映画ポケモンみんなの物語 ネタバレあり感想!

 

 

 

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今回は、今年の映画ポケットモンスター みんなの物語のネタバレあり感想を書きたいと思います。

 

ルギアがやって来る風祭りで賑わうフウラシティを舞台に、性格も性別もばらばらなトレーナーたちがサトシと出会い、それぞれの物語が動き出すというこれまでにないストーリーとなっています。

 

 

今年も公開直後に早速映画館に直行し見に行って、感想もある程度まとまってきたので投稿したいと思います!

 

 

 

※この記事には「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」のネタバレを含みます。 ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タイトルに込められた意味

 

まずこの映画を見て感じたことは、「みんなの物語」というタイトル通りだなと感じました。

 

 

ポケモン映画ということで、みなさんおなじみサトシとピカチュウが主人公なのですが、他のキャラクターもサトシと負けず劣らず出番が多く、まさに「みんなの物語」と呼ぶにふさわしい活躍を見せてくれたと思います。

 

メインキャラの多さは歴代ポケモン映画でトップクラスであるにも関わらず、誰かの出番が極端に多すぎたり、逆に少なすぎて空気になることなく、バランスよく全員に見せ場があり、どのキャラクターも印象に残っています。

 

 

 

みんなが主役

 

しかしこの物語での主役はサトシたちだけではありません。

 

ロケット団が盗んだ胞子の秘薬がが爆発し、有毒の煙がフウラシティじゅうに広がる前代未聞の大惨事が起こるのですが、そのさい発電所がショートし山火事が起こってしまいます。

 

山火事を消すため、そして森のポケモンたちを守るためにフウラシティの人たちが立ち上がり、火を消すためにサトシたちと協力しました。

 

 

このシーンを見て、みんなの物語っていうのはメインキャラだけでなく、この映画に登場する名もなきモブを含めたすべての登場人物が主役の物語なんだと、思いました。

 

 

 

これは我々ファンの物語

 

それだけではありません。 この「みんなの物語」というタイトルにはもう1つ、「この映画を見てくれたみんなの物語」というメッセージも込められていると私は思います。

 

 

この映画でサトシが出会うトレーナーたちは性別も、性格も、抱えている悩みもそれぞれ異なり、まさに「十人十色」という言葉がぴったりな個性的な面々が登場します。

 

その中には彼らの行動や心情に共感できる部分や、思わず感情移入してしまう方もたくさんいるかと思います。

 

 

舞台こそポケモンという架空の世界ではあるものの、彼らの悩みは誰でも抱えうる何ら特別ではないありふれたもの。

 

詳しくは後述のキャラ紹介で解説しますが、れぞれのキャラで共感できる悩みや夢があるので、そういう意味でも(この映画を見た)みんなの物語と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

物語を彩るキャラクター達

 

 

サトシ&ピカチュウ

 

皆さんご存知アニメポケモンの主人公

 

 

前作「キミに決めた!」同様に現在放送中の「サン&ムーン」とのつながりがないパラレルワールドのサトシですが、ポジティブ思考やポケモンのことを第一に考える優しい性格はアニメとまったく同じ。

 

初めて情報解禁されたときは、サン&ムーンや「キミに決めた!」の時とは別の意味で全然違う顔になっていて、「まるで少女漫画みたい」と話題になりました。

 

 

ストーリーのクライマックスでサトシが言った「1人ではできないことでも、ポケモンと一緒ならなんでもできる!」という言葉は、フウラシティにいる多くの人々に大きな影響を与え、「ポケモンパワー」で多くの人たちの協力で見事ピンチを乗り切りました。

 

このカリスマ性と森のポケモンたちを身を挺して守る(しかも当の本人もピンピンしてる)ところ、まさにスーパーマサラ人ってところですねw

 

 

 

ラルゴ

 

フウラシティ市長オリバーの娘

 

 

天真爛漫で元気いっぱい、ポケモン思いの優しい性格と、サトシと似通った部分があります。

 

山の中でポケモンと遊んでいた時、落石から命を助けられて以来ゼラオラに食べ物を届けてあげたりとこっそり助けている。

 

 

風祭りに遊びに行ったときサトシと意気投合するが、嘘つき男カガチの「この辺りには珍しいポケモンがいる」という言葉を聞き「ゼラオラが狙われているのでは」と思い、どうにかして助けようとする。

 

「風祭りそのものが中止になれば、ゼラオラを狙う人もいなくなる」と考えたラルゴは、路面電車の線路に石を詰める、洗剤をまいて街を泡まみれにするといういたずらを行い、挙句にはルギアが風を送るための目印となる聖火を盗んでしまう。

 

行動は決して褒められたものではありませんが、ゼラオラを守りたいというまっすぐな思いが現れたキャラクターと言えるでしょう。

 

 

リサ

 

けがで入院している弟リクの頼みで、イーブイをゲットするためフウラシティにやってきたトレーナー初心者の少女

 

 

リサが通っている学校では元陸上部所属で、地区大会に出場するほどの実力の持ち主だったが、彼女もまた足をけがしてそれ以来走るのをやめてしまった

 

このように学校一筋だったためポケモンに関してはど素人で、パートナーとなるポケモンもおらずましてやどうゲットすればいいのか分からない状態だった。

 

 

カガチの嘘に乗せられて山の中を彷徨うイーブイなんているはずもなく、その翌日に再会した時には彼を責めるという一幕も。

 

しかしその後はサトシのサポートで見事イーブイをゲットすることに成功、彼と行動を共にするようになりました。

 

 

ラルゴが盗んでいった聖火を、自身の俊足で急いで元に戻してほしいとサトシに頼まれた際も、かつてのケガがトラウマになって走ることができなかった

 

しかし初めてのパートナーであるイーブイが、人ごみに巻き込まれてリサと同じように足をけがしたにもかかわらず必死で聖火を引きずって運ぼうとした姿を見て自身も奮起山の中を走りぬき、見事聖火を元の場所に戻し、ルギアを呼び戻すことに成功しました。

 

 

ちなみに聖火を盗んだ犯人を探る際聖火をセットする塔のてっぺんまで上るシーンがあるのですが、ここでリサが高所恐怖症であることが判明しています。

 

つまりリサはその恐怖症すらも乗り越えたということで、やはり仲間やパートナーを思う気持ちが彼女に力を与えてくれたのかもしれません。

 

 

リク

 

リサの弟。

 

足のケガで入院しており、姉のリサにイーブイをゲットしてきてほしいと依頼した。

 

ポケモンとパソコンが大好きで、暇さえあればパソコンをいじっている。

 

 

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実は大人気YouTuber(?)のポケランチャンネルの正体でもあり、フウラシティで行われている風祭りの情報を収集するために、リサに発信機付きのサングラスを手渡した。

 

しかしこのサングラスを通じたリクのナビゲートにより最短かつ安全なルートで山を下ることに成功し、結果的にはリサの助けとなりました。

 

 

 

 

トリト

 

ポケモンの研究発表会のために風祭りにやってきたポケモン研究家

 

 

ポケモンのわざやとくせいに関する知識は豊富でひらめきも冴えるが、人見知りな性格のせいで人との会話は苦手で、失敗するたびにラッキーに慰められている。

 

人やポケモンを治す薬の開発に使用しようと思っていた胞子の秘薬をロケット団に盗まれ、それを山の中に落とした後に爆発し、山の中やフウラシティに有毒の煙が広がるという大惨事に。

 

人々やポケモンを救うため、ポケモンのわざ「いやしのこころ」(だったかな?)を再現した薬を変電所のプロペラを回して飛ばし、煙の効能を打ち消す作戦を考案。

 

 

研究所の同僚のほとんどからは変人扱いされ、トリトも引け目を感じていたようだが、フウラシティにいる全ての人やポケモンを助けたいという思いが、そしてパートナーであるラッキーの一押しが彼の勇気を奮い立たせ「力を貸してほしい」と説得し、研究員たちの協力を仰ぐことに成功した。

 

途中、聖火が失われルギアが風を送れなくなった影響で電力が停止し全ての努力が水の泡になったときも、持ち前の知識とひらめきで、ロケット団が売っていたラムのみ(ポケモンの状態異常を治す効果のあるきのみ)を使って薬を作ることに成功しました。

 

完成した秘薬をカガチに託す際も消極的だった彼の姿はもうどこにもなく、彼らが強い思いを込めて作った世界で1つだけの薬だと念押ししていたところも、彼の成長を感じられました。

 

 

 

カガチ

 

妹のリアと彼女の娘のリリィと共に風祭りにやってきた男性

 

 

姪のリリィにいいところを見せるために「すごく強いポケモンを持っている」、「レアポケモンがこのあたりにいる」と嘘をつき続けていた。

 

 

さらにカガチの饒舌な喋りを見たトリトと、発表会に代わりに出席してもらうことを条件に彼のサポートを受け、ポケモンゲットレースで見事に優勝

 

そのポケモンゲットレースで、いざこざでゴルダックに襲われていたところを助けてもらったことがきっかけでウソッキーに懐かれるも、カガチ自身は「お前に好かれる義理は無い」と追い払おうとした。

 

 

そして約束通りトリトのいる発表会会場にたどり着いたが、ここでトリトのミスでカガチがインチキしていたことがばれてしまう。

 

それがきっかけで今までカガチが言っていたことが嘘だとばれてしまい、リリィにも嫌われてしまう。

 

自身と共に風祭りを楽しみたいというリリィの思いを裏切った罪悪感から、カガチは一度は2人の元を離れる。 しかしリリィもきつく言い過ぎたことを反省したようで、翌日カガチに謝りたいという思いを母のリアに告白した。

 

しかし胞子の煙がフウラシティじゅうに広がり、リリィ&リア親子も停電で止まったロープウェイの中に取り残される事態に。

 

ここでカガチは一念発起、今まで邪魔者扱いしていたウソッキーと共に2人を助けることを決意したのだった。

 

実はこのカガチ、「このあたりにはレアポケモンがいる」という嘘が偶然にもゼラオラの存在を皆に知らせる、メインキャラのほとんどと何らかの形で関わっていると、特に出番の多いキャラのように感じました。

 

どのキャラも等しく大きな出番があるこの映画ですが、カガチは特に準主人公と言っても過言ではない出番を見せていたような気がします。 OPでも偶然サトシとカガチが同じ車両に乗っているシーンもありますし。

 

 

ヒスイ

 

とある理由でポケモンと接することを嫌っている変わり者のおばあさん。

 

 

発電所一帯を焼き尽くしたあの山火事が起こった日、ヒスイのパートナーであったブルーが彼女のために変電所の起動キーを守ったが、代わりにブルーは炎に包まれこの世を去った。

 

この事件がトラウマとなり、ヒスイは自分に寄って来るポケモンを全力で追い払おうとするポケモン嫌いとなってしまった。

 

 

がしかし、ヒスイがトリトの研究所を訪れた際、ポケモンのわざ「あまいかおり」の薬が服についてしまったことで、次から次へとポケモンたちに懐かれるという彼女にとっては最悪とも言える状況に。

 

特にポケモンに対しては厳しい態度をとるものの、根っこの部分は優しく快活な性格で、他の人物に檄を飛ばす場面は中の人(野沢雅子さん)つながりであのキャラクターを連想させるものでしたw

 

 

実は50年前に変電所を管理していた人物の1人であったため、彼女が操縦してプロペラを動かし、胞子の煙を中和する薬を風に乗せて飛ばす作戦を決行。

 

 

カガチにおぶられ共に旧発電所に向かう途中、煙で発電所がショートして山起こった山火事でみちをふさがれてしまう。

 

立ち往生する中、ヒスイはブルートの永遠の別れとなったあの日が脳裏にフラッシュバックする。

 

しかしカガチの激励とブルーの幻影の後押しでポケモンたちの思いが蘇りヒスイは付いてきたポケモンたちとピンチを乗り越え、ブルーが自身の命を賭してでも託してくれたキーで変電所を再起動させ、仲間たちと共に作戦成功に貢献しました。

 

 

ゼラオラ

 

フウラシティの旧発電所跡地のある山中を住処としている幻のポケモン

 

サトシやラルゴのように仲間思いな性格で、森にすむポケモンたちからも慕われていた。

 

 

だが強欲な人間は彼らの思いを無視して発電所を建設し、森を開発していった。

 

50年前に発電所で山火事が起きた時もゼラオラポケモンたちを守るために奔走しました。

 

だがその後も、「フウラシティ外れの森の中にはゼラオラというレアなポケモンがいる」という噂が流れ、彼をゲットしようとトレーナーやハンターが夜な夜な森へとやって来るという日々が続く。

 

これら一連の出来事がきっかけとなり、ゼラオラ人間嫌いになってしまった。

 

人間の身勝手な行動で人間不信に陥るポケモンは、同じく映画の主役になったボルケニオンを思い出させますね。

 

 

そんなゼラオラを憂えた先代市長は、せめてもの償いに「50年前の山火事でゼラオラは死んだ」という嘘を流し「この山にはゼラオラの呪いがかけられており、近づくものに災いをもたらす」という噂を広めたことでだれも山に近づけないようにした。

 

嘘によって守られていたゼラオラだったが、風祭りの日、カガチの嘘から出たまことで再びゼラオラの存在が知られてしまったのは皮肉です。

 

 

初対面のサトシやラルゴに対しても最初は敵対するも、ピカチュウとの本気のバトルや、かつての自身のように身を挺して森のポケモンを守るサトシを見て、ゼラオラは彼らとも友情を築く。

 

事件が収束し、風祭りが再会された後オリバー市長は嘘を流すのをやめ、ゼラオラと共存することを宣言、これからも多くの人と絆をつなげていくことでしょう。

 

 

 

ロケット団

 

前作ではちらっと登場するだけでサトシ一行とほとんど絡みの無かったロケット団ですが、今回はそれなりに絡みや出番もありました。

 

ロケット団が意図しなかった形ではあるものの、彼らがトリトの研究所から盗んだ胞子の秘薬が爆発したことがきっかけで、フウラシティに前代未聞の大惨事を引き起こしてしまうことに…。

 

しかし彼らが活動資金を稼ぐために売っていたジュースを作るためのラムのみを偶然持っていたことで、トリトは胞子の煙を中和する薬をラムのみで作ることを思いつきました。

 

 

そのため今回のロケット団はトラブルを起こした元凶であると同時に、間接的ではありますがフウラシティを救った立役者の1人(?)とも言える立ち位置となりました。

 

 

 

こうやって見てみると、それぞれの登場人物が必ず誰かとつながっていて、まるで1つの点だったものがそれぞれつながって線になるような面白さがありました。

 

ストーリー構成もいいし、感情移入できる部分も多いし、それぞれのキャラクターも大好きで、今年も去年と負けず劣らずの超大作ともいえる映画だったと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

欲を言えばせっかくルギアを押してるんだから、もうちょっと出番を増やしてあげても…まあいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年は、あいつが帰って来る!

 

そしてエンドクレジットも終わり、あとは来年のポケモン映画予告を残すだけとなりましたが、そのタイトルは…

 

 

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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」

 

 

 

 

な、なにいいいいいいいいいいい!!?

 

 

ポケモン映画の原点にして頂点と名高い「ミュウツーの逆襲」が、2019年夏に帰ってきます!!

 

単純なリメイクなのかそれともアレンジを加えるのか分かりませんが、ミュウツーの逆襲がまた公開されるとなれば、これは見るしかないですね!!

 

 

あの「名探偵ピカチュウ」も現在ハリウッドで撮影中とのことなので、来年はポケモン映画がとんでもないことになりそうです。