サンジ率いる「ぐるわらの一味」が幻の島ゾウに上陸したことを示すサブタイトル。
扉絵の方はというと、サンジつながりか海上レストランバラティエの当時の様子が描かれています。
タイトルには「色々あるが元気でなにより」とあるが、この後サンジの身にとんでもないことが起こることは当時ゼフ達も読者もまだ知る由もなかった。
…という風に私は解釈したんですけど、ちょっと無理やり過ぎましたかね?
830話「賭けられる男」
どんどんいきましょう。 次はこのサブタイトル。
この回では、ビッグマム海賊団を抜ける前のジンベエと、麦わらの一味と行動を共にしていたペドロが、それぞれルフィに対していずれ世界を夜明けへと導く海の王として、彼の助けになりたいと語っています。
つまりサブタイにある「賭けられる男」とは、ルフィのことを指します。
一方の扉絵では、シャボンディ諸島にてレイリーが新聞片手に、相も変わらずギャンブルに興じています。
ディーラーからしてみれば、レイリーに「賭けられる男」なのでしょうが、レイリーが新聞を見ているところから彼もまたルフィこそが世界の命運を変える男だと彼に賭けているのかも?
839話「くそお世話になりました」
最後はこちらのサブタイトル。 これもけっこう有名なシンクロだと思います。
「くそお世話になりました」といえば、サンジがバラティエを旅立つ時に恩人ゼフに行った感謝の名台詞ですが、この回ではそのゼフが父ジャッジによって人質に取られてしまい、サンジはシャーロット・プリンとの結婚を強要されてしまいます。
そして当時連載されていたジャンプでは、秋本治先生の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)が完結。 この回の扉絵もそれを祝福する内容となっています。
偶然か必然か、サブタイトルも40年もの間ジャンプで活躍した秋本先生に対する感謝の気持ちを表現しているようにも取れちゃいますね。
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いかがでしたか?
サブタイトルと扉絵が偶然被ったのか、それとも意図的にリンクさせたのかは分かりませんが、こういう偶然の一致に気づくとなんかニヤリとしちゃいますし、尾田先生がわざとやったのか?とついつい勘ぐってしまいますねw
それから余談ですが、これまとめている最中に思ったんですけど、今回まとめた扉絵の大半が短期集中連載でした。 なんか真新しさが無くてごめんなさいw
ともあれ、これからもワンピ関連でこんなどーでもいいネタについていろいろ書いていこうと思いますので、読んでいただけると幸いです。
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