9月も終わりに近づき、ようやく秋らしい気候になってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?
今回のテーマは、リュウソウジャーに登場するドルイドンとマイナソーまとめ。 ネタが結構溜まって来たので第2弾としてまとめていこうと思います。
今回はリュウソウゴールドが初登場した14話~27話のドルイドン&マイナソーまとめです。 それではどうぞ!
Part 1はこちら
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バジリスクマイナソー
- 宿主:不明
- モチーフ:バジリスク
- 鳴き声:キリターイ!
- マイナスの感情:不明
- 経験値:432
以前戦ったコカトリスマイナソーに似た姿のマイナソー。
結婚相手を探すカナロの前に現れ暴れまわったが、彼の変身するリュウソウゴールドにあっさり撃破されてしまった。
このマイナソーを生み出した宿主やマイナスの感情は不明。
スーツはコカトリスマイナソーの改造。(というより、両手のパーツを付け替えただけ)
ケルピーマイナソー
- 宿主:久田カズマ
- モチーフ:ケルピー
- 鳴き声:ノンデー!
- マイナスの感情:自分の店を持つために、もっとお金を稼ぎたい
- 経験値:312(水分)
カナロがナンパした水田あかねの恋人久田カズマの、「自分の店をもつためもっとお金を稼ぎたい」という願望を思い詰めた感情からクレオンが生み出したマイナソー。
水を操る能力を持つマイナソーで、巨大なアクアボムを生成して放ったり、アクアバリアで炎さえも防御したり、体内の水分を共振させることで超音波を発生させるなどといった戦法を使う。
その多彩な戦法でリュウソウジャーの使う全てのリュウソウルやメラメラソウルの力さえも無効化することができる強敵だが、水を扱うという性質上電気系の攻撃には弱い。
その能力でリュウソウジャーを一度は追いつめるも、かおるの笑顔を取り戻すために立ち上がったカナロの変身するリュウソウゴールドの電撃攻撃に圧倒され、等身大で撃破された。
ちなみにケルピーマイナソーがリュウソウジャーを追い詰めたことを知ったガチレウスは、クレオンにケルピーマイナソーを500体生み出すことを命令し、その強硬な姿勢に逆らうこともできなかったクレオンは否応なしにマイナソーを生み出すための液体を絞り出され、それを雨として降らせるよう強いられる。
だがこの時点でクレオンは限界寸前まで疲弊しており、最後にはかつての思い出を走馬灯のように思い浮かべながら倒れ、ガチレウスの野望は絵に描いた餅になった。
この回はリュウソウゴールドのデビュー回でもあったのだが、まるで社畜のごとくこき使われるクレオンに同情の声が集まったとかそうでもなかったとか。
モチーフとなったケルピーとは、イギリスの伝承に登場する妖精で、日本語では「水棲馬」と訳される。
馬と魚を組み合わせたかのような外見で、様々な水の魔法を使いこなすとされる。
その外見に反して人肉を喰らうという非常に獰猛で凶暴な妖精であるが、鉄の気を嫌い肝臓だけは食べないためケルピーに襲撃された後は肝臓だけが残されているという。
スーツはユニコーンマイナソーの改造。
パーンマイナソー
- 宿主:DONじろう
- モチーフ:パーン+磁石
- 鳴き声:ワカレロー!/クッツケー!
- マイナスの感情:恋人に振られたことの悲しみ
- 経験値:469(磁力)
マグネット・アトラクション・タレントであるDONじろう先生の「恋人に振られて悲しい」というマイナスの感情からクレオンが誕生させたマイナソー。
磁力を操る能力を持ち、ヤギのような長い角から磁力ビームを放って恋人や家族など愛する者同士を磁石の同じ極のように反発させ引き離すことができる。
反発力は絆が深い者同士であるほど強くなり、より遠くまで飛ばされてしまう。
また磁石の違う極の性質を与えることで逆に周囲の物体を吸い寄せることもできる。
この能力でメルト、アスナ、トワ、バンバの4人を日本各地に飛ばすが、この時はまだ陸のリュウソウ族に対し不信感を抱いていたカナロには効果がなく、2人の活躍で必殺技を受け吹っ飛ばされる。
だが港にてカナロの妹オトをガチレウスとクレオンが人質にとり、ドルン兵がDONじろうを痛めつけたことでマイナスの感情を放出しパーンマイナソーが巨大化。
メルトら4人もコウのもとに駆け付け、キシリュウオーで挑む。
苦戦するキシリュウオーを見て、クレオンはオトを解放してほしかったらキシリュウオーに攻撃しろとゴールドに命じ、ゴールドはそれに従いノビソウルの帯でキシリュウオーを拘束した状態で電流を流す。
これでオトも助かった…と思いきやガチレウスがこの約束を反故にし「オトを攻撃すれば返してやる」と挑発する。
ゴールドは指示通りオトを攻撃し海に落とすが、海中に潜っていた騎士竜モサレックスに救出される。
そしてキシリュウオーに電撃を浴びせたのも磁力を消滅させるためで、パーンマイナソーに反撃。
パーンマイナソーは逃亡するも、モサレックスの攻撃を受け撃破された。
モチーフになったパーンは、ギリシャ神話に登場する人間の上半身とヒヅメを持つ草食動物の下半身とヤギの角を持つ半獣神で、アイギパーンとも呼ばれる。
テュポーンから逃げる際、水中に逃げようと魚に変身しようとしたのだが、あまりに慌てていたため上半身がヤギで下半身が魚という中途半端な姿になってしまったという話がある。
星座のやぎ座はこの神話が元になったとされ、「パニック」という言葉はこの話が語源となっている。
ガチレウス
14話にて地球に来訪した3人目のドルイドン族。
ワイズルーによる人類滅亡計画が一向に進まないことにしびれを切らし、ついに行動を起こすべく地球にやって来た。
常に敵をせん滅することを最優先し、自身の価値観に合わないものは「なぜ?」と問い詰め否定し一切の無駄を許さない堅物。
生粋のエンターテイナーでありいかに自分を楽しませるかを優先するワイズルーとは反りが合わず、彼の退場まで一時的に姿を消した。
結果的にクレオンの上司となったガチレウスはブラック上司のごとくクレオンをこき使い、マイナソー500体分の体液を絞り出し雨として降らせようとしたり、用済みと知るや攻撃を食らわせ始末したり(クレオン自身は生きてる)と目的を達成させるための道具としか扱っていない。
というか、現状マイナソーを人為的に生み出せるのはクレオンだけなので彼の命を奪ってしまえばドルイドン側の戦力は大幅ダウンしてしまい、かえってマイナスになるのでは…
戦艦と司令官を組み合わせた外見で、スクリューのような爪「スクリュークロー」と両肩の砲台「ガチレイド砲」で武装し、遠近共に隙の無い攻撃を得意とする。
その外見通り防御力が高くリュウソウケンによる斬撃すら容易にはじいてしまう。
右胸に装甲の隙間がありそこが弱点となっているが、攻撃すると自己防衛機能が働き結晶外殻で身を包みエネルギーを蓄え巨大化する。
戦艦がモチーフというだけあって水中戦が得意であり、脚部をフィン型に合体させスクリューを解放した最強の水中戦闘形態でキシリュウオーを追い詰めた。
が、同じく水中戦を得意とするキシリュウネプチューンに敗北、タンクジョウよりも短いわずか3話で退場した。
クレオンもガチレウスのブラック上司ぶりに辟易しており、ガチレウスが倒されたことに対しては悲しむことも悔しがることもせず大喜びしていた。
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…が、実は倒されたと見せかけて戦死を回避(本人談)しており、27話にて再登場しやがった。
騎士竜チビガルーを救出しようとするコウ諸共リュウソウジャーを討伐しようとするも、ドッシンソウルでパワーアップしたブルーに圧倒され、普段の冷静さを失いながらも撤退した。
また、アジトでガイソーグに遭遇した際も「アイツも地球を狙っている」と新たなる脅威が迫っていることを示唆する発言をしており…?
彼の言葉通り、かつてリュウソウ族との戦いに敗れた新幹部プリシャスが地球に降り立ち、自身の能力でワイズルーと共に自身の心臓をカードに封印され、文字通り命を掌握されたために彼に従わざるを得ない状況に置かれてしまった。
その後はプリシャスに逆らえば心臓を封印したカードを握りつぶされこちらがダメージを受けてしまうため、表向きは彼の指示に従いリュウソウジャーと戦いつつ、陰でワイズルーと共に心臓を奪還するチャンスをうかがっていた。
しかしリュウソウジャーとの戦いは失敗に失敗を重ねたため、プリシャスからも制裁を喰らい「弱虫がっちゃん」と馬鹿にされる。 そして38話にてプリシャスから最後通告を受けたガチレウスは自身の命を賭した最後の作戦に臨む。
その作戦というのは、なんと自らを媒介にして生み出したカリブディスマイナソーでリュウソウジャーを倒すというものだった。
マイナソーは宿主のエネルギーを吸い尽くし完全体に成長すると宿主は命を落としてしまうため、自分が犠牲になってでも憎きリュウソウジャーを倒す覚悟だった。
そしてマイナソーを巨大化させる際、クレオンに自分のマイナス感情を増幅させるよう指示。 その際クレオンは今までの倍返しとばかりに罵倒しまくった。 今までこき使われた鬱憤が溜まっていたことが分かるシーンである。
しかし巨大化したカリブディスマイナソーもリュウソウカリバーを手に入れパワーアップしたリュウソウジャーに倒され、渾身の作戦も失敗に終わってしまった。
最後の作戦でも敗北したガチレウスは、続く39話にてワイズルーが捕らえた人々からマイナソーを生み出せと指示を出すが、その直後にプリシャスの攻撃を右胸に受け無理やり結晶外殻を発生させられる。
その後巨大化し、リュウソウジャーとの本当の最終決戦に臨む。
ガチレイド砲を乱射して圧倒するも、キングキシリュウオーによって宇宙に運ばれ、ビッグバンエボリューションを受け今度こそ倒された。
ゴーストシップマイナソー
- 宿主:江美子
- モチーフ:幽霊船+熊手
- 鳴き声:ニジー!
- マイナスの感情:虹が見たいという願望
- 経験値:422(Ship)
クレオンが塾の先生である江美子の「虹が見たい」という願望を思い詰めたマイナスの感情から生み出したマイナソー。
右手が潮干狩りで使う熊手のような形になっており、砂浜を掘ったり砂をまき散らして人々を呼吸困難にしていた。
幽霊船モチーフなので浜辺を泳ぐことができ、主砲から砂爆弾を発射して相手を生き埋めにしたり砂塵を巻き上げて姿を消したり、投網で騎士竜を捕らえ拘束することができる。
ちなみに江美子が見たがっていたのは自然現象の虹ではなく、かつて美珠町でよく採れていた「虹月貝」という美しい貝であり、ゴーストシップマイナソーが砂浜を掘っていたのもこの貝を見つけるためであった。
そして江美子は50年前に別れたバンバのかつての恋人であり、貝を見たいと思ったのも想い人であるバンバのことを思い出したから。
モチーフはゴーストシップ(幽霊船)。 はじめての幻獣がモチーフではないマイナソーです。
幽霊船の伝承は世界各地にあるが、もっとも有名なのは「さまよえるオランダ船(フライング・ダッチマン号)」。
船長が風(または神)を罵ったことで呪われ最後の審判の日までアメリカの喜望峰近海を彷徨うことになった幽霊船で、ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」やパイレーツ・オブ・カリビアンやONE PIECEにも登場した。
ゴーレムマイナソー
- 宿主:願い石
- モチーフ:ゴーレム
- 鳴き声:オネガーイ!/チョーダーイ!
- マイナスの感情:願いを毎日聞いて休む暇がない
- 経験値:506(ゴーレム)
とある神社に奉られている願い石から誕生したマイナソー。
どんな願いでも叶えてくれる石ということで神社に参拝客が殺到したが、毎日毎日願いを聞いて休む暇がなくなったというマイナスの感情からマイナソーを生み出した。
プロテクターを着込んだ黒い隕石のような外見で、その見てくれ通り高い防御力を持つ。
さらに人々の願いを吸収する能力を持ち、この能力を応用し「マイナソーを倒したい」という願いを吸収することでリュウソウジャーを強制的に変身解除させ苦しめた。
そしてこのマイナソーの最も厄介な性質として宿主を破壊してもマイナソーは消滅せず、それどころか割るとマイナソーは分裂してしまう。
分裂したマイナソーはそれぞれが独立して動くことができ、再び合体することで超巨大化できる。
ただし吸収できるのは願いだけであり、「マイナソーを倒す」というのが願いではなくリュウソウジャーの使命であると認識を変えたときには一切効果を発揮しなかった。
モチーフとなったゴーレムはユダヤ教の伝承に登場する自分で動く泥人形。 伝承によっては石や金属でできていることがある。
名前はヘブライ語で「胎児」を意味し、召使いや現代のロボットのように扱われていたが、厳格なルールがあり守らなければ暴走してしまう。
また額には「emeth(aemaeth)(真理)」という文字が刻まれており、最初の「e(ae)」を消すと「meth(maeth)(死)」となり崩壊するとされる。 轟轟戦隊ボウケンジャーに登場した「破壊のゴーレム」にもこの設定が採用された。
アラクネーマイナソー
- 宿主:飯村美佐子
- モチーフ:アラクネ
- 鳴き声:ルールルー
- マイナスの感情:生徒にルールを守ってほしい
- 経験値:335
小学校教師の飯村美佐子の、生徒たちにルールを守ってほしいという願望を思い詰めたマイナスの感情からクレオンが生み出したマイナソー。
茶色い蜘蛛のような外見で、飯村の願望を反映し学校中に貼りつけてあるルールを破った人物に対してホイッスルを吹き、問答無用でお仕置き部屋に転送する。
そのルールの貼り紙も無数に存在しており、中には「ソースの二度づけは禁止」や「島根は鳥取の左」といったスタッフの遊び心溢れるルールも。
しかしこういった特殊能力で翻弄することはあるものの戦闘能力は低く、自身がルールを破るとパニックを起こし弱体化してしまう。
ちなみにこのマイナソーの能力は敵味方問わず平等に発動し、マイナソーが誕生した直後にワイズルーが高笑いし「大声で騒がない」のルールを破ったことで、真っ先にお仕置き部屋に送られていた。
ワイズルーは男の子に化けていたためリュウソウジャーにバレることはなかったが、マイナソーが倒された後にクレオンに説教していた。
宿主である美佐子を演じたのは「仮面ライダービルド」で滝川紗羽を演じた滝裕可里さん。 ビルドでもストレッチスマッシュになりビルドとクローズに襲い掛かっている。
モチーフとなったアラクネは、古代ローマの詩人オウィディウスの「変身物語」に登場する女性。
優れた機織りの腕を持っており、機織りの女神アテナにも勝ると自慢していた。 アテナ自身も老婆に化け忠告したがアラクネは耳を貸さなかった。
とうとうアテナが自分の正体を明かすもアラクネは臆することなく、機織りの勝負を挑む。
しかしアラクネは神々の不倫の様子を描いたタペストリーを仕上げたためにアテナは激怒、アラクネの額を叩いた。
その後アラクネは自殺したが、アテナは罰として彼女を蜘蛛の姿に変え生き永らえさせた。
スーツは後にベルゼブブマイナソーに改造された。
グリモワールマイナソー
- 宿主:生太郎
- モチーフ:魔導書
- 鳴き声:なし
- マイナスの感情:もっと絵を描きたい
- 経験値:209(ブック)
絵描きの青年生太郎の「もっと絵を描きたい」という願望からクレオンが生み出したマイナソー。
…なのだがその姿はスケッチブックそのものであり、自分で動くわけでも鳴き声を上げるわけでもない。
彼(?)を生み出したクレオンは当初これを失敗作だと思っていたが、このマイナソーの真髄が「自身に描いた生物や物体を実体化させる」ということに気づいたワイズルーが、檻を描くことでトワを除く5人のリュウソウジャーを次々に捕らえる。
先に監禁していた生太郎のマイナス感情で巨大化するとワイズルーは、グリモワールマイナソーに自分自身を描くことで巨大なワイズルーの分身を生み出した。
そこへガイソーグの言葉からヒントを得たトワが到着、単身グリモワールマイナソーに挑むも敗北。
…したかに見えたが、実はトワが攻撃した際に鍵を描いたことでリュウソウジャーは脱出を許し、そのままワイズルーの分身諸共倒された。
モチーフとなったグリモワールは魔導書のことで、初めて物質がモチーフになったマイナソー。
フランス語で呪文書を意味し、霊的存在の力を操る魔術が多く掲載されている。 キリスト教では魔術はご法度であったが、ヨーロッパでは数多くのグリモワールが製作されソロモン王などの偉人も所持していた。
ネクロマンサーマイナソー
- 宿主:マスターピンク
- モチーフ:死霊使い
- 鳴き声:カワッテー!
- マイナスの感情:自分の弟子に対する不安
- 経験値:448(死者)
死者の世界にいたマスターピンクが、自分の弟子アスナに対する心配のマイナスの感情から自然発生したマイナソー。
死者の世界に潜伏しながら地球上の命を奪い、その代わりにマスターピンクやういの母親をはじめ死者を蘇らせ現世を混乱させていた。
その上このマイナソーが現世に姿を現すのは命を奪うときのみで、死者の世界も現世の法則が通用しないので追跡・攻撃が困難。
かつてリュウソウジャーに倒され死者の世界に送られたタンクジョウもこのマイナソーの能力を利用して復活し、火山エネルギーを使ってリュウソウジャーを苦戦させた。
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モチーフとなったネクロマンサーは死霊使いのことで、死霊や屍を操る「ネクロマンシー」の使い手。
フィクションでは死体やアンデットを蘇生させて使役するキャラとして描かれることが多い。
ドワーフマイナソー
- 宿主:八尾増麻央
- モチーフ:ドワーフ+格闘家+ケーキ
- 鳴き声:オカシー!
- マイナスの感情:結婚を認めてくれない父親に対するいら立ち
- 経験値:312(スイーツ)
空手道場の1人娘である八尾増麻央の、「大好きな彼とパリに行ってパティシエの修行をしたい」という願望を父達造に否定された苛立ちからクレオンが生み出したマイナソー。
ドワーフというより道着を着た格闘家のような外見で、所々ケーキを連想させるパーツがある。
鳴き声も達造の考えが時代遅れでおかしいという意味ではなく、お菓子の方が由来。
その外見らしく格闘技で戦い、手にした剣でホールケーキ型の壁を生成し防御しつつ、それを超えてきた相手にビームを放つ必殺技「ブラインドフォールドアタック」(命名:クレオン)を得意とする。
麻央が自分に婚約してきたと勘違いしたカナロも当初はこの技に苦戦したが、仲間たちとの特訓の末攻略し、巨大戦でもコスモラプターの力で壁の内側に瞬間移動され撃破された。
ちなみに麻央はカナロを空手の跡継ぎにするつもりだったがカナロは自分の結婚を妄想しまくっていて全く聞いていなかった。
この事実を知った妹オトは「私の(嬉し)涙を返せ!」と怒り飛び蹴りを喰らわせた。
モチーフになったドワーフとはいわゆる小人のこと。 白雪姫に登場する7人の小人もドワーフである。
姿かたちは様々だが、小柄でひげを生やした老人の姿で描かれることが多い。
毎日酒を飲みながら踊り動物たちと楽しく暮らす陽気な性格であるが、最近の創作では頑固で偏屈な性格も追加されることもある。
また、単にdwarfと表記した場合は小さい、チビ(小人症)であることを意味し、差別的な表現が含まれる場合もあるので注意。
グリム・リーパーマイナソー
- 宿主:アニキン
- モチーフ:死神
- 鳴き声:ソノママー!
- マイナスの感情:なし
- 経験値:423(死神)
動画配信をしているアニキン(演じるのはひょっこりはんさん)から誕生したマイナソー。
黒いフードを被った死神のような外見で、両手は鎌のような形状になっている。
普段はアニキンが昔使っていたパソコン内に広がる電脳世界に潜伏し、クレオンが撮影・配信したダンス動画「ドロドロ・シンドローム」を見た人物の元に自身の分身を送り、魂を奪っていた。
分身を倒しても本体に影響はなく、逆に本体は分身がすべて集まった状態でないと撃破できない。
宿主であるアニキンはクレオンとコンビを組み、動画作成に勤しんでいた。
先述のダンス動画が完成したときに打ち上げを行っていたのだが、その時クレオンがうっかりマイナソーを生み出す緑色の液体をアニキンに飲ませてしまった。
つまりこのマイナソーは、クレオンが意図せずアクシデントで誕生したという異色の経歴を持つ。
その上アニキンはマイナスの感情を抱くどころか動画が完成して大喜びしており、クレオンが動画制作仲間であるためアニキンからマイナスの感情を絞り出すこともなかったためマイナソーは最初から最後まで成長せずこれまた異色。
このマイナソーの存在を知ったワイズルーは、マイナソーの能力で魂を壺に集め自分だけに注目を集めようとしていた。
マイナソーが常にインターネット世界に潜伏しており、分身が拡散されているため倒すことができず、更に動画を見てしまえば魂を奪われてしまうためリュウソウジャー手出しができない状態であった。
しかし、アニキンと一生懸命作った動画をワイズルーに利用されたこと、そして彼に「くだらない動画」とこき下ろされたことでクレオンは激怒し、動画を削除してしまう。
これにより分身はすべて本体のもとに集まり、今度こそ完全に撃破された。 壺も破壊され魂も持ち主の元へ戻った。
モチーフとなったグリム・リーパーとは死神のこと。
一般的にはマイナソーのように黒いローブを羽織り、身の丈ほどの長さの鎌を持つ骸骨の姿で描かれることが多く、その大きな鎌で人間の魂を刈り取ってしまう。
また、落語にも「死神」という演目がある。
スーツはメドゥーサマイナソーの改造。
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ドドメキマイナソー
- 宿主:須藤千佳
- モチーフ:百々目鬼
- 鳴き声:ホシィー!
- マイナスの感情:優しさが欲しい
- 経験値:843(優しさ)
恋人に振られた須藤千佳という女性の、「優しさが欲しい」という願望からクレオンが生み出したマイナソー。
体中に無数の目玉が付いているアンモナイトのような外見で、その目玉で全方位を見渡すことでどの角度からの攻撃も見切ることができ、死角は一切ない。
また彼女の願望を反映したかのように人間から優しさを奪うビームを放つことができる。
コウもこのマイナソーの攻撃を受け、幼いころのように敵味方の区別もつかずに暴れまわってしまった。
モチーフとなった百々目鬼(どどめき、又は百目鬼(どうめき))は、その名の通り体中に100の目玉を持つ妖怪。 似たような妖怪に「目目連」がいる。
人間に遭遇した時目玉を飛び出させて驚かせることがあるが、それ以外には特に危害は加えない。
元々は人間の女性だったが手癖が悪く、盗みを繰り返すうちに盗んだ金に宿った精霊が目玉となって女性の体に取りつき、無数の目を持つ化け物へと変貌してしまった。
栃木県には「百目鬼」という地名があるが、これはこの地で百目鬼が討伐されたという逸話が由来になっている。
スーツは後にウィザードマイナソーに改造された。
本日はここまで!
気づけばリュウソウジャーももう後半戦。 ナダという新キャラも登場し、ガイソーグの玩具も発売されるようなのでまだまだ盛り上がりそうです。