以前スーパー戦隊シリーズ40作品記念記事の第1弾として、「戦隊カラーについて」書いた記事を投稿しました。
今回は記念記事の第2弾。今日のテーマはスーパー戦隊シリーズ恒例の「怪人の巨大化」について語りたいと思います。
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巨大化とは
怪人の巨大化とは、シリーズ第4作「電子戦隊デンジマン」からほぼ毎作続いているお約束の1つで、何らかの要因で毎回の怪人が巨大な姿になり、戦隊の巨大ロボと戦うという形式になっています。
ごく稀に巨大化が無い作品(バトルフィーバーJ、大戦隊ゴーグルファイブ、超電子バイオマン、特捜戦隊デカレンジャー、特命戦隊ゴーバスターズ)がありその場合は巨大ロボなど、最初から巨大な怪人を呼び出して戦う。
あくまでも私の分類方法ですが、巨大化のパターンには「怪人が自力で巨大化する」、「組織の幹部が巨大化させる」、「巨大怪人が登場」の3つに大まかに分類されます。
自力で巨大化
体質などで「倒された瞬間巨大化する」もの(トリノイド、アヤカシ、シャドー怪人など)と自身が持っているアイテムで巨大化する怪人(ボーゾックの荒くれ者、ゴーマ怪人、バルバンの魔人)がおり、後者は道具を使う前に倒されると巨大化できないというデメリットがある。
一方で前者は何もしなくても自動で巨大化するため、どんな状況でも倒されさえすれば巨大戦に移行することができます。
幹部が巨大化させる
組織に最低1人巨大化担当の幹部がいて、彼(あるいは彼女)が何らかの方法で巨大化させるパターン。
3つのパターンの中ではこちらが圧倒的に多い。
昭和~90年代くらいまでは巨大化能力を持つ幹部怪人(ゴズマのギョダーイ、ボルトのガーノイド・ガッシュ、ネジレジアのビビデビなど)が多く登場していたが、最近では特定の幹部が何らかのアイテムを使用するパターンが多い。
珍しいパターンとしては、幹部全員が巨大化光線を放てる暴魔百族、所属する軍団によって巨大化アイテムが異なる宇宙忍群ジャカンジャがいる。
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原則として巨大化を担当するのは特定の幹部1人だが、回によっては別の幹部が担当することもまれにある。
このパターンのデメリットとしては、巨大化担当幹部が不在だと巨大化ができない点にある。
そのため、幹部が倒されたことに気付かなかったりそばにいなかったりしたことで巨大化できなかった、というパターンもある。
最初から巨大な怪人
前述の5作品では怪人の巨大化がほとんど行われないため、巨大戦の際は最初から巨大な怪人を呼び出します。
等身大の怪人と同時に登場するパターンもあるため(バトルフィーバーとゴーバスターズに多い)、等身大戦と巨大戦が同時進行することもある。
また巨大化が行われる作品でも、巨大怪人が召喚される回もある。(アバレンジャー、ボウケンジャー、ゴーカイジャーなど)
巨大化の失敗
このように多種多様なパターンがある怪人の巨大化ですが、やはり失敗したパターンもあります。
ここではいくつか例を紹介します。
ケース1 ガマクチ法師(五星戦隊ダイレンジャー)
巨大化爆弾を投げて巨大化しようとするも、ダイレンロッドで動きを封じられ、その状態で気力ボンバーを食らい爆死。
ケース2 コウモルギン(地球戦隊ファイブマン)
倒される直前にゴルリン12号を呼び出し、コウモルギンをコピーして巨大化させようとするも走ってくる最中に石に躓き、脳震盪を起こして機能停止、コウモルギンも爆死してしまった。
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ケース3 MM(モーモー)モグー(激走戦隊カーレンジャー)
ボーゾックの怪人は、どういうわけか「芋長」という店の芋羊羹を食べると巨大化するという謎の体質を持っています。ボーゾック一の大食いを自称するMMモグーも芋羊羹を食べたが、コンビニの羊羹であったため逆にミクロ化してしまった。
ここで紹介したものは主なもので、巨大化に失敗したケースは他にもたくさんあります。もし良ければ探してみてください。
以上、スーパー戦隊シリーズお約束の巨大化について解説してみましたが、いかがでしたか?
私カメさんは小さいころから怪人の巨大化シーンが大好きで、新しい作品が始まるたびに「次はどうやって大きくなるんだろう」と胸躍らせたものでした。
最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』では、コンティニューメダルなるアイテムで巨大化するパターンなので、一体どんな感じなのか、今から楽しみです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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