どうも、本日『仮面ライダースーパーライブ2016』を見てきたカメさんです。
仮面ライダーのステージショーということで、本作オリジナルの敵怪人やステージならではの派手な演出など液晶画面を通してみるゴーストとはまた違う味がありました。
今回は、スーパーライブの感想をざっくりですが書いてみたいと思います。
※この先、『仮面ライダースーパーライブ2016』の内容に関するネタバレを含みます。未見の方は閲覧しないことをお勧めします!
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ステージショーならではの演出
まずはライブショーだからこそできた演出やエフェクトについてとことん語りたいと思います。
今年のスーパーライブではもちろんゴーストが主役だったのですが、ゴーストチェンジの際英雄ゴーストをレーザー光線で形作って動かしたり、スポットライトとスモークで爆炎によるまばゆい光を再現したりとステージエフェクトを駆使した演出で興奮しました。
座席横の通路を怪人やライダーが通ったりというのも、映像作品ではできない演出の1つですね。そばを通ったら絶対テンションあがりますよこれw
平成2期ライダーたち(W、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武、ドライブ、ゴースト)が最後の敵を倒し、バックからライトを照らされ、逆光で影になるシーンは、また1つ平和を守った、貫禄たっぷりの正義の戦士という雰囲気を醸し出しており、大人であるにもかかわらず思わず大声で叫びそうになりました。
実は5年前の、フォーゼが放送されていたころのスーパーライブも見たことがあるのですが、その時も変身前の「3,2,1!」のカウントダウンの時にステージ背景に数字が映し出されたりしてテンションが上がったものです。
オリジナルの怪人
最初の方こそ眼魔が出てきて仮面ライダーゴーストと戦っていたものの、今回の主な敵は「イプシロン」と呼ばれるオリジナルの敵組織。
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イプシロンは、通称「音と破壊を愛する異次元からの侵略者」で、その名の通り紋章は音楽記号を使っていたり、武器は楽器だったり、ミュージカル映画のように突然歌って踊りだしたりと随所に音楽に関する要素がたくさん詰まっています。
彼らの目的は、平成2期の仮面ライダーの力を吸収することで「7つの音階のカギ」を解放し、究極の存在へと進化することであった。
イプシロンは首領である「ニージュー」(need you)、幹部格の「ゲッチュー」(get you)と「ウォンチュー」(want you)と戦闘員からなっています。
彼らはショッカーのような部下の失敗を許さない厳格な組織ではなく、どちらかというと「憎めない悪役」の側面が強いと感じました。
イプシロンのボスであるニージューは、特撮やアニメでよく見かける部下を切り捨てる悪役ではなく、どちらかというと2人の部下を愛しているかのように見えました。
ゲッチューは見ての通りのボケ担当の筋肉バカで、ウォンチューはそんな彼に対するツッコミ役というとても分かりやすいキャラクターでとても親しみが持てました。
しかしただ仲が良いだけでなく、戦闘となれば仮面ライダーを圧倒するほどの実力を持っていました。
ちなみに劇中でニージューがパイプオルガンを弾くシーンがあるのですが、そのときのbgmは『仮面ライダーキバ』でアームズモンスターを召喚した時のbgmだということに気付いた方はどのくらいいらっしゃいますか?
子どもはいつでも自由なもの
そしてヒーローショーではおなじみ、「ちびっこがステージ上にあがって怪人と交流する」という演出は今回も健在。
怪人(今回はショッカー戦闘員)と子供がいろいろ話したりするのですが、子どもが自由すぎてまるで漫才かコントのような微笑ましい掛け合いが続いていましたw
シャイなのか全く話さなかったり、ショッカー戦闘員の目の前で仮面ライダーの方が好きですと空気を読まない発言したりと子供たちはいつの世代も自由奔放なんだなあと実感しましたw
ここでは冷酷非道な怪人が急に優しくなったりマイペースな子供に振り回されたりと、やはりテレビや映画では見られない一面が見られて面白かったです。
その他にもこれまた恒例の仮面ライダーがピンチの時の「がんばれー!!!」の歓声や、いわゆる「志村後ろー!!」(知らない方はごめんなさい)もありました。
総括
まとめると、テレビ本編を髣髴とさせる舞台演出、笑いあり興奮ありのストーリー、愛着がわくオリジナル怪人など見どころ満載でとても充実したショーだったと思います。
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仮面ライダーと言えばやはりテレビ、映画、それからおもちゃですが、舞台で観覧する仮面ライダーも、また違う趣があって面白いのではないかと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回も本能覚醒でバッチリミナー!
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