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ズートピアビジュアルガイドレビュー2 キャラクターいろいろ解説

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どうも、いまだにズートピア熱の冷めないカメさんです。

 

映画見てからそろそろ1か月くらいたちそうなんですけど、まだまだはまっています。

 

そんな私なので今回もズートピア関連の記事を書きたいと思います。

 

 

今回のテーマは『キャラクター解説』。 ズートピアに登場する個性豊かなキャラクター達を誕生秘話や小ネタなどを交えて紹介したいと思います。

 

名前が判明している主なキャラクターはほぼ全部乗せたのでかなり長いですが、ゆっくり読んでいただけると幸いです。

 

 

 

ジュディ・ホップス

 

ズートピアのキャラクター解説、まずは本作のヒロインジュディ・ホップスから始めなければならないでしょう。

 

 

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ジュディのコンセプトはずばり「優しくて強いうさぎ」。 果敢に犯罪者に立ち向かうたくましいうさぎを意識して制作されました。

 

「優しくて柔らかいけどか弱い」という一般的なウサギのイメージを覆すべくデザイン面でも様々な工夫がなされました。

 

 

ももは腕は大きくがっちり、モフモフしすぎて弱々しく見えないようにあえて毛皮で隠さず目立つようデザインしたそう。

 

 

また眼の色も、試行錯誤の結果、グレーの毛皮に対し活発に見えるヴァイオレットが採用された。

 

 

またモチーフがウサギというだけあって音をキャッチすると耳が反応したり、イライラしていると足をトントン鳴らしたりといった本物と同じようなしぐさも見せました。

 

 

ニック・ワイルド

 

続いてはもう1人の主人公、ニック・ワイルドの解説です。

 

 

「sly as a fox」(狐のようにずる賢い)という言葉があるように人を騙すことに長けている夢を忘れた狐

 

 

ニックは耳やしっぽなどのパーツで感情を表現し、人間と同等の知能を手に入れた動物でもなるべく人間っぽくならないようにデザインされたそうです。

 

 

ズートピアファンの皆さんはご存知のように、当初はニックが主人で企画が進められていました。

 

企画時点でのニックはラスベガスのようなエンターテイメントの町にいそうな詐欺師という設定で、映画でのラフな服装とは対照的に洒落たスーツを着こなし秘密の遊戯施設を運営しているというキャラクターが考えられていました。

 

しかしストーリーの大幅変更に伴い主人公がジュディに変更されたことで、映画のようなだらしない外見のニックが誕生したとのことです。

 

 

またニックの外見は、キツネつながりでディズニー映画「ロビンフッド」のロビンの影響を受けたとされています。 確かにどちらも緑っぽい服を着て、あえて悪人の道を歩んでいるアウトローという共通点を持っていますね。

 

 

フィニック

 

ニックの詐欺仲間のフェネックギツネ。

 

見た目は赤ん坊のように小さく愛くるしいが、こう見えて40代でかなり短気で荒々しい性格。 世界に不満を抱えているらしい。

 

強面だがコミカルな要素を生かすため、現実のフェネックとは逆のイメージでデザインされた。

 

いかついがジュディにしてやられたニックを見て大笑いしたり、(描写はないが)ジュディのためにニックを探してあげたりと意外といいやつ。

 

 

 

デューク・ウィーゼルトン

 

何かといろいろ悪いことをやらかしている泥棒のイタチ。

 

主な悪事は高く売れる「夜の遠吠え」の球根を盗むこと、ズートピア世界の映画の海賊版DVDを売ることなど。

 

 

ウィーゼルトンはかわいらしい小悪党というイメージで、ずばり「一度感電したのに死ななかった」感じでデザインしたそう。

 

 

フラッシュ

 

免許センター(DMV)で働くナマケモノの職員。

 

その名の通り作業スピードは職場最速だが、そこはナマケモノ

 

とてつもなくスローなのでイライラする利用者が後を絶たない、らしい。

 

そんな彼だが実はスピード狂でスピード違反で捕まりかけたこともある。

 

 

リッチ・ムーア監督曰く、海外の友人からDMVの仕事の遅さはあんな感じだといわれたそうです。

 

 

ベンジャミン・クロウハウザー

 

ズートピア警察(ZPD)の受付係のチーター。

 

チーターのイメージに合わないくらい気さくで明るい性格で、ポップスターのガゼルや甘いもの、特にドーナッツに目がない。

 

 

基本的にズートピアのキャラクターは基本的にモデルとなった動物の特徴を取り入れるものですが、クロウハウザーの場合は甘いもの好きというキャラを再現するため現実のチーターとは違いぽっちゃりしたキャラクターとなりました。

 

クロウハウザーの模様は適当ではなく計算して配置されているそうです。

 

ちなみにこのぶち模様の中に隠れミッキーがいます。 ぜひ探してみてください。

 

 

ボゴ

 

ズートピアの平和を守るZPDの署長の水牛。

 

警察官は自分と同じように大きくてタフな動物がなるものだと思っており、小さなジュディを最初は見下していた。

 

 

一見すると頑固で厳格な鬼教官といった感じだが、いったん実績を上げれば助言をしてあげたり、時折ジョークを飛ばしたり、実はガゼルの大ファンだったりとただの堅物にならないように工夫されてますね。

 

 

製作チームは実際に水牛の群れを観察し、鋭い視線やどこまでも追いかけてくる視線の恐怖からボゴ署長の鋭いまなざしが生まれたそうです。

 

コンセプトアートでは片方の角が折れており、これまで凶悪な犯罪者と闘い続けた百戦錬磨の警察官というのが見てわかりますね。

 

 

レオドア・ライオンハート

 

ズートピアの市長を勤めるライオン。

 

ズートピアではだれでもなんにでもなれる』というスローガンを作ったのも彼で、どんな動物でも仲良く暮らせると信じている。

 

百獣の王らしくそのカリスマ性と威厳でズートピアをまとめているが、副市長のベルウェザーをこき使ったり「Smellwether」(吹き替え版では「クサイウェザー」)と冗談半分で読んだりとややそんざいな面も目立つ。

 

デザインイメージは、やはり頂点に立つということで「ライオンキング」のムファサ

 

ライオンのトレードマークであるふさふさのたてがみは常に動いているように描くのはかなり大変な作業だったそうです。

 

 

ドーン・ベルウェザー

 

ライオンハートと共にズートピアを支える羊の副市長。

 

副市長と名乗ってはいるものの、実際には秘書でライオンハート市長の周辺の世話やらをやっているだけ。

 

草食動物らしく気が弱く、ほとんど自分の意見を言うことができないが、陰で怒りの炎を燃やしたり市長を「Lionfart」(吹き替え版は「ライオナラ市長」)と呼んだり(この後大変なことになったらしい)ひそかに反抗することも。

 

自分と同じ境遇のジュディを何かと気遣い、陰ながらサポートするが…?

 

 

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ベルウェザーのモチーフは、「メイク・マイン・ミュージック」や「優しいライオン ランバート」などのディズニー短編に登場する羊がモチーフ。

 

それに加え、実在する女優であるティナ・フェイ氏とマリア・バンフォード氏のイメージも加わっています。

 

 

ミスタービッグ

 

寒冷地区であるツンドラタウンの裏社会を牛耳る犯罪組織の首領

 

ホッキョクトガリネズミなので名前に反して体は小さいが心はでっかい

 

 

元ネタはかの有名なマフィア映画「ゴッドファーザー」で、主演俳優のマーロン・ブランドを擬獣化したイメージらしいです。

 

彼が非情な性格ながらも恩のある相手には義理を貫き通すのもうなずけますね。

 

 

フルー・フルー

 

ミスタービッグが目の中に入れても痛くないほどかわいがっている愛娘。

 

結婚を間近控えており、リトル・ローデンシアにてジュディに助けられて以来彼女と友人関係になる。

 

 

コスロフ

 

ミスタービッグ率いる犯罪組織に所属するホッキョクグマで、その巨大な体躯を生かしたボディーガードを生業とする。

 

犯罪組織らしくその外見はいかついが、設定ではモリスという一人息子がいる。(本編未登場だが、未公開シーンでは登場している)

 

 

ちなみに現実のホッキョクグマも彼らのように後ろ足で立ち上がる時があるみたいです。

 

 

マンチャス

 

ミスタービッグのお抱え運転手であるジャガー

 

車に乗せていたオッタートンが急に凶暴化する瞬間を目の当たりにしている。

 

マンチャスの家の内装はインフォレスト地区や自身の性格に合うように水が滴り、汚れている。

 

 

ヤックス

 

「ミスティック・スプリング・オアシス」というナチュラリストのためのクラブで働くヤク。

 

ナチュラリスト」とは動物は動物らしくあるべきだという考えを持つ者のことで、彼らは服を着ず全裸で、せっけんで体を洗ったりもしない

 

 

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ステュー&ボニー

 

バニーバロウに住むジュディの両親

 

年頃の娘を持つ親らしく(?)かなりの心配性で、ズートピアの警察官になることに不安を隠せなかったり、キツネ除けグッズを持たせようとする。

 

書いていて気づいたんですが、こういう心配性なところは「ファインディング・ニモ」のマーリンに似ていますね。

 

 

でもその気にかけてくれる性格もジュディを愛しているが故のことなのでとても優しい両親ですね。

 

 

ギデオン・グレイ

 

ジュディと同様バニーバロウに住む狐。

 

本人曰く自分に自信が持てなかったらしく、ウサギのくせに警察官を夢見るジュディをいじめる。

 

おそらく自分と違って背の丈に合わない夢を持っていたジュディを妬ましく思ったのでしょうね。

 

 

しかし大人になった後はパティシエになり、ホップス一家とパートナーとなっておいしいパイを焼いている

 

このころには昔と違って性格は丸くなり、あの時ひどいことをしてしまったジュディに謝罪した。

 

 

ビジュアルガイドには解説が載っていないキャラクターですが、個人的に大好きなキャラクターだったので解説を書いてみました。

 

 

オッタートン夫妻

 

突如野生化し行方不明になったカワウソのオッタートンとそんな彼を愛する妻。

 

夫人曰く夫は間違いを犯したことはないらしく、野生化した彼を見た時にはショックを隠せなかった。

 

現実のカワウソはイタチよりも大きく、強靭な筋肉を持っているが、オッタートン夫人の場合はか弱さを再現するためあえて首と手首を細くデザインしたそうです。

 

 

ガゼル

 

ズートピア人気ナンバーワンのポップスター

 

映画の主題歌である「Try Everything」は彼女の持ち歌で、草食動物のレイヨウでありながら肉食動物のトラがバックダンサーであるなど「誰でもなんにでもなれる」というズートピアのスローガンを体現したかのようなキャラクター

 

 

担当声優であり主題歌を担当しているShakiraの特徴をそっくりそのまま取り入れ、捕食者と非捕食者が共存するズートピアを愛する大人気のポップスターが誕生した。

 

 

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以上、ズートピアの個性豊かなキャラクター達を解説してみました。

 

やはりズートピアは、主人公はもちろんサブキャラはほんの数分しか出番のないキャラクターにも魅力があって好きになれるところがいいですよね。

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

次回もバッチリミナ~♪

 

 

ベルウェザーの原点? 優しいライオン ランバート

 


Lambert the sheepish lion 優しいライオンランバート

 

 

 

 

 

 

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