ぼちカメさんの特撮・アニメ・ゲームを語るブログ

特撮(戦隊・ライダーメイン)、任天堂、ポケモンやあつ森などをゆったり語ります

転換期となった作品からスーパー戦隊の歴史を振り返ってみた

 

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今回は、現在放送中の手裏剣戦隊ニンニンジャースーパー戦隊シリーズ生誕40周年を迎え、さらに次回作噂によると『動物戦隊ジュウオウジャー』らしい)で記念すべき40作品目ということで、今回はスーパー戦隊の歴史を少々適当ですが振り返りたいと思います。

 

 

とはいえ、ゴレンジャーから全作品を振り返るとかなり長くなってしまうので、シリーズの転換期になった(と個人的に思う)作品をピックアップして書いていきたいと思います。

 

 

それではどうぞ!

 

 ※2018/08/09追記→コメントにてゴレンジャーはストロンガーではなくアマゾンの後番組ではないかという指摘があったので訂正しました。

誤表記があったことをお詫びします。

 

 

ゴレンジャー 伝説の始まり

 

記念すべきシリーズ第1作は、皆さんおなじみ秘密戦隊ゴレンジャー

 

仮面ライダーストロンガー』から仮面ライダーシリーズの放送局がNET(日本教育テレビ、のちのテレビ朝日)からTBS(東京放送)に変わるということで、仮面ライダーアマゾン』の後番組として放送開始したゴレンジャーですが、カラフルなスーツを着た5人組が、チームワークを駆使して悪に立ち向かうという基本的なコンセプトが完成しました。

 

 

シリアス路線の中に、戦闘中に巻き起こるギャグ演出(その最たるものが「ゴレンジャーハリケーン」)が受け、2年間放送される大人気番組となりました。

 

 

バトルフィーバー 巨大ロボ登場

 

こうして人気絶頂で放送終了したゴレンジャーの次の番組として放送されたシリーズ2作品目がジャッカー電撃隊

 

こちらも人気番組になるかと思いきや、シリアス路線を強調し過ぎたせいか視聴率は振るわず、1年足らずで打ち切りとなってしまいました。

 

 

そこから1年間のブランクを経て、マーベルコミックとの提携で製作されたバトルフィーバーJから原作「八手三郎」でシリーズが再スタートしました。

 

本作ではのちの作品では絶対に欠かすことのできない要素が登場します。

 

 

それは「巨大ロボ」の登場。

 

今やスーパー戦隊シリーズにはなくてはならない存在である「ロボによる巨大戦」は本作からスタートしました。

 

 

といっても、シリーズ初の巨大ロボバトルフィーバーロボ」はのちの作品のように変形・合体せず母艦から直接発射される形式をとっていました。

 

 

バイオマン ダブルヒロイン

 

男の子向けの「戦うヒーロー番組」に女性メンバーが登場することも特徴の1つとなっているスーパー戦隊

 

男の子向けということだからか、シリーズ初期は戦隊メンバーに女性は1人だけ(例外として、第5作太陽戦隊サンバルカン』のみ男性3人構成)でした。

 

 

しかし、世間で男女平等が叫ばれるという社会情勢が影響してか、第8作『超電子バイオマン』から女性メンバーが2人となるダブルヒロインが定番となりました。

 

当初はイエローピンクがヒロインのカラーに採用されることが多かったのですが、時代が進むにつれブルーホワイトレッドグリーンバイオレットなどいろんな色の女性ヒロインが登場しています。(唯一採用されていない色がブラック

 

 

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ジュウレンジャー 革新の時

 

その後のシリーズでも、様々な新要素を取り入れたり、スタッフが試行錯誤を繰り返したりしたのですがどれも似たり寄ったりのものが多く、次第にマンネリ化していきました。

 

 

一時期シリーズ打ち切りも考えられていたとき、第15作『鳥人戦隊ジェットマン』にて、「戦うトレンディドラマ」というこれまでにない斬新な設定が取り入れられたのをきっかけにシリーズは大きな転換期を迎えます。

 

第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャーにて「恐竜」と「ファンタジー」というこれまでにない斬新なモチーフ6人目の戦士の登場海外でリメイクされたパワーレンジャー」シリーズが本作からスタートするなど、今までにない要素が採用されまさにスーパー戦隊シリーズ」に革命が起こったと言っても過言ではない、と個人的に思いました。

 

 

特にモチーフの点では、ジュウレンジャーをきっかけに多種多様なモチーフが採用されるようになり、例を挙げると中国拳法、忍者、デジタル機器、刑事、魔法使い、天使、海賊など毎作バラエティ豊かなモチーフが登場しました。

 

 

タイムレンジャー イケメンヒーロー大豊作

 

 

そして、「スーパー戦隊シリーズ」のロゴが登場し始めた第24作『未来戦隊タイムレンジャーでは、いわゆる「イケメンヒーロー」俳優がたくさん登場し始めます。

 

 

有名どころで例を挙げると、永井大さん(タイムレッド)、玉山鉄二さん(ガオシルバー)、松坂桃李さん(シンケンレッド)、鈴木勝大さん(レッドバスター)、志尊淳さん(トッキュウ1号)がいますね。

 

 

同年に始まった「平成仮面ライダーシリーズ」と比べるとブレイクした俳優さんの数は少なめですが、どちらのシリーズでも若手俳優の登竜門」として注目され始めました。

 

 

そして放送から15年たった現代でも、スーパー戦隊仮面ライダー「イケメンヒーローのデビューのきっかけ」としても見られるようになっていきました。

 

 

まとめ

 

以上、戦隊ヒーローの変遷をかなり主観的な観点ですが振り返ってみました。

 

 

やはり要所要所で大きな転換点のようなものが起こっており、それによってシリーズの方向性が大きく変化しているみたいですね。

 

 

ニンニンジャーの戦いもいよいよクライマックスに突入し、ジュウオウジャーが日の光を浴びる時が刻一刻と迫っていますが、記念すべき40作品目としてどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?楽しみでもあり、不安でもあります。

 

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

次回もバッチリミロー!