ぼちカメさんの特撮・アニメ・ゲームを語るブログ

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さくらももこさん追悼 作品や思い出を語ってみる

 

 

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また1人、私の好きな人が亡くなってしまいました。

 

ちびまる子ちゃん」や「コジコジ」などの名作を生み出した漫画家のさくらももこさんが、8月15日に乳がんで亡くなっていたことが分かりました。

 

今や20代後半のおっさん手前の私カメさんも学生時代からファンだった人の1人だったし、日本中が知ってる有名人なのでショックでした。

 

 

 

 

輝かしい(?)生涯

 

さくらももこさんは、1965年5月8日、現在の静岡県清水区に生まれました。

 

1986年に静岡英和学院大学短期大学部を卒業後に上京し、出版社「ぎょうせい」に入社するも、わずか2か月で退社し漫画家としてデビュー。

同年8月に少女漫画雑誌「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」の連載を開始し、1989年度には第13回講談社漫画賞少女部門を受賞するほどの人気作品となりました。

 

 

更に1990年にはフジテレビでアニメ化2006年には実写ドラマ化され、自身が作詞した主題歌「おどるポンポコリン」もレコード大賞を受賞するほどの大ヒットとなりました。

92年でアニメはいったん終了しましたが、95年に第2期がスタートしました。

 

1991年には初のエッセイ集「もものかんづめ」を出版、ベストセラーに。

 

1989年にはりぼんの編集者だった宮永正隆さんと結婚しましたが、98年に離婚。 その後2003年にイラストレーターのうんのさしみさんと再婚しました。

 

2007年にはちびまる子ちゃんが新聞の4コマ漫画で連載開始。

 

 

そして2018年8月15日、乳がんにより死去。 享年53歳でした。

 

遺族の意向により通夜と告別式は親族だけで行われ、終わるまで訃報は控えられたということです。

 

 

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マンガだけじゃない

 

さくらももこさんといえば、やはり「ちびまる子ちゃんですが、さくらさんはマンガだけではありません。

 

 

実は作詞家としての側面もあり、アニメ主題歌(おどるポンポコリン、アララの呪文、走れ正直者、100万年の幸せ!!、ハミングがきこえる、すすめナンセンスetc.)の作詞を担当しました。

 

曲の中には冷静に歌詞だけ見ると奇妙奇天烈で何を言っているのかさっぱり分からないものもあるのですが、それゆえに余計に中毒性が増すというか、人を引き付ける魅力みたいなものが詰まっています。

 

ちなみにちびまる子ちゃんの主題歌で最も有名な「おどるポンポコリン」ですが、当初はエンディングテーマとして使われていました。

 

また地元静岡県静岡市の応援ソングとして「まるちゃんの静岡音頭」や「レッツGOしずおか」も作詞しています。

 

 

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またももこさんといえば忘れちゃいけないのがエッセイ集

 

もものかんづめから始まり、さるのこしかけ」、「たいのおかしら」、「あのころ」、「まる子だった」、「もも子の世界あっちこっちめぐり」、「さくらえび」、「MOMOKO TIME」、「ひとりずもう」、「ももこのまんねん日記」など多数で、いずれも大人気。

 

私はどちらかと言うとマンガやアニメよりもこちらのエッセイの方にはまっており、中学校の国語の先生に「ももこさんのエッセイ集を増やしてほしい」とリクエストしたほどです。

 

ももこさんにしかできないような独特かつ的を射ている表現(痔が悪化したことをジャズのコンサートからベートーベンの運命に変わったと表現、タイのトゥクトゥクと言う乗り物の速さをうしろの百太郎と比較する、お見合いを嫌がり暴れる姉を地震が起きる寸前のナマズに例えるetc.)がとても面白く、アニメと違い結構毒の強い内容もまた素晴らしいスパイスとなっています。

 

ブログ書いてたらまたエッセイ集を読みたくなってきました。 どこかの書店に売ってないかな…?

 

 

 

有名人との交流

 

さくらももこさんは、日本で有名な漫画家の1人。 そのため様々な有名人とも交流を持っています。

 

ちびまる子ちゃん」はももこさんの小学生時代をベースにしており、クラスメートも実在の人物がモデルになっています。

例えば、サッカーが大好きなケンタという登場人物がいるのですが、彼は現在のFC東京長谷川健太監督がモデルになっています。

 

 

また仮面ライダー2号/一文字隼人役でおなじみ佐々木剛さんや歌手の西城秀樹の大ファンで、西城さんはアニメ主題歌の「走れ正直者」を歌ったこともあります。

 

そして何の因果か西城さんも同年5月に死去し、ももこさんもブログで追悼コメントを述べていました。 すごい縁が強いというか偶然にしては出来過ぎてるというか…

 

 

また現在週刊少年ジャンプで連載中のONE PIECE」の大ファンであり、マンガデビュー30周年には作者の尾田栄一郎先生(通称尾田っち)を家に招待して対談を行い、「尾田っち」「ももちゃん」とお互い呼び合うほどの仲に。

 

実はその対談の中で、ももこさんはワンピ最終話の展開を聞くチャンスがあったのですが、「ファンの方に申し訳ないし、読む楽しみがなくなる」という理由で聞かなかったそうです。

 

そんな仲の良かった2人ですが、ももこさんの訃報を耳にすると追悼コメント入りのイラストをツイッターに投稿していました。

 

 

 

 

中学生時代から自分の身近にいたように感じたももこさんですが、ワンピ大好きな私としてはこの対談のことを知ってからはより親近感を感じた気がします。

 

 

 

今週のちびまる子ちゃんは特別

 

そして最後にこんなお知らせ。

 

 

 

なんと、9月2日放送の「ちびまる子ちゃん」は急きょ内容を変更し、記念すべきアニメ第1話のリメイクを再放送するとのこと!

 

そのアニメ第1話と言うのが「まる子、きょうだいげんかをする」で、原作25周年を記念してリメイクしたもので、ももこさんの追悼もかねて再放送するということです。

 

 

私はちびまる子ちゃんのアニメはほとんど見ないのですが、ちょっと今回だけは見てみようかなと思います。

 

 

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多くの人と友情を築き、多くの人を笑顔にしてきたさくらももこさん。

 

また1人私の大好きな人が天国へと旅立たれましたが、これからもももこさんのファンでい続けようと思います。

 

 

 

 

さくらももこさん、今までお疲れさんでした。

天国でも大好きな人たちと仲良くお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ももこさん

皆に笑顔を

ありがとう

 

カメさん心の俳句