カノンちゃんに復活したジャベルの魔の手が迫る!
伝説の奇術師の力でピンチを乗り越えろ!
スペクターの試練
今回は主に、スペクターが新たなステップに上るのがテーマでした。
そのカギとなっているのが「フーディーニゴーストアイコン」。
序盤ですでにゲットした眼魂なのですが、どういうわけか使うことのできない眼魂でした。
そんなある日のこと、退院した深海カノンが復活したジャベルにさらわれてしまう。
パワーアップしたジャベルに完敗を喫したマコトは、フーディーニの眼魂を使いこなすことを決意。
…したのはいいのだがフーディーニは断固として力を貸そうとしない。
それどころかその性根をたたき直してやると言わんばかりにマコトを鎖で縛り、マシンフーディーを操りマコトに試練を課すという暴行に走った。
おそらくマコトの「英雄を支配しその力を利用する」というスタンスが、フーディーニの癇に障ったか、あるいは気に食わなかったのでしょうね。
マシンフーディーにボコボコにされるも、タケルと肩を並べて戦うためにもあえて1人でこの試練を乗り越えようとする。
荒ぶるマシンフーディーを乗りこなしたマコトは、カノンの捕らえられた場所へと赴く。
しかしスペクターはジャベルにはかなわない。
その矢先に、何とジャベルはグンダリと合体しパワーアップ。スペクターを追い詰める。
なすすべもなく攻撃を食らってしまい、がれきの山に埋もれてしまう。これは大ピンチ!!
何があろうと力を使いこなし、愛する妹を救いたいという強い思いが共感したのか、フーディーニがついにマコトを認め、その力を貸すのだった。
第15話は最初から最後まで、フーディーニを使いこなそうとするマコトの苦悩と成長が分かりやすく描かれていましたね。
フーディーニ本人の心境が描かれなかったのは残念ですが、まあここは想像で補えば何とかなるでしょうw(適当)
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今回の偉人
今回の偉人はアメリカで一番有名な奇術師、ハリー・フーディーニ。
私も含めて、ゴーストで初めてその名を聞いたという方も多くいらっしゃるかと思います。
「脱出王」の異名を持つことからも分かるように、脱出マジックを得意とし、手錠をはめられた状態で留置所や刑務所から脱獄したり、ミルク缶や凍った運河からも脱出したりと「フーディーニに脱出できないところはない」、「不死身の男」とまで呼ばれました。
更に劇中でアカリが言っていたように、似非霊媒師の超能力や霊能力のトリックを暴くサイキックハンターの一面も持っていました。
そんな彼ですが、楽屋で「自分は腹を強打されても平気」というパフォーマンスを見せる際、トリックの準備をする前に大学生に思いっきり殴られ、その傷が元で亡くなったという、何とも哀しい最期を迎えたとされています。
ちなみに「ハリー・フーディーニ」は芸名で、本名はエリック・ヴァイスというそうです。
伝説の奇術師の力を持つフーディーニ魂ですが、こいつのすごいところはなんとスペクターのバイク「マシンフーディー」がパーカーゴーストに変形する点。
今までサブライダーのバイクが変形・合体することがありましたが、ライダーと合体してフォームチェンジするバイクはフーディーニ魂が初。
道理でフーディーニが操縦できて、その上ああいう名前だったわけだ。(最初は「フード」が付いてるからフーディーなのかと思いました)
アランとスペクター
フーディーニとの確執を経て一回り成長したマコト兄ちゃんですが、彼の言う「けじめ」をつけるまでにはまだまだ至らない様子。
アランの方も、兄アデルの指示に不服ながらも従いつつ、一方的にタケルを敵視しているようですし、まだまだマコト兄ちゃんとアランの受難は続きそうですね。
次回はいよいよ第3の仮面ライダーが参戦するようですし、これからも2人はどんな困難にも負けずに立ち向かってほしいものです。
次回は新たなる仮面ライダー、ネクロムが遂にテレビ本編に登場!!
変身者は何と、あいつだ!!(別記事で明かしてるけどねw)
ネクロムの正体を知りたい方はこちら(ネタバレ注意!!)