先週無事に最終回を迎えた動物戦隊ジュウオウジャー。
毎回クオリティの高いストーリーを展開し、個性的なキャラクターがストーリーを盛り上げてくれました。
そういえば敵組織のデスガリアンのプレイヤーまとめがまだ最後まで行っていなかったので、今回は最後のデスガリアンまとめを書きたいと思います。
これを見ながらジュウオウジャーの1年間の歩みを思い出してみてはと思います。
スモートロン
チームアザルドのプレイヤー。
名前と外見通り相撲がモチーフで、ブラッドゲームもそれにちなんだもの。
土俵上の特殊空間に入ったものにまわしを装着させ、取り組みを行わせる。
実際の相撲と同様に勝つごとに番付が変わっていきパワーアップする。
とにかく勝てば番付が上がっていくので、格上の相手にわざと負けてもらってパワーアップするという八百長も可能。
特定のスポーツをモチーフにした怪人は野球仮面(ゴレンジャー)、カラテロイド(ゴーバスターズ)などがいます。
さらにスポーツ全体をモチーフにしたデーボ・スポコーン(キョウリュウジャー)もいます。 こちらもスポーツマンシップのかけらもないという点が共通しています。
サンババ
チームアザルドのプレイヤー。
こちらもその名の通りサンバがモチーフ。
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キョウリュウジャーに負けず劣らずの情熱的なサンバを踊ることで炎を放ち、周囲を火の海に変えるブラッドゲームにエントリーした。
ハナヤイダーと同様なぜかオネェ口調で、アザルドに惚れていた。
彼(?)と同じくオネェ口調の怪人はカマバンキ(ゴーオンジャー)、ビバブー(ゴーカイジャー)、ササマタゲ(シンケンジャー)、リングシャドー(トッキュウジャー)などがいます。
最近の作品ではオカマ口調の怪人は頻繁に登場する傾向にありますね。
サグイルブラザーズ
チームアザルドのプレイヤー。
作中唯一の2人組のプレイヤーで、見事なコンビネーションでダブルダッチやナイフジャグリングで相手を攻撃するブラッドゲームを得意とする。
しかもどちらか1体を倒しても、残った片割れから分裂して復活してしまうため、完全に倒すには2体同時に倒すしかない。
モチーフはストリートパフォーマー。
歴代兄弟怪人はシュテンドウジ兄弟(カクレンジャー)、タグレドー&トルバドー(ギンガマン)、ヘルズ三兄弟(デカレンジャー)、スニークブラザーズ(ゴーカイジャー)、ダイニングセットブラザーズ(トッキュウジャー)などがいます。 どれもヒーローを苦戦させる強敵ぞろい。
変則的なものでいうとデーボ・ヤナサンタ(キョウリュウジャー、5人兄弟で合体することでパワーアップする)や災魔一族(ゴーゴーファイブ、幹部4人が全員兄妹)がいます。
シェフードン
久しぶりに登場したチームクバルのプレイヤー。
モチーフはシェフで、おいしいが超高カロリーの料理を瞬時に調理し、ターゲットに無理やり食べさせ、急激に太らせて苦しめるブラッドゲームを展開した。
みじめに肥えた姿をさらして屈辱を与えるというのがクバルのゲームの内容だろうが、これどちらかというとアザルドに付いた方が良かったんじゃないかと個人的に思う。
料理人モチーフの怪人は、デーボ・バティシエ(キョウリュウジャー)、オズチュウ星人イーアル(デカレンジャー)、XX(クスクス)ミレーノ(カーレンジャー)、ブタネジレ(メガレンジャー)などがいます。
キルメンチ
チームアザルドのプレイヤー。
昔懐かしい不良のような姿で、彼が行うブラッドゲームもズボンを無理やりはぎ取る「ボンタン狩り」というかなり時代錯誤なもの。
名前もズバリ「メンチきる」から来ているが、今の子供にこういうの分からないだろ…。
不良モチーフの怪人は恐喝番長フラン(タイムレンジャー)、LL(レーレー)オネネ(カーレンジャー)、二の槍候補チュウボウズ(ハリケンジャーVSガオレンジャー)などがいます。
ギンガマンより、銃頭サンバッシュ率いるサンバッシュ魔人団はメンバー全員が不良モチーフとなっている。 もしかして元ネタ?
クバル
精神的に獲物を追い詰める戦法を得意とするデスガリアンのチームリーダー。
サイボーグのような機械的な外見が特徴で、戦闘時はレイピアとビームガンに変形可能なフェイスティッカーを使う。
実は彼はオーナー・ジニスによって故郷の星を滅ぼされた宇宙人で、チームリーダーとしてブラッドゲームを行いつつ復讐の機会をうかがっていた。
バングレイの能力で記憶を読み取られた際、口封じもかねて彼のハンティングに協力。
バングレイがジュウオウジャーに敗北した際は彼の右手を切り落とし、移植。
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「ジニスはサジタリアークから離れるとエネルギー供給が断たれ、弱体化する」という弱点を突くため、バングレイの能力でジニスをおびき出すことに成功。
しかし、ジニスはキューブホエールのデータでシン・ジニスへとパワーアップ。
あと一歩で成功すると思われていた復讐作戦も失敗に終わり、恐怖のあまり逃げ出すクバル。
生き延びるため「日没までに地球上のすべての生物を滅ぼす」というブラッドゲームを実行に移した。
最後はジュウオウジャー(特にザワールド)怒りの一撃を受け倒された。
ガッカリゼ
チームアザルドのプレイヤー。 本作に登場した最後のプレイヤーである。
筆で描いたものを実体化させる能力を持ち、虚無僧や巨大メーバを召喚するだけでなく、外観そのものを描きかえることもできる。
その能力により街を混乱させるというのが彼のブラッドゲームだが、これもどちらかというとクバル向きでは…?
画家モチーフの怪人は創造の使徒ミケラ(アバレンジャー)がいます。
アザルド
生物を肉体的にいたぶることを好むチームリーダー。
クバルと違いあまり深く考えることはなく、自分も配下のプレイヤーも力任せに暴れることが得意。
無数の青いキューブが集結した風変わりな外見をしていて、倒されてもキューブが集結することで何度でも復活することができる。
それもそのはず、アザルドの正体ははるか昔の地球で暴れまわった魔物で、初代ジュウオウジャーことケタスとキューブホエールによって封印され、宇宙のかなたに追放された。
満身創痍で宇宙をさまよっていたところをジニスに拾われ、そのままデスガリアンのチームリーダーとなったのだが、封印の影響でかつての記憶は失っていた。
彼の肉体を形成するキューブは、後にジュウオウザワールド誕生に使用されることとなる。
復活を繰り返すうちに封印が弱まり、ジュウオウジャーとの決戦でついに封印が解け、不死身の破壊神「アザルド・レガシー」として覚醒。 過去の記憶も取り戻した。
しかしアザルドはジニスに礼を言うどころか、「どちらが地球の生物を滅ぼせるか」と宣戦布告。
封印が解けても復活能力は健在。 それどころか封印以前よりもパワーアップしておりジュウオウジャーを圧倒。
しかし復活の際中心となるコアが弱点だと見抜かれ、ケタスの遺志を継いだ4人のジューマンの渾身の一撃により倒された。
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ナリア
ジニスの秘書を務める幹部。
倒されたプレイヤーにコンティニューメダルを投入し巨大化させる役目を持ち、その他様々な局面でジニスのブラッドゲームをサポートする。
ジニスに心酔しており、常にジニスの思惑を最優先するなど忠誠心は非常に高い。
ゲームの補佐が主な役目だが、戦闘もある程度でき先端から光弾を撃てるヌンチャクが武器。
ジニス主催の最後のブラッドゲームの際は自らジュウオウジャーの妨害役をかってでる。
最終的にはジュウオウジャーに敗れるもどうにか生き残っており、最終決戦の場でジニスの正体(後述)を知る。
「さぞかしお辛かったでしょう」と同情の言葉をかけるが、逆にジニスの逆鱗に触れてしまい、殺害された。
ジニス
デスガリアンのオーナーにして、生物を遊び半分でいたぶるブラッドゲームの考案者。
自身を究極の生命体と称し、他の生命体を「自分を楽しませるだけのオモチャ」、「下等生物」と見下し彼らの命を奪うことに何のためらいもない残虐な性格。
メーバメダルに自身のエネルギーを注入することで「コンティニューメダル」を生み出すことができる。
あくまでもゲームが目的のため、たとえプレイヤーが倒されてもゲーム自体が楽しいものであれば満足し、ジュウオウジャーの存在も危惧するどころかゲームを盛り上げる障害として興味を抱く。
ストーリー中盤で、ナリアが持ち帰ったキューブホエールのデータを取り込んだことで「シン・ジニス」へと進化、地球でも問題なく活動できるようになった。
その正体は、メーバの集合体。 ほかの生物を下等と見下していたジニス自身が下等生物だったのだ。
自身の体にコンプレックスを持っていたジニスは、改造に改造を重ね現在の姿にまで進化したのだ。
自身より格下の生物を見下し玩ぶようになったのも、ブラッドゲームを開始したのも、すべてジニス自身のコンプレックスを解消するためだったのだ。
地球のパワーを取り込んだことで最初はジュウオウジャーに善戦するも、地球のパワーがジュウオウジャーに力を与え、ジニスにパワーが供給されなくなったことで弱体化。
最強の王者であるジュウオウジャーに敗北し、デスガリアンは壊滅した。
以上、ジュウオウジャーと死闘を繰り広げたデスガリアンの面々をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
最新作「宇宙戦隊キュウレンジャー」に登場する「宇宙幕府ジャークマター」は、すでに宇宙のすべてを支配下に置いた初の組織。
一体どんなあくどいやつが登場するのでしょうか? 今からすごく楽しみです。
過去のデスガリアンまとめ