どうも、ゴールデンウィークだけど特に何もすることを決めていないカメさんです。
何もすることが無いのでとりあえずポケとるとポケモンピカチュウを進めるつもりです。
今回は、今月末から発売された『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』の感想を書いていきたいと思います。
例のごとくあらすじとかネタバレ満載の内容なので、未視聴の方は閲覧にご注意ください!!
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チェイスの苦悩、そして決断
今回のストーリーは、復活したロイミュード051の強盗事件で負傷した田村日奈子を助けたところから始めます。
大けがをして満足に動けない日奈子に変わり、チェイスが弟の洋の面倒を見るというが、無表情で不愛想なチェイスを見ても洋はなかなか心を開いてくれない。
人間の感情が無く悩むチェイスの前に現れたのは「エンジェル」と名乗るロイミュード。
彼女から与えられた「フェザーサーキット」と呼ばれる金色の羽根型の装置によって人間の感情を与えられ、戦うこと以外での幸福を味わうチェイスであったが、プログラムが書き換えられてしまい仮面ライダーへの変身が不可能になってしまう。
それでもエンジェルから与えられた「ライノスーパーバイラルコア」の力で「超魔進チェイサー」に変身することで戦闘ができたものの、フェザーサーキットがコアと融合を開始し、エンジェルの望む「究極の平和」に逆らう行為、すなわち戦うことができなくなってしまう。
自身が欲していた人間の感情が手に入ったことでこれまでにない満足感を得て、機能停止の一歩手前までさしかかるが、「生きとし生けるものすべてを守るために戦う」という、仮面ライダーである自分の使命を思い出し、何と無理やりサーキットを引き剥がし復活、エンジェルを撃破した。
人間の感情を得るという束の間の夢を見たチェイスは、葛藤の末「人間に好かれる必要はない。 自分が人間を愛していればそれでいい」という結論に至った。 かっこいい。
人であらざる者が人間らしさに憧れ、自身のあり方、そして使命に悩み葛藤するその姿は、まさに『仮面ライダー』と呼ぶにふさわしい姿だと思いました。
個人的に、『仮面ライダーチェイサー』は平成ライダーの歴史上もっとも仮面ライダーらしいと思いました。
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ロイミュードたち
続いては、今作に登場した主なロイミュードについてまとめます。
詳しい解説については各ロイミュード一覧記事にて解説しますのでこちらも併せてごらん下さい。(最後に一覧記事へのリンクあり)
エンジェル
スパイダー型ロイミュード099が精神科医の羽佐間(はざま)翔子(漢字間違ってたらごめんなさい)をコピーしたことで進化したロイミュード。
その名の通り天使のような姿をしており、上述の金色の羽根をロイミュードや人間に埋め込むことで人間の感情を与え、至上の幸福感を与えることができる。
自身の体にも羽根を埋め込んでおり、これにより幸福の感情が頂点に達したことで超進化を果たしている。
彼女の目的は、全てのロイミュードや人間の心を満たすことで争いの無い「究極の平和」を実現することであった。
がしかし、「ロイミュードと人間の共存」、ひいては「平和の実現」というのは建前で、心の奥底では全ての生命体の心を満たし機能停止させることで支配下に置く野望を秘めていた。
この思想にはさすがのハートも難色を示しており、ブレンとともに敵とみなしている。
051
テレビ本編第3話「彼女の笑顔を奪ったのはだれか」にて、銀行強盗をしたとして魔進チェイサーに処刑されデータに還元されたロイミュード。
実はグローバルフリーズ時にも強盗を働いており、今回も相変わらず金に対する執着が強い。
077
051と同じ強盗犯をコピーしたロイミュード。
こちらは風都に潜入し、ガイアメモリ(ビーストメモリ)を手に入れていたが、メモリを使用した際に機能停止し、風都と東京の境界線で倒れてしまった。
風都署の刑事、再び
そしてこの作品のもう1つの見どころと言えば「照井竜/仮面ライダーアクセル」との共演である。
同じく刑事で仮面ライダーで、放送開始当初から「似ている」と話題になっていたアクセルとまさかの共演。
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ここでは051がコピーした人間(実際は077が化けたもの)が風都と東京の境界線で倒れており、どちらが捜査するかでもめている場面で登場、ドライブやマッハと共に077が変身したビースト・ドーパントを撃破しました。
「俺に質問するな」、「振り切るぜ」、「絶望がお前のゴールだ」といった決め台詞は健在。
で、照井ファンが一番気になっている(と思われる)所長との結婚生活なんですが、相も変わらず夫婦円満のおしどり夫婦で、なんと最近第1子(女の子、名前は春奈)を授かっていたことが判明。 そんなこと私聞いてない!
普段は硬派で不死身でハードボイルドな竜ですが、愛しの娘が絡むと甘い笑顔を見せ、口調も思わず赤ちゃん言葉となる。
まとめ
というわけで、『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』の感想でした。
総括すると、チェイサーの苦悩、そして決断が長い時間をかけて描かれており、この一連の流れを見て「ああ、やっぱり仮面ライダーなんだな」と感じました。
チェイスがエンジェルの事件に関するすべての記憶を忘れてしまったのはちょっと救いが無いように感じましたが、そこもまた自身の苦悩を乗り越え戦う仮面ライダーらしさが出ていたのではと思います。
チェイスだけでなく、かつてロイミュードの友として行動を共にしていたハートも、彼を「かつての友」として行くべき道をさりげなく示してあげたり、久しぶりにギャグキャラではなく策士、そして忠臣としてのブレンを見ることができたりと、チェイスと同じと言っても過言ではないくらいの活躍を見せてくれたと思います。
ドライブ本編も最高の出来でしたが、Vシネマも負けず劣らずのクオリティで個人的には満足です。
今年11月ごろにはシリーズ第2弾「仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート」が発売されます。
マッハの活躍のみならずなんとあのハート様が仮面ライダーに変身するとのことなので、今からとても楽しみです!
ドライブサーガ関連のロイミュード解説記事