ぼちカメさんの特撮・アニメ・ゲームを語るブログ

特撮(戦隊・ライダーメイン)、任天堂、ポケモンやあつ森などをゆったり語ります

【ネタバレ注意】たべっ子どうぶつの映画を見てきたので感想を書きます

 

 

 

 

 

 

どうも、好きな動物はうさぎのぼちカメさんです。

 

 

もふもふで丸っこい体とか、良くも悪くも自由奔放で己の欲望に忠実な姿とか、見た目も動きも何もかもが大好きで、誰かが飼っているウサギの姿を眺めるだけで癒されます。

 

 

 

 

 

さてみなさん、今年のゴールデンウィークはどのように過ごしましたか?

 

 

私は連休の大半は小説書いたりスイッチのゲームを周回したりして過ごしていましたが、その中である映画を見に行く機会がありました。

 

 

 

 

そのある映画とは、たべっ子どうぶつTHE MOVIE」

 

 

 

www.youtube.com

 

 

 

 

株式会社ギンビスが販売している人気のお菓子たべっ子どうぶつ」がまさかの映画化するということで、予告の時点でかなり気になっていた作品であります。

 

 

この映画は今年のゴールデンウィークの時期(5月1日)に公開開始され、私も早速見てきました。

 

 

 

そしたら思っていた以上に面白く、大満足の名作だったのでこのブログで共有したいと思い、今回は映画を見た私の感想やら考察やらを語っていこうと思います。

 

 

 

 

 

※注意※ この記事には、映画「たべっ子どうぶつTHE MOVIE」のネタバレを含みます。 まだ見ていない方はブラウザバック推奨です!

 

 

 

 

 

 

 

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「いただきます!」

 

 

本作の舞台スイーツランドでは、かつて不思議な流星が火山に落ち、そこから噴火した砂糖の力で、人間がお菓子を食べるとそれにちなんだキャラクター「オカシーズ」が誕生するようになりました。

 

本作の主人公であるたべっ子どうぶつも、同名のビスケットを食べることで誕生したオカシーズによって結成された超人気アイドルグループです。

 

 

本作の主人公であるたべっ子どうぶつたちも、単にお菓子を擬人化したキャラクターではなく、ちゃんとお菓子から誕生した存在であったことがちょっと意外でした。

 

 

 

 

 

 

そしてこのオカシーズは、人間が「いただきます!」と言うことで、お菓子としての本能が反応し元になったお菓子に戻る。 そしてそのお菓子を人間がもう1度食べることで再びオカシーズになります。

 

この“人間が”いただきますと言うのがミソで、オカシーズが言っても意味がない。

 

 

 

まず、このたべっ子どうぶつないしオカシーズ関連の設定がストーリーの伏線として最初から最後までしっかり生かされているのが高評価。 ちゃんと世界観が確立されているなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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恐ろしくも悲しい悪役

 

 

本作は、お菓子はわたあめだけでいいと豪語しほかのお菓子を食べることを禁じる独裁者キングゴットン率いるわたあめ軍団にさらわれたぺがさすちゃんを助けるため、両親を亡くした少女ペロとお菓子について研究しているマッカロン教授の協力を得てスイーツキャッスルに乗り込むというストーリーとなっています。

 

 

しかし、城の塔のてっぺんまでたどり着きぺがさすちゃん救出まであと一歩と迫った時、「いただきます」の言葉でわたあめたちを無力化したマッカロン教授は、一緒にビスケットに戻ったたべっ子どうぶつたちを手に取り粉々に砕くという裏切り行為に出た。

 

 

 

 

実は、マッカロン教授こそわたあめ軍団を陰で操っていた黒幕であり、真のラスボスともいえる人物だった。

 

 

 

マッカロンの真の目的、それはわたあめ軍団を使ってスイーツランドの住民から笑顔を奪うことであった。

 

 

 

マッカロンの両親は自分の息子と触れ合う機会がほとんどなく、お菓子を買ってもらったり一緒に食べたりした楽しい思い出もなく全くと言っていいほど笑うことがなかった。

彼の家に飾られている昔の写真も、しかめっ面をしているものばかりで笑顔が1つもないのもこれが理由。

 

 

 

そして、自分のお小遣いで初めて食べたお菓子こそがわたあめであり、それを食べたマッカロンは初めて笑うことができた。

 

わたあめ軍団も彼がわたあめを食べることで生み出したオカシーズで、中でもらいおんくんと行動を共にしていたゴッチャンは、その自分で買って食べたわたあめから生み出されたオカシーズ。 マッカロンにとってゴッチャンは心を通わせることのできる初めての親友だった。

 

 

しかしそれでもマッカロンは笑うことはなく幸せを感じることもない。

 

両親の愛を受け取って幸せそうに笑うほかの子供たちを羨ましそうに眺める少年時代のマッカロンに対し、ゴッチャンは「みんなから笑顔を無くしちゃえばいいんじゃない?」と提案する。

 

ゴッチャンはそれをほんの冗談のつもりで言ったのですが、マッカロン少年はそれを本気で捉えてしまい、スイーツランドの人々から笑顔を奪う狂気の計画を始動させたのだった。

 

 

 

わたあめ軍団が捨てた他のお菓子を奪いこっそり食べている海賊たちやたべっ子どうぶつに近づいたのも、ペロを引き取り親代わりに世話をしていたのも、味方のふりをして自身の計画のために利用していたにすぎなかった。

 

 

 

ゴッチャン自身も、軽はずみに言った一言のせいでだんだんと暴走していく親友を止めたくても止められず、仕方なく彼の計画に加担してしまっていた。

 

 

しかし、偶然くっついたらいおんくんの説得を受けて自分の意思と関係なく嫌々従っていることを思い出し、たべっ子どうぶつたちと行動を共にすることになりました。

 

 

 

邪魔者であったたべっ子どうぶつを無力化し勝利を確信するも、マッカロンが「いただきます!」と叫ぶ瞬間をペロがうさぎちゃんのスマホを使いライブ配信でスイーツランド中に拡散するという奇策によりすべてのゴットンが無力化されてしまい、計画はとん挫。

 

 

それでも諦めきれないマッカロンは、かばちゃんのバッグの中のたくさんのお菓子を口の中に流し込み、もはやオカシーズとは言い難い不気味な化け物を生み出す。 同時に、ゴッチャンも中に取り込まれてしまう。

 

 

だが、共に行動してきたらいおんくんが化け物の中に飛び込み、ゴッチャンを救う。

 

このシーンも、マッカロンの両親の声が延々流れてきて心を締め付けられましたし、だれよりも優しいらいおんくんがゴッチャンを抱きしめ救い出したシーンは感動で涙があふれそうになりました。

 

 

 

 

そしてすべて終わり、たべっ子どうぶつの皆が再会したところを見たマッカロンは「友達…か…」とつぶやきにっこり笑いました

 

 

今まで滅多に笑うことがなかったマッカロンでしたが、少年時代のあの日と同じように笑うことができたマッカロン。 たべっ子どうぶつのおかげであの日の幸せを思い出したマッカロンは、これからはゴッチャンやわたあめたちと共に誰かを幸せにするために頑張っていくことでしょう。

 

 

 

過去に親の愛情や笑顔を知ることができなかったがゆえに、わたあめの力を利用して世界から笑顔を消し去ろうとするマッカロンは、狂気と悲しさを両方感じさせる魅力的なヴィランでした。

 

本性を現し、目の下にクマが出て白髪が乱れていく様は段々壊れていくというのが見て取れて非常にクレイジー(誉め言葉)でした。

 

 

 

ちなみに、マッカロン教授の声優を担当したのはかの有名な大塚明夫さん。

 

実は正直なことを言うと、当初声優が発表されたときは、たべっ子どうぶつたちの味方(だと見る前は思っていた)の声優が明夫さんなのは正直ちょっと違和感を感じていましたし、表向きの敵の親玉であるキングゴットン役の大塚芳忠さんと入れ替えた方がしっくりくるんじゃないかとさえ思ってました。

 

 

しかし、真の黒幕がマッカロン教授だと判明した瞬間、明夫さんが声優であった理由が分かった気がしましたし、恐ろしいヴィランの声優としてはもう最高だと思いました。

 

 

 

話はそれますが、ペロの両親は実際は生きておりわたがし工場で働かされていましたが、映画のラストで無事再会できました。 よかったね。

 

 

 

 

 

 

 

たべっ子どうぶつだからこその逆転劇

 

 

たべっ子どうぶつといえば、動物の形をしたビスケットの表面にモチーフの英語名が印刷されているのが特徴。

 

おいしいビスケットを食べながら英語の勉強もできるというのがたべっ子どうぶつの最大の売りなんですが、映画でもこの特徴がしっかり生かされていました。

 

 

 

 

ついに本性を現したマッカロンによって粉々になってしまったたべっ子どうぶつのビスケット。

 

しかしたべっ子どうぶつたちの仲間になった少女ペロが、正しい組み合わせ同士のビスケットを食べたことで、無事オカシーズとして復活を果たすことに成功したのです。

 

粉々に砕かれたビスケットを、正しい組み合わせで食べて復活させることができたのも、突入前にペロがたべっ子どうぶつで英単語をしっかり勉強していたため

 

 

 

他のお菓子なら絶対にできない、「モチーフになった動物の英語が印刷されたビスケット」という唯一無二の個性を持つたべっ子どうぶつだからこそできる逆転劇でこれは面白いと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

らいおんくんとぺがさすちゃん

 

 

さてこの映画の見どころと言えば、たべっ子どうぶつのリーダーであるらいおんくんと期待の新人ぺがさすちゃんの友情物語なしでは語ることはできません。

 

 

 

ぺがさすちゃんはその愛らしい容姿と美しい歌声、そして真っ白な翼で大空を舞うその姿で多くのファンを魅了、早くもたべっ子どうぶつの一大人気スターとして注目されるようになりました。

 

 

らいおんくんはそんなぺがさすちゃんのアイドルとしての能力を認めてはいたが、リーダーである自分より目立っていることに嫉妬、映画冒頭のワールドツアー中のライブでも彼女に張り合って飛ぼうとするも制御が利かず2人の翼が絡まってしまい、巨大スクリーンに派手に激突するという大失態を犯してしまう。

 

 

らいおんくん自身はぺがさすちゃんのことを本気で嫌って蹴落とそうとは思っていなかったのですが、彼女のことを妬んでいることを知っている他メンバーは、らいおんくんがわたあめ軍団に捕まったぺがさすちゃんを助け出そうとして失敗した時も、わざと見捨てたんだと誤解したところもありました。

 

ここはらいおんくんがちょっとかわいそうだと思い同情しました。

 

 

 

 

そして明かされた衝撃の真実。

 

 

 

 

なんとぺがさすちゃんの翼は偽物であり、本当はゆにこーんちゃんだったのである。(ちなみに翼を作ったのはエンジニアのわにくん)

 

 

冒頭のプライベートジェットのシーンで、らいおんくんがぞうくんに「ぺがさすちゃんの角は偽物なんじゃないかと睨んでるんだ」と耳打ちしていますが、角か翼かの違いだけで実はらいおんくんの指摘も間違っていなかったのです。(ぺがさすちゃんも偶然聞いてしまったので、内心ひやひやだったんだろうな…)

 

 

 

それともう1つ明かされたのは、実はぺがさすちゃんの方がらいおんくんに憧れていたということ。

 

 

 

らいおんくんがぺがさすちゃんに嫉妬していたのと同じく、たべっ子どうぶつに加入する前のゆにこーんちゃんもまた歌でみんなを笑顔にするらいおんくんに憧れを抱いていたのだった。

 

 

そもそもらいおんくんがぺがさすちゃんをたべっ子どうぶつに入れたのも、彼女に翼があるからではない。 その美しい歌声でファンを笑顔にすることだできることを見抜いたから。

 

実際捕らわれの身となったぺがさすちゃんの歌声はスイーツランドの住民たちを魅了していましたし、敵対関係にあるはずのわたあめ軍団の中にも彼女のファンがいました。

 

 

そう考えるとらいおんくんの歌の才能を見抜く目に狂いはなかったわけですし、自分たちと同じように歌とダンスでみんなを笑顔にしたいという願いがあったし、それを実現する力もあるからこそメンバーに迎え入れたんだと思います。

だからこそ、一度嫉妬してひどい態度こそ取ってしまったものの見捨てるようなことはせず、何があっても絶対助けたいという強い思いがあったのでしょう。

 

 

ワールドツアー中での大失態で亀裂が入ってしまったらいおんくんとぺがさすちゃんですが、雨降って地固まると言いますか、今回の冒険でお互いの本当の姿を知り絆が深まったと思いますし、これからもその可愛さと歌声を武器にみんなを笑顔にしていってほしいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

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お菓子なサプライズ

 

 

たべっ子どうぶつのキャラクターたちがメインで話が進んでいく本作ですが、登場するお菓子はなにもたべっ子どうぶつだけではありません。

 

 

人間とオカシーズが共存する世界というだけで、様々なお菓子がサプライズゲスト(?)としてカメオ出演したのも驚きました。

 

 

確認できるだけでも、アスパラガス、しみチョココーン、うまい棒ポリンキー、カラムーチョ、たらたらしてんじゃねーよ、よっちゃん、蒲焼さん太郎、ばかうけ、ココアシガレットが登場していました。(キャラのみの登場も含む)

 

あとこれは作中で明言されていないので私の推測ですが、スイーツキャッスルの使用人として登場するクマ型のグミのキャラクターは、HARIBO(ハリボー)がモチーフではないかと思います。

 

 

また、プライベートジェットのシーンではパフェのクリームやわたあめがらいおんくんの顔に付いて、シュークリームでおなじみビアードパパみたいになるくだりもありました。(しかも2回)

 

 

 

特に印象に残ったシーンの1つとして、うまい棒うまえもんは一言だけですがセリフがありました。(声優はクレジットでも伏せられていたため不明)

 

この間もお菓子つながりで仮面ライダーガヴともコラボしたと思ったら、まさかのたべっ子どうぶつの映画にもカメオ出演するなんて、そこはさすがロングセラー駄菓子といったところでしょうか。

 

 

あとはポリンキーも結構出番が多かったのもかなり印象的でした。(帽子に堂々と販売元の湖池屋のロゴが付いていたので余計に)

 

 

 

 

たべっ子どうぶつギンビスが販売しているお菓子なので、実在のお菓子もギンビスのものしか出ない、出たとしても1~2つと思っていたので、まさかほかの会社のお菓子までたくさん出るとは夢にも思いませんでした。

 

まるで某大乱闘のような会社の垣根を超えたお菓子同士の夢の共演はとても驚きましたし、テンション上がりました。 ある意味真の黒幕の正体以上にネタバレ注意な要素だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ気になること

 

 

というわけでたべっ子どうぶつTHE MOVIEは基本的に大満足で個人的に100点満点の映画でした。

 

 

ただ、不満点というのとはちょっと違うのですが、1つだけ気になる点がありました。

 

 

 

 

それは、「ぺがさすちゃんもとい、ゆにこーんちゃんは結局何者だったのか?」ということ。

 

 

ぺがさすちゃんはたべっ子どうぶつのメンバーアであるにもかかわらず、ペロが「いただきます」と言ってもビスケットに戻らなかった(うまく言えてなかったので戻らなかった説もあるが)し、そもそもゆにこーんちゃんは映画のオリジナルキャラクター(=元々たべっ子どうぶつにはいない)

 

 

ということはゆにこーんちゃんはオカシーズではなく何か別の種族である可能性がありそうですが、結局最後まで明かされることはありませんでした

 

 

 

 

 

で、ここからは私の仮説なのですが、それはゆにこーんちゃんはうまちゃんが進化した子ではないかという説。

 

 

 

 

物語のラストでは、ひよこちゃんがフェニックスに急成長し、らいおんくんとゆにこーんちゃんを救うというシーンがありました。

 

 

 

ひよこは普通鶏になるはずですが、やはりオカシーズだからかひよこちゃんはフェニックスに成長しています。

 

 

 

となると、ゆにこーんちゃんは元々うまちゃんのオカシーズで、そこからユニコーンに進化したのではないかと考えたわけです。

 

たべっ子どうぶつには馬がいますし、ありえない話ではないかなと思います。

 

 

 

 

ともあれ、ゆにこーんちゃんの正体について深堀りがあまりなかったので、ちょっとそこは消化不良だったような気がします。(お菓子だけに)

 

 

 

 

 

 

 

 

総括

 

 

というわけで、映画たべっ子どうぶつの諸々について語りました。

 

 

たべっ子どうぶつのキャラクターがかわいくて魅力的なのはもちろんのこと、ストーリーや世界観もしっかり作り込まれていて引き込まれてましたし、伏線回収も鮮やかで、更に他のお菓子のゲスト出演という嬉しすぎるサプライズまであり、最後の感動のラストは心が洗われあたたかい気分になりました。

 

 

予告を最初に見たときは、「以前見たすみっコぐらしの映画みたいに、かわいいキャラクターが切なくて心がほっこりする物語を繰り広げるのかな」と予想していましたが、感動はもちろんのこと、笑い、かわいさ、狂気、伏線回収と、面白い映画に必要な要素がたくさん詰め込まれていて、その予想を上回っていましたね。

 

 

総括すると、最初から最後まで飽きの来ない最高にお菓子くて最高に面白い癒し系エンターテインメントだったと思います。

 

 

 

この映画を見てよかったと心の底から思えましたし、もし機会があれば何回でもおかわりしたいと思っています。 今度は家の中で、たべっ子どうぶつをつまみながら…

 

 

 

 

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