仮面ライダークロニクルのラスボスの存在が明かされ、檀正宗が仮面ライダークロノスに変身したことでさらにストーリーが加速し始めた『仮面ライダーエグゼイド』。
今回はこれを機に、これまで登場したバグスター怪人をまとめてみました。
…ですが、例のごとく長くなりそうなので2つくらいに分けて書きたいと思います。
今回は『仮面ライダークロニクル』に登場するバグスターをまとめました。
それではどうぞ!
ソルティ
ゲーム:マイティアクションX
感染者:須山颯太(第1話)、山中周平(第11~12話)ほか
階級:初級
横スクロールアクションゲーム「マイティアクションX」のデータを取り込んで誕生したバグスター。 同ゲームに登場するボスキャラ「ソルティ伯爵」がモチーフ。
ナメクジのような形の「ソルティナックル」を使った格闘戦を得意とする。
舞台がお菓子の国だからか、「甘い」、「しょっぱい」といった言い回しが特徴。
アランブラ
ゲーム:タドルクエスト
感染者:名取蓮介(第2話)、白河一樹(第13~14話)ほか
階級:初級
剣と魔法のファンタジーRPG「タドルクエスト」のデータを取り込んで誕生したバグスター。 登場する悪の魔法使いがモチーフ。
魔法使いというだけあって、魔法の杖「アランブラスタッフ」を使った多種多様な呪文を使ったトリッキーな戦法を得意とする。 以下はその一例。
シビレール(電撃で攻撃する)
イエール(傷を回復する)
トマーレ(時を止める)
名前の由来はおそらく「アランブラ宮殿」と思われる。
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リボル
ゲーム:バンバンシューティング
感染者:北見勇樹(第3話)、西馬ニコ(第15~16話)ほか
階級:初級
ボスを撃破しない限り雑魚敵が無限に復活するという、あまりの鬼畜難易度により生産中止に追い込まれたガンシューティングゲーム「バンバンシューティング」のデータから誕生したバグスター。 登場する敵部隊の隊長がモチーフ。
シューティングゲームのバグスターというだけあって好戦的な性格で、右手の万能銃火器「リボルアーム」で戦う。
敵部隊隊長というだけあって配下のバグスターウイルスを統率、指揮することで集団戦法を得意とし、配下を自身と同じ姿に変身させ、本体はステルス機能で相手のすきを窺うなど頭脳戦も得意。
ちなみに高所恐怖症である。
モータス
ゲーム:爆走バイク
感染者:西脇莉子(第4話)、小星作(第18話)、岩本ソラ(第24話)ほか
階級:初級
破壊妨害なんでもありのバイクレースゲーム「爆走バイク」のデータから誕生したバグスター。 登場するライバルレーサーがモチーフ。
レースゲームのバグスターらしく専用バイク「モータスヴァイパー」に乗り超高速で爆走暴走しまくる。
しかしレーサーであるためか単体での戦闘能力はそこまで高くはなく、バイクを失うと一気に劣勢に立たされる。
劇中で登場した3回のうち2回はゲンムに撃破された悲劇の怪人でもある。(1度目は証拠隠滅、2度目はおとりに利用された挙句用済みと、どちらもゲンムの一方的な都合で倒された)
ガットン
ゲーム:ゲキトツロボッツ
感染者:山戸舞(19話)、シド(24話)ほか
階級:中級
ロボット同士がガチンコバトルを繰り広げるSFロボットアクションゲーム「ゲキトツロボッツ」のデータを取り込んで誕生したバグスター。 同ゲームに登場するラスボスである。
右腕の強化アーム「ガットンスマッシャー」による格闘戦を得意とする。
ロボットらしくロボットっぽい言い回しと動きが特徴で、機械音をそのまま自分で言っている。
ポッピーピポパポ
ゲーム:ドレミファビート
感染者:檀櫻子
階級:ナビゲーター
音ゲー「ドレミファビート」のデータから誕生したバグスター。
仮面ライダーサイドで活動するいわば味方怪人で、おもにCRのドクターたちをナビゲートする役目を担う。
その外見通りハイテンションで明るい性格。
音ゲーのバグスターらしく歌うのが好きだが、患者のストレスになってしまうくらい下手な様子。
ストーリー中盤では幻夢コーポレーション前社長の天ヶ崎恋の能力で洗脳されてバグスター側につき、仮面ライダークロニクルのナビゲートキャラとして登場した。
ライダーたちがライドプレイヤーを助ける違反行為を行った場合、バグルドライバーⅡとときめきクライシスガシャットを使って仮面ライダーポッピーに変身、ペナルティを加えた。
しかし完全に洗脳されたわけではないようで、マキシマムマイティガシャットのリプログラミングと永夢の命を懸けた説得により無事ライダーサイドに戻ってきた。
6年前(永夢からバグスターが分離した直後くらい?)、ゲームマスターこと檀黎斗の母親である檀櫻子から分離して誕生。 調子に乗っている黎斗を咎めたりバグヴァイザーⅡに閉じ込めたりと彼にとっては母親でもあり娘でもある特別な存在。
カイデン
ゲーム:ギリギリチャンバラ
感染者:上杉刑事(21話)、シシド(24話)ほか
階級:中級
一撃必殺のチャンバラゲーム「ギリギリチャンバラ」のデータから誕生したバグスター。
チャンバラゲームらしく、鬼の面がついた編傘をかぶった虚無僧のようないでたちで、侍口調で話す。(一人称が「我が名」、レベルを「位」と言うなど)
「カイデンスウォード・双」を武器とした二刀流の剣術で戦う。
名前の由来は「免許皆伝」から。
バーニア
ゲーム:ジェットコンバット
感染者:江上大介(20話)、西馬ニコ(27話)ほか
階級:中級
フライトシューティングゲーム「ジェットコンバット」のデータから誕生したバグスター。
飛行強襲ユニット「バーニアサルトジェット」を装備し、フライトシューティングらしく空中からの爆撃や小型ユニットを射出しての奇襲、電磁竜巻で攻撃する。
仮面ライダークロニクルのバグスターの中で、彼が一番影が薄いと思うのは私だけでしょうか?
余談だが、劇中でニコが感染したバグスターは、どちらも大我の持つシューティングゲームのガシャットのバグスターである。
チャーリー
ゲーム:シャカリキスポーツ
感染者:檀黎斗(22話)、泉照代(31話)ほか
階級:中級
X(エクストリーム)スポーツゲーム「シャカリキスポーツ」のデータから誕生したバグスター。 ゲームに登場するキャラがモチーフになっている。
その名前からも分かるように人並み外れた自転車運転テクを持ち、専用バイク「チャーリーズサイクル」に乗ってゲームエリアを縦横無尽に駆け回る。
さらにモータスと異なり肉弾戦も得意で、内蔵されたスプリングによる高速格闘を得意とする。
31話に登場した際は、自転車で跳びながら「チャーリー、マイフレンド」とかの有名なSF映画のパロディをやってのけた。
グラファイト
ゲーム:ドラゴナイトハンターZ
感染者:百瀬小姫
階級:上級
ハンティングアクションゲーム「ドラゴナイトハンターZ」のデータを取り込んで誕生したバグスター。
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仮面ライダークロニクル最大の関門として立ちはだかる上級バグスターの1人。
5年前発生したバグスターウイルスのパンデミック、通称「ゼロ・デイ」にて鏡飛彩の恋人百瀬小姫(さき)を乗っ取り完全体となった。
この時、プロトバンバンシューティングを使って大我が変身したスナイプのプロトタイプ(正式名称不明)を撃破しており、サブライダー2人に因縁を持つ珍しいタイプの怪人。
切り込み隊長らしく好戦的な性格で、仮面ライダークロニクル完成のためのデータ収集よりも邪魔者の仮面ライダー排除を最優先しようとしていた。
戦闘の際は猛獣の牙のような「グラファイトファング」を武器とし、強烈な斬撃を放つ「激怒龍牙」が必殺技。
更なる力を渇望し「プロトドラゴナイトハンターZ」の力でパワーアップ、ダークグラファイトとなった。
プロトガシャットのデータを取り込んだため能力がけた違いにアップ、必殺技も「ドドド(ド)黒龍剣」に変化した。
しかしドラゴナイトハンターZガシャットでレベルアップした4人のライダーによる超協力プレイによりあっけなく撃破されてしまった。
…のだが、完全体であったため中盤で復活、仮面ライダークロニクルにおける上級バグスターとして参戦。
この時にグレングラファイト(レベル99)としてパワーアップ、パラドやラヴリカに並ぶ強敵としてライダーたちの前に立ちはだかる。
ちなみに必殺技は「ドドドドド紅蓮爆龍剣」。
ラヴリカ
ゲーム:ときめきクライシス
感染者:鏡灰馬(32話)
階級:上級
恋愛シミュレーションゲーム「ときめきクライシス」のデータを取り込んで誕生した完全体バグスター。 幻夢コーポレーションの前社長「天ヶ崎恋」の正体。
恋愛ゲームらしく言葉の魔力で相手を魅了することが得意で、自身の能力でポッピーピポパポを洗脳した。
取り巻きの「ラヴリーガールズ」の好感度を上げ、彼女らから得たエネルギーで攻撃できるほか、ゲームの特性上物理攻撃を一切受け付けない厄介な敵。
逆に言えばラヴリーガールズはいなければほとんど攻撃できなくなり、自身の好感度を下げる言葉を浴びるとハートブレイクしてしまうほどの大ダメージを受けてしまう。
仮面ライダーとの決戦ではマキシマムマイティのリプログラミングを受け、ラヴリーガールズを消された上に物理攻撃が有効になってしまう。
更に突如現れた仮面ライダークロノスの必殺技を受け、本当の意味で最初に戦死したバグスターとなってしまった。
ちなみに声を担当したのは、ナレーションやバグルドライバーⅡの声を担当した諏訪部順一さん。(相手を魅了する時は人間体でもこちらの声になる)
パラド
ゲーム:?
感染者:宝生永夢
階級:上級
グラファイトと共に第1話から登場しているバグスターの参謀格。
ゲームに例えた言い回しが多く、同じく幹部であるグラファイトとは対照的に冷静沈着で常に余裕の態度を見せる。
テンションが上がったときには「心が躍るな」、怒りの感情がこみ上がった時は「俺の心を滾らせるな」と言う。
ガシャットギアデュアルを使用し、仮面ライダーパラドクスに変身する。
「ゲームのようにルールに従い勝敗を決めるのがバグスターの生き様」という考え方を持ち、自分の楽しみを邪魔するものはたとえ協力関係にある人物でも容赦ない。
序盤は『仮面ライダークロニクル』のプレイヤーとしてエキサイティングなゲームを楽しむという目的で檀黎斗と手を組んでいたが、黎斗の変身するゲンムがモータスを用済みとして排除したことがきっかけで、2人の間に軋轢が生じ始める。
そして23話で、エグゼイドら3人のライダーに敗北した黎斗を、これまでのお返しとばかりに「デンジャラスゾンビガシャット」の死のデータを感染させ、ゲームオーバーに追い込んだ。
仮面ライダークロニクルの一般販売開始後は、バグスター側のプレイヤーとして仮面ライダー、特に永夢とのゲームに執着する。
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その正体は、宝生永夢から分離したバグスター。
幼少期の永夢の「一緒にゲームで遊ぶ友達が欲しい」という願いから生まれたバグスターで、財前美智彦率いるネクストゲノム研究所の連中の摘出手術により永夢の体から分離、世界で初めて実体化したバグスターとなった。
永夢と闘うことに執着していたのも上記の理由のためであり、医師を志す前に「天才ゲーマーM」として活動していたのも、パラドが体内に潜伏していたためであった。 要はゲーマーM≒パラドということである。
第29話にて、マキシマムマイティのリプログラミングをあえて受けることで人間の遺伝子を獲得、ゲーマドライバーを使い「パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99」に変身できるようになった。
檀黎斗がバグスターとして復活した後は、かつての因縁もあってか以前よりも目の上のたん瘤扱いしている。
ゲムデウス
ゲーム:仮面ライダークロニクル?
感染者:?
階級:ラスボス
第32話にて新檀黎斗の口から語られた、『仮面ライダークロニクル』に登場する最強のラスボス。
CRのドクターはおろか幹部バグスターですら見たことはなく、上級バグスターまでの12体のバグスターをすべて攻略した者がその姿を拝むことができる。
黎斗曰く「あらゆるゲームの力を凌駕する全知全能の神のごとき存在」で、夢と冒険の物語を永遠に続けるため絶対に攻略できない。
しかし理論上はクリア可能で、伝説の戦士『仮面ライダークロノス』の時を自在に操る能力が、ゲムデウスに対する唯一無二の対抗手段とされている。
以上、今回はここまで!
次回は仮面ライダークロニクルには関係のないバグスターを紹介します。 お楽しみに!
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その2
伝説の戦士、クロノスの正体ネタバレ
ライダーガシャットの音声まとめ