ぼちカメさんの特撮・アニメ・ゲームを語るブログ

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仮面ライダーゴースト レジェンドライダーアイコンと元ネタを解説 鎧武(ガイム)編

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みなさん大変長らくお待たせいたしました。

 

現在YouTube東映公式サイトにて不定期更新されている特別動画仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂』

 

その第3章が今月11日より公開されたので、動画の感想と元ネタの仮面ライダーについて解説したいと思います。

 

 

 この力、君はどう使う?

 

 

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第3章でタケルが手に入れたのは仮面ライダー鎧武(ガイム)』の眼魂。

 

鎧武は2013年に放送された記念すべき平成仮面ライダー第15作

 

『ライダー戦国時代』というキャッチコピーから見ても分かるように、制作発表の時点で多数の仮面ライダーが登場することが明らかにされていました。

 

 

テレビ本編に登場した仮面ライダー全部で13人(鎧武、バロン、龍玄、斬月、グリドン、黒影、ブラーボ、ナックル、斬月・真、デューク、マリカ、シグルド、邪武)

 

映画、イベントやVシネマも含めるとなんと23人。(武神鎧武、フィフティーン、マルス、冠、黒影・真、魔蛇、イドゥン、タイラント、セイヴァー、ブラックバロン)

 

これはもちろん史上最多の人数です。

 

 

更にメインライターにまどマギ」や「Fate:Zero」でおなじみの虚淵玄さんが起用されたことも大きな話題になりました。

 

 

同じく多数の仮面ライダーが登場する作品としては仮面ライダー龍騎』(2002)がありますが、こちらは自身の願いを叶えるため、最後の1人になるまで戦うのに対し、鎧武はどちらかというと「自身の信念・正義を貫く」ために戦う印象が強いです。

 

 

劇中のシーンを見てみても、味方だったライダーが回を追うごとに敵に回ったりライバル同士でも共通の敵を見つけると一時休戦して共闘したりといったこともたくさんあります。

 

虚淵脚本ということでストーリーは全体的に暗く、とても子供向けではない重苦しい展開が続くのではという懸念が放送前からあったのですが、いざふたを開けてみると子供受けは悪かったものの昔から平成ライダーを見ている世代を中心に大人気の作品となり、放送終了後も「鎧武外伝」と題しVシネマが2度も製作されました。

 

 

変身に使用するのは、フルーツのイラストが描かれた錠前「ロックシード」

 

このロックシード、Wのガイアメモリ同様に大人気商品となり、放送終了後も鎧武外伝発売に合わせて新たなロックシードが発売されました。

 

 

変身シーンもまた独特で、頭上から降ってきたフルーツを頭から被り、それが鎧に変形して変身するというもの。

 

この独特すぎる変身シーンを完全再現でき、しかもアームズを組み替えることでオリジナルのフォームにも変身できるフィギュア「アームズチェンジシリーズ」はロックシードと並び爆発的ヒットになったとか。

 

本作の主役ライダー、鎧武の力を宿したフォームが「ガイム魂」。

 

変身音は「オレンジ!バナナ!そんなバカな!?」

 

鎧武のライダーはフルーツで、バナナモチーフのバロンがもう1人の主役なのはわかるのですが、だからと言って変身音に組み込まなくても…。

 

 

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今回の怪人:インベス

 

そんな仮面ライダーたちの前に立ちはだかる怪人が「インベス」

 

「ヘルヘイムの森」と呼ばれる異世界から空間の裂け目を通って現れる怪生物で、意思を持たず本能のまま暴れ回るまさに獣のような存在。

 

 

その正体は、ヘルヘイムの森の果実を食べインベスと化したその異世界の住人であった。

 

この怪人の最大の特徴として、「悪意がない」ことが挙げられます。

 

インベスは世界を征服したり特定の人間と手を組んだりといった意思や目的意識を持っておらずただ本能の赴くままに果実を貪り、侵略者を襲っています。

 

意思や感情を持たないという設定は仮面ライダーシリーズでは珍しく、そういう意味では一番たちの悪い怪人と言えそうですね。

 

 

しかし中にはヘルヘイムの侵略を免れ、知性や理性を保ったまま進化したオーバーロードなる存在もいるとされている。

 

 

今回ゴーストが戦った「ロード・バロン」オーバーロードの一種。

 

仮面ライダーバロンに変身する青年、駆紋戒斗(演:ゆーちゃむ小林豊)がヘルヘイムの果実を食し進化した姿。

 

人間がヘルヘイムの実を食べたときはインベス化し理性を失ってしまうが、戒斗の場合は体内がヘルヘイムの植物に侵食されていたため、その抗体のおかげか理性を失わず、それどころかオーバーロードにまで一気に進化を果たした。

 

 

力が無かったがゆえに淘汰された過去を持つ戒斗は、「誰も踏みにじられない世界」を実現するため、今ある世界を破壊しようとする。

 

 

ちなみにゴーストとロード・バロンが戦った場所は、鎧武40話にて紘汰が「人間を捨て、オーバーロードになってでも自分の生きているこの世界を守り抜く」と決意を固めた場所でもあります。

 

これは個人的に鎧武名シーンの1つに入るのですが、鎧武と同じロケ地で戦うとなると感慨深いものがありますね。

 

 

フレイヤは敵か味方か?

 

今回でめでたく3個目のライダー眼魂を手に入れたゴースト一行ですが、ここでタケルとマコトはある違和感に気付く。

 

 

それは2人が『ライダー眼魂を手に入れるよう仕向けられているのではないか?』ということ。

 

 

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これでフレイとフレイヤがグルである可能性がぐっと高まったわけですが、果たしてこの2人は一体何をたくらんでいるのでしょうか?

 

そしていまだに目立った行動を見せないシバルバとの関係とは?

 

 

次回は2月26日配信、高校生が変身する宇宙ライダーが登場!?

 

 

次回もバッチリミナー!

 

 

 

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