3人目のライダーはまさかの闇医者!?
エグゼイド対スナイプ、ガシャットをかけたゲームが始まる!
5年前にBANされた男
では今日も元気に、仮面ライダーエグゼイド第3話「BANしたあいつがやってくる!」の感想を書いていきたいと思います。
今回のメインは3人目の仮面ライダー、シューティングライダーである仮面ライダースナイプと、変身者の花家大我。
花家大我は、彼が放射線科の医師だった5年前に、バグスターが脅威を振るった事件、通称「ゼロ・デイ」にてゲーマドライバーの適合者に選ばれスナイプとしてバグスターたちと闘っていた。
しかしゲームの魅力にのめりこんだ大我は患者の命をないがしろにしてしまい、医師免許をはく奪されてしまった。
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その不祥事から5年がたち、いわくつきの闇医者となった現在でもその性格は変わらず、バグスターとの戦いも医者として患者を救うというよりもエキサイティングなゲームで自分の欲望を満たすためだけに仮面ライダーになったような印象でした。
前回初登場した飛彩は何かと上から目線の「嫌な奴」という印象が強かった(でも嫌いじゃないわ!)のですが、大我は初対面から危険なにおいがぷんぷんしていて嫌な奴というよりは「刺激的な謎多き男」というイメージがつきました。
社会的に見れば危険因子で、排除すべき存在なのかも知れないのだけれど、自身の欲望に忠実でどんな勝負もゲーム感覚で楽しむ、良くも悪くもフリーダムな生き様は大好きです。
俳優の松本亨恭さん演技のおかげで全然嫌いになれない、飛彩とは別ベクトルで面白いキャラになってますね。
3年前のミッチのように後半あたりから物語の軸になりそうなキャラですね。
大我との因縁まとめ
そして意外にも大我は、本作に登場するほぼすべてのメインキャラクターと浅からぬ因縁を持っています。
まずは大我に再びゲーマドライバーとガシャットを与えた幻夢コーポレーションのCEO檀黎斗。
ゲーマドライバーとガシャットの開発に携わったため、彼も大我の過去を知っています。
彼が取り返しのつかない不祥事を起こしたことを知りながら、再びドライバーとガシャットを与えた黎斗。 その行動の裏にはどのような目論見が…?
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ところで、裏技バーチャルオペレーションズ第2話にて、5年前の「ゼロ・デイ」を引き起こしたとされているプロトガシャットを黎斗がいまだに所持しているという事実が判明しました。
当然ながら大我はこの事実を知っており、黎斗は世間へのこの口封じの意味も込めて大我にガシャットとドライバーを渡したのかもしてませんね。
続いては鏡飛彩。
黎斗に話をつけに行った際、飛彩は大我を「自分の大事なものを奪った男」と称しています。
5年前の「ゼロ・デイ」での出来事が真実ならば、その「大事なもの」というのはバグスターに感染した飛彩の家族or友人で、大我が救えなかった(or救わなかった?)から飛彩が彼をよく思っていない理由になっていそうです。
そして最後に、バグスターの感染を広める幹部、グラファイトとも浅からぬ因縁を持っています。
そしてパラドからも、誰が一番多くガシャットを集められるかを競うゲームを持ち掛けられ、大我もこれに応じます。
このやり取りを見て、グラファイトとパラドは大我の弱みを握っているように見えるのは私だけでしょうか?
グラファイトはゼロ・デイに大我が救えなかった飛彩の大切な人がバグスターに感染したことで誕生したのではないかと推測しています。
しかし実は完全に実体化しておらず、彼(or彼女)を救いたければ指示に従えというように、いわば人質を取られている状態なのでは?と思っています。
…とは言うものの、医師としての使命よりも刺激的なゲームを優先する危険な性格やプレイスタイルから、大我が情に目覚めるということはやはり考えにくいと思いますので、これが的中する確率は低いかと思われます。
激烈シューティングバトル!
そして何より今回一番の見どころはなんといっても、敵味方入り乱れての大乱闘スマッシュブラザーズではないでしょうか。
物陰に隠れながら敵を倒し、ボスに挑むという流れは人気ガンシューティングゲームの「タイムクライシス」シリーズを思い出しました。
まさにシューティングゲームらしく、次から次へと出現してはライダーに襲い掛かるバグスターウイルスたちを撃破していましたね。
スナイプとバグスターとの激しい銃撃戦も見応えがありましたし、何より最終回でもないのに火薬をふんだんに使って大爆発も起こっていましたし序盤にもかかわらず迫力満点の戦闘シーンでしたね。
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…ところで、この戦いで、ポッピーピポパポが「ライダーゲージがゼロになると死んでしまう」とさらっと怖いことを言っていましたね。
ということは龍騎や鎧武みたいに敗北したら命を落とすとかそういう展開になってしまうんでしょうか…?
となると蟹さんや初瀬ちゃんのように早期に退場してしまうライダーが出る可能性も…?
そして、「バグスターを先に倒した方が相手のガシャットを奪える」という勝負に負けてしまった永夢はマイティアクションXのガシャットを大我に奪われてしまった。
放送開始3回で早くも主人公が変身できなくなるという異例の事態になってしまいましたが、このピンチ果たして天才ゲーマーはどう乗り越えるのか?
今回は超刺激的で危険なゲーマードクター「花家大我」が登場したことでドクター同士のぶつかり合いがさらに激化し、見ごたえのあるアクションやドラマが展開されたように感じました。
次回、以前からライダーのバグスターをのぞき見している監察医がついに参戦!
仮面ライダーエグゼイド 第2話感想
第4話感想