E3(Electronic Entertainment Expo)とは、アメリカロサンゼルスで行われる世界最大規模のゲーム見本市イベントである。
毎年個性的なゲームが出展され、世界中のゲームファンの胸を高鳴らせています。
そんな中、私が動画を見て「んん!?」と思わず2度見してしまった驚きのゲームがありました。
そのゲームのタイトルは「Cuphead」(カップヘッド)。 2015年のE3に出展されたゲームです。
動画の方は数か月前にツイッターで偶然見かけたのですが、実際見てみてびっくりしました!
まるでカートゥーンのような世界観
Cupheadというゲームは、様々なボスと闘うアクションゲームで、悪魔との賭け事に負けてしまったカップヘッドとマグマンが、自らの命を懸け様々なボスキャラとの戦いに挑むというストーリーになっています。
実際にトレーラーをご覧いただくとわかるのですが、まず第一の驚きの要素として、「古き良きカートゥーン」を連想させる世界観が広がります。
まるでディズニーやユニバーサルなどの1930年代の短編アニメーションをそっくりそのままゲーム化したような、昔懐かしい世界観が広がります。
スポンサードリンク
もちろん当時と同じ手法は使っておらず、昔のアニメを現代の映像技術で再現したものなのですが、これ知らない人に見せたら絶対に昔のアニメと勘違いする可能性大ですねw
個性豊かなボスキャラたちも、まるで本当にミッキーの短編に登場したんじゃないかと見間違うくらいの再現度の高さ。
キャラだけではありません。 時々画面に映るノイズや糸くずなど、何もかもすべてが30年代のアニメそのもの。
ちなみにキャラのデザイン、モーション、エフェクト、背景はすべて手描き。 すごいです。
同じようにキャラが手描きのゲームとして「スカルガールズ」がありますが、やはりカップヘッドの方がカートゥーンらしさが際立ってますね。
難易度も昔のよう
では肝心のゲーム内容はどうかというと一言で言うと「かなり鬼畜」。
先ほど述べたように数多くのボスキャラとの連戦をこなしていくのですが、そのボスの攻撃が初見殺しの連続。
スポンサードリンク
カップヘッドだけでなくプレイヤーの精神までもズタズタにせんとばかりに、カートゥーンらしく予測不能の攻撃を繰り返します。
プレイ動画を見る限りでは2015年E3の時点ではボスキャラを撃破できたのはほとんどいませんでした。
80年代の難関ファミコンゲームで例えると、魔界村、ロックマン、悪魔城ドラキュラみたいな難易度と言ったら分かりやすいでしょうか。
デザインだけでなく、難易度までも昔懐かしいものになったということですね。
しかしあまりにも難しすぎてクリアできないと判断されたのか、製作側は難易度の調節を行いました。
まずステージ選択時に難易度(現時点ではイージー・ノーマルの2種類)を選べるようになり、自分のレベルに合わせて遊べるようになりました。
またボス戦だけでなく、それこそロックマンのような横スクロールのアクションステージが追加され、ゲームでゲットできるコインでアイテムや装備品を購入しカスタマイズすることもできるようになり、自分にとって有利な状態でボス戦に挑めるようになります。
そして、2人プレイ時限定で片方がやられて昇天する時にもう1人が触れてボタンを押すことで復活ができるようになりました。
その他にも新しいボスや攻撃が追加され、ある程度は難易度が下がったように感じます。(それでも難関ゲームであることには変わりありませんが)
ヒットするのか?
さて、このCupheadなんですが、発売するとなるとどこまでヒットを伸ばせるのでしょうか?
スポンサードリンク
一応難易度はある程度まともにはなったと思うのですが、まだまだ調節が必要なようでトレーラーでは2016年内の発売を予定していましたが先延ばしになり2017年の発売に変更になったようです。
発売時期を延長してまで丁寧に時間をかけて製作しているということは、やはりそれなりに出来の良い作品になると期待してもよさそうですね。(スカルガールズもそうだったし)
実際に30年代のカートゥーンそっくりそのまま再現した世界観に惹かれたファンは多くいたようなので、現代ゲーム界のダークホースになると私は予想しています。
ゲームはプレイできない私ですが、発売開始した時にどれだけ売れるか楽しみに待ちたいと思います。
See you Next game !
追記:最新トレーラー(2017)公開&発売日も決定!
追記2:2019年4月18日、ニンテンドースイッチ版がダウンロード専用ソフトとして配信決定! 値段は1,980円で、あらかじめダウンロードも受付中。
日本語を含めた多くの言語に対応するほか、キャラクター選択、新しいアニメーションの追加、バグの修正など様々な新要素が追加される予定!
これらの新要素はスイッチ以外のプラットフォームでも、無料アップデートとして同日に配信される予定とのこと。
ボス戦の攻略記事はこちらから