エグゼイドの新フォーム「ブラザーズゲーマー」が大活躍!
そして、映画で一足先に明かされた永夢の秘密が本編でも解禁!
俺がお前で お前が俺で
今週放送された仮面ライダーエグゼイド第14話「We' re 仮面ライダー!」のストーリーで何より目を引くのは、エグゼイドの新たなる姿「ダブルアクションゲーマーレベルXX(読み方はおそらくトゥエンティ=20)」です。
映画「仮面ライダー 平成ジェネレーションズ」で先行登場した衝撃のフォームがついに本編で登場しました。
「ダブルアクション」という名の通りなんと2人に分裂するという、平成ライダーはおろか仮面ライダー45年の歴史から見ても前例のないフォームとなりました。(多数の分身を生み出したり、1人のライダーに2人の人格が宿っているケースはありましたが)
しかも分裂したのは体だけではなく、人格も別々のものが宿っています。
緑髪のレベルXX Lには研修医としての永夢、オレンジ髪のレベルXX Rには天才ゲーマーMとしての人格が宿っています。
初変身時はお互い息が合わずに攻撃すらままならない状態でしたが、アランブラを倒しゲーム病を治すと決心した時には元ネタと思われるマリ○ブラザーズのような連係プレイでアランブラを見事撃破しました。
余談ですけど、これどっちが高岩成二さん入ってるんでしょうか? 誰か知っている人がいたら教えてください。
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このマイティブラザーズの特徴から、永夢は二重人格者ではないかという説が出ています。
私もこのフォームの存在を知ってから同じような考えを持っていましたが、後述の永夢の秘密がテレビ本編で明かされてからこの説が濃厚になったような気がします。
2人のドクター 2人の手術(オペ)
そして連携といえば、永夢と飛彩、2人のドクターの連係プレイも今回の物語の主軸となりました。
前回から登場しているゲーム病患者白河一樹はすい臓がんも患っており、手術を受けなければもう長くはもたない体になっており、天才外科医の飛彩の手術を受けることを望んでいた。
はっきりとは言わなかったものの、飛彩を襲ったアランブラからそれを見抜いた永夢は飛彩にそのことを伝える。 そして飛彩はガンを治すため、永夢はゲーム病を治すためにそれぞれのオペに専念する。
東映公式サイトにも書かれたように、今回は第2話以来の医療ドラマらしいストーリーでしたね。
専門用語を交えた独特のせりふ回しや緊迫感など飛彩さんをはじめとする外科医の皆さんの名演技の甲斐あって、実際の医療ドラマのような本格的な手術シーンを演出しました。
一方の永夢は先述のようにブラザーズゲーマーXXの力を使いこなしアランブラを撃破、見事一樹の命を救いました。
解禁! 宝生永夢の秘密
そして放送以前から公式サイトやツイッターなどで言っていたように、今回は映画「仮面ライダー 平成ジェネレーションズ」にて先行公開された、宝生永夢の秘密が明かされた回でもありました。
エグゼイドが2人に分裂したことを疑問に思った花家大我は、打倒永夢を狙う謎の少女「西馬ニコ」と共にゲーム病のオペの真っ最中のエグゼイドを観察。
変身解除し倒れた永夢の血液を採取し、検査した大我は1つの結論にたどり着く。
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「宝生永夢は、ゲーム病患者である」
そう、これこそが平成ジェネレーションズでも明かされた永夢の秘密です。
こういった理由から、永夢は適合手術なしで仮面ライダーエグゼイドに変身することができた、というわけですね。
映画が未視聴の方なら「ええ!?」と驚くかもしれませんが、映画を見た私からしてみれば「え、これだけ?」とちょっと物足りなく感じましたが。
マイティブラザーズガシャットで体と人格が2つに分離したのも、1人が永夢本人、もう1人がバグスターにそれぞれに分かれたからだと予想できます。
ニコが永夢に関して、「昔は「僕」なんていうやつじゃなかった」という発言から、「俺」が1人称の天才ゲーマーMが本来の永夢で、1人称が「僕」の方がバグスターの可能性が高そうです。
ただ、1つだけ気になるのが「永夢がいつ感染したのか」ということ。
平成ジェネレーションズでは、永夢が人類初のバグスターウイルス感染者だと判明しましたが、そうなると永夢は5年前のゼロデイ以前に感染したということになるのでしょうか?
となると、16年前、日向恭太郎らが行った手術と何らかの関係がありそうですが、それだと「プロトガシャットからバグスターが誕生し、ゼロデイが起こった」という事実と矛盾してしまうので、やはり永夢がいつウイルスに感染したのかはわかりませんね。
檀黎斗も「大いなる運命からは逃れられない」と発言しており、やはり永夢の過去を知っているようなそぶりを見せました。
檀黎斗、パラド、日向恭太郎、そして西馬ニコ。 永夢の過去を知るこの4人の今後の動向に注目ですね。
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まとめ
今回は永夢の秘密、2人組で敵と戦うマイティブラザーズ、ライダーらしからぬ本格的な手術シーンと見どころ満載でした。
本作は医療とゲームの2つがテーマになっていますが、今回はその2つのテーマが色濃く表れた回だと感じました。
少しずつ永夢の秘密が明らかになり、永夢と飛彩の溝も少しずつですが埋まりつつあるエグゼイド。
しかしバグスターとの戦いはまだまだこれから。 これから先、どんな過酷な運命が彼らドクターライダーたちを待ち受けているのでしょうか?
ここまで全速力で突っ走り、超展開の連続のエグゼイドですが、できることなら1年間このペースを維持したまま完走してほしいものですね。
そしておもちゃの方もこれから先レジェンドライダーガシャットをはじめとした新ガシャットが立て続けに発売されます。 目指せコンプリート!
というわけで期待値MAXのエグゼイド、次回もものすごく楽しみです!
次回、ニコがゲーム病となり永夢と接触!
そして、パラドが変身する6人目の仮面ライダー「仮面ライダーパラドクス」が登場!
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