今回はスーパー戦隊シリーズ作品まとめの第2弾です。
第2弾では『光戦隊マスクマン』~『激走戦隊カーレンジャー』までの10作品をまとめました。
楽しんで見ていただけると幸いです。
第1弾
光戦隊マスクマン
いろいろと新たな要素たくさん詰め込んだシリーズ11作目。
何かとSFチックな要素が多かった戦隊に、「オーラパワー」と「拳法」という今までにない要素を取り入れた。
また、別名「戦隊版ロミオとジュリエット」と呼ばれており、レッドマスクに変身するタケルと敵幹部のイアル姫の禁断の恋模様も描いている。
また巨大ロボは、史上初の5機合体ロボ「グレートファイブ」が登場、以降の作品でも1人1つのメカを操縦するのが主流となる。
敵組織は地底帝国チューブ。 地底世界にて建国された、地底王ゼーバ率いる軍事国家で、地上世界への侵攻が目的。
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超獣戦隊ライブマン
第12作品目にしてシリーズ生誕10周年記念作品。(当時ゴレンジャーとジャッカーはシリーズに含まれていなかったため)
サンバルカン以来久しぶりの動物モチーフの戦隊。
主人公たちの通う「科学アカデミア」の学友が地球支配をもくろむ悪の組織に寝返り、ライブマンの3人はかつての友である彼らと闘う羽目になってしまう。
3人戦隊ではあるが、中盤で2人追加され5人戦隊となった。
『仮面ライダーゴースト』に出演中の西村和彦さんの俳優デビュー作でもある。
1号ロボ「ライブロボ」は3機合体ロボであるが、2号ロボのライブボクサーと合体し『スーパーライブロボ』となる。 初めてロボ同士の合体(いわゆるスーパー合体)を成し遂げたロボである。
敵組織は武装頭脳軍ボルト。
「世界は優れた天才のみが支配するべき」との考えを持つ組織で構成員の一部はかつて科学アカデミアの生徒であった。
首領の大教授ビアスを演じるのはフラッシュマンにも出演した中田譲治さん。
高速戦隊ターボレンジャー
平成元年に放送されたシリーズ13作目。
本作は、乗り物モチーフ&戦隊メンバーが全員高校生という初の試みがなされ、アクションバトルと青春ドラマを両立させたストーリーが特徴。
また、本作の第1話はバトルフィーバーからライブマンまでのすべての戦隊ヒーローが総出演するという豪華な内容になっている。
敵組織は暴魔百族。
2万年前、人間と妖精に敗れ封印されていたが、地球環境の悪化により復活。
再び地球侵略を開始するが、中盤で流れ暴魔のヤミマルとキリカにより組織がほぼ壊滅状態に追いやられてしまうというまさかの展開を迎える。
地球戦隊ファイブマン
シリーズ14作目。
前作は高校生戦隊だったが、今作は5人全員兄妹で小学生の先生という設定。
男女で変身アイテムが異なる唯一の戦隊であり、CMでは男の子と女の子の両方が出演していた。
また、史上初の強化装備「ファイブテクター」が登場。
敵組織は銀帝軍ゾーン。 これまで999の惑星を滅ぼしてきた異星人集団で、1,000個目のターゲットとして地球を選んだ。 なんだかデスガリアンに似てるな。
初めての悪の戦隊「銀河戦隊ギンガマン」が登場した。
鳥人戦隊ジェットマン
シリーズ15作目。
シリーズのマンネリ化により打ち切りの危機が迫っていたため、ジェットマンでは「仲間同士の恋愛三角関係」というまさかの設定がなされた。
昼ドラと見間違うほどのドロドロの恋愛劇に、「戦うトレンディドラマ」とまで呼ばれる始末。
しかしこの斬新な設定により戦隊シリーズは息を吹き返し、次作以降も個性的な作品が続くことになる。
敵組織は次元戦団バイラム。 4人の幹部により構成され、それぞれが主導権を握るべく地球での侵略活動を進める。
幹部は戦隊史上1,2位を争うほど仲が悪いことでも有名。
恐竜戦隊ジュウレンジャー
シリーズの大きな転換期となった第16作目。
これまでの戦隊とは対照的に、恐竜、神と悪魔、伝説の戦士といったRPGによくありがちな要素を取り入れたファンタジー戦隊。
巨大戦力である守護獣も機械ではなく神という設定になっている。
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史上初の6人目の戦士の登場、海外ではパワーレンジャーシリーズとしてリメイクされるなど、後の戦隊のお約束を多く作り出した。
敵組織はバンドーラ一味。 惑星ネメシスに封印されていたが、宇宙飛行士によって封印が解かれた。
組織自体はアットホームな雰囲気で、幹部間の中も良好で下剋上も起こらなかったりと前作のバイラムとは正反対な組織。
魔女バンドーラを演じるのは特撮の名悪役こと曽我町子さん。 サンバルカン以来のレギュラー出演です。
五星戦隊ダイレンジャー
シリーズ第17作。
当時大流行していた格闘ゲームをモチーフとして、「拳法アクション」を売りにした戦隊。
とにかく切れの良いアクションが特徴で、名乗りポーズは真似が難解かつかっこいい。(終盤の素面名乗りは一見の価値あり)
追加戦士のキバレンジャーはなんと小学生。 史上最年少の戦隊ヒーローが登場した。
敵組織はゴーマ族。 ダイ族と共にダオス帝国を建国した妖力使いの部族。
ゴーマ怪人を送り込み、帝国再建のための侵略活動を進める。
ベーダー一族以来の、構成員が全員顔出しの組織である。
忍者戦隊カクレンジャー
シリーズ18作目。
ファンタジーのジュウレンジャー、拳法のダイレンジャーときて次に来たのは忍者戦隊。
忍者戦隊の名の通り全体的に和風な雰囲気(一時期落語家の三遊亭圓丈さんがナレーションを担当したこともある)だが、英語の文字が飛び出す、敵の妖怪がアメリカンなデザインとただの和風モチーフでないところが面白い。
また、長年レッドがリーダーであったスーパー戦隊において、初めてレッド以外がリーダーになった初の戦隊である。
6人目のニンジャマンは、初めて人間体を持たない戦士。 青二才とののしられるとサムライマンに変身する。
敵組織は妖怪軍団。 先述の通り妙にアメリカチックな姿をしているが、これは現代に合わせて進化した姿らしい。
当初は首領に相当する幹部がおらず統率のない組織だった。
超力戦隊オーレンジャー
シリーズ19作品目。
ゴレンジャー放送20周年記念作品と銘打っているだけあって宮内洋さんが出演、カラーリングもゴレンジャーと同じ、マスクから武器を取り出すなどオマージュが多い。
スーパー戦隊VSシリーズが始まったのも本作から。(当時はVシネマだった)
敵組織はマシン帝国バラノイア。
バッカスフンドが6億年前に超力使いの戦士に敗れたのち、バラノイア星にて建国したマシンの帝国。
歴代シリーズの中でもトップクラスの戦力を誇り、一般怪人はおろか戦闘員ですら苦戦するレベル。
なんと終盤ではオーレンジャーを倒し、半年間とはいえ地球制服に成功したというまさかの快挙を成し遂げた。
激走戦隊カーレンジャー
シリーズ放送1,000回目を突破した第20作目。
ターボレンジャー以来2回目の車モチーフの戦隊。
メインライターを浦沢直樹さんが担当したせいかコミカル要素の強い(というか最初から最後までギャグシーンの連続)作風となった。 前作とは真逆である。
最終回はおろかスピンオフやゴーカイジャーでもほぼ同じような感じ。
敵組織は宇宙暴走族ボーゾック。
様々な星を暴走しては花火のごとく爆発させる荒くれ者たち。
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…と書けばまともな敵組織に聞こえるが実際はバカの集団も同然。
序盤こそ悪の組織らしく暴れまくるがそれ以降は下らない理由で荒くれ者たちをチーキュ(地球)に行かせる。
なぜか全員「芋長の芋羊羹」を食べると巨大化する特異体質の持ち主である。
本日はここまで! 次回は私の大好きな『電磁戦隊メガレンジャー』から解説します。