どうも、新パラドックスポケモンであるテツノイサハに苦戦中のぼちカメさんです。
調べたところドドゲザンが一番有利に戦えるらしいですが、運の悪いことにドドゲザンは全然育ててなかったので、どうにか期間中に勝利できるよう模索中です。
さて、先日2月27日はポケモンデイということで、ポケモンに関する様々な最新情報が解禁されました。
中でも一番の目玉情報は、みんなが待ちに待ってたポケモンSVの有料DLC「ゼロの秘宝」ではないでしょうか。
前作の剣盾で初めて配信されて以来、SVでも配信されるんじゃないかと多くのトレーナーが期待に胸を膨らませていたところ、ポケモンデイという記念すべき日にその情報がついに解禁されました。
今回は、ついにそのベールを脱いだ「ゼロの秘宝」に関するあれこれについて、自分なりの仮説やら予想やらを交えながら語っていきたいと思います。
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DLCは2部構成
さて、ついにそのベールを脱ぎ始めたゼロの秘宝ですが、まず今作のDLCは2部構成となっています。
前作(剣盾)のDLC「鎧の孤島・冠の雪原」は、それぞれで独立したストーリーが展開していました。
それに対し、ゼロの秘宝は前編「碧(みどり)の仮面」と後編「藍(あお)の円盤」に分かれた2部構成で1つのストーリーが展開します。
前後編構成ということで、この順番でないとストーリーを進めることができず、後編をプレイするには前編をクリアしている必要があります。
また剣盾の方はガラル地方内でストーリーは完結していましたが、SVの方はパルデア地方の外に行けることが示唆されています。 いったいどこへ向かうのでしょうか?
前編 碧の仮面
まずはDLC第1弾である前編、碧の仮面について見ていきましょう。
アカデミーに通う主人公が、毎年他校とともに参加する恒例行事である林間学校の参加者に選ばれるところから物語は始まります。
林間学校の生徒として主人公たちが訪れたのは、キタカミの里。
ここは自然豊かで、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しているのどかな土地。 毎年この時期になるとお祭りも開催され、様々な屋台も出て賑わっています。
この碧の仮面では、かつてこの地を救ったとされる英雄と呼ばれる3匹のポケモン、そして仮面を被った謎多きポケモン「オーガポン」にまつわる昔話の謎を紐解いていく、というストーリー。
いい意味でポケモンらしくない、どちらかというとぼくのなつやすみに近い、懐かしい日本の田舎みたいな雰囲気が舞台なので、今までにない世界観での冒険がすごく楽しみです。
後編 藍の円盤
続いては後編、藍の円盤について。
自然豊かなキタカミの里とは打って変わって、このストーリーの舞台となるのはブルーベリー学園。 最近設立された、どこかの世界の海の中に広がるアカデミーの姉妹校です。
主人公は交換留学生としてブルーベリー学園を訪れ、様々な授業に参加したり生徒たちと交流を深めたりしていきます。
そして新たな学校生活の中で、謎のポケモン「テラパゴス」の存在が見え隠れする…
ブルーベリー学園はポケモンバトルの教育に力を入れているとのことなので、もしかすると過去のバトルタワーのような施設も使えるようになるのではと内心期待しています。
未開の地での探検や謎ときがメインっぽい碧の仮面に対し、藍の円盤はどちらかと言うと学校生活や生徒たちとのバトルがメインのストーリーになりそうです。
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新キャラクターは姉弟
続いては新キャラクターについて。
今回のゼロの秘宝に登場するキャラクターとして、ゼイユとスグリの2人が明かされました。
ゼイユとスグリは姉弟で、ブルーベリー学園の生徒であると同時にキタカミの里への林間学校にも参加、前後編両方のストーリーにも関わってきます。
ゼイユ
姉ゼイユは気が強く少し身勝手なところがある女性で、他の地方から来た人には冷たい態度をとることがある。
しかし弟スグリのことは不器用ながらも気にかけているなど、心を許した相手には優しい一面を見せるようです。
スグリ
一方のスグリはゼイユの弟で、姉とは対照的におっとりとした性格。
パルデア地方からやって来た主人公に興味津々なようですが、恥ずかしがり屋なのか姉の背中にいつも隠れています。
性格も主人公に対する態度も対照的で、本編に負けず劣らずの癖の強いキャラですが一体どんな風にストーリーに絡んでくるのか非常に楽しみです。
また、藍の円盤のイラストに登場した4人のトレーナーたちの詳細も気になるところです。
新たなポケモンたち
オーガポン
まずは、碧の仮面にて重要な立ち位置となると思われるオーガポンという伝説のポケモンについて。
オーガポンは常に恐ろしげな面持ちの仮面を持ち歩いているポケモン。
草履のような両足や小柄な体躯から、まるで座敷童や小鬼のようにも見えます。 名前にポンが入っていることから、化け狸の要素も入っていそうです。
仮面を持った小人ということで、「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」よりスタルキッドを思い出した人は私だけではないはず。
その生態や能力、そして仮面を取った素顔はまだはっきりとは明かされていませんが、何となくいたずら好きな小鬼っぽくて見えるし可愛くて、一瞬で好きになっちゃいました。 これでゴーストタイプなら言うことなし。
オーガポンの秘密や、仮面の裏側に隠された素顔が明かされるその日が楽しみです。
3匹の英雄
また、オーガポンとは別にキタカミの里で英雄としてまつられている3匹のポケモンの存在が明らかとなりました。
その英雄というのが、イイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの3匹。
イイネイヌは犬、マシマシラは猿、そしてキチキギスは雉がモチーフとなっています。
そして犬、猿、雉と聞いて連想するものと言えば、そう、桃太郎です。
犬猿雉といえばお腰に付けたきびだんごをもらって桃太郎の鬼退治のお供としてついて言った動物として有名で、この3匹がポケモンのモチーフとして採用されたということですね。
そしてこの3匹をお供として引き連れるトレーナーがすなわち桃太郎で、みんなで鬼退治に行く的な感じでしょうか。
そうなると、オーガポンはもしかすると桃太郎で言うところの鬼がモチーフなのかもしれませんね。 名前にオーガ(Ogre=鬼)が入っていますし。
テラパゴス
続いては、藍の円盤に登場するテラパゴス。
カメのような見た目のポケモンで、背負っている甲羅は宝石のよう。 そこには、ポケモンの18タイプのマークらしきものが刻まれています。
亀の甲羅にしては平べったく、まるで空飛ぶ円盤のようです。
そして、ポケモンSVで円盤と言えば…(後述)
宝石のような甲羅と18タイプのマークから、ポケモンSVでの目玉要素であるテラスタルと深い関係がありそうですが、果たして…?
まだまだ謎だらけの新ポケモンたち。 まだ見ぬ冒険の待つ新天地にて、一体どのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
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過去のポケモンも続々追加
そして追加されるのは新ポケモンだけではありません。 過去のシリーズに登場したポケモンたちも数多く追加される予定。
現時点で内定が確定したポケモンは以下の通り。
碧の仮面
藍の円盤
もちろん、他にも様々なポケモンが登場することが予想されます。 いったい誰が来るのでしょうか?
特典もいろいろ
続いては、DLC購入によりゲットできる特典を2つ紹介します。
ニュー制服セット
まず1つ目が、ニュー制服セットです。
これはDLC購入時点ですぐにゲットできる着せ替えアイテム。 DLC購入後にメニュー下にある追加コンテンツのバナーを押すことで入れる画面から受け取ることで新しいデザインの制服に着替えることができます。
新しい制服は春・夏・秋・冬の4種類+新しい靴、帽子、グローブで、バージョンごとにカラーも異なります。
この新しい制服はゼロの秘宝はもちろんのこと、本編でも着ることができます。
着せ替えアイテムが充実しているのは前作と同様なのですが、アカデミーに通う学生であるという都合上制服だけは春夏秋冬それぞれの4パターンでしか変更できず、ショップで購入することもできませんでした。
しかし今回のこの特典で、もう1パターン新しい制服が増えるということで、着替える楽しみが少しですが増えるということです。
特別なヒスイゾロアーク
もう1つの特典は、ゾロアーク(ヒスイのすがた)です。
こちらは早期購入特典で、2023年10月31日(火)までに購入することで受け取れるシリアルコードを入力することでゲットすることができます。
シリアルコードは、DLC購入後の画面やニンテンドーアカウントに登録しているアドレスに届くメールから確認することができます。
ヒスイゾロアークはポケモンLEGENDSアルセウスに登場したリージョンフォームのゾロアーク。
タイプはノーマル・ゴーストタイプで、テラスタルするとあくタイプになります。
覚えているわざはテラバースト、わるだくみ、うらみつらみ、そしてハッピータイム。
中でもハッピータイムは、使うことで勝利したときにもらえる賞金が増えるというわざで、通常のヒスイゾロアークは覚えることはできません。
さらに、このヒスイゾロアークはカリスマのあかしを持っています。
もちろん、ピクニックに連れて行くことでタマゴも見つかり、かわらずのいしを持たせていると孵化させることでヒスイゾロアもゲットできます。
ヒスイゾロアとヒスイゾロアークは、その可愛さとこれまでにないタイプ構成で人気を博したポケモン。
そんなヒスイゾロア/ヒスイゾロアークが旅のお仲間に加わるということで、全国のゾロアークファンは是非こぞって入手してくださいませ。
ストーリー展開を予想
さて、ここからは今回のゼロの秘宝のストーリー展開や明かされる謎についての、自分なりの予想や仮説についていろいろと語っていきたいと思います。
まああくまでも私の予想なので、あまり鵜呑みにせず「こういう考えもあるんだなあ」くらいのノリで聞いてくれれば幸いです。
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まずはストーリー展開について。 私が思うに、碧の仮面はいわゆる四災と呼ばれる厄災ポケモン関連のストーリーになるのではと予想しています。
その理由として、まず1つに碧の仮面の舞台となるキタカミの里はどこか和風な雰囲気を醸し出していることです。
レホール先生が語る昔話に登場する、四災を献上したとされる使者は東の国の出身で、四災の見た目も戦闘BGMもどこかアジア風で、名前も中国語が由来となっています。
キタカミの里も昔懐かしい日本の田舎町のような世界観なので、例の東の国と関係、いやそれどころか四災がもともと存在していた東の国そのものなのではないかという可能性が出てきたというのが私の予測です。
四災ポケモン自体はレホール先生の口からその存在が語られるものの、メインストーリーに直接関わることは無いため、その分DLCで大いに活躍して欲しいものです。
詳細はまだ分かっていませんが、先述の通りこのストーリーに登場するオーガポンも鬼モチーフではないかと言われることもあって四災と何か関係があるのではないかと予想しています。
続いては、藍の円盤に登場するテラパゴスについて。
テラパゴスの宝石のような外見、そしてそもそもこの藍の円盤というタイトルから連想されるのは…
そう、スカーレットブック/バイオレットブックの最後のページに載っていた円盤のポケモンです。
全体的なシルエットこそ異なるものの、本の挿絵とテラパゴスには似通った要素があるので何らかの関係があるのはほぼ間違いないでしょう。
円盤のポケモンは存在こそ示唆されたものの、四災同様本編では一切触れられなかったので、その謎が明らかになるとしたら非常にワクワクします。
また、碧の仮面は桃太郎がベースですが、それに対し藍の円盤は浦島太郎がベースなのではないかという説もあります。
テラパゴスはカメがモチーフのポケモンで、さながら浦島太郎が助けたカメのよう。
藍の円盤の舞台であるブルーベリー学園は海の中に広がる学校で、こちらは浦島太郎が訪れた竜宮城を連想させます。
そして、本作のテーマの謎に関するタイムパラドックス関連のワードとして、「ウラシマ効果」というのもあります。
ウラシマ効果とは、かなり簡単に言うと光速あるいはそれに近い速さで動く宇宙船に乗った宇宙飛行士と、乗らずに地球に滞在している人との時間の流れに大きな差ができてしまうこと。
宇宙飛行士からしてみれば、光速で宇宙を旅した後に地球に帰還したときに自身が経験したよりもかなりの年月が経ったように感じてしまうため、これを昔話の浦島太郎になぞらえてウラシマ効果と呼ばれています。
こちらもまだ確固たる根拠はありませんが、タイムマシン完成前よりエリアゼロに生息しているパラドックスポケモン及びテラパゴスは、このウラシマ効果と密接な関係があるのではと私は推測しています。
おわりに
最後に、ゼロの秘宝に関するもろもろの詳細について。
ポケモンSVの有料DLC「ゼロの秘宝」自体は、ニンテンドーeショップにて購入可能です。
前編「碧の仮面」は2023年秋ごろ、後編「藍の円盤」は2023年冬以降に配信開始予定。
前作のDLC同様それぞれのバージョンで内容が異なるので、自分が持っているのがスカーレットかバイオレットか必ず確認してから購入しましょう。
また、碧の仮面は宝探し開始後、藍の円盤はエンディングを迎えた&碧の仮面クリア後にそれぞれのストーリーを楽しむことができます。
全世界のポケモントレーナー待望のポケモンSVのDLC配信開始はまだ先ですが、今のうちに購入しておいて新たな宝探しの冒険に備えておきましょう!
というわけで今回はここまで。 お疲れ様でスター!
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