さて、今まで続いたウルトラシリーズまとめ記事もいよいよ最終回を迎えました。
相変わらずのざっくりした説明ですが、最後の最後まで楽しんでご覧いただけると幸いです。
ウルトラマンマックス
前作「ネクサス」が視聴率不振であまりヒットしなかったため、マックスは逆に「原点回帰」をテーマとして制作された。
具体的に言うと、歴代のウルトラ怪獣が登場したり(もちろんオリジナルの怪獣も登場)、OPで怪獣のシルエットが登場したり最後に登場怪獣の名前が表示されたり昭和ウルトラマンを意識した作風になっている。
「ウルトラマンマックス」は「最強・最速」をキャッチコピーとし、設定上はM78星雲光の国出身となっている。
主な登場怪獣(オリジナル):溶岩怪獣グランゴン、冷凍怪獣ラゴラス、高速宇宙人スラン星人、完全生命体イフ、宇宙化猫タマ・ミケ・クロ(うろ覚え)、幻影宇宙人シャマー星人、機械獣ギガバーサークほか
〃(歴代):宇宙怪獣エレキング、どくろ怪獣レッドキング、磁力怪獣アントラー、宇宙恐竜ゼットン、古代怪獣ゴモラ、対話宇宙人メトロン星人ほか
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ウルトラマンメビウス
ウルトラシリーズ生誕40周年記念作品。
マックスの原点回帰という要素を更に掘り下げ、80以降の25年間怪獣が出現しない世界を舞台とし、光の国の宇宙警備隊のルーキーであるメビウスが地球に降り立ち怪獣たちと闘うというストーリー。
歴代の怪獣のデータが保存されている、光の国のウルトラマンが存在していた世界観など、ウルトラファンならだれでも楽しめる内容になっている。
更に歴代昭和ウルトラマンもゲスト出演するという40周年にふさわしい超大作となった。
マックスよりも歴代怪獣の登場回数が多く、そういう意味でもお祭り的な作品ともいえるだろう。
主な登場怪獣:宇宙斬鉄怪獣ディノゾール、地底怪獣グドン、火山怪鳥バードン、健啖宇宙人ファントン星人、高次元捕食体ボガール、宇宙剣豪ザムシャー、宇宙海人バルキー星人、異次元超人巨大ヤプール(亡霊体)、ミサイル超獣ベロクロン、無双鉄神インペライザー、光波宇宙人リフレクト星人、暗黒四天王豪将グローザム、謀将デスレム、知将メフィラス星人、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人ほか
ウルトラマンゼロ
映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」にて初登場したウルトラマン。
彼のみメインのテレビ番組を持たない代わりに、ウルトラシリーズのあれこれを紹介する「ウルトラマン列伝」のナビゲーターや各種映画やミニドラマで活躍している。
ウルトラセブンの息子で、光の国の力の源であるプラズマスパークに手を出してしまったことで心身ともに鍛えなおすためにレオ・アストラ兄弟の師事のもと修行の日々を過ごした。
その後は光の国を破滅の危機に追い込んだ「ウルトラマンベリアル」(史上初の光の国出身の純粋な悪のウルトラマン)を撃破し、光の国を救った。
しかし「超決戦! べリアル銀河帝国」にて再びべリアルと激突。
本作と外伝作品「キラーザビートスター」にてミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボット、ジャンナインと「ウルティメイトフォースゼロ」を結成、今日も宇宙の平和を守っている。
他のウルトラマンとは違う異色の経歴で生まれたウルトラマンだが、後のテレビシリーズや映画にもゲスト出演しているので、今では立派な歴代ウルトラ戦士の一員と呼べるだろう。
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ウルトラマンギンガ
円谷プロ創立50周年記念作品。
「新ウルトラマン列伝」内で放送された作品で、シリーズ史上初の高校生が変身&防衛チームが登場しない作品(続編のギンガSには登場した)。
本作最大の売りは、スパークドールズと呼ばれるソフビに付いているライブサインを読み込むことで、歴代ウルトラマンや怪獣にチェンジ・召喚できる「ウルトライブ」。
簡単に言えば、仮面ライダーディケイドやゴーカイジャーのウルトラ版といったところか。
本作以降、ウルトラ戦士や怪獣の力を使って戦う方式が主流となる。
マックスやメビウス同様歴代ウルトラ怪獣が登場するが、ネクサスのダークザギやティガダークなどファンならニヤリとするキャラ選択がなされている…と思う。
「ギンガ」放送後は続編「ウルトラマンギンガS」が放送開始、新たに「ウルトラマンビクトリー」が登場した。
ウルトラマンX
「サイバー感のあるウルトラマン」をコンセプトとし、どこか人工的な外見を持つウルトラマン。
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前作のキーアイテムであったスパークドールズが登場するほか、サイバーカードを使いサイバー怪獣と「ユナイト」することでパワーアップするという今までにない設定が作られた。
「ウルトラマンコスモス」のように「怪獣や宇宙人との共存」をテーマにしており、主人公大地の目標でもある。
メビウスと同じくウルトラマンのゲスト出演回もあり、こちらは平成ウルトラマンとの共演がメインとなっている。
おまけ ウルトラマンリブット
これはおまけ。
USAやグレート、パワードと同じ海外ウルトラマンで、マレーシアで放送された3DCGアニメ「ウピンとイピン」に登場するウルトラマン。
彼もれっきとした円谷公式のウルトラマンであり、「新ウルトラマン列伝」最終回にも一瞬だが登場している。
ウルトラマンオーブ
今年7月9日に登場する新たなるウルトラマン。
シリーズ50周年記念らしく、ウルトラマンの力を秘めた「ウルトラフュージョンカード」を2枚オーブリングでスキャンすることで変身する斬新な設定なウルトラマン。
某仮面ライダーのように2枚のカードの組み合わせ(例:初代マン+ティガ=スペシウムゼペリオン、タロウ+メビウス=バーンマイトetc.)で様々な形態に変身できる模様。
「新ウルトラマン列伝」は今週惜しまれながらも放送終了したため、オーブからは独立した番組として放送される予定だ。
以上、歴代ウルトラシリーズをかなり簡単ですが振り返ってみましたが、いかがでしたか?
この50年間多くの人に夢と希望を与えてくれたウルトラマンたち。
次のオーブではいったいどんな展開を見せてくれるのでしょうか? とても楽しみです。
ウルトラシリーズまとめ