いよいよ放送開始まであと1ヶ月を切ったスーパー戦隊シリーズの最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』。
その名の通り動物モチーフの戦隊ですが、動物は子供の好きな物の1つということで、乗り物と共に戦隊モチーフに採用されることが多いです。
今回はそれに関連して、ジュウオウジャーと同様に動物がモチーフの戦隊をいくつか挙げて解説していきたいと思います。
太陽戦隊サンバルカン
おそらく最初の、純粋な動物モチーフのスーパー戦隊。
戦隊シリーズの歴史の中でも珍しい(というか今のところこれが唯一)男性3人構成の戦隊。
またレッドのバルイーグルのメンバーが途中で交代になる戦隊としても有名。
前作「電子戦隊デンジマン」の敵キャラだったへドリアン女王(演:曽我町子さん)が今作にも登場し、続編という扱いになっている唯一の作品である。
超獣戦隊ライブマン
昭和最後の戦隊で、戦隊シリーズ10周年記念作品。動物で記念作品ということで、ジュウオウジャーとも共通点が意外と多い。
なぜライブマンが10周年作品なのかというと、放映当時はゴレンジャーとジャッカーは石ノ森章太郎先生原作で、シリーズには含まれていなかったからである。
最初はサンバルカンと同様に3人構成の戦隊だったが、ストーリーの中盤から2人が追加され5人構成となる。
2体のロボ同士が合体する『スーパー合体』が初披露されたのもこの作品が初。
大原丈/イエローライオン役を演じている西村和彦さんは現在仮面ライダーゴーストに出演しています。
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百獣戦隊ガオレンジャー
21世紀初のスーパー戦隊で(ゴレンジャーとジャッカーを含めて)シリーズ25作品目。
動物戦隊の中でもひときわ「動物らしさ」を前面に押し出している。
グローブには爪がついており、敵を引っかいたり空を飛んだり海を泳いだりとまさに野生生物のごとくワイルドに戦う。
パワーアニマル(巨大勢力)の数が多く、マルチ合体のバリエーション数は歴代最多。
毎年恒例の「平成ライダーとの夏映画同時上映」は本作から始まった。
また、この年(2001年)には「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」がリリースされているが、ジュウオウジャーはどう歴代戦隊とコラボしていくのでしょうか?
獣拳戦隊ゲキレンジャー
2007年に放送された戦隊。
獣の心を感じ、獣の力で戦う「獣拳」使いの戦いを描いた作品。
戦隊ヒーローだけでなく、敵サイド「臨獣拳アクガタ」のドラマも色濃く描いており、こちら側のファンも多い。
敵幹部である理央とメレは終盤はゲキレンジャー側についたが、「海賊戦隊ゴーカイジャー」以降は戦隊ヒーローとして扱われている異色の存在。
善も悪も試練を乗り越え厳しい修行を重ねて強くなるというのがメインテーマだが、あまりにもテーマが重すぎたせいか、次作「炎神戦隊ゴーオンジャー」(こちらも動物と乗り物がモチーフ)では王道路線を突っ走る明るく楽しい作風となった。
特命戦隊ゴーバスターズ
記念作品である「ゴーカイジャー」を経て放送開始されたシリーズ36作品目。
新たな風を吹き込みたいということで戦隊のお約束を破りに破りまくった挑戦作。
変身バンクの廃止、名乗りの簡潔化など挙げればいろいろありますが、何といっても等身大の怪人が巨大化せず、代わりに亜空間から転送されてきた巨大ロボットが巨大戦を担当し、等身大戦と巨大戦が同時進行するという斬新な設定になっています。
またイエローバスターのモチーフとして、戦闘とは縁のなさそうな「うさぎ」が採用されている点も珍しい。(もちろん史上初)
以上、ジュウオウジャーと同じく動物がモチーフの戦隊をいくつか挙げてみましたが、いかがでしたか?
40作品目という節目に動物という王道モチーフを採用した戦隊ということで、これまで以上に熱くて面白い作品になるのではとこれまで以上に期待しています!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もバッチリミィヤー!
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