さて、先日は平成2期の変身ベルトを紹介しました。
今回はその続編(?)として、平成2期の敵怪人についてまとめてみました。
もうすぐゴーストが放送開始するので、この機会におさらいしてみるのもいいのではないでしょうか?
あ、一応ネタバレは少なめですのでご安心をw
ドーパント(仮面ライダーW)
秘密組織「ミュージアム」が販売するUSBメモリ型のアイテム「ガイアメモリ」を体に挿すことで変身した怪物。
ガイアメモリとは、さまざまな「地球の記憶」を内包しており、表面にはそれを現す頭文字が描かれている。
ドーパントに変身することで超人的な力を発揮することができるが、メモリに含まれる毒素により力に呑みこまれ、暴走してしまうものもいる。
ミュージアムの幹部たちが使うゴールドメモリは、強力な分毒素も強いため、「ガイアドライバー」を介して変身する。
「地球の記憶」がモチーフのため、モチーフに縛りが無く、定番の動植物はもちろんのこと、器物(土偶、宝石)職業(指揮官、人形遣いなど)、歴史関係(ナスカの地上絵、氷河期など)、挙句の果てには形の無い概念のもの(暴力、恐怖など)もモチーフになっているから驚き。
さらに特殊能力に特化しているものが多いのも特徴で、単純な戦闘能力は低くても特殊技のせいで対処に困るというパターンも多々あった。
グリード(仮面ライダーオーズ)
800年前、ガラを筆頭とする錬金術師たちによって生み出された怪人。
人工生面体を生み出すことを目論んでいた彼らは、様々な動物の力を凝縮したメダルを各系統(鳥系、昆虫系、猫系、水棲系、重量系)ごとに10枚生み出したが生命は誕生しなかった。
そこで、あえて1枚抜いて「9枚」という欠けた数字にすることで「足りない部分を満たしたい」という欲望からグリードが誕生した。
彼らの体は数枚のコアメダルと大量のセルメダルによって形成されており、意思の宿ったコアメダルさえあれば何度でも復活できる。
人間にセルメダルを投入することで、「ヤミー」と呼ばれる怪人を生み出すことができる。
ヤミーはセルメダルを投入された人間の欲望を吸収することで成長することができるが、系統ごとに成長の仕方や姿が異なる。
グリードが生み出された800年前、世界を手中に収めんとしたその国の王(当時のオーズの装着者でもある)がすべてのコアメダルの力を吸収しようとして暴走し、グリードたちも暴走に巻き込まれオーズドライバーもろとも封印されてしまった。
現代において復活した彼らは、完全復活のために9枚のコアメダルを集め、満たされぬ欲望を満たすため世界を食らい尽くそうとする。
ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)
「ゾディアーツスイッチ」と呼ばれるスイッチを押すことで、コズミックエナジーをまとい変身した怪人。
星座がモチーフとなっており、体にはモチーフとなった星座をかたどったコアが輝く。
変身には回数制限があるらしく、変身を繰り返すとスイッチが「ラストワン」と呼ばれる禍々しい形状に変化し、この状態でゾディアーツに変身すると肉体が排出され、精神だけがゾディアーツに乗り移った状態になる。
ゾディアーツを完全に倒すには、ラストワンの状態で撃破し、スイッチをオフにするしかない。
さらに、ゾディアーツの中でも「ラストワンを超越した者」は幹部級の「ホロスコープス」に進化できる可能性がある。(素質のある者はコアの1つ「最輝星」が輝く。)
ホロスコープスは黄道12星座がモチーフとなっており、通常のゾディアーツを上回る力を持つほか「超新星」と呼ばれる特殊な力を使うことができる。
物語の舞台である「天の川学園高校」の理事長我望光昭はホロスコープスのスイッチをそろえ、子どものころから抱く「ある目的」を達成しようとしているようだが…?
ファントム(仮面ライダーウィザード)
魔力を持つ人間「ゲート」が絶望することで生まれる魔物。
本編開始の半年前、何者かによって行われた儀式「サバト」によって多くのゲートが絶望し、多くのファントムが生まれた。
謎の存在「ワイズマン」の指示のもと、再びゲートを開くべくファントムたちは新たなファントムを生み出すべくゲートをあらゆる手段で絶望させようとする。
また、晴人たちのように完全に絶望せず、ファントムを体内に封じることができた者は、魔法使いの資格を得ることができる。
晴人にウィザードの力を与えた「白い魔法使い」はどういうわけか絶望を乗り切った魔法使いを増やそうとしている。
インベス(仮面ライダー鎧武)
「ヘルヘイムの森」と呼ばれる異世界に巣食う怪生物。
森に実った特別な果実を主食としており、これを他の生物が食すとインベスになってしまう。
ただし戦極ドライバーを巻いた状態で触れるとロックシードに変化する。
沢芽市のストリートダンサー、通称「ビートライダーズ」はロックシードを使ってインベスを召喚し、ステージをかけて戦う「インベスゲーム」に興じる。
インベスゲームで呼び出されたインベスは、呼び出したものの指示に忠実に動くが、ロックシードが手から離れてしまうと、制御できなくなり暴れてしまう。
インベス自体に特に意思や理性はなく、野生の獣のごとくテリトリーを荒らす者は容赦なく襲いかかる。
繭のような姿をした下級インベスのほか、地球上の生物のような姿を持つ上級インベスがいる。
またヘルヘイムの侵食をインベス化することなく、知性を残したまま生き残った「オーバーロードインベス」なるものも存在する。
ロイミュード(仮面ライダードライブ)
蛮野天十郎によって開発された増殖強化型アンドロイド。
人間をコピーする能力を持ち、コピーした人間の欲望や感情を吸収・学習することで進化する性質を持つ。
クリム・スタインベルト(のちのベルトさん)の開発した「コア・ドライビア」を動力源としており、これにより周囲の人間や物体の動きを遅くする「重加速」と呼ばれる現象を起こすことができる。
全部で108体(煩悩の数が元ネタ)存在し、数字の形をしたコアが本体となっている。
15年前、001,002,003の3体が反旗を翻し蛮野とクリムを殺害、そして半年前、「グローバルフリーズ」と呼ばれる一斉蜂起を起こすものの、クリムが開発していたシフトカーとプロトドライブによって阻止された。
その後、『第2のグローバルフリーズ』を起こすため、感情を極限まで吸収した超進化態ロイミュードを「約束の数」(4人)集めようとしている。
そして4人の超進化態の力を「シグマ・サーキュラー」と呼ばれる装置に結集させ、シグマにより地球規模の重加速を発生させ、全人類をロイミュードのようにデータ化し、支配することが蛮野の最終目的であった。
つまりロイミュードという「怪人」も、蛮野という1人の『人間』に利用されるための駒でしかなかったのである。
そして、最新作「仮面ライダーゴースト」に登場するのが「眼魔」(がんま)という怪人。
一体どのような能力を持つのか、何がモチーフなのか、その目的は何なのか、はっきりとは分かりませんが、こちらも早く動くシーンが見たいものです。
ではでは(^_^)/
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