みなさんこんにちは。
久々の妖怪まとめの時間がやってまいりました。
今週のニンニンジャーではついに天空のオトモ忍ことライオンハオーが登場しましたね。
次回はついに強化形態「アカニンジャー超絶」が登場するみたいなので楽しみです!!
というわけで、妖怪まとめをどうぞご覧下さい。
他の妖怪まとめはこちら↓
まず最初に、前回の妖怪まとめで紹介しそびれた妖怪ブルブルの元ネタを解説したいと思います。
震々(ぶるぶる)
名前を聞いたら「本当にこんな名前の妖怪いるのか?」と思うかもしれないが、本当にこの名前の妖怪は存在します。
『今昔画図続百鬼』によれば、恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている。稲田篤信らによれば、臆病神とは敵に後ろを見せる心を生じさせる神であり、ぞぞ神とは恐怖のために全身の毛をそそけ立たせる神とされる。
引用元:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E3%80%85)
要するに、恐怖を感じたとき背筋がぞぞ~ッとするのはこいつのせい。
無論、あまりにもマイナーすぎる妖怪のためスーパー戦隊シリーズの怪人モチーフに使われたのは今作が初。
ニンニンジャーのブルブルも伝承の通り、紫色の粘液をとばし人間の恐怖心を増幅させる力を持ち、さらに「仮面ライダードライブ」のバイラルコアが、封印の手裏剣と融合して誕生した影響で重加速も使える。
ブルブルが倒されたのち、封印の手裏剣は十六夜九衛門が回収し、彼と共謀していた「ロイミュード089」のコアと融合し、さらに悪の秘密組織ショッカーの力を得たことで「ショッカーブルブル」にパワーアップした。
ロイミュード089の詳細についてはこちらをクリック
山童(やまわらわ)
九州など、西日本の山中に潜む妖怪で、10歳くらいの子どもの姿をしている。
河童が山の中に入った姿という伝承もある。
河の童である河童が山に入って山の童である山童になったというわけですね。
こちらも名前はあまり知られておらず、妖怪ウォッチにも登場していないのでニンニンジャーで初めて名前を聞いた人がほとんどなのではないかと思います。
陸上スパイクから誕生したので足が速く、常に新記録を欲するスポーツマンシップの塊のような妖怪。
…と思わせておいて実はイカサマばっかりする最低なやつである。
2年前にも似たようなデーボモンスターがいたような…。
山彦(やまびこ)
皆さんご存知、「ヤッホー」という声の主。
地方によっては「山彦」は声が返ってくる現象そのものを指し、鳥取県では「呼子」(よぶこ)が山彦の声の主ではないかと言われている。
先ほどの山童と同一視されることもある。
ニンニンジャーのヤマビコはゴリラがモチーフだが、実際の山彦はどちらかというと犬に近い。
公衆電話から誕生した妖怪ヤマビコは、完璧な声真似で伊賀崎兄弟を騙すが、どういうわけか風花にその手は通じなかった。
ヤッホーーーーーーーーーーー!!
二口女(ふたくちおんな)
その名の通り、2つの口を持つ女性の妖怪。後頭部に2つ目の口があり、髪の毛を手のように操り後頭部の口に食べ物を入れる。
福島県には、山姥が化けた二口女が登場する「飯食わぬ嫁」という民話がある。
ちなみに私カメさんは、この話を「まんが日本昔話」で見たことがあります。
メガネから誕生した妖怪フタクチオンナは、不当な契約書を突きつけ拇印を押させることで洗脳する能力を持つ。
さらに交渉術に優れていて、相手を巧みに言いくるめる頭脳戦が得意。
口が2つになるから舌も2つ=二枚舌ってことなんでしょうね。
このように言葉で戦うことは得意だが、力で戦うことは全くと言っていいほどできない。
(というより明確な戦闘シーンがほとんどない)
ちなみに声をあてた沢城みゆきさんは、現在放送中の『Go!プリンセスプリキュア』に出演中。
傘化け(かさばけ)
「から傘こぞう」、「から傘おばけ」とも呼ばれる。その名の通り傘の妖怪で、一本足の1つ目で、常に舌を出している姿が一般的。
が、具体的な伝承があまりなく、創作話の登場人物として登場したという説もある。
河童や天狗と同様に知名度の高い妖怪であることは間違いない。
和風戦隊でもたびたび登場しているが、(カクレンジャーに至っては「カサバケ」と「カラカサ」の2体登場している!)ニンニンジャーの妖怪カサバケはやはり傘から誕生した。
…と、思わせておいて旋風の父が落とした万年筆から誕生した。
「カサバケ」という、明確な器物モチーフを持つ妖怪でも、「ニンニンジャーの妖怪はモチーフとなったものと全然関係ない」というジンクスにからは逃れられなかったか…。
以上で今回の妖怪元ネタまとめを終わります。
其の4はネタが溜まったら書くつもりでございやす!!
ではでは(^_^)/