今日2015年9月13日は、スーパーマリオブラザーズ生誕30周年という記念すべき日。
そのスーパーマリオのオリジナルコースを自分で作ることができるWiiU専用ソフト、「スーパーマリオメーカー」が今月発売されました。
今回は、ギネスにも登録されたことがある世界一著名なゲームキャラ、マリオの活躍の歴史を適当に超簡単に振り返ってみたいと思います。
スーパーマリオ伝説の始まり
マリオは、1981年に発売されたアーケードの「ドンキーコング」でデビューを果たしましたが、当時はマリオという名前ではなく、「ジャンプマン」という名前でした。
続編の「ドンキーコングJr.」で初めてマリオと名付けられましたが、この時は何と悪役ポジションだから驚き。
ここでマリオのアクションの基礎が確立され、その後も友情破壊ゲーとして名高い「マリオブラザーズ」、全100ステージのパズルゲーム「レッキングクルー」などの作品で活躍しました。
そして転機が訪れたのが1985年。
ファミコン専用ソフトとして発売された「スーパーマリオブラザーズ」が、4000万本以上売り上げ、社会現象を巻き起こすほどのメガヒット作に。
敵や仕掛けをかわしゴールを目指すというシンプルな横スクロールアクションでありながら、ピーチ、クッパなどの個性的なキャラクターや独特の世界観、そして知る人ぞ知る裏ワザ(無限1UP、旗越え、ワールド9など)などの要素が子供を中心に大うけでした。
本作の大ヒットを受け続編が次々と発売され、どれもメガヒットという流れを生み出しました。
スーパーマリオブラザーズ2は前作よりさらに難易度が増した、上級者向けのマリオ。
スーパーマリオブラザーズ3では初代と比べボリュームが増し、新キャラや新アイテムも数多く登場しました。
後のシリーズで定番となるワールドマップや、最近出番が大幅に増えたコクッパ7人衆も3で初登場しました。
スーパーマリオUSAは、元々は「夢工場ドキドキパニック」をマリオキャラに差し替えたもので、野菜を引っこ抜いて投げつけるというユニークかつばかばかしい(?)アクションが特徴。
ピーチやキノピオが操作できるようになったのはこの作品が初。
スーパーファミコン専用ソフトとして発売されたスーパーマリオワールドでは、マリオの新たなる相棒、ヨッシーが初登場しました。
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時代は3Dへ
時は流れ、1996年、「スーパーマリオ64」がニンテンドウ64と同時発売されました。
本作は「箱庭のような3D空間を自由自在に動き回ることができる」という、これまでにない要素を詰め込んだゲームであり、当時のゲーマーに衝撃と興奮を与えました。
マリオや敵キャラが縦横無尽に動き回るほか、アクションだけでなく謎解きの要素も強くなり、一方通行ではなくいろんなルートを探索しながら進むのが醍醐味となっています。
発売から何年もたった今でも名作と呼ばれ、スクウェア(現スクウェア・エニックス)とのコラボレーション「スーパーマリオRPG」、紙のようなペラペラマリオが大冒険する「マリオストーリー」とその続編「ペーパーマリオRPG」、そしてマリオとルイージのコンビネーションと神曲が見物の「マリオ&ルイージRPG」など、アクションだけでなくRPGにも力を入れています。
このほかにも、レース(マリオカート)やパーティー(マリオパーティー)、スポーツなどジャンルも大幅に増加しました。
またこの頃から、ヨッシーストーリーやルイージマンションやメイドインワリオなど、マリオ以外のキャラが主役になる作品もたくさん登場し始めました。
原点回帰
そしてさらに時は流れて2006年、今まで3Dのマリオ中心だったのか、ニンテンドーDS専用ソフトとして発売した「Newスーパーマリオブラザーズ」では横スクロールのマリオに立ち戻る原点回帰を狙いました。
ヴィジュアルは3Dでアクションは2D横スクロールという、新しいけどどこか懐かしいマリオを楽しむことができました。
その3年後の2009年に発売された「NewスーパーマリオブラザーズWii」では、これまでのシリーズでありそうでなかったマルチプレイを初めて導入し、マリオブラザーズ同様協力プレイなのに足の引っ張り合いになって気がつくと対戦プレイになったとかならなかったとか。
この時期に発売されたものと言えば、宇宙を冒険する「スーパーマリオギャラクシー」、ペーパーマリオシリーズの中でも紙作、もとい神作と名高い「スーパーペーパーマリオ」など。
リメイクを除けば「Newマリオ」で横スクロールのマリオが復活したわけですが、それの3D版「スーパーマリオ3Dランド」も発売されました。
感覚としては、「スーパーマリオ64」と「Newマリオ」を合わせて2で割ったようなイメージですね。
これからのマリオ
そして今年2015年に生誕30周年を迎えたスーパーマリオですが、テレビゲームだけにとどまらず、これから大きく躍進していきます。
何と任天堂がマリオのアプリが配信し、さらにアメリカのユニバーサル・スタジオとの連携で、マリオのアトラクションも誕生するとのこと。(具体的な時期は現時点で不明)
マリオのゲームアプリはまだしも、アトラクションって…。
しかもあのユニバーサルということなんですが、楽しみなような不安なような、そんな気持ちです。
マリオファミリーがゲーム以外の場でも活躍の場を広げるのは何となく違和感を感じるのですが、誕生から30年たってもまだまだマリオの冒険は続くということで、妖怪ウォッチやドラクエに負けることなく頑張ってほしいと思います。
ではでは(^_^)/