今空前の大ヒットとなっているディズニー映画『ズートピア』。
動物が主人公のディズニー作品は今までもたくさん登場しましたが、それならジュディやニックのようなウサギとキツネのキャラクターもたくさんいるのでは? と思いました。
というわけで今回は、これまでのディズニー作品に登場したウサギ&キツネキャラを何人か紹介したいと思います。
ジュディ・ホップス
ディズニー映画に登場したウサギを語る上で、まずズートピア(Zootopia)のジュディは絶対にはずせないでしょう。
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動物たちが人間のように2足歩行し言葉を話す世界で、世の中を正す警察官を夢見るウサギの少女。
両親に夢を諦めろと言われようが自分よりも大きく強い動物に冷ややかな目で見られようが自分の信念は決して曲げず、自分の夢を信じ続けるまっすぐな女の子。
ウサギの女の子というだけあってとてもかわいいが、常にニックの一枚上を行くしたたかな一面も併せ持つ。
最初は事件の捜査に協力するという名目でニックと行動を共にしていたが、次第に友情が芽生え始める。 もし続編が出たらもう結婚しちゃったりして…!?
とんすけ&ミスバニー
続いては「バンビ」(Bambi)より、かわいいうさぎさんカップルです。
とんすけ(サンパー)は森にすむウサギの男の子で、生まれたばかりの森の王子様バンビにいろんなことを教えます。
この時はまだ無邪気でかわいくて、年相応に生意気で口が悪いところもあるのですが、季節が巡り恋の季節である春がやって来るとイケボのプレイボーイに成長。
そして思春期真っ只中(?)のとんすけが出会ったガールフレンドが、ミスバニーです。
かわいくてふわっふわのウサギの女の子にとんすけは一目ぼれ。 すぐに虜になってしまいます。
このカップルがあまりにもかわいらしかったためかバンビのキャラクターの中では唯一このカップルだけがディズニーランドのグリーティングに登場しています。 グッズもたくさんあるので是非探してみてください。
ブレアラビット(うさぎどん)
次の2人は作品自体はマイナーだけどキャラは良く知られています。
ブレア・ラビットは「南部の歌」(The Song Of South)という作品のキャラクター。
昔のディズニーお得意の実写とアニメを組み合わせた作品で、ディズニーランドの人気アトラクション「スプラッシュマウンテン」の元になった作品でもあります。
映画は見たことなくてもアトラクションは知ってるっていう人も多いのでは?
それもそのはず、この南部の歌には黒人差別表現が含まれていて、そのため現在DVDおよびBlu-rayは生産されていない幻の作品になっています。
ブレアラビットはこの作品のアニメパートに登場するキャラクター。
能天気な楽天家だがジュディのように頭の切れる一面もあり、一度ブレアフォックスの罠にはまっても奇抜なアイデアで切り抜けます。
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ロジャー・ラビット
これまた実写とアニメを組み合わせた「ロジャーラビット」(Who framed Roger Rabbit ?)の主人公。
この作品ではアニメキャラ(トゥーン)が実在するという設定で、各地のディズニーランドにあるトゥーンタウンのもとになりました。
奥さんであるジェシカ・ラビット(超セクシーレディ)を愛する愛妻家であるが、浮気の濡れ衣を着せられてしまう。
彼の疑いを晴らすべく、過去のトラウマからトゥーンを嫌うようになった人間の私立探偵エディ・バリアントと事件解決のため行動を共にすることになる、というのが大まかなストーリー。
今思ったんですけど、ズートピアのストーリーと何となく似てますね。
ロジャーラビットはトゥーンタウン出身のウサギで面白いことや愉快なことが大好き。
一見いつもふざけているいい加減なウサギのように見えるけどどんなことがあっても妻のジェシカを愛し続ける。
ブレアラビットと同じように、ディズニーランドでキャラの名前を初めて知ったという人がほとんど。
南部の歌と違い「ロジャーラビット」はDVDがリリースされているので是非ご覧になってはいかがでしょうか?
ニック・ワイルド
続いてはディズニー作品のキツネキャラの解説行きたいと思います。
まずは『ズートピア』のもう1匹の主人公、ニック・ワイルドです。
ズートピア出身の詐欺師で、ジュディとは対照的に夢を忘れた大人というイメージのキャラクター。
詐欺師というだけあってジュディに負けないくらい頭の回転が速く、ストーリー序盤は2匹の騙し合いがメインとなっています。
幼少時代に肉食動物だからという理由でひどいいじめを受けており、ジュディの「肉食動物は野生化する可能性がある」という発言でトラウマが蘇り、一時は彼女との縁を切っていたが現在は初のキツネの警察官としてジュディとバディを組んでいる。
いずれはジュディといいカップルになって結婚するのではと予想するファンも数多くいますが果たして…?
ロビン・フッド
続いては懐かしのロビン・フッド。
ディズニーでウサギとキツネが登場する作品と言えばやはりこの『ロビン・フッド』なのではないでしょうか。
なぜロビンのキャラクターとしてキツネを選んだのかは分かりませんが、おそらく「国王に逆らう義賊」、あるいは「賢いキャラクター」としてキツネを選んだのでしょう。
この作品は、ロビンはもちろんのこと悪役の「プリンス・ジョン」(ちなみにライオン)の悪役らしからぬかわいいキャラクターも必見です。
ブレア・フォックス(きつねどん)
続いては先ほど紹介した「南部の歌」よりブレア・フォックス(きつねどん)です。
いつもあの手この手でブレア・ラビットを付け狙う狡猾なキツネ。
彼の仕掛ける罠にいつもブレア・ラビットは引っかかるも、相棒のブレア・ベア(くまどん)がドジをやらかしたせいでいつも失敗している。
後のジュディやニックとの共通点も多いので、もしかするとこの作品もズートピアのベースになっているのかもしれませんね。
ファウルフェロー(正直ジョン)
最後はピノキオに登場する正直ジョンことファウルフェローです。
金儲けのために生きた木の人形であるピノキオを騙して役者の道へ進ませたり島の遊園地(プレジャー・アイランド)に進ませようとする。
彼の相棒であるギデオン(猫)は劇中で一言もしゃべらないがその間の抜けた行動がとてもかわいらしい。
実は初めてディズニー長編作品に登場した動物の擬人化キャラクター。
モフモフのしっぽや紳士的な振る舞いで古参ファンの間でも人気が高い。
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こうやって書いていて気づいたんですが、やっぱりディズニーで同じ動物がモチーフだとキャラクターとか性格が似ているものが結構多くなってきますね。
ウサギはかわいくて元気いっぱい、きつねは良くも悪くもずるがしこいキャラがほとんどです。
でももしかするとまだいっぱいいるかもしれないので、もし時間があったら探してみたいと思います。
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