2015年12月12日(土)に公開が決定したMOVIE大戦の最新作「仮面ライダー☓仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」。
これを記念して、今回はこれまでのMOVIE大戦シリーズを振り返ってみたいと思います。
2010
事の発端(?)は2010年冬。
半年で終了した「仮面ライダーディケイド」の本当の最終章、そしてディケイドの跡を継いだW(ダブル)の始まりの物語を描いた「MOVIE大戦2010」が公開されました。
旧ライダーの後日談と新ライダーの新たなる敵との戦いを描き、最後は2大ライダーが出逢い強大な敵に立ち向かうという基本フォーマットはここで全て確立されました。
元々は、中途半端な結末で終わったディケイドの「真の最終回」を描くために公開された作品ですが、以降は新旧2大ライダーの共闘を描く作品として毎年シリーズ化されていきます。
CORE
スカルと信長、全ての核心(コア)に迫る物語。
Wとオーズの共闘を描いた本作。
特徴的なのが、前半のW編が主人公翔太朗の師匠である「鳴海壮吉」が変身する仮面ライダースカルの始まりの物語を描いた点。
Wがメインなのにスカルが主役という、ちょっと風変わりなストーリーとなりました。
本作のオーズ編でノブナガのホムンクルスを演じた大口兼吾さんは、のちに『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014)にて闇の皇帝ゼットを演じました。
MEGAMAX
今作で共演するオーズとフォーゼは、どちらも「仮面ライダー生誕40周年」という記念すべき年に放映された作品。
それを記念して、昭和ライダーファンにはおなじみの「栄光の7人ライダー」(1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー)が共演するというからビックリ。
しかもオーズの前のライダーであるWも登場するというからさらにビックリ。
そして今作の敵は、W以降のライダー作品で何らかの形で暗躍する謎の組織「財団X」。
仮面ライダーWは、その人気の高さからか2010の初参戦以来、天下分け目の戦国MOVIE大合戦までのMOVIE大戦シリーズ全作品に出演しています。
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アルティメイタム
宇宙と魔法の力を結集し、アクマ族を倒せ!
今作では、シリーズ恒例のオリジナルライダーは登場しません。
その代わり、「仮面ライダー」と同じく石ノ森章太郎先生原作の特撮ヒーロー、「イナズマン」、「美少女戦士ポワトリン」、「アクマイザー3」が現代風にリモデルされて登場するというヒーローファン歓喜の設定。
しかも、前作MEGAMAXのオリジナルライダー、なでしことフォーゼ夏の劇場版「みんなで宇宙キターッ!」よりインガ・ブリンクも登場します。
平成仮面ライダーと昭和石ノ森ヒーロー、親子揃って楽しめる作品と言えそうですね。
天下分け目
天下統一を目論む武神ライダーたち。その頂点に立つのは誰だ?
「天下分け目の戦国MOVIE大合戦」といういつもと違うタイトルが示すように、今作はひと味違います。
「仮面ライダー鎧武/ガイム」は平成ライダー15作品目ということで、クウガ~ウィザードまでの全平成ライダーが戦極時代にて天下を取り合う「武神ライダー」として登場します。
特にW以降の平成2期ライダーにはスポットライトが当てられ、彼らを率いる武将たちのドラマ、鎧武のアーマードライダーたちの信条や戦う理由も見どころです。
もう1つの「ライダー戦国時代」が、ここにある!!
最凶の侵略者と最強の怪盗現る!
あくまでも個人的な印象ですが、フルスロットルでは変な小細工(?)はせず、純粋に2つのライダー(鎧武、ドライブ)のそれぞれの物語を描いていました。
機械生命体メガへクスが生み出したメカ駆紋戒斗が本物完全再現だったり、ドライブの敵怪人ロイミュードの幹部(ハート、ブレン、チェイス)がメガへクスを撃破するため一時的にライダーと共闘したりしたのがかなり印象的でした。
ちなみに初見の時はりんなさんがルパンに変装していたと予想していました。(ピコピコ2号に細工をしていたという推理)
おわりに
今回はこれまでのMOVIE大戦シリーズをかなりざっくりですがまとめてみました。
MOVIE大戦は毎年高評価で、全部見たことはありませんが少なくとも私の見たことがある作品はすべて良作だったので、超MOVIE大戦ジェネシスもすごく楽しみです!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もバッチリミナー!