都内で大規模な地盤沈下が発生!
その裏では、土塊の魔王の復活がかかわっていた?
というわけで、ウルトラマンオーブ第2話「土塊の魔王」の感想を書いていきたいと思います。
土に沈む街
今回、SSP(Something Search People)が追っていたのは、謎の地盤沈下により沈む街。
実はこの怪現象には特定の法則があり、例のあの古文書(名前忘れた)によれば赤い角の巨人により怪獣が封印され、東京4か所のパワースポットに流れる龍脈によりその怪獣の封印を守り続けていた。
しかし4か所のパワースポットが地盤沈下により破壊されたことで龍脈が乱れ、土ノ魔王獣マガグランドキングが復活してしまった!
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マガグランドキングは元ネタの影響もあってか強靭な肉体と強力なビーム光線を武器にオーブを追い詰める。
しかしビームが「鏡に反射する」ということに気付いたオーブの機転により、鏡のバリアでバリアを跳ね返されて大ダメージを受け、そこにスぺリオン光線を打たれ倒されました。
もっとも、戦いが終わった後はビルが穴だらけで思わず「バカヤロー!!」と叫びたくなるくらいの荒れっぷりでしたけどねw
ミニチュア撮影最高
と、ここで前回の感想記事で語ることができなかったことをいくつかここで書いていきたいと思います。
それとはずばり、「ウルトラシリーズのミニチュアはクオリティが高い」ということ。
もちろん普通の撮影で再現できない光線とかはCG等で再現していますが、できる限りそのようなものには頼らずにそのままの映像を撮影しようとするその心意気が伝わってきたような気がしました。
ウルトラマンや魔王獣が戦うときに土煙が舞ったり、路上に止められていた小さな自転車が倒れたりオフィスの内側も細かく造形がしてあったりととにかく円谷プロの特撮クオリティの高さには驚かされるばかりでした。
それと話はそれますが、オーブスペシウムゼペリオンに変身、登場する時のエフェクトが初代マンとティガの登場シーンを合わせて2で割ったような演出になっていたのも個人的に好きです。 さすが歴代ウルトラマンをオマージュしているだけありますね。
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ジャグラーの野望
そして今回は、魔王獣を陰で操る謎の男「ジャグラスジャグラー」の野望の一部がちらっと垣間見えた回でもありました。
どうやら彼はこれまでウルトラ戦士に倒された怪獣のカードを使うことで魔王獣を封印から解放していることが明らかになりました。
そして彼もまたクレナイガイ/ウルトラマンオーブのことを知っているようで、お互い浅からぬ因縁を抱えている様子。
ガイが倒された魔王獣からウルトラマンのカードを手に入れるのと同じく、ジャグラーもオーブに倒された魔王獣のカードをゲットしていることも分かりました。
要するにジャグラーはオーブと魔王獣を利用して何やらよからぬことを企んでいるようですが、一体何をしでかそうとしているのでしょうか?
前回の記事でも書いたいかにも悪そうな顔つきのウルトラマン(?)と何か関係していそうですが、魔王獣のカードをすべてそろえることで最凶最悪の闇の巨人に変身する力を得ようとしているとも考えられそうですね。
今日の魔王獣
今日ウルトラマンオーブと闘ったのはマガグランドキング。
ウルトラマンメビウスが封印していた「土ノ魔王獣」で、4か所のパワースポットが破壊され、彼の力を封じていた龍脈が乱れたことで復活を果たした。
多くの視聴者が気付いたかと思いますが、今回の魔王獣はかの有名な「グランドキング」がモチーフとなっています。
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超合体怪獣グランドキングといえば、映画「ウルトラマン物語」に登場した怪獣で、ウルトラ6兄弟(ウルトラマン、セブン、ゾフィー、ジャック、エース、タロウ)をものともしない強敵として描かれ、そのかっこいい造形も相まって人気怪獣の1匹になりました。
「ウルトラシリーズ放送開始50周年」というだけあって歴代ウルトラ怪獣をオマージュした魔王獣が登場したわけですが、これからも様々なウルトラ怪獣をモチーフにした魔王獣が登場しそうなので今から楽しみです!
総括
今回のウルトラマンオーブ第2話は、第1話の内容を更に掘り進めたような内容だったと思います。
相変わらずのミニチュア撮影のクオリティの高さには大人でありながらしびれました。 これを最終話までずっと続けてほしいですね。
そしてジャグラスジャグラーの野望の内容やガイとの因縁もわずかながら明かされました。 果たして彼のたくらみとはいったい?
次回、魔王獣の力で水が臭くなった?
そして登場新フォーム「バーンマイト」!!
第3話「怪獣水域」
お楽しみに!!
第1話感想