今月に最後のダウンロードファイター「カムイ」と「ベヨネッタ」が配信され、発売から1年以上たったにもかかわらずいまだ勢いが留まることを知らない「大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS/WiiU」(スマブラfor)。
今作ではダウンロードファイターを含め、史上最多の新規参戦ファイターが登場したわけですが、今回はファイターを中心にスマブラforが歩んできた軌跡を振り返っていきたいと思います。
3つの衝撃
スマブラ新作の製作を発表した1本の動画。
全てはここから始まりました。
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スマブラの最新作が発売されることがただでさえすごい衝撃だったのに、そこに『どうぶつの森』シリーズの主人公通称「むらびと」の参戦が明らかになったのはさらなる衝撃。
どうぶつの森はご存じほのぼのスローライフを楽しむゲームで、スマブラなどのアクションゲームとは無縁の存在。
ディレクターの桜井さんも「どう森をはじめとするアクションに向かなそうなゲームからは参戦させない」という旨の発言をしていましたが、そんな非アクションゲームの代表格からまさかの参戦が発表されました。
スマブラへの参戦でむらびとのイメージが180度変わったという人も多いのでは?
しかし桜井さんのサプライズがここで終わらないのがスマブラの恐ろしいところ。
2本目の動画では、皆さんご存知「ロックマン」がカプコンからのゲストキャラとしてスマブラへの参戦が発表されました。
ロックマンは国内外を問わず人気のゲームキャラなので、世界中で歓喜の声が上がったに違いありません。
有名なゲーム故に参戦希望も数多くあったのでしょうね。
そして3本目の特報動画では、エクササイズやヨガのできるゲームとして人気を博した「Wii Fit」シリーズより、Wii Fitトレーナーのまさかの参戦が判明しました。
これまた桜井さんが言っていたように、彼女(or彼)の参戦を予測していた人はほとんどいませんでした。
正直なことを言いますと、フィットレさん参戦の知らせを聞いた時には不安しかありませんでしたw
この時点でスマブラに似つかわしい新ファイターがロックマンしかいなくて、こんなんでちゃんと戦えるのかと、当時の私はただただ心配していました。
しかしよくよく考えてみれば、フィットレさんは有酸素運動やヨガのポーズのコーチを務める、運動の専門家のような人なのである意味スマブラに一番ピッタリなファイターだったかもしれませんね。
続々登場 新たなる挑戦者
この3人の新規ファイターの衝撃の参戦から始まり、この後も様々なファイターがスマブラに挑戦状を叩きつけてきました。
ロゼッタ&チコ(スーパーマリオギャラクシー)、リトルマック(パンチアウト!)、ゲッコウガ(ポケットモンスターX・Y)、パルテナ、ブラックピット((新)ヒカリ神話パルテナの鏡)、パックマン、ルフレとルキナ(ファイアーエムブレム覚醒)、シュルク(ゼノブレイド)、Mii(似顔絵広場ほか)、クッパJr.およびコクッパ7人衆(スーパーマリオシリーズ)、そしてダックハントと、
最新のゲームから昔懐かしいゲームまでいろんなゲームから参戦しており、こうやって見てみるとやっぱりすごい面子。
特に「ダックハント」は、『スマブラDX』から続いているレトロゲーム枠からの参戦なのですが、ゲーム&ウオッチやファミコンロボットの時と同様に参戦に驚いた人は多かった模様。
ダックハントというゲーム自体は、スマブラDXのフィギュアやメイドインワリオのプチゲームで知っていましたが、まさかスマブラに参戦するなんて思いませんでしたね。
聞けば、ダックハントは海外ではマリオに並ぶ絶大な人気を誇ったファミコンソフトで、彼ら(?)の参戦はある意味必然だったのかもしれませんね。
ダウンロードで奇跡の復活&参戦!
以上が、スマブラforで新たに参戦したファイターたち。
これで役者はそろったかと思いきや、まだ終わりではなかった。
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過去作で参戦したファイターの大部分は今作でも参戦を果たしたわけだが、中には惜しくも参戦を逃してしまったファイターもいました。
今作で登場する、ダウンロードではない基本ファイターはすべて出そろったため、参戦を逃したリストラ組は次回作まで持ち越し、かと思いきや…
インターネットを通じた有料のダウンロードコンテンツ(DLC)の一環として、ミュウツー(ポケットモンスター赤・緑)、リュカ(MOTHER3)、ロイ(ファイアーエムブレム 封印の剣)の復活が発表されました。
ダウンロード専用という制約はあるものの、かつてスマブラの舞台で輝いていたこの3キャラがまさかの復活を果たし、ファンを湧かせました。
特にロイに至っては、参戦したのがDXのみで、しかも同名のファイター(コクッパのロイ)がすでに参戦していたため復活の可能性はほぼ皆無と言われていたが、ここに奇跡の復活を果たしました。
もちろんDLCでの新規参戦ファイターも用意されており、そのメンツもとんでもなく豪華。
まずは、ストリートファイターシリーズよりリュウの参戦。
格闘ゲームの金字塔と呼ばれるストリートファイターより、シリーズの顔と言えるリュウがまさかの大乱闘に殴り込み。
「敵を倒すのではなく、吹っ飛ばす」のが目的のスマブラに、格闘ゲームの代名詞が参戦ということで、ファンの間に衝撃が走ったのは言うまでもありません。
モーション、サウンド、そしてシリーズの代名詞と言えるコマンド入力など、桜井さんのこだわりがこれでもかと詰め込まれたファイターなので、シリーズプレイ経験のある方は是非使いこなしてみては?
続いては、「ファイナルファンタジーⅦ」よりクラウド・ストライフ参戦!
これまで様々な他社キャラが今作に登場したわけですが、ついに「スクウェア・エニックス」からも御呼ばれが来たというわけですね。
しかし、驚くのはまだ早い。
スマブラファイターは、「何らかの形で任天堂ゲーム機のソフトに登場したことがある」というのがスマブラ参戦における最低条件となっていました。
ところが、彼の初登場作である「ファイナルファンタジーⅦ」は、リメイクも含め任天堂のゲーム機専用ソフトとして販売されたことはありません。
おそらく、任天堂のキャラクター云々ではなく、スクエニを代表する名作「ファイナルファンタジー」のなかでもクラウドが一番人気だったからスマブラ参戦の権利を与えられたのでしょう。
そういう意味でも、クラウドの参戦は衝撃的だったと言えそうですね。
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そして、「最後の特別番組」にてスマブラfor販売開始後に販売された「ファイアーエムブレムif」よりカムイ、スマブラ投稿拳にて1位を獲得し、満を持しての参戦となったベヨネッタ(BAYONETTAシリーズ)が配信されることが発表されました。
ファイアーエムブレムifは今作にて参戦するファイターの中で、登場作品が最も新しい作品で、カムイの参戦はスマブラ発売後でもファイターを追加できるDLCだからこそ実現したと言えますね。
そして、スマブラ投稿拳で白羽の矢が立ったベヨネッタ、やはり国内外のファンに衝撃を与えたようで、私もしばらく興奮冷めやらぬ状態でした。(ゲームはやったことないけど)
というわけでスマブラforの新ファイターについていろいろ語ってみました。
初代64のスマブラでは12人しかいなかったファイターも、forではダウンロードファイターを含め58人という大所帯に。
私は2014年末にこのスマブラfor3DSを購入し、ダウンロードファイターもすべて購入したわけですが、やはり購入して正解だったと思います。
次回作がいつ登場するかは私も予測がつきませんが、そろそろファイター数が3ケタ行くんじゃないかと思い、楽しみでもあり不安でもあります。
しかし任天堂が生き続ける限り、スマブラもできる限り続編を出し続けてほしいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もバッチリミナー!
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