2016年を振り返ってみれば、『スーパーヒーローイヤー』と称されているようにライダーと戦隊が大いに盛り上がった年でもありました。
今回は2016年の1年間を通して様々な企画がなされたスーパーヒーローイヤーのもろもろをまとめてみました。
2016年2月:動物戦隊ジュウオウジャー放送開始
まず2月にスーパー戦隊シリーズより『動物戦隊ジュウオウジャー』が放送開始されました。
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シリーズ40作目という節目の年ということで定番の「動物」をモチーフに採用し、1人の人間と4人のジューマンという異色のメンバー構成となりました。
記念戦隊ということで要所要所でアニバーサリーにふさわしい企画を展開し、通常のエピソードも毎回見ごたえのある面白い作品となりました。
4月:映画『仮面ライダー1号』公開
仮面ライダー生誕45周年を記念し、仮面ライダー1号とゴーストが奇跡のコラボレーションを果たした映画『仮面ライダー1号』が公開されました。
2年前の『仮面ライダー大戦』に引き続き藤岡弘、氏が本郷猛/仮面ライダー1号役で出演、しかも変身する1号がマッシブな体系にパワーアップした1号(通称「ネオ1号」)がスクリーンに登場しました。
春に公開される仮面ライダー映画は、歴代ライダーとコラボするのが通例なのですが、本作だけは違いゴーストとネオ1号だけが登場しました。
そのためいつも以上に記念作品ということがより強調され、本郷猛のかっこよさが際立っているように感じました。
最後の本郷猛のメッセージ(「ライダーは君たちとともにいる」っていうやつ)に涙腺崩壊した方も多いのでは?
4月:仮面ライダーアマゾンズ配信開始
『スーパーヒーローイヤー』の特別企画第2弾では、『仮面ライダーアマゾンズ』がAmazon プライムビデオ限定で配信(のちに深夜枠、ディレクターズカット版で地上波放送)されました。
「仮面ライダーの異端児」と呼ばれ、平成ライダーとのコラボも地味に多いアマゾンを現代風にアレンジし、2人のアマゾンライダーが生きるための戦いに身を投じる。
私はいまだに見ていない、というか見るための環境が整わないので感想は書けません。 すみません。
現在好評発売中のニンテンドー3DS専用ソフト『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』でもアマゾンオメガとアマゾンアルファがプレイアブル参戦、そしてシーズン2の製作も決定と、こちらも徐々に活躍の場を増やしている。
8月:スペーススクワッドシリーズ始動
そしてスーパー戦隊でもすごい企画が始動。
宇宙の平和を守る刑事ヒーローが奇跡のコラボレーションを果たすVシネマ、その名も「スペーススクワッド」!
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第1弾『宇宙刑事ギャバン VS 特捜戦隊デカレンジャー』と第2弾「ガールズイントラブル」は今年6月17日に2作同時に劇場公開され、前者は7月、後者は8月にDVDとブルーレイがリリースされます。
同じく宇宙がモチーフの『宇宙戦隊キュウレンジャー』も後の作品に登場することも予想されますが果たして…?
9月:スーパー戦隊シリーズ放送通算2,000回達成&ゴーカイジャーとコラボ
動物戦隊ジュウオウジャーは記念すべきシリーズ40作品目ですが、同時に第29話でシリーズ通算放送2,000回目を突破した作品でもあります。
そんな第28話、29話は同じく記念戦隊である『海賊戦隊ゴーカイジャー』と豪快コラボを果たすというファン歓喜のサプライズが行われました。
もちろんゴーカイジャーのオリジナルキャスト6人+1羽は全員集合、2つの戦隊の計12人の戦士が歴代戦隊ラスボスに立ち向かいました。
さらにこの2話のみEDがスーパー戦隊ヒーローゲッター2016年ver.となるなど2,000回記念を盛大に祝う豪華な回となりました。
10月:仮面ライダーエグゼイド放送開始
仮面ライダーゴーストが眼魔との戦いを終え、新たなヒーロー『仮面ライダーエグゼイド』が仮面ライダー生誕45周年記念作品としてスタート。
「医療」をメインテーマとし、人類を脅かす未知のゲームウイルス「バグスター」に対抗するため様々なゲームの力で仮面ライダーに変身します。
「レベル1」と呼ばれる小柄な姿に変身、今は亡きメイン形態がバイクのライダーなどこれまでのシリーズにはなかった斬新な要素をたくさん取り入れ、シリアス多めの見ごたえのあるストーリーを展開中。
12月:映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」公開
1年間続いた『スーパーヒーローイヤー』を締めくくるのがこの映画。
毎年冬に公開される「MOVIE大戦」シリーズは放送中のライダーと1年前のライダーが共闘するのが通例だが、本作ではエグゼイドとゴーストだけでなくドライブ、鎧武、ウィザードを加えた5大ライダーが共闘するという豪華仕様となった。(しかもこのうち鎧武以外の4人は本人が顔出し出演)
更にエグゼイドはゲームモチーフということで、バンダイナムコゲームスの全面協力によりあのパックマンがライダーの敵キャラとして登場し話題を呼びました。
2017年1月:映画「ジュウオウジャーVSニンニンジャー」公開
ジュウオウジャーの戦いがクライマックスに迫る中、こちらも恒例のスーパー戦隊VSシリーズが公開されます。
今回は前作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」とコラボするだけでなく、歴代スーパー戦隊よりアカレンジャー、ガオレッド、そしてレッドファルコンの3人も応援に駆け付けます。
しかもレッドファルコンの声を当てるのは、当時同じ役を演じた嶋大輔さん。
まるでかの「恐竜大決戦」のような豪華超大作になりそうな予感がします。
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2月:宇宙戦隊キュウレンジャー放送開始
ジュウオウジャーがクライマックスを迎えるということは、すなわち新たなスーパー戦隊がスタートするということ。
新たなスーパー戦隊の歴史を紡ぐ役目を担った第41作目が『宇宙戦隊キュウレンジャー』。
その名の通り宇宙や星座がモチーフで、メンバーがそれぞれ異なる星系出身の宇宙人(非人間型もいるよ!)で構成されている。
そして特筆すべきは、この戦隊は9人編成である点。
最終的に9人以上に達した戦隊はいるものの、最初から9人の戦隊というのはもちろん初。
新たな戦隊の歴史を作るにふさわしい異色作となっていますが、この設定が吉と出るか凶と出るか?
私にとってはマスクデザインがかっこよくて好み。 これは人気作になると思います。
来年4月:映画「超スーパーヒーロー大戦」公開
そして4月には、久しぶり(?)に仮面ライダーとスーパー戦隊が激突する「超スーパーヒーロー大戦」が公開されます。
ファンの間では賛否両論のスーパーヒーロー大戦ですが、個人的には好きな作品の1つに数えられます。
だから本作もどんな面白い作品になるのだろうと今からワクワクしています。
ただ、4月はディズニー映画の「美女と野獣」も見に行きたいのでこちらも見に行けるかどうかは分かりません。
というわけで2016年の『スーパーヒーローイヤー』+αをまとめてみました。
スーパーヒーローイヤーは2016年で終了しましたが、2017年からは「超スーパーヒーローイヤー」がスタートします。
「ただの二番煎じじゃないか」という声も聞こえてきそうですが、超スーパーヒーローイヤーはヒーローの新たなる躍進の年ととらえているので今年も去年に負けないくらいの盛り上がりを見せてほしいですね。