どうも、ポケットモンスターピカチュウを予約ダウンロードしたカメさんですw
今年2016年は「ポケットモンスター赤・緑」が発売されて20周年ということで、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール(VC)にて初代ポケモン4作(赤・緑・青・ピカチュウ)が赤と緑の発売日と同じ今月27日に配信されるそうです。
というわけで今回はそれを記念して、これまでの「ポケットモンスター」シリーズの歴史を主観的な観点も含めて振り返っていきたいと思います。
それではどうぞ!
赤・緑・青・ピカチュウ
今からちょうど20年前の1996年に発売された記念すべき第1作。
登場するポケモンとバトル、ゲット、そして育てるという基本的なシステムを確立しました。
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ポケモンリーグを制覇する、ポケモン図鑑を完成させる、ただただポケモンを愛でるといった様々な遊び方ができるのも特徴。
そして、ポケモンシリーズの最大の特徴が「通信」にある。
通信ケーブルを使ってほかのプレイヤーとポケモンを交換したり、対戦したりといった遊びも広まりました。
特に「通信交換」に関しては、どちらか片方のバージョンにしか登場しないポケモンがいたり、通信交換しないと進化しないポケモンもわずかながらいるため、ポケモン図鑑完成には必要不可欠だった。
この要素はのちのシリーズにも受け継がれています。
通販限定で販売されたマイナーチェンジ版の「青」では、ストーリー自体に変化はないものの、ポケモンのグラフィック、出現率、図鑑の説明文などで変更がなされた。
そして、「ピカチュウ」バージョンはアニメ版をベースとしており、最初にもらえるのはピカチュウで、主人公の後ろをついて歩き、ライチュウに進化できないといった特徴を持っています。
その他にも他バージョンで最初にもらえる3匹のポケモン(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ)が野生で出現する、ムサシ・コジロウがロケット団員として登場するなど、アニメを意識したつくりになっています。
金・銀・クリスタル
赤・緑の発売から3年後(1999年)に発売されたシリーズ第2作。
ポケモンが新たに100匹追加されたほか、新要素として「時間の概念」、「ポケモンの卵」、「新タイプ」などが導入されました。
まずは「時間の概念」ですが、曜日と時間が導入されるようになり、「昼(夜)に出現または進化するポケモン」や「特定の曜日に開催されるイベント」(むしとりたいかいなど)などが新しく登場しました。
また同じタマゴグループに所属する異性のポケモン1組を育て屋に預けることで「ポケモンのタマゴ」が発見されるようになりました。
そして前作で猛威を振るった「エスパー」、逆にあまり活躍できなかった「ほのお」、「かくとう」タイプに対する対抗策として、「あく」「はがね」の2つの新タイプが登場しました。
この他にも「ポケモンにどうぐを持たせる」、「とくこうととくぼう」、「天気」など後の作品にも受け継がれた要素も多数存在します。
舞台は日本の近畿地方にそっくりな「ジョウト地方」なのですが、ジョウトリーグ制覇の後には前作の舞台であるカントー地方に行くこともできます。
マイナーチェンジ版の「クリスタル」ではストーリーに変更がなされ、伝説のポケモン「スイクン」が主役となっています。
登場したポケモンが動いたり、主人公の性別を選べるようになったのはクリスタルから。
ちなみに金・銀のリメイク版「ハートゴールド・ソウルシルバー」では、ピカチュウバージョン以来のポケモン連れ歩きシステムが復活しています。
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ルビー・サファイア・エメラルド
ゲームボーイアドバンス(GBA)専用ソフトとして2002年に発売されたシリーズ3作目。
それぞれのポケモンが持つ特殊能力「とくせい」、能力値の上昇に影響する「せいかく」、2匹のポケモン同士で戦う「ダブルバトル」、条件によって一部のポケモンの外見と能力が変化する「フォルムチェンジ」などの要素が新たに導入されました。
そして、今作で初登場した新たなやりこみ要素が「ポケモンコンテスト」。
これはバトルとは異なり、かっこよさ、かわいさ、うつくしさ、かしこさ、たくましさの5つのジャンルに関して、コンディションやわざでアピールしていくというもの。
また今作ではロケット団に続く新たな悪の組織(ルビーではマグマ団、サファイアではアクア団と激突)が登場しました。
マイナーチェンジ版の「エメラルド」は、「バトルフロンティア」の登場、ジムリーダーとの再戦、フィールド上でもとくせいの効果が発揮されるなど、後の作品や赤・緑のリメイク版「ファイアレッド・リーフグリーン」(GBA)でも採用された要素がたくさんあります。
ダイアモンド・パール・プラチナ
機種が変わり、ニンテンドーDS用ソフトとしてシリーズ生誕10周年を記念して2006年に発売された。
当時ニンテンドーDS自体が大人気だったこともあり、DSソフト第2位の売れ行きを記録し、品薄になる店舗が続出するほどだった。
グラフィックは初めて3Dポリゴンとなり、画面が2つになったことで操作がスムーズに行えるようになったほか、Wi-Fiを利用し世界中のプレイヤーと交換・対戦ができるようになった。
「ハートゴールド・ソウルシルバー」ではストーリーが一部リンクしており、本作のキャラクターの一部が登場しています。
マイナーチェンジ版の「プラチナ」では、ギラティナに関するシナリオが追加されたほか、新キャラも登場しました。
ブラック・ホワイト(2)
ダイヤモンド・パールの発売から4年ぶりに発売されたシリーズ5作目。
今までのポケモンの常識を覆す風変わりな特徴をふんだんに取り入れており、例を挙げると殿堂入りまでは新ポケモンしか登場しない、夢の中でポケモンと遊べる「ポケモンドリームワールド」(現在はサービス終了)、それにより得られる「隠れ特性」などがあります。
過去作とは一線を画すシリアスかつ予測不能なストーリーも本作の特徴の1つで、特に最終決戦前のまさかの展開に度肝を抜かれたプレイヤーも多いのでは?
またこの続編として、ブラック2・ホワイト2が2012年に発売されました。
シリーズ初&現時点で唯一のナンバリング作品で、これはいわゆるマイナーチェンジ版ではなく正式な続編。
旧作に登場したポケモンも本作に登場するようになったほか、ジムリーダーの一部が変更されている。
X・Y
現在発売されているポケモンシリーズ最新作。(リメイク除く)
初のニンテンドー3DS専用ソフトで、2013年10月世界同時に発売されたことでも大きな話題を呼びました。
自分のポケモンと触れ合える「ポケパルレ」、新たな進化方法、14年ぶりの新タイプ「フェアリー」の登場、いまだかつてない広さを誇る冒険の舞台「カロス地方」といった、「新たな次元」にふさわしい新要素が盛りだくさん。
そして本作を語るにおいて外せないのが「メガシンカ」の登場である。
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メガシンカとはバトルにおいて一時的に発生させることのできる特別な進化で、「キーストーン」と「メガストーン」と呼ばれる1組のアイテムをそろえることで発動(一部例外あり)できる。
このメガシンカは「オメガルビー・アルファサファイア」(ルビー・サファイアのリメイク)にも登場し、本作では「メガシンカの謎を追う」というエピソードが追加されている。
ちなみに2016年2月現在X・Yのマイナーチェンジ版の情報は公開されていない。
ポケモンのアニメでも新シリーズがスタートし、今年の映画の主役ポケモンについての情報が公開されている点から判断して、遅かれ早かれ新作は発売される可能性が高いと思いますので、続報を待つとしましょう。
というわけで、ポケモンシリーズの歴史をかなりざっくりですが振り返ってみました。
世代によっては思い入れのある作品や印象に残った人物やポケモンがいると思います。
バーチャルコンソールで初代ポケモンが遊べるということなので、初めての冒険のころに戻って遊んでみたい方、初代に興味のある方は是非ダウンロードしてほしいと思います。
あなたが一番好きな作品は何ですか?
そして2016年冬、新たなポケモンの歴史が幕を開ける!?
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