今回は11月発売予定の「ポケットモンスター サン/ムーン」公式サイトにて新しいポケモンの情報が公開されたのでこのブログで解説したいと思います。
カプ・コケコ
ぶんるい:とちがみポケモン
タイプ:でんき・フェアリー
とくせい:エレキメイカー
まずはネイティブアメリカンなどの古代の原住民を連想させる姿のポケモン「カプ・コケコ」です。
シリーズ初の名前に「・」(中点)が入るポケモンですね。
アローラ地方の中にある「メレメレ島」では守り神として祀られているポケモンで、その立場上ストーリーでも重要な役目を持つポケモンになりそうですね。
守り神とか言われている割には気まぐれで好奇心旺盛な一面を持ち、トレーナーやほかのポケモンと遊んだりバトルしたがることもしばしば。
両腕の殻を閉じると原住民の仮面のようになり、これで電気をためることができるそうです。
とくせいは新登場の「エレキメイカー」で、バトルに出した時に地に足をつけたポケモンへのでんきタイプの技の威力が上がり、眠り状態にならなくなります。
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デンヂムシ
ぶんるい:バッテリーポケモン
タイプ:むし・でんき
とくせい:バッテリー
前回紹介したむしタイプの「アゴジムシ」。
その進化形が次に紹介する「デンヂムシ」です。
電池、あるいは電車のような直方体の変わった姿の虫ポケモンで、進化したことででんきタイプが追加されました。
むしタイプの進化形らしくあまり動くことはなく、一般家庭の消費電力分の電気を蓄えてじっとしていることが多い。
その電力を供給することもでき、バッテリー代わりに活用する人もいるらしい。
とくせいもそのものずばりの「バッテリー」。 こちらも新登場のとくせいで、味方の特殊技の威力をアップさせる効果があります。
トランセルとかコクーンとか、むしタイプの進化形はたいあたりとかかたくなるしか使えず、あまりバトル向けではありませんが、デンヂムシの場合はバッテリーのおかげで特殊系ポケモンと連携がとれそうですね。
クワガノン
ぶんるい:くわがたポケモン
タイプ:むし・でんき
とくせい:ふゆう(じめんタイプの技が当たらない)
そして、そのデンヂムシがさらに進化するとクワガノンになります。
過去に登場したクワガタムシのポケモンといえばカイロスがいましたが、クワガノンはそれ以上にクワガタっぽいデザインでとてもかっこいい。
しかも発生させたでんきをビームとして発射することができるという男のロマンをくすぐる設定が盛りだくさん。
そういわれてみると、クワガノンは超電磁砲(レールガン)や戦闘機の要素も取り入れているようにも見えますね。
ジジーロン
ぶんるい:ゆうゆうポケモン
タイプ:ノーマル・ドラゴン
とくせい:ぎゃくじょう/そうしょく(くさタイプの技のダメージ・効果を受けず、攻撃がアップする)
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まるであの超有名なアクションゲームに登場する恐竜のようにのんびりした顔のポケモン。
その見た目通り子供が大好きな優しい性格だが、ドラゴンだけに逆鱗に触れるととんでもないことになる。
新とくせいの「ぎゃくじょう」はHPが半分以下になるととくこうがアップするというもの。 ジジーロンの性格にピッタリ(?)なとくせいですね。
ハギギシリ
ぶんるい:はぎしりポケモン
タイプ:みず・エスパー
とくせい:ビビッドボディ/がんじょうあご(歯を使う技の威力が上がる)
外見は何となくカワハギのようで、派手でどこか毒々しく、本当にどこかにいそうなデザインですね。
頭の触覚から出すサイコパワーで獲物を探る、これまたどこかの魚にありそうな特徴を持っています。
名前にもある通り歯ぎしりでほかのポケモンに警告する習性を持ち、これを利用してビーチや海水浴場では凶暴なみずポケモンを追い払っている。
ハギギシリのとくせいの1つ「ビビッドボディ」は、相手に先制技(でんこうせっか、ねこだまし、バレットパンチなど)が使えなくなる新とくせいです。
アブリー
ぶんるい:ツリアブポケモン
タイプ:むし・フェアリー
とくせい:みつあつめ(バトル終了後に「あまいみつ」を拾うことがある)/りんぷん (相手の攻撃技による追加効果を受けない)
XYで登場した新タイプ「フェアリー」ですが、アブリーは今までのフェアリーポケモンよりも妖精に近い外見をしていますね。
また様々な動植物のオーラに反応するというこれまたフェアリーらしい特徴を持っており、感情が昂った人やポケモンに寄って来ることもある。
トゲデマル
ぶんるい:まるまりポケモン
タイプ:でんき・はがね
とくせい:てつのトゲ(直接攻撃した相手にダメージを与える)/ひらいしん(でんきタイプの技のダメージを無効化しとくこうをアップさせる、ダブルバトルやトリプルバトルではでんきタイプの技がこちらに当たるようになる)
登場するポケモンの中には、「ピカチュウポジション」とファンの間で呼ばれているポケモンが各世代で登場しています。
その通称から連想されるように、ピカチュウと外見が似ているでんきタイプのポケモンのことで、歴代シリーズではピチュー、プラスル、マイナン、パチリス、エモンガ、デデンネが当てはまります。
第7世代であるサンとムーンに登場するピカチュウポジションだと思われるポケモンが、トゲデマルです。
ピカチュウのチャームポイントであるくりくりのお目目と丸いほっぺたがあるほか、背中には鋼のとげをはやしており、丸まってとげを逆立てることで身を守るほか、避雷針の役割を果たす時もあります。
このトゲがトゲデマルのとくせいという形で再現されているのがいいですね。
イワンコ
ぶんるい:こいぬポケモン
タイプ:いわ
とくせい:するどいめ(命中率を下げられない、相手の回避率に関係なく攻撃できる)/やるき(ねむり状態にならない、手持ちの先頭に置くとレベルの高いポケモンと出会いやすくなる)
こちらもシリーズ定番の子犬ポケモン。
人懐っこい性格で愛嬌のある姿だが、こういう見た目に反して岩タイプ。
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首周りについた岩をカチカチ鳴らして仲間とコミュニケーションをとるらしいですが、これトレーナーがやられるとすごい痛そう。 ポケパルレの時に気を付けないと…
また進化が近づくと遠吠えをする、優れた嗅覚を持つ、トレーナーとはぐれても数日後に再会するなど現実の犬と同じ特徴もいくつかある。
ネッコアラ
ぶんるい:ゆめうつつポケモン
タイプ:ノーマル
とくせい:ぜったいねむり
ネッコアラは、これまでありそうでなかったコアラモチーフのポケモン。
コアラらしく親からもらった木の幹を抱き枕代わりにいつもグーグー寝ている。 これどちらかというとナマケモノでは…。
いつも寝ているポケモンといえばカビゴンがいますが、カビゴンはバトルや食事の際には目を覚ますのに対し、ネッコアラの場合は食事やバトルの時でさえも眠っている。
バトルの時はどんな動きをするのか? 酔拳でも使うのでしょうか?w
ネッコアラのよだれは昔から睡眠薬として重宝されていたそうです。
とくせいは新登場の「ぜったいねむり」。 効果は常に「ゆめうつつ」という状態でほかの状態異常にならないという強力なもの。
おわりに
以上、公式サイトで公開された新しいポケモンをいろいろまとめました。
改めてみてみると、今回はやはり新たなとくせいを持っているポケモンが多いですね。 とくせいは技の次くらいにバトルで重要な要素なのでうまく生かしたいですね。
かっこいいものから可愛いものまで個性的な面々がそろっているので、早くバトルで使ってみたいですね。 ますます発売が待ち遠しくなりました。
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