みなさん、今月の4連休はどのように過ごしましたか?
オリンピックを見たり、のんびりゲームやアニメを楽しんだり、ちょっと映画を見に出かけたりと、思い思いの時間を過ごしたかと思います。
私の方はと申しますと、今話題の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」を見てまいりました!
仮面ライダー50周年&スーパー戦隊45作品というアニバーサリーをお祝いする本作ですが、もう色んな意味ですごかったので今回はその感想や印象に残ったシーンなどを書こうと思います!
※注意※ この記事には、映画「スーパーヒーロー戦記」のネタバレ要素を含みます。 映画未視聴の方は、今すぐブラウザバックすることをおすすめします!!
映画見たからもうネタバレ食らっても大丈夫という普通のホモサピエンスの皆さんのみ、ここからスクロールして続きをご覧ください。
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真赤な共同戦線!ヒーローたちは全力全開!
まず、この映画の大まかなストーリーを説明します。
セイバーの世界の剣士たちの本拠地であるノーザンベースの上空にある、強大な力を秘めた禁書を封印している「アガスティアベース」の守護者であったアスモデウスが裏切り、歴代仮面ライダーとスーパー戦隊の本を解放。
これにより様々なライダーと戦隊の世界が混ざりあい、ゼンカイジャーの世界に飛羽真と芽衣とユーリ、逆にセイバーの世界に介人、セッちゃん、ガオーン、マジーヌ、ブルーンがそれぞれ飛ばされてしまいます。
飛羽真と介人はそれぞれ、世界をごちゃまぜにしようとしている敵の目論見を阻止するため、歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊と共に世界を元に戻すため歴代敵怪人軍団と闘います。
まずこの映画の見どころの1つと言えば、物語と現実がごちゃまぜになった世界を元に戻すため、歴代仮面ライダーや戦隊ヒーローが一堂に会するというところ。
南総里見八犬伝の世界に飛ばされた飛羽真、芽衣、ジュランは、そこで原作と同じく八犬士を探すことになります。
そこで集まったのは飛羽真/仮面ライダーセイバー、ジュラン/ゼンカイジュランに加え、谷千明/シンケングリーン、押切時雨/キラメイブルー、ドギー・クルーガー/デカマスター、ラプター283/ワシピンク、ショウ・ロンポー/リュウコマンダー、飛電或人/仮面ライダーゼロワンの8人。
剣士じゃない奴もいるじゃんというツッコミは置いといて、これよくよく見てみるとできる限り色かぶりが無いようにヒーローが選ばれていて、カラフルで壮観で思わず圧倒されました。
あと、セイバーがゼロワンに「君も剣士?」と尋ねるシーンがあり、当初はソードオブロゴスの剣士=仮面ライダーだからそう尋ねたのかと思いきや、実際はゼロワンも八犬士の1人なのかという意味で質問しており、ちょっとしたミスリードみたいになってました。
剣士が出会ったのは、八犬士 はいっ、或人じゃ(ry
一方介人とセッちゃんと倫太郎は西遊記の世界に飛ばされており、三蔵法師一向に扮するモモタロス(孫悟空)、ウラタロス(沙悟浄)、キンタロス(猪八戒)、リュウタロス(三蔵法師)と共に天竺を目指すことになります。
4人のイマジンズのわちゃわちゃしたやりとりもいつも通りだったし、筋斗雲ならぬデンライナーを召喚して楽しようとするのが実に電王らしいコミカル展開で見ていて楽しかったです。
そして天帝も登場するのですが、それにあたるキャラがまさかのオーマジオウ。
天帝自体西遊記でもあまり登場しなかったせいか出番はほとんどありませんでしたが、時の王者であり全てのライダーの力を使えるオーマジオウにはあつらえ向きな配役だったかもしれません。(欲を言えば戦闘シーンも見たかったけど)
そして、そんな最高最善の天帝もとい魔王になる前の常盤ソウゴもグランドジオウに変身し、ゼンカイザーとブレイズに助太刀しました。
…と、こんな感じで前半は様々な戦隊ヒーローや仮面ライダーが登場し、各々の個性を十二分に生かして活躍していました。
時雨が万力という言葉に反応したり、或人のギャグに対しラプターが説明したり、デンライナーのオーナーが旗を倒さないようにチャーハンを食したりと、テレビを見ていたファンがニヤリとする演出もあり、見ていて楽しかったです。
創物主の苦悩
世界を元に戻す戦いの中、飛羽真たちと行動を共にしていたのは、「ショウタロウ」と名乗る絵を描くのが大好きな謎の少年。
このショウタロウ少年、「マルモのおきて」でブレイクし、幼少期より仮面ライダーとスーパー戦隊が大好きと公言していることで有名な鈴木福くんさんが演じていることでも話題を集めました。
自分が理想としている、描きたいヒーローを求めて飛羽真たちと様々なライダーと戦隊を見つけてはスケッチブックに描いているこのショウタロウ少年もこの映画における重要なキャラクター。
スーパー戦隊や仮面ライダーのかっこいい姿を描いてきたショウタロウだったが、かっこよくても自分の理想像とはどこか違うと悩み始める。
そんな彼の前に現れたのはアスモデウス。 彼こそが、ショウタロウをヒーローたちの世界へ連れてきた張本人であった。
自分が一番描きたい、理想のヒーローにたどり着けないショウタロウは、スケッチブックを破り、ヒーローたちの存在を消し去ってしまう。
これこそがアスモデウスの狙いであり、ショウタロウを精神的に追い込みヒーローを消すように促すことで悪が支配する世界を生み出そうとしていたのだった。
仮面ライダーセイバーの禁書にも彼らが消えることが記されており、その運命通り仮面ライダーセイバーの物語は終わりを告げた…
仮面ライダーセイバー <了>
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次に飛羽真が目覚めたのは、とある家の中。 そこで飛羽真は賢人と大人になったルナと共に、闘いとは無縁の平和な日常を過ごしていた。
「仮面ライダーセイバー」という物語そのものが消滅したため、飛羽真もセイバーになることなく穏やかに過ごしていた。
そんな中、飛羽真はふと手にした本から、あのショウタロウ少年の正体を知った。
その本は、漫画家石ノ森章太郎の自伝であった。
そう、飛羽真が出会ったあの少年こそ、のちに仮面ライダーと秘密戦隊ゴレンジャーの生みの親となる、若かりし頃の石ノ森章太郎先生であった。
スーパーヒーロー戦記のキャッチコピーの1つが「ヒーロー誕生の秘密が明かされる」であったため、福さんが演じる謎の少年が石ノ森先生なのではないかと予想する声が多く聞かれましたが、それが見事的中したというわけですね。
映画の最後のシーンで、「高校卒業してその後上京する」と言っていたので、映画に登場したのはおそらくトキワ荘に入居する前の石ノ森先生かと思われます。
また芽衣役で出演している川津明日香さんも、姉由恵役で出演しています。 ショウタロウが芽衣にやたら親しく接していたのも、大好きな姉と重ねていたからであり、そこらへんもよく考えられているなあと思いました。
話を元に戻すと、若かりし頃の石ノ森章太郎は、新たなヒーローを生み出そうと思っていても、それだと敵と戦い倒すことになり、結果的に物語の創造主である作者がヒーローを苦しめ悩ませることになるのではないかと葛藤していました。
冒頭で同じことで悩み筆が進まなかった飛羽真は彼に寄り添い、章太郎は「悩み苦しみながらも戦い続ける、善でもあり悪でもある人間のヒーローを作ればいい」と提案。
飛羽真の言葉を受けた章太郎は、今までにない新たなヒーローを描くことを決意、飛羽真もまた、章太郎と共に書きかけの小説を書き始めた。
これにより飛羽真と章太郎は戦いの場へと舞い戻り、章太郎が2大ヒーローの祖である仮面ライダーと秘密戦隊ゴレンジャーを描いたことで、そして飛羽真は新たな物語「スーパーヒーロー戦記」を書き上げ、物語の結末を変えたことでヒーローたちが復活したのだった。
中盤では、少年時代の石ノ森章太郎が飛羽真との交流を経て、後に世界中の人々を魅了する仮面ライダーとスーパー戦隊の原点を生み出すまでのドラマが描かれています。
仮面ライダーが、「人ではない姿になってしまった苦悩や葛藤を抱えながらも、平和を脅かすものと闘う大自然の使者」であることはファンの皆さんは周知の事実かと思いますが、この映画を見ているともしかすると仮面ライダーは石ノ森先生自身の苦悩を体現したかのような、いわば分身のような存在かもしれないと思うようになりました。
実際に石ノ森先生がどのような心境で仮面ライダーを描いたのか、それは本人にしか分からないと思いますが、こんなにも仮面ライダーを苦しめ悩ませてしまうことに対し、果たしてこんなことしてもいいのではないかと心の中で自問自答を繰り返していたのかもしれないと何となく思いました。
そして章太郎といえば、最後の本郷猛との対面シーン。
2大ヒーローの生みの親である章太郎先生に対し、敬語で感謝の言葉を述べ、自分の世界へと帰っていく創造主にエールを送り、仮面ライダー旧1号に変身してサイクロン号で自分の物語へと帰っていきました。
映画公開直前に藤岡弘、さんが本郷猛役で出演するというサプライズ発表があり、一体どんな場面で登場するのかと私も楽しみにしていました。
そしていざ映画を見てみると、全ての闘いが終わった後、生みの親である石ノ森章太郎先生と本郷猛が語らい合う場面という最高に素晴らしい場面を見せてくれました。
時代が移り変わり、姿かたちは変わっても石ノ森先生の魂はしっかりと後世にも受け継がれていることを感じました。
先述の通り石ノ森章太郎は福さんが演じたのですが、憧れの藤岡さん演じる本郷猛から、それも敬語で話しかけられるなんて、福さんもいつぞやのアンジェラさんよろしくこの上なく嬉しくて内心平静を保つのに必死だったんじゃないかと映画見ながら思いました。
ヒーローの歴史はなぜ半世紀続いたのか
飛羽真と章太郎の活躍により復活した全ライダーと全戦隊レッド、そしてセイバーライダーズやゼンカイジャー(乱入してきたゾックス含む)とアスモデウス率いる悪者軍団による最終決戦が始まります。
その決戦が始まる前、アスモデウスが「同じようなモチーフを繰り返し採用する、ライダーと戦隊はしょせん二次創作」というもの。
まあたしかに半世紀も続けばモチーフかぶりが発生したり過去のヒーローとどこか似たような設定やデザインになるのは致し方ないし間違っちゃいないんですけど、敵キャラがそれを言っちゃうのかとw
それに対し飛羽真たちは「(ライダーと戦隊の存在が)無駄ならばここまで続いていない」、「人に一次も二次もない」(ここら辺の台詞うろ覚えです 間違えてたらごめんなさい!)と反論。
このやりとりを見て、何年も続く長寿シリーズを製作するスタッフ側の闘いを思い出しました。
スーパー戦隊を例に挙げると、このシリーズはマンネリ化による打ち切りの危機に陥ったことがあります。
しかしそれでも、今までいない斬新な路線のストーリーや設定を生み出すことで寿命を延ばし、子どもたちをはじめとする視聴者たちもそれらを受け入れ、応援してきました。
同じ恐竜モチーフの戦隊でも、古代から蘇った戦士たちのファンタジー路線だったり、追加戦士が敵の親玉の座に就いたり、総勢10人のブレイブな戦士が集結したり、正義に仕える気高き騎士だったりと、それぞれに異なる個性があり、全く同じ作品は2つとして存在しません。
仮面ライダーシリーズもまた、誰もが驚く革新的な設定を取り入れ、私たちを楽しませてきました。
平成ライダー以降は特に顕著で、古代のベルトで変身したり、どう見ても鬼や鎧武者だったり、カードの力で戦ったり、2人で1人の探偵だったり、メダルやスイッチで変身したり、バイクではなく車に乗ったり、顔に文字が書いてあったりとどいつもこいつも個性的なメンツばかり。
シリーズが途切れた期間こそあれど、およそ50年もの間人々を楽しませ、勇気と希望を与えるキャラクターを生み出すことは容易ではありません。
シリーズがここまで続けることができたのは、石ノ森章太郎先生が仮面ライダーとゴレンジャーという偉大なヒーローを生み出し、それに携わる全ての人々が彼の魂を受け継ぎ新たなヒーローを生み出し続け、そして私たちファンが彼らを応援し続けたからだと改めて実感することができました。
歴代ヒーロー大アバレ!
そしてクライマックスである全ヒーローによる最終決戦!
総勢46人の歴代仮面ライダーと50人の戦隊ヒーローが、タイトルロゴと共にスクリーン狭しと暴れまわるところは圧巻の一言。
また戦う戦隊とライダーの組み合わせにも法則があり、どのヒーローそれぞれのヒーローを象徴する決め台詞も飛び出していちファンとして興奮しまくりでした!
2012年に公開されたスーパーヒーロー大戦でも戦隊とライダーの共闘が描かれていましたが、こちらは全ライダーと全戦隊レッドが入り乱れて戦っていて、しかも1人1人にちゃんと見せ場が用意されているわけですから迫力もけた違い。
やっぱり30代手前のおっさん予備軍(?)になっても、ライダーや戦隊ヒーロー集合シーンは何回見ても興奮&感動しちゃいますね。
それから我らがゼンカイジャーも、センタイギアを使って戦っていたのですが、そのセンタイギアは、まさかのアキバレンジャー。
スーパー戦隊大好きな3人のオタクが妄想の世界で戦う非公認戦隊アキバレンジャーが、イメージの姿とはいえまさかの公認様の作品に参戦!
その能力とは、相手に死亡フラグを立てさせるという、実にゼンカイジャーらしい色んな意味で大それた痛すぎる能力であった。
一応(?)非公認の戦隊であるアキバレンジャーが、公認様の、それも歴代戦隊レッドが集結する記念作という大舞台でサプライズ出演するなんて、もはやこれは本当の意味で全戦隊集結と言っても過言ではありませんね。
アキバレンジャーは一応名前だけは知っていましたがセンタイギアのイメージとして登場するなんて予想外過ぎて驚きました。 というかそもそも、この素晴らしき公認様の記念作品に非公認戦隊が出るなんてだれが予想できたでしょうか…w
そしてアスモデウスが巨大化してからは、歴代戦隊メカが一堂に会しライダーたちと共に一斉攻撃を開始するというこれまた迫力満点のシチュエーション。
さすがに199ヒーロー大決戦みたいに全ての戦隊ロボを集結させるのは厳しかったみたいですが、バリドリーン、ジャガーバルカン、ゴーグルシーザー、キングピラミッダー、レッドラダー、ガオライオン、ガブティラ、魔進ファイヤなど多種多様なスーパーメカが、それこそスクリーン狭しと大暴れ。 こちらも大興奮のシーンでした。
ヒーローに巨大メカと戦隊やライダーの全てがこの数十分の最終決戦シーンに詰まっており、どこに何がいたのか全部把握できなかったので機会があったら何回でも見返したくなります。
ただ、不満点がなかったわけではなく、登場しているヒーローの声優の大半はオリジナルとは大きく異なります。
声優が違っていても声が何となく似ていればまだ十分に許せるのですが、一部のヒーローは声が全然違うので少なからず違和感を抱いてしまいましたね。
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ありがとう、石ノ森先生
以上、映画スーパーヒーロー戦記を見た私が特に印象に残ったシーンや感想などをいろいろ書いてみました。
生誕50周年を迎えた仮面ライダーと45作目を突破したスーパー戦隊を生み出した偉大な漫画家石ノ森章太郎の秘められた思いを垣間見たような気がしましたし、先生が生み出したヒーローが今もなお多くの人々に愛されてることを考えると、なんだか感慨深いものを感じます。
また仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真も、石ノ森少年の苦悩に共感し、彼と共に自ら新たなヒーローの物語を創作し窮地を救うという、まさに「文豪にして剣豪」のキャッチコピーに相応しい活躍を見せてくれたのも個人的に好きなポイント。
一方、セイバーの夏映画という側面もあるためかゼンカイジャーの出番が控えめなのと、歴代ライダー&戦隊でご本人ではない人の声で何人か違和感があったのがちょっと気になりました。
とはいえ、不満点はそれぐらいで、この映画自体は大満足でした!
改めて、石ノ森章太郎先生が仮面ライダーとスーパー戦隊という、約半世紀続く偉大なヒーローたちを生み出したこと、そして彼らを支える全ての人に感謝の言葉を捧げたいと思います。
仮面ライダー、スーパー戦隊、生まれてきてくれて、そして今まで続いてくれて、本当にありがとう。
スーパー戦隊関連記事はこちらから
kamesan555.hatenablog.com
kamesan555.hatenablog.com
※この先、更なるネタバレ注意!!!※
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悪魔とスタンプと新ライダー
というわけで、ここまでスーパーヒーロー戦記の印象に残ったシーンや興奮&感動したシーンをダラダラと語ったわけですが、皆さん何か忘れていませんか?
そう、ポスターに映っている謎の2人の戦士についてです。
映画ポスターが解禁された時から彼らが一体何者なのか注目されており、ある者はセイバーの次の新しいライダー、またある者は本作オリジナルの敵キャラと、様々な憶測が飛び交っていました。
そしてこの映画にて、彼らの正体がついに明らかになりました。
彼らの名は、仮面ライダーリバイス。 そう、セイバーの後を継ぐ新たな仮面ライダーだったのです!
仮面ライダーの夏映画に、新ライダーがテレビ本編に先駆けお披露目されるのは恒例行事となっていますが、今回も同じような形でリバイスがアスモデウスとの最終決戦に助太刀に参上しました。
余談ですが、本作では仮面ライダーオーズより鴻上光生が登場したのですが、その役割というのがその仮面ライダーリバイスの誕生を祝うという実に彼らしいものでしたw
そんな新たなヒーローは、五十嵐一輝が変身する仮面ライダーリバイと彼と契約した悪魔バイスが変身する仮面ライダーバイスのコンビで戦うというこれまでにないヒーロー像を売りにしています。
一輝がリバイに変身すればバイスもライダーになり、リバイがフォームチェンジすればバイスも姿が変わると、まさにリバイとバイスは一心同体。
またバイスのハイテンションかつノリの軽いトークは非常にコミカルで、リバイとの漫才のような掛け合いも見ていて楽しかったです。
そんなリバイスの変身アイテムは、バイスタンプと呼ばれるハンコ型のアイテム。
テレワークの普及に伴い脱・ハンコの流れが加速しつつある中敢えてハンコを変身アイテムに選ぶのはある意味挑戦的ですし、悪魔と契約した人間がライダーに変身するということで、契約の証としてのハンコが選ばれたのだと思います。
スーパーヒーロー戦記では過去の夏映画と同じく、突如乱入して敵と戦うという方式だったのですが、それとは別に「仮面ライダーリバイス」の短編映画も同時上映しました。
そこでは、仮面ライダーリバイスの大まかな世界観が描かれており、次の仮面ライダーはこんな感じになるのかと私は終始ワクワクしながら見ていました。
それともう1つ、仮面ライダーリバイスには「ライダー50周年記念作品」を前面に押し出した作品でもあるように感じました。
例えば、タイトルロゴや変身ベルトにはよく見ると「50」の数字が隠れていて、50周年記念ロゴも、リバイスの複眼が追加された新しいバージョンのものも登場しました。
また短編の方では、メガロドンの力を秘めたバイスタンプでフォームチェンジするシーンがあるのですが、その姿はどこかディケイドにそっくりな姿をしていました。
まだ放送前なので私の推測にすぎませんが、リバイスのフォームチェンジは絶滅した動物+歴代ライダーがモチーフなのではないかと考えています。
仮面ライダーバイスが恐竜の着ぐるみを着たような姿だったので動物モチーフなのはすぐ予想がついたのですが、まさか歴代ライダーもモチーフに取り入れている(かもしれない)とは思ってもみませんでした。
そんな仮面ライダーリバイスですが、なんと明日2021年7月27日(火)昼12時に制作発表会見の配信を行うとのこと。
映画で見た仮面ライダーリバイスがいよいよ明日ベールを脱ぐということで、いまからものすっごくワクワクしてテンション上がりっぱなし。
今年の冬にはライダー50周年記念の映画も公開予定とのことなので、こちらもとても楽しみです。