おととい22日(金)、フジテレビ系列の金曜プレミアムにてディズニー映画『シュガー・ラッシュ』が放送されました。
ディズニー大好きの私カメさんも、リアルタイムで見ましたが、いやあ面白かった!
というわけで今回は、シュガーラッシュの感想記事を書いていきたいと思います。
ところどころ内容のネタバレが含まれているかもしれないので、閲覧の際はご注意ください。
ゲームパロ満載
『シュガー・ラッシュ』(原題:Wreck-it Ralph)は人間たちの知らないゲームの世界が舞台となっており、とあるゲームセンターで大人気の「Fix-It Felix Jr.」というゲーム内で30年間悪役をやり続けているラルフが、ヒーローを夢見て自分のゲームを飛び出し大冒険をする物語。
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ゲームの世界を舞台にしているだけあって、随所にゲーム作品のオマージュがたくさん。
まずは冒頭のシーンでは、実際のゲームに登場した悪役キャラ(パックマンのグズタ、スーパーマリオのクッパ、ストリートファイターシリーズのベガとザンギエフ、ソニックシリーズのDr.エッグマンetc.)が数多く登場。
その他のシーンでも、私が知る限りではリュウ、ケン、春麗(ストリートファイターシリーズ)、ディグダグとプーカァ、Qバート、ソニック・ザ・ヘッジホッグが登場。
特にソニックは、劇中4度(カメさん調べ もっと登場している可能性あり)も登場しているうえに吹き替え声優はゲーム版と同じ金丸淳一さんという優遇っぷり。
その他にもキャンディ大王がコナミコマンド(上上下下左右左右BA)を入力していたり、エンドクレジットは様々なゲームのオマージュが隠されていたりと、もうゲーム好きのためだけに作ったんじゃないかと言わんばかりにネタが詰め込まれていました。
そもそもこの『シュガー・ラッシュ』自体、マリオカートが元ネタであることから、製作陣の並々ならぬゲーム愛が伝わってきますね。
言われてみればコースがアクロバティックだったり、アイテムボックスが置かれていたり、筐体も不思議と「マリオカート アーケードグランプリ」を彷彿とさせますね。
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緻密なストーリー構成
このように、ゲームネタを探すだけでも十分面白いシュガーラッシュなのですが、細かく作りこまれているストーリーも見どころの1つ。
序盤に張られていた伏線(ヴァネロぺの秘密、キャンディ大王の正体、サイ・バグとビーコンetc.)が終盤で一気に回収されていくその展開は圧巻の一言。
個人的にはラルフがヴァネロぺと行動を共にするうちに「皆に愛されるヒーローになるために本当に必要なものは何なのか?」という問いの答えを見つけ出していく過程が一番印象に残っています。
世界的大ヒットを記録したアナ雪と比べるとそこまで話題に上らなかったシュガーラッシュですが、私にとっては最高傑作だと感じました。
現実世界のゲーム作品のオマージュを差し引いても、ストーリー構成が複雑すぎず、なおかつベタで単純すぎるつくりでもなく、ちょうどいい塩梅でできているのでゲームが大好きな人もそうでない人も楽しめると思います。
続編製作中?
そして最後に嬉しいお知らせ。
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なんと、原語版にてラルフの声優を担当したジョン・C・ライリーさんのツイッターにて『シュガー・ラッシュ』の続編が製作されることが明かされました!!
これはファンには嬉しいサプライズですが、肝心のディズニーサイドでは現在情報は明かしていません。
もしこの情報が本当なら、是非とも見に行きたいものですね。
続編ということで、再びさまざまなゲームキャラが登場しそうですが、私の希望としては、「マリオ」、「ポケモン」、「ゼルダの伝説」、「ファイナルファンタジー」あたりから登場してほしいですね。
マイナーどころでは「スカルガールズ」からも誰か登場してくれたらいいかな、と思っています。(アメリカ生まれのゲームだし…)
まだ見たことない、という方はDVDやBlu-rayで是非ご覧になってみてください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もギロットミロー!
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